ママ
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昨日、親の面接が無事に終わりました。ほっとしたのも束の間で、来月は息子の考査です。この1〜2週間で何を準備しておけばいいのでしょうか。
うみ塾長
うみ塾長
面接、本当にお疲れさまでした。ここからは「新しいことを詰め込む」より「いつもの力を当日に出せるように整える」時期です。元面接官として、考査までに家庭でしておきたいことを順番にお話しします。

10月下旬は、親の面接を先に行う園があり、面接を終えたご家庭から「次は子どもの考査。何をしておけばいい?」というご相談が増える時期です。面接が終わった安心感と、考査への緊張が入りまじる、落ち着かない1〜2週間だと思います。

当日の朝の準備は受験当日の朝チェックリストで、11月の受験日の流れは11月の受験当日の流れでお伝えしています。この記事では、面接の翌日から考査の前日までに「家庭でやっておきたいこと」に絞ってまとめました。考査の内容や日程は園によって異なりますので、必ず各園の案内でご確認ください。

考査直前の最終確認をしたい方へ

元幼稚園受験面接官のうみ塾長が、面接の振り返りをうかがいながら、考査までに家庭で整えておきたいことを一緒に確認します。

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まずは面接の振り返りメモを残す

面接が終わったら、記憶が新しいうちに「聞かれたこと」と「答えたこと」をメモに残しておきましょう。父親・母親それぞれが覚えていることを書き出し、あとで1枚にまとめると、思った以上に細かく思い出せます。

メモには、質問の内容だけでなく、面接官の反応や、うまく答えられなかったと感じたところも書いておきます。考査で子どもに名前や好きな遊びを聞かれたとき、親の答えと内容が大きく食い違わないように、家庭の話をそろえておくためにも役立ちます。また、併願先の面接がこれからあるご家庭にとっては、次の面接の大切な準備材料になります。

書き出してみると「あの質問はもっと具体的に話せばよかった」と反省ばかりが目につくかもしれません。でも、面接はもう終わったことです。反省点は併願先の準備に生かすだけにして、気持ちは子どもの考査へ切り替えていきましょう。

考査でよく見られる場面を知っておく

幼稚園の考査は、園によって形式がさまざまです。ただ、多くの園で共通して見られる場面があります。一般的によくあるのは、次のような場面です。

  • 番号札や名札を胸や背中に付けて過ごす
  • おもちゃが置かれた部屋での自由遊び
  • 先生から名前や年齢を聞かれる
  • 歌や手遊び歌をみんなで行う
  • 親子で一緒に遊ぶ(ままごと・積み木・ボールなど)
  • 「赤いものを持ってきて」などの指示を聞いて動く
  • 絵本や紙芝居を聞いたあとに質問に答える
  • 途中から子どもだけ別の部屋に移る(母子分離)

私が面接官をしていたときも、見ていたのは「できる・できない」より、初めての場所でどう過ごすか、先生の話を聞こうとしているか、という様子でした。上手にこなせるかより、いつもの姿が出せるかが大切です。どの場面も、家庭でふだんから経験していることの延長だと考えれば、特別な対策をしなくても大丈夫です。

名前・年齢・指示行動を、遊びの中で確かめる

残り1〜2週間でできるのは、新しい練習ではなく「確かめ」です。名前と年齢を聞かれて答えられるか、「お皿を2枚持ってきてね」のような簡単な指示を聞いて動けるかを、ふだんの遊びやお手伝いの中で、さりげなく確かめてみてください。

うまくできなかったときに、言い直しをさせたり、何度も繰り返させたりするのは逆効果です。子どもが「試されている」と感じると、本番で固まってしまうことがあります。できたことをほめて、笑顔で終わることを優先しましょう。

絵本と手遊び歌は「楽しい時間」として続ける

絵本を読んだあとに「誰が出てきた?」「どうして泣いていたのかな?」と軽く聞いてみるのは、考査の読み聞かせの場面に近い経験になります。ただし、テストのように問いつめず、親子の会話として楽しむことが大切です。

手遊び歌も、知っている歌が多いほど、集団の中で安心して参加しやすくなります。寝る前やお風呂の時間に、親子で楽しく歌う習慣を続けてみてください。新しい歌をたくさん覚えさせる必要はなく、知っている歌を楽しく歌えることのほうがずっと大切です。

