名進研小学校に合格するために、何を準備すればよいですか?
まず整えたい生活の土台
基礎的な生活習慣や、指示を聞いて動く力は、ペーパー・行動観察・面接のどの場面にもつながる土台です。早寝早起きや身支度、あいさつといった日々の習慣が、そのまま考査で見られる力になります。
分野ごとの取り組み方
名進研小学校の考査は学科適応検査・行動観察・制作能力検査・親子面接(AOは総合親子面接)といった内容です。苦手な分野を一つずつ埋めながら、体験を通して「考える力」を育てることを意識しましょう。
ペーパーだけに偏らず、制作や運動、生活習慣までバランスよく取り組むことが、総合的な力につながります。
直前期の過ごし方
直前になって詰め込むより、これまで積み重ねてきたことを、いつも通りに発揮できるコンディションづくりが大切です。生活リズムを崩さず、お子さまが自信を持って当日を迎えられるよう支えてあげてください。
【名進研小学校】選考項目から逆算して対策を組み立てる
対策は、やみくもに問題集を増やすことではありません。何が見られるのかが分かれば、家庭でやるべきことは自然と絞られます。公式サイトの入試情報によると、名進研小学校の一般入学試験は、志望理由書、学習適応検査、制作能力検査、運動能力検査、行動観察、面接によって選考されます。AO入学試験の場合は、志望理由書、推薦書、行動観察、面接という構成です。
学習適応検査
いわゆるペーパーにあたる部分です。数量、図形、言語、記憶、推理といった小学校受験の定番分野を、まんべんなく仕上げておくのが基本になります。ここで差がつきやすいのは、正答率よりも、指示を最後まで聞いてから手を動かせるかどうかです。問題文を途中でさえぎって取りかかる癖がついていないか、ご家庭で確認してみてください。
制作能力検査
はさみ、のり、クレヨン、ひもといった道具を、指示どおりに使えるかを見る検査です。作品の出来ばえよりも、手順を守ること、道具を安全に扱うこと、終わったあとに片づけることが大切になります。制作は毎日5分でも触れておくと確実に伸びる分野ですので、机の上に道具を出しっぱなしにしておき、気が向いたときに手が動く環境を作っておくとよいでしょう。
運動能力検査
特別な運動能力を求められるものではありません。走る、跳ぶ、投げる、バランスを取るといった基本的な動きを、指示を聞いて順番を守りながら行えるかが中心です。待っているあいだの姿勢や、うまくできなかったときの表情まで見られていると考えてください。公園での遊びのなかで、けんけんやスキップ、ボールの受け渡しを楽しく続けておくのがいちばんの準備です。
行動観察
AO入学試験でも一般入学試験でも課される、名進研小学校の選考の柱です。集団での遊びや共同作業のなかで、はじめて会うお友だちとどうかかわるかが見られます。積極的に引っぱる子だけが評価されるわけではありません。人の話を聞ける、順番を待てる、困っている子に気づける、負けても崩れない。こうした姿は、直前の数か月で身につくものではなく、日々の生活のなかで育っていきます。
面接と志望理由書
面接はお子さまだけでなく、保護者の方の考えも問われる場です。そして志望理由書は、その面接の土台になります。書いた内容と面接で話す内容がずれていると、どうしても不自然さが出ますので、提出前に必ずご夫婦で読み合わせておきましょう。願書の書き方の記事と親子面接の質問に関する記事もあわせてご覧ください。
【名進研小学校】学校を知ることが最短の対策になります
公式サイトによると、名進研小学校の校訓は自律と感謝の気持ちで社会に貢献するというものです。教育の特徴のページでは、確かな学力、心豊かな人間力、国際人教育という3つの軸が掲げられ、独自教科の礎、ICT活用教育、プロジェクト学習、中学受験学習への対応、道徳教育、ポニー倶楽部、主屋活動、伝統文化学習、英語教育といった取り組みが紹介されています。
この並びを見ると、学力だけを求めている学校ではないことがよく分かります。自律という言葉が校訓の先頭に置かれていることからも、自分のことを自分で始められるお子さまを迎えたい、という学校の姿勢が読み取れます。
学校を見る機会を対策の一部に組み込む
公式サイトには入学案内としてイベントのページが設けられており、学校を実際に見る機会が用意されています。また、学校生活のページではサマースクールの取り組みも紹介されています。日程や参加方法は年度によって変わりますので、最新の情報は公式サイトのイベント案内でご確認ください。
こうした機会は、情報収集のためだけのものではありません。お子さまが校舎に入り、先生や在校生の様子を見て、ここに通いたいと感じられるかどうかは、その後の準備の粘り強さを大きく左右します。保護者の方にとっても、志望理由書に書ける具体的な場面が増えるという実利があります。パンフレットの言葉を並べた志望理由と、実際に見た場面から書かれた志望理由では、伝わり方がまったく違います。
入学後の生活に耐えられる体をつくる
公式サイトのカリキュラムのページによると、名進研小学校は1年生から1日7時限の45分授業を行い、土曜日にも3時限の授業があります。6年間で公立小学校より約1,400時限多く学ぶという説明もなされています。学習内容としては、1年生からの100マス計算、一人一実験をモットーとした理科、提携スイミングスクールでの水泳などが挙げられています。
これは、入学してからのお子さまの1日がどうなるかを教えてくれる情報でもあります。午後まで集中が続く体力、机に向かう姿勢、切り替えの早さは、入試の当日にも入学後にも必要になります。受験対策として席に座らせる時間を無理に伸ばすのではなく、早寝早起きと外遊びで土台をつくり、そのうえで学習の時間を少しずつ確保していくのが結果的に近道です。
【名進研小学校】合格対策についてよくある質問
いつから準備を始めればよいですか
年中の秋から年長の春にかけて本格的に始めるご家庭が多いですが、生活習慣とことばの土台づくりは年少からでも始められます。逆に、年長の夏からのスタートでも、やることを絞れば十分に間に合うケースがあります。残された時間で何を優先するかを決めるところから始めてください。
幼児教室に通わないと合格できませんか
教室に通うことが必須というわけではありません。ただし、行動観察や集団での指示行動は、家庭だけで経験を積むのが難しい分野です。模擬テストや講習だけを利用する、家庭学習を軸にして必要な部分だけ外部を使う、といった組み合わせ方もあります。家庭学習サポートでは、ご家庭の状況に合わせて学習の順番を組み立てるお手伝いをしています。
直前期にいちばん気をつけることは何ですか
新しい教材に手を出さないことです。直前に問題集を増やすと、できないことばかりが目につき、ご本人の自信が削られます。これまで使ってきたものを繰り返し、体調を整え、当日と同じ時間に起きる練習をする。この3つで十分です。
不合格が心配で子どもに強く言ってしまいます
どのご家庭にもある悩みです。お子さまは、点数よりも保護者の方の表情を見ています。うまくいかない日ほど、できたことを一つ言葉にして終わるようにしてみてください。行動観察や面接で出るのは、直前の詰め込みではなく、その積み重ねでできた表情です。ご家庭だけで抱え込まず、オンライン個別相談もご利用ください。
家庭だけで迷うとき
準備を進める中で、優先順位や進め方に迷うこともあると思います。苦手を一つずつ埋めながら、体験を通して考える力を育てましょう。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
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