「よく生きる、よく学ぶ」という建学の精神のもと、キリスト教に基づいた豊かな心の教育と、高い進学実績を両立させている聖学院小学校。
その恵まれた教育環境に惹かれ、他の小学校入学後であっても「この学校で学ばせたい」と編入(転編入)を検討されている保護者の方も多いのではないでしょうか。
しかし、私立小学校の編入試験は、新一年生の入試に比べて情報が非常に限られています。 「募集はいつ発表されるの?」「欠員が出ないと受けられないの?」と、準備の第一歩を踏み出すのをためらってしまうこともあるでしょう。
本記事では、2026年4月入学に向けた最新の募集要項をもとに、試験スケジュールから具体的な考査内容、そして合格を勝ち取るために必要な対策のポイントを、お受験のプロである私が、分かりやすく解説します。
【聖学院小学校】編入制度はあるの?編入・転入の基本情報
お子さまの転編入先として聖学院小学校を検討する際、まず確認すべきは「募集枠が恒常的にあるのか」という点です。
多くの私立小学校では、欠員が出た時だけ募集をかけるケースが一般的で、数年間募集がかからないことも消して珍しくはありません。
しかし聖学院小学校は例年、新年度(4月)入学に向けた転編入試験の募集を公表しています。
過去の募集状況
| 年度 | 時期 | 内容 |
| 2025年度 | 3月4日(火) | 入学手続き |
| 3月1日(土) | 合格発表 | |
| 3月1日(土) | 入学試験 | |
| 2月5日(水) | 出願(~2/19まで) | |
| 1月30日(木) | 願書配布 | |
| 2024年度 | 3月5 日(火) | 入学手続き |
| 3月2日(土) | 合格発表 | |
| 3月2日(土) | 入学試験 | |
| 2月7日(水) | 出願(~2/21まで) | |
| 2月5日(月) | 願書配布 |
詳細については、聖学院小学校 公式ホームページ内のお知らせ一覧の中にある「入試・説明会情報」に掲載されます。
公式ホームページはこちら: 聖学院小学校 入試・説明会情報
【聖学院小学校】編入試験の最新の募集状況
つぎに、学校ホームページに掲載された聖学院小学校編入試験の最新の募集状況を確認しておきましょう。
聖学院小学校の直近の編入試験は、2月に実施される予定です。
2026年度 転(編)入試験 募集要項(概要)
| 項目 | 詳細 |
| 募集人員 | 新2年生(現1年生) 5名 新4年生(現3年生) 1名 新5年生(現4年生) 3名 ※ 都内の私立小学校に在籍しているお子さまはお受けいただけません。 |
| 願書配布 | 2026年2月2日(月)より 事務室窓口にて配布 |
| 出願期間 | 2026年2月4日(水) ~ 2月18日(水) 9時~16時 事務室窓口にて受付 ※ 郵送不可 ※ 土曜・日曜・祝日を除く |
| 入学検定料 | 25,000円 |
| 入学試験 | 2026年3月7日(土) 14時~(2時間程度) |
| 試験内容 | 国語・算数・面接(保護者および受験者) |
| 合格発表 | メールによる通知 (試験日に配信予定) |
| 入学手続 | ※選考当日の諸注意については募集要項をご参照ください。 |
| 入学時納入金 | 入学金 250,000円 施設拡充費 100,000円 |
| 学納金等 | 授業料 2年生 43,500円4年生・5年生 42,500円 施設費 7,500円その他 2年生 20,800円4年生 23,300円5年生 23,800円 |
任意ですが、入学手続時に「聖学院教育振興資金」にご協力いただければ幸いです。
入学時のみ、PTA入会金10,000円を納入いただきます。
学納金等は改定されることがあります。
「欠員補充」にとどまらない募集姿勢
聖学院小学校の大きな特徴は、転編入を「単なる穴埋め」ではなく、新しい仲間を迎え入れる「機会」として捉えている点です。
| 募集のタイミング | 原則として年度末(1月〜3月)に集中して行われます。 |