母子分離に向けて、小さな「離れる練習」を

考査の途中で、子どもだけが別の部屋に移る園もあります。ふだん親から離れる機会が少ないお子さんは、短い時間でもよいので、祖父母や知っている大人と過ごす経験をしておくと安心です。

離れるときは「ママはここで待っているね。終わったら一緒に帰ろうね」と、必ず戻ってくることを短く伝えます。こっそりいなくなるのは、かえって不安を強くしてしまいます。当日泣いてしまっても、それだけで評価が決まるわけではありません。

生活リズムを考査の時間帯に合わせる

考査が午前に行われる場合は、その時間に機嫌よく過ごせるよう、起きる時間と寝る時間を少しずつ整えておきましょう。考査の時間帯が午後なら、お昼寝の時間との兼ね合いも考えておく必要があります。

1〜2週間前から、当日と同じ時間に起きて朝ごはんを食べ、出かける練習をしておくと、当日の朝もいつも通りに過ごしやすくなります。週末に遠出をしたり、予定を詰め込んだりするのも、この時期は控えめにしておくと安心です。

体調管理は「無理をしない」が基本

この時期は気温の差が大きく、風邪をひきやすい季節です。人の多い場所への外出を少し控える、手洗い・うがいを習慣にする、早めに寝るといった基本を、家族みんなで心がけましょう。

もし体調を崩してしまったら、まずは園の案内を確認し、日程の変更などについて記載がないか見てください。無理をして受けるより、子どもの体を第一に考えることが大切です。

当日の持ち物・服装と、考査までのチェックリスト

持ち物や服装は、前日に慌てないよう、1週間前までにそろえておくと安心です。服や靴は、当日いきなり新しい物を使うのではなく、何度か着て慣れておきましょう。子どもが自分でボタンを留めたり、靴を脱いだり履いたりできるかも、このときに確かめておくとよいと思います。

受験票や案内書類のほか、待ち時間が長くなることもあるため、ハンカチ・ティッシュ、着替え、子どもが静かに読める絵本などを用意しておくご家庭が多いようです。会場によっては持ち込みに決まりがあることもありますので、案内に書かれた持ち物を最優先にしてください。

残りの期間で確認しておきたいことを、表にまとめました。ご家庭の状況に合わせてお使いください。

時期 確認すること チェック
面接の翌日まで 聞かれたこと・答えたことをメモに残す □
2週間前〜 起きる時間・寝る時間を当日に合わせる □
2週間前〜 名前・年齢・簡単な指示を遊びの中で確かめる □
1週間前まで 服・靴・持ち物をそろえ、一度着てみる □
1週間前まで 会場までの道順と所要時間を確認する □
前日 受験票・案内書類・持ち物を玄関にまとめる □
前日 いつもより早めに寝る □

子どもへの声かけと、親の緊張を移さないこと

考査について子どもに話すときは「幼稚園に遊びに行くよ」「先生とどんな遊びをするか楽しみだね」くらいの、前向きで短い言葉がおすすめです。「ちゃんとしなさい」「泣いちゃだめ」は、子どもを緊張させてしまいます。

子どもは、親の表情や声の調子にとても敏感です。親が不安な顔をしていると、それがそのまま伝わります。直前の1〜2週間は、親自身がよく眠り、夫婦で「やれることはやった」と声をかけ合ってください。親が落ち着いていることが、子どもにとって一番の安心材料です。

考査が終わって結果を待つ間の過ごし方は補欠・結果待ちの心得にまとめています。名門園の考査の傾向は名門園の考査課題や名門6園の比較もあわせてご覧ください。

まとめ

親の面接が終わったら、まず振り返りメモを残し、考査までの1〜2週間は「新しい練習」より「生活リズム・体調・持ち物・声かけ」を整えることに力を注ぎましょう。考査でよく見られる自由遊びや指示行動、母子分離も、ふだんの遊びの中で楽しく確かめる程度で十分です。何より、親が落ち着いていることが、子どもがいつもの姿を出せる一番の近道です。

考査直前の最終確認をしたい方は、うみ塾長の個別相談をご活用ください。来年以降の受験に向けて、家庭での準備を一緒に進めたい方には、家庭対策サポートの合格率95%(2024年度)の家庭対策サポートもご用意しています。

この記事の内容は2026年10月時点の一般的な考え方です。各園の考査の内容・日程・持ち物は、必ずその園の募集要項や公式サイトでご確認ください。