利晶学園小学校では、どんな教育が行われているのでしょうか。
「キャリアに自信がもてる学び」を目指す
同校は、2050年に子どもが30歳になる未来を見据え、「自らのキャリアに自信がもてる学び」を掲げています。将来、誇り高いキャリアを歩めるような教育を目指しています。
一人ひとりの奥底に眠る才能を「原石」ととらえ、それを磨くことを大切にしています。本物に触れて感動する体験を、「刺激のシャワー」として数多く用意しています。
オーストラリアへのミッション遂行型の修学旅行や、外部講師による特別出張授業など、本物に触れる機会が豊富です。
グループペア学習で学び合う
同校が目指すのは、教師が教える授業ではなく、子どもたちが主体的に学び合う授業です。他者の言葉を聴き、自分の考えとすり合わせながら、対話を通じて課題に向き合う力を育てます。
国語では、2人で一つの教科書を交互に読む「ペア読み」を行います。相手の読みを聴き、自分の読みを聴いてもらうことで、文章を深く味わえます。
1・2年生がペアになって春を観察する活動など、学年を超えて学び合う取り組みもあります。協働する力が育まれています。
力を入れた英語教育
同校は英語教育に力を入れています。1年生から学年を習熟度別に分け、それぞれに合った進度で楽しく学べる環境を整えています。英語初心者も、経験者も、無理なく伸びていけます。
ネイティブスピーカーによる授業が週4時間あり、指示や質問もすべて英語で行われます。歌や動作を交えながら、五感を刺激して「使える英語」を身につけます。
英語を第2言語として学ぶ子ども向けのカリキュラム「GrapeSEED」も活用されています。聞く・話す・読む・書くの4技能をバランスよく育てています。
タブレットを使った先進の学び
3年生からは、各自のiPadを使い、英語4技能のトレーニングや英検対策に取り組みます。AIによる発音添削など、個々の能力に応じた学習が可能です。
フィリピンの講師と1対1で会話するオンライン英会話も取り入れられ、実際に英語を使う機会が豊富に用意されています。
「個別最適化学習」と「協働的な学び」を組み合わせ、確かな発信力を育てることを目指しています。
家庭で意識しておきたいこと
まずは、いろいろな体験に前向きに取り組めるよう、家庭でも本物に触れる機会を用意しておくとよいでしょう。
あわせて、英語に楽しく触れられる環境を整えておくと、入学後の習熟度別の英語学習にもスムーズになじめます。
ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
英語のカリキュラムと時間の使い方
公式サイトによると、利晶学園小学校の英語は2018年度からGrapeSEEDというカリキュラムを導入しています。英語を第二言語として学ぶ子どものために作られたもので、各学級で週4時間、ネイティブの講師によるレッスンが行われ、指示も質問もすべて英語で進められると説明されています。よくある質問のページには、1年生から年間120時間の英語を行うという記載もあります。
5年生と6年生では、English Codeという教材を使い、プロジェクトや実験を通して内容と言語を同時に学ぶ形(内容言語統合型学習)に取り組むとされています。英語で何かを学ぶ段階へ進むということです。
このほか、3年生以上はiPadを使ったWeblio Studyでの学習、フィリピンの講師との1対1のオンライン英会話が紹介されています。3年生から5年生では英語検定の対策も行われ、6年生の卒業時に英語検定3級のレベルに達することを目標に掲げています。
週4時間という時間の使い方と、卒業時の目標がはっきり示されている点が、この学校の英語教育の特徴です。
英語以外にも、柱として掲げられている学びがあります
英語だけが特色ではありません。公式サイトでは、教育の内容として次のような柱が並べられています。原石を磨く刺激のシャワーと説明される「SWGs教育」、グループ・ペア学習、ネイティブ講師による英語教育、利晶サイエンス、利晶テクノロジー、日本の伝統文化の理解、体験学習、しつけ教育、そして進学を見据えた授業計画です。
日々の学びの土台になっているのが、朝の「モジュール」の時間です。8時30分から音読や百玉ソロバンといった基礎の訓練を行い、週に3回は国語や算数の授業にあてられています。8時20分の朝の会では、日直が30秒の発表と show & tell を行うとされています。
進学に向けた指導も段階的です。3年生からは国語と算数を習熟度別に行う「中学進学対策ゼミ」、3年生の3学期からは週2回・70分の少人数指導による「放課後ロング学習」、3年生以上では先取り学習、6年生の2学期からは入試問題の演習と案内されています。
英語も、基礎の反復も、受験への備えも、それぞれ時間を決めて積み上げていく。この設計の明快さが、学校の性格をよく表しています。
30年後を見据えた学びという考え方
利晶学園小学校が掲げているのは、目の前の成績だけを見た学びではありません。公式サイトでは「2050年を想像」させ、30年後の社会でも自分のキャリアに自信が持てる学びを実現するという言葉が示されています。
校訓は「夢と高い志、挑戦、貢献、そして未来創造」です。30歳になったときに必要な力として、ゼロから生み出す力、深く探究する力、地球規模で課題を解決する力、多様性を受け入れて協働する力の4つが挙げられています。
教育の3つの新基準として示されているのが「本物体験」「感動体験」「大学への接続」です。本物に直接触れる体験を通して自己肯定感を育てること、感動に心を震わせる体験で知的好奇心を刺激すること、そして系列の中学校・高等学校から立命館大学や立命館アジア太平洋大学へつながる道が用意されていることが説明されています。
英語やタブレットといった手段が並んでいるように見えて、その先に置かれているのはこうした考え方です。学校選びのときは、手段よりも、この部分に共感できるかどうかを見ておくと迷いが少なくなります。
英語と学びについてよくある質問
英語は何年生から始まりますか
1年生から年間120時間の英語を行うと、よくある質問のページに記載されています。各学級で週4時間、ネイティブの講師によるレッスンが行われます。
英語検定は受けられますか
3年生から5年生で英語検定の対策が行われ、6年生の卒業時に3級のレベルに達することを目標としていると説明されています。
タブレットはいつから使いますか
3年生以上で1人1台のタブレットを使うと案内されています。iPadを使ったWeblio Studyでの学習や、フィリピンの講師との1対1のオンライン英会話が紹介されています。
英語が初めてでも大丈夫でしょうか
GrapeSEEDは、英語を第二言語として学ぶ子どものために作られたカリキュラムだと説明されています。1年生から週4時間積み上げていく形ですので、入学前に先取りしておく必要はありません。
学びを支えている毎日の習慣
新しい教材や機器が並んでいても、それを生かすのは日々の習慣です。公式サイトの「1年生の1日」を見ると、この学校が何を習慣にしているかがよく分かります。
7時45分に登校し、8時20分の朝の会では日直が30秒の発表と show & tell を行います。10時25分からの20分の中休みには、読書や外遊び、職員室を訪ねるなど思い思いに過ごします。12時20分に給食、12時50分の昼休みを経て、13時15分からは児童が自分で考えて行う「自問清掃」があり、15時35分に下校します。
人前で短く話すこと、掃除を自分の判断で行うこと。この2つが毎日繰り返される設計になっています。英語で発表する場面でも、タブレットを使った学びでも、最後に必要になるのは自分から動く姿勢です。
ご家庭でも、その日にあったことを短く話す時間をつくっておくと、この学校の学び方によくなじみます。学習の準備で迷ったときは、家庭学習サポートもご利用ください。
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