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【2025.03.31 メディア掲載】

ベネッセ教育総合研究所様のWEBメディア「ベネッセ教育情報」に取材いただいた「願書における家庭教育方針の書き方と記入例」が掲載されました。
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面接対策

【小学校受験】片親シングル(母子・父子家庭)面接対策

【小学校受験】片親シングル(母子・父子家庭)面接対策
ママ
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小学校受験の面接でひとり親家庭(片親)だからされやすい質問はある?対策を知りたい!

うみ塾長
うみ塾長

近年では、シングルマザー、シングルファザーのご家庭でも、小学校受験を目指す方は多くいらっしゃいます。

先に結論から申し上げますと、片親だからといって絶対に受からない、ということはありませんので、ご安心ください。

しかし、父母の揃ったご家庭に比べて、審査が厳しくなることも事実です。

では、どのような質問が主にされるのでしょうか。

本記事では、面接回答集作成付き小学校受験面接特訓を行う筆者が片親(母子・父子家庭)の方の面接についてどのような質問をされるのか詳しく解説します。

片親(母子・父子家庭)の方の面接についてご不安な方は、ぜひ参考にしてくださいね!

 

【小学校受験】片親(母子・父子家庭)面接で質問されやすいこと

 

小学校受験の面接で、ひとり親のご家庭にふれられやすいテーマは、大きく三つに整理できます。どれも家庭の形を審査するためのものではなく、入学後の六年間の生活が回るかどうかを確かめるための領域です。あらかじめ整理しておきましょう。

 

仕事と経済面のテーマ

 

まず必ずといってよいほど広げられるのが、仕事の内容にまつわるテーマです。職種名だけでなく、どんな業務をどのような働き方でされているのかまで話が及ぶのが特徴で、これは詮索ではありません。長ければ大学までの十六年間、学費を払い続けられる見通しがあるかどうかを、学校が確認したいからです。

とくに離別されたお母様には、このテーマが深く扱われる傾向があります。願書に記入したからと面接でさらりと流してしまうと、かえって説明不足の印象になります。職務内容・働き方・収入の安定性の三点を、短い言葉で言い切れるように準備しておくことが、最も効果のある対策です。

 

協力者と緊急時の体制のテーマ

 

次に問われやすいのが、保護者以外に動ける人がいるかという領域です。近くに親族がいるか、送迎を代われる人がいるか、急な呼び出しに応じられる人がいるか。学校側が保護者と連携したいと考えたときに、すぐ応じられる体制かどうかを確かめるためのテーマです。

答え方は、気持ちではなく体制で答えるのが原則です。「できる限り対応します」ではなく、誰が・どの場面で・どのくらいの時間で動けるかを言えるようにしてください。祖父母の同居や近居があれば安心材料になりますし、そうでなくてもファミリーサポートや民間の預かりを含めて、連絡先が二つ以上あることが示せれば十分です。ご家庭で緊急時の役割分担を先に決めておきましょう。

 

行事や保護者会への関わりのテーマ

 

三つ目は、平日の行事や保護者会にどう関わるかというテーマです。ひとり親のご家庭は仕事が忙しく学校に協力しにくいのではないか、と受け止められやすいのは事実で、保護者参加型の行事や交流会に力を入れている学校ほど、この領域は丁寧に確認されます。

ここでの組み立て方は、参加できるかどうかの一言で終わらせないことです。年間行事予定を確認して勤務を調整するという行動まで踏み込むと、意欲が具体的に伝わります。お子さまの成長を知る機会として行事には確実に参加すること、できる範囲で学校運営に協力する意思があることは、はっきりお伝えしてください。

 

【小学校受験】ひとり親のご家庭が実際に尋ねられている形

テーマとして整理すると三つですが、面接の場では次のような形で尋ねられています。想定しておくと、当日に言葉を探さずに済みます。

  • 仕事の内容を、詳しくお話しするよう求められる形。職種を答えて終わりにはならず、業務の中身まで説明することになります
  • 近くに親族が住んでいるかどうかを確かめられる形
  • ご自身のご両親が近くにお住まいかどうかを尋ねられる形
  • お迎えが難しいときに頼れる人がいるかどうかを尋ねられる形
  • 保護者がお一人であることにふれたうえで、行事に参加できるかどうかを確かめられる形
  • 保護者と一緒に行う行事や会が多いことを先に伝えられたうえで、対応できるかどうかを尋ねられる形