| 対象学年 | その時々の定員状況によりますが、新2年生から新5年生まで幅広く募集がかかる傾向にあります。 |
「窓口配布・窓口受付」が守る対面の精神
昨今の入試はWeb化が進んでいますが、聖学院小学校の転編入試験では、現在も「願書は事務室窓口で配布し、提出も窓口で行う」という形式を大切にしています。
聖学院小学校の出願は「郵送不可、Web出願」はできません。このアナログとも言える手続きには、「出願の段階から、ご家庭と学校が直接顔を合わせる」という聖学院らしい温かな教育姿勢が表れています。
受験資格に関する重要な注意点
聖学院小学校の転編入試験には、一つ明確なルールがあります。それは、「都内の私立小学校に現在在籍している児童は原則として受験できない」という点です。
この試験は主に、公立小学校からの環境の変化を希望する方や、他県・海外からの転居に伴う方を対象としています。
この制限があるからこそ、多様なバックグラウンドを持つ子どもたちが集まり、学校に新しい風を吹き込む一助となっているのです。
なお、掲載している内容は状況により更新される場合がありますので、出願を検討される際は必ず聖学院小学校の公式サイトにて正確な情報をご確認ください。
【聖学院小学校】過去の実施データから読み解く、次回の編入募集時期
聖学院小学校への編入を考えるご家庭にとって、最大の関心事は「次のチャンスは具体的にいつ訪れるのか」という点かと思います。
本来、私立小学校の編入試験は欠員状況に左右されるため、正確な日程を早めに把握するのは容易ではありません。
しかし、聖学院小学校の過去数年間の実施データを精査すると、募集が発表される時期には明確なパターンが見て取れます。
ここでは過去の傾向に基づき、次回の試験時期と準備のスケジュールを予測してみましょう。
【次回の募集時期予測】
聖学院小学校の過去の傾向を踏まえ、今後の募集時期を以下のように予測します。
| 項目 | 日時 |
| 試験実施時期 | 2027年3月上旬 |
| 募集開始時期 | 2027年2月上旬 |
上記の日程はあくまで予測です。詳しくは学校ホームページをこまめにチェックしてください。
【聖学院小学校】転入生試験(編入試験)が難しいとされる理由
聖学院小学校の転入生試験は、年々難易度が高くなっていると噂されています。
それは一体どのような理由からなのでしょうか。お受験の現場を知る立場から、その背景にある理由を3つのポイントに絞って詳しく解説します。
「高い倍率」と「合格基準」の厳格さ
聖学院小学校の編入試験の最も大きな壁は、その圧倒的な募集枠の少なさにあります。
1学年約70名という少人数制のため、募集が出るのは数名の欠員が生じた場合のみです。
しかし、聖学院小学校の教育環境や進学実績を求めて、都外や海外から多くの子どもたちが受験に集まります。
さらに、同校は「欠員を埋めるためだけに合格を出す」ことはしません。
聖学院小学校が求める学力と行動の基準に達していなければ「合格者なし」という結果もあり得る、非常にシビアな選考なのです。
現学年の「基礎学力」を問う筆記試験の精度
聖学院小学校の新1年生を迎え入れる入学考査が「適性」や「思考の芽生え」を見るのに対し、編入試験では「現在在籍している学年までの学習内容」が完全に定着しているかが問われます。
国語と算数の筆記試験では、基本的な知識だけでなく、それを応用して自らの考えを論理的に説明する力が求められます。
聖学院小学校は高学年になると中学受験を見据えた高度な学習内容へと移行するため、そのスピードに無理なくついていける「即戦力」としての学力を証明しなければならない点が、難易度を押し上げています。
「賜物(たまもの)」を大切にする校風とのマッチング
聖学院小学校は、一人ひとりの個性を神様からの贈り物(賜物)として育むキリスト教教育を軸としています。
そのため、面接では単に「勉強ができる」こと以上に、「聖学院の教育理念に家庭が深く共鳴しているか」が厳しく見られます。
特に保護者面接では、学校の価値観を正しく理解し、共に子どもを育てていくパートナーとしての姿勢が問われます。
