幼小中高の一貫教育と小学校の役割
湘南白百合学園は幼稚園〜小学校〜中高の一貫教育です。学園は各段階を「幼稚園=遊びながら育つ」「小学校=学びの土台を築く」「中高=自ら学び考える」と位置づけ、小学校は基礎学力・学習習慣・ルールを身につける土台づくりの期間としています。
基礎学力の徹底と毎日の家庭学習
小学校では基礎学力の定着を重視し、毎日の宿題を通じて学力と学習習慣(継続力)を養います。高学年になると、課題のペースや量を自分で決めさせる場面もあり、主体的に学ぶ姿勢へとつなげていきます。
国語を軸にした教科横断の学び
国語で論理的思考・思考の整理・言語化を学び、各教科で学んだことや実体験を、整理して発表などでアウトプットさせます。図工の絵具づくり(色の混ぜ合わせ)、理科のグループ研究、英語の国際交流など、教科を横断して「考えて言葉にする」機会が豊富です。
算数の先取り教育
算数は各学年で先取りを進め、5年生までで6年生の内容を終えるカリキュラム。6年生では中学の先生が教えに来ることもあり、中等教育への接続もスムーズです。
豊富な探究学習
- プロジェクト・アドベンチャー(PA):各学年・各学期に実施。挑戦を通じて成長し、挑戦しやすい関係・環境を自分たちでつくる。自分の考えを言う/相手の話を聞く/合意形成する、という約束で進め、活動後は振り返りも行う
- 海の活動:「海もわが校の教室の一つ」。立地を生かした体験学習
- テーマ研究:1〜2年は「好きを見つける」、3〜4年は「好きを調べる」、5〜6年は「好きを追求する」。卒業前には自分のテーマ研究をプレゼンテーション
- 理数系の活動:江ノ島水族館、セーリング体験、星空観察、地層見学、大学教授や宇宙関係の講師による授業
- 日本文化:茶道・座禅・箏・和菓子
- 社会とつながる学び:アントレプレナー育成や金融の外部講師、デフリンピック選手や車いすバスケ選手による他者理解のプログラム
基礎学力という「土台」と、探究という「翼」の両方を大切にしているのが湘南白百合の教育です。
湘南白百合小学校の教育・カリキュラムに関するよくある質問
Q. 湘南白百合の教育の特徴は?
A. 基礎学力の徹底と、海の活動やPAなど豊富な探究学習の両立です。国語を軸にした教科横断の学びも特徴です。
Q. 宿題は多いですか?
A. 毎日の宿題を通じて学習習慣(継続力)を育てます。高学年では自分でペースや量を決める場面もあります。
Q. 英語教育は盛んですか?
A. 英語よりまず国語・算数など「中身」を大切にする方針で、土台となる基礎学力を重視しています。
Q. 一貫教育の中での小学校の役割は?
A. 「学びの土台を築く」期間と位置づけ、基礎学力・学習習慣・ルールを身につけます。
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施設の構成に、教育の考え方が表れています
学校の教育を知りたいときは、どんな部屋があるかを見るのがひとつの方法です。関東地区私立小学校連合会が公開している学校情報ページ(2026年8月時点で確認)によると、湘南白百合学園小学校の施設としては、聖堂、ステラマリスと呼ばれる集会室、テレジア室、お祈りの小部屋、ヴェリタスという多目的のICTルーム、和室、体育館、図書室、理科室、音楽室、図工室、英語室、家庭科室、保健室、校庭、理科園が挙げられています。
まず目を引くのは、祈りの場が複数あることです。聖堂に加えて、お祈りの小部屋という名前のついた部屋があります。ステラマリス、テレジア、ヴェリタスという名前が付けられていることからも、それぞれの場に意味を持たせていることが読み取れます。
次に、教科ごとの部屋がそろっている点です。理科室と理科園、図工室、家庭科室、音楽室、そして専用の英語室。実際に手を動かし、見て、ふれて学ぶ場が用意されています。和室があることも、日本の作法にふれる機会を大切にしている表れといえます。
そしてヴェリタスという多目的のICTルームがあります。祈りの場と、情報を扱う場が同じ校舎に並んでいるところに、この学校の姿勢が見えてきます。
外国語と、体験を通した学び
同じページによると、外国語の授業は週2時間で、低学年、中学年、高学年それぞれに目標が設定されていると紹介されています。学年ごとに到達点を定めているということは、6年間を通した設計があるということです。専用の英語室があることも、あわせて押さえておきたい点です。
行事としては、宗教行事、運動会、音楽会、宿泊学習、鑑賞会、学習発表会、社会科見学、理科見学、海の活動が挙げられています。人前で発表する行事と、外に出て学ぶ行事の両方が並んでいます。理科園があり、理科見学と海の活動が行事に入っていることを重ねて見ると、実物にふれることを大切にしている様子が伝わってきます。
クラブ活動も、運動系にサッカー、卓球、テニス、バスケットボール、陸上、ドッジボール、ダンス、バドミントン、文科系にフラワー、演劇、科学、器楽、声楽、手芸、放送、イラスト、室内遊び、料理、書道、プログラミングが挙げられています。
学校の体制と、保護者の関わり方
体制としては、正教員が39名、講師が13名、1クラスの人数は36名、1学年は3クラスと紹介されています。始業時刻は8時25分、1時間の授業は45分、土曜日は原則として休み、3学期制です。
安全面では、正門に専属の警備員が常駐していること、登下校時の安全指導が行われていること、定期的な避難訓練が行われていることが挙げられています。
保護者の関わりとしては、全校保護者会、学年保護者会、学級懇談会、授業参観、個人面談、宗教講話が挙げられており、PTA活動はなしと紹介されています。役員としての当番がない一方で、学校に足を運んで話を聞く機会は複数用意されているという形です。宗教講話が保護者向けの機会に含まれているところは、カトリックの学校らしい特徴といえます。
湘南白百合小学校の教育についてよくある質問
宗教の授業は必ず受けるのですか
授業の時数や履修についての記載は、今回確認できた公表資料の中には見当たりませんでした。ただ、聖堂とお祈りの小部屋があり、行事に宗教行事が挙げられ、保護者向けの機会にも宗教講話が含まれています。学校生活の中に祈りの時間が組み込まれていることは、前提としてお考えください。
信者でない家庭でも大丈夫ですか
信者であることを条件とする記載は確認できませんでした。カトリックの学校の多くは信者でないご家庭も受け入れていますが、教育の中に宗教の時間があることへの理解は求められます。ご家庭の考えを整理したうえで、学校にお尋ねください。
ICTの授業はどのように行われていますか
ヴェリタスという多目的のICTルームがあると紹介されていますが、授業の時数や、端末を一人一台持つかどうかについての記載は確認できませんでした。説明会でお尋ねになるとよいでしょう。
教育方針はどこで読めますか
校訓は、従順、勤勉、愛徳と紹介されています。教育方針の全文や、学校が大切にしている考え方については、学校のウェブサイトや説明会で配られる資料をご確認ください。願書を書くときは、学校自身の言葉にふれておくことが何より役に立ちます。
1クラス36名は多いのでしょうか
多いか少ないかは、比べる相手によって変わります。大切なのは人数そのものではなく、その人数でどんな授業が行われているかです。授業参観の機会が用意されていますので、実際にご覧になって、お子さまが安心して過ごせそうかを確かめてください。
志望校対策に、うみ塾長制作の教材があります
元お受験幼稚園面接官のうみ塾長が、願書・面接・学校選びを教材にまとめています。
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