共通しているのは、どれも気持ちではなく段取りを確かめる問いだということです。ですから、意欲を述べる言葉よりも、誰が・いつ・どうするという事実を並べたほうが、はるかによく伝わります。

仕事のテーマは「詳しく」が付くのが特徴です

仕事について尋ねられるとき、ほかのご家庭であれば職種と勤務先で済むところが、ひとり親のご家庭では業務の中身まで説明するよう求められる傾向があります。これは立ち入った詮索ではなく、学費を払い続けられる見通しを学校が確認したいからです。とくに離別されたお母様には、このテーマがほぼ必ず扱われます。

答えを用意するときは、業務の中身、働き方と勤務時間、収入の安定している理由の三つを、それぞれ一文で言い切れる形にしておいてください。願書に書いた内容と食い違わないよう、提出前にコピーを取っておくことも忘れずに。

一つの答えから、次の質問が連なって出てきます

この分野の質問は、単発では終わりません。仕事の話をすれば勤務時間に話が移り、勤務時間を答えれば送り迎えができるかどうかに移り、そこから急な発熱や下校時刻の変更にどう対応するかへと連なっていきます。行事の話も同じで、参加できると答えれば、では平日の午前中はどうかというところまで確かめられることがあります。

ですから準備は、質問ごとに答えを覚えるのではなく、平日の一日の流れと、動けないときに誰へ連絡が回るかという二つの図を頭に入れておくのが近道です。この二つがあれば、どこから尋ねられても同じ話に着地できます。

【小学校受験】片親(母子・父子家庭)面接を受ける時に気をつけたいこと

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経済状況については具体的に

 

所属・経営する企業について具体的な数字を述べるのははばかられる、という方もいらっしゃいますが、片親家庭に関しては必ずはっきり述べる必要があります。経済状況に問題がないことをアピールしなければ、学校側は安心できません。

 

「株式会社◯◯で◯◯(役職)をしております。従業員数◯◯名、年商◯億円の企業で、経済面に関しては問題ございません。」

 

「現在株式会社◯◯の代表取締役をしております。従業員数◯名、年商◯円で、都内に事業所を◯件展開しております。」

 

といった、より具体的な情報を話し、その後経営理念や家庭との両立についてつなげましょう。

 

フリーランスの方も、とにかく学費を払い続けることが可能だとアピールして下さい。

 

可能なら事前に学校へ相談

 

近年の小学校では、説明会や私学フェア、オンライン等で個別に先生方とお話できる機会が多くなっています。可能であれば、その際にご自身の家庭が経済的には問題のない片親であること、学校には同じようなご家庭も在籍されているのかを質問しておくと良いですね。

 

昔のように「シングルは駄目です」とはっきり言う学校は、社会的な問題になりかねませんのでほぼないでしょう。ですが、行事や保護者会が多い、6年間送迎が必須等、様々な理由で「出来れば両親そろった家庭が望ましい」と考える学校もあります。

 

そういった学校は、直接「だめです」とは言わなくても、先生方の表情や言葉の濁し方で察することができます。

 

それを踏まえて、面接の回答に織り交ぜる必要がありますね。

 

お子さまの自立もアピール

 

片親家庭だからこそ、親子で協力しあって家事をしていることや、何でも自分でこなす自立心が育っていることを印象づけましょう。

 

例えば家庭の教育方針について聞かれた場合でも、

 

「各々が自分のことは自分で行い、さらに気づいた時には相手を手助けする広い視野を持つよう教育しております」

 

と言った内容から、実際にご家庭でお子さまがどのように過ごしているのか、自立していることがわかるエピソードを述べると良いでしょう。

 

祖父母が同居している場合でも、片親だからといって甘やかされているわけではないことはぜひエピソードを交えて印象付けてください。

 

【小学校受験】家庭の形そのものが、合否の基準になっているわけではありません

まず、いちばん気になっているであろうことをはっきり書きます。ひとり親であることが、それだけで不利にはたらくとは考えていません。

私立小学校の募集要項を読んでいくと、出願資格として定められているのは、生年月日と、通学に関する条件が中心です。家庭の構成を条件として掲げている例は、まず見かけません。