家庭の教育方針と学校のカラーが一致していないと判断されれば、たとえ学力が優れていても合格は遠のくため、この「マッチング」こそが最大の難関と言えるでしょう。
【聖学院小学校】転編入試験を突破する方法
聖学院小学校の転編入試験は、単なる学力の確認や欠員補充の場ではありません。
学校側は、聖学院が掲げる精神に深く共鳴し、お子さまの個性を「賜物(たまもの)」として共に育んでいけるご家庭を真摯に求めています。
この狭き門を突破するためには、一般的な学習対策を超えた「聖学院小学校の特色」に合致した独自の戦略が不可欠です。
これまで数多くの受験生をサポートしてきた経験から、合格を確実なものにするためのポイントを解説します。
応用力を見据えた「盤石な基礎学力」の徹底
聖学院小学校は、ICT活用や探究型の授業、豊かな国際教育で知られていますが、それらを支えているのは非常に質の高い基礎教育です。
特に転編入試験においては、英語力や特別な才能に目が行きがちですが、実際には国語・算数という基幹教科での「取りこぼし」が最も致命傷となります。
聖学院小学校の授業は進度が速く、思考力を問う内容も多いため、現学年の学習範囲を完璧にマスターしていることは大前提です。
どのような形式の出題にも動じない「確実な正答力」を家庭学習で築き上げることこそが、選考の土俵に乗るための最低条件となります。
教育理念を自分たちの言葉で語る「面接対策」
聖学院小学校の編入試験において、面接は「ご家庭の教育観」と「建学の精神」の合致を確認する極めて重要なプロセスです。
特に「神を仰ぎ、人に仕える」というキリスト教の精神や、自分自身を大切にするのと同様に隣人を愛する心など、学校の根幹にある哲学をどこまで理解しているかが問われます。
準備なしに臨むと、表面的な受け答えに終始してしまい、学校側の心に響く対話は望めません。
理念を深く咀嚼し、それを各ご家庭の具体的なエピソードと結びつけて表現できるよう、入念なシミュレーションを行うことが不可欠です。
合格を確実にする「オーダーメイド・サポート」の活用
海外からの帰国準備中の方や、日々お仕事や家事に追われるご家庭にとって、編入試験に特化した対策を独力で進めるのは、時間的にも精神的にも大きな負担です。
そこで、各ご家庭の現在の状況に寄り添う私の「パーソナル学習サポート」をぜひご活用ください。
聖学院小学校の出題傾向に合わせた個別指導はもちろん、合否の鍵を握る「願書作成」から、ご家族の想いを言語化する「面接対策」まで、トータルでバックアップいたします。
これまで多くのご家庭を合格へと導いてきた実績とノウハウを惜しみなく提供し、お子さまの新しい未来への第一歩を、最短ルートでサポートいたします。
まとめ:聖学院小学校への編入を諦めないで!
聖学院小学校への転編入という選択は、お子さまの「自分らしく輝ける場所」を探す、勇気ある第一歩です。
編入学試験というものは、単なる合否の判定ではなく、学校とご家庭が同じ価値観を共有し、共にお子さまの未来を育んでいけるかを確かめ合う、大切な対話のプロセスでもあります。
しかし、日常の慌ただしさの中で、学力面のフォローから建学の精神に深く根ざした志望理由の言語化、そして親子面接のシミュレーションまでを完璧に遂行するのは、決して容易なことではありません。
すべての重荷を保護者様だけで背負い、焦りや不安を感じてしまうのは、お子さまにとっても本望ではないはずです。
時にはプロの視点によるサポートを賢く取り入れることが、結果として準備の純度を高めることに繋がります。
第三者の客観的な目が入ることで、ご家庭では当たり前だと思っていた日常のエピソードが、聖学院小学校の求める「かけがえのない賜物(たまもの)」として輝き出し、説得力のあるメッセージへと昇華されるからです。
お子さまが聖学院小学校の門をくぐり、新しい仲間と共に「よく生き、よく学ぶ」日々をスタートさせるために。後悔のない、万全の備えで当日を迎えましょう。
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