面接についても、保護者1名での参加を認めている学校があります。ご都合のつく方の来校で差し支えない、と案内している学校も珍しくありません。ここは学校によって案内が異なりますので、志望校の募集要項と説明会で確認しておくと安心です。

学校が確認したいのは、入学後の6年間が回るかどうか

学校が知りたいのは、家庭の形ではなく、次のようなことです。

  • 朝の支度と登校を、毎日どう回すのか
  • 平日の行事や保護者会に、誰が出られるのか
  • 急な発熱で呼び出しがあったとき、誰が動けるのか
  • 6年間の学費と、その他の費用の見通しが立っているか

これはご両親のそろったご家庭にも同じように向けられている質問です。ひとり親のご家庭だけが特別に問われているわけではありません。

そして、この4つに具体的に答えられるなら、それ以上の説明は要りません。

【小学校受験】聞かれたときの答え方と、先に整えておく体制

答え方は「事実を短く、体制を具体的に」

ご家庭の状況について触れられたときは、次の順で答えてください。

  • 事実を一文で……「母(父)と二人で暮らしております」で十分です
  • いまの体制を具体的に……朝は誰が見て、放課後は誰が見るのか。時刻まで言えると強いです
  • 学校行事への関わり方……「年間の行事予定を確認し、参加できるよう勤務を調整します」

経緯を説明する必要はありません。申し訳なさそうに話す必要も、まったくありません。学校は事情を審査しているのではなく、生活が回るかを確認しているだけです。

先に整えておきたい4つのこと

  • 緊急時の連絡先を2つ以上つくる……ご自身以外に動ける方を、祖父母・きょうだい・ファミリーサポートなどから確保しておきます。願書や書類に書ける形にしておくと安心です
  • 放課後の預かり先を複線化する……学校のアフタースクール、学童、民間の預かりのうち、2つ目までを調べておきます
  • 平日行事の見通しを立てる……説明会で年間行事予定をもらい、必ず出る行事を先に決めておきます。すべてに出る必要はありません
  • 費用は6年分で確認する……授業料だけでなく、寄付金の有無、行事費、制服や教材の費用まで含めて、その年度の募集要項で確認します

願書に書くとき

家族欄は事実のまま記入します。理由や経緯を書き添える必要はありません。書く欄がない事情を、備考欄に無理に書き込むのも避けてください。

一方で、緊急時に動ける方がいる場合は、その存在を書いておくと学校は安心します。事情の説明ではなく、体制の説明として書くのがこつです。

お子さまへの伝え方

面接でお子さまに家族のことを聞かれる場面があります。ご家庭の形を、普段から普通のこととして話しておいてください。隠すべきことのように扱うと、お子さまが答えに詰まります。

「うちは3人家族です」「おばあちゃんがよく来てくれます」。この程度で十分です。

ご家庭の状況に合わせた答え方は、オーダーメイド面接回答集+オンライン面接レッスンで一緒に作れます。願書の書き方でお困りのときはオンライン個別相談もご利用ください。

【小学校受験】片親(母子・父子家庭)面接はどうする?プロが解説まとめ

 

最初にも述べましたが、片親だから絶対に不合格、ということはありません。しかし、学校にも特色がありますから、特に保護者との関わりが多くアフタースクールもない所では、残念ながらマイナスからのスタートとなることもまた事実です。

 

面接では両親揃った家庭より、力を入れて対策する必要があります。お困りであれば、ぜひ面接回答の作成にも頼ってくださいね。

 

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ABOUT ME
うみ塾長
元お受験幼稚園の面接官。株式会社Bright Future Family代表取締役。数多くの願書審査・面接を担当してきた経験をもとに、小学校受験・幼稚園受験の願書作成・面接対策・家庭学習を全国対応でサポート。自身もわが子の小学校受験を経験。『小学校受験の教科書』著者。
藤川海美 (ふじかわ うみ)
うみ塾長
お受験教室代表。
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株式会社Bright Future Family 代表取締役。 元お受験幼稚園の面接官として、数多くの願書を審査し、親御様やお子様の面接を担当。長年の経験を活かし、小学校受験指導に従事。
自らも我が子の小学校受験を経験し、親の立場から見た受験の厳しさを理解。親子が第一志望校に合格するためのサポートを使命とし、命をかけて指導に取り組む。
教育者としての経験と親としての視点を融合させた指導が特徴。
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