ママ
ママ
品川インターナショナルスクールのプリスクールが気になっています。小学部まである学校ですが、日本の小学校を受験する場合も考えて大丈夫でしょうか。
うみ塾長
うみ塾長
考えて大丈夫です。ただ、そのまま上の学年へ進むことを前提にした学校ですから、「どこで小学校に上がるか」を入園の前にご夫婦で話し合っておいてください。そこが決まると、見学で聞くことがはっきりします。

品川インターナショナルスクール(Shinagawa International School、以下SIS)は、品川区にある、プリスクールから高校段階までのインターナショナルスクールです。国際バカロレア(IB)の教育を行う一貫校で、幼児のクラスもあります。

この記事では、まず公式サイトで確認できたことをお伝えし、そのあとで、元面接官としての私の考えをお話しします。事実と私の考えは、分けて書いています。内容は2026年10月に確認したものです。最新は公式サイトでご確認ください。

園選びや受験準備に不安がある方へ

元幼稚園受験面接官のうみ塾長が、ご家庭の状況をうかがいながら、園選びと準備の進め方を一緒に整理します。

▶ 個別相談の詳細を見る

品川インターナショナルスクールとは

公式サイトでは、SISは多様な国籍の子どもが学ぶ、IBの教育を行う学校として紹介されています。2007年に渋谷で始まり、いまは品川シーサイドに移っていること、40を超える国籍の生徒がいること、1クラスは最大24人であることなどが書かれています。

キャンパス

公式サイトには、品川区内の3つのキャンパスが載っています。

  • Aoyoko Campus:プリスクール〜キンダー(品川区南品川)
  • Seaside Campus:1〜3年生(品川区東品川)
  • Samezu Campus:4〜12年生(品川区南品川)

幼児が通うのはAoyoko Campusです。

幼児クラス(Early Learning Center)の特色

公式サイトによると、Aoyoko CampusのEarly Learning Centerでは、3歳から5歳の子どもが、IBのPYP(初等教育プログラム)の幼児期のカリキュラムで学びます。

  • 遊びと探究:テーマに沿った探究の単元の中で、積み木、絵、ごっこ遊び、感覚遊びなどに取り組む
  • 学び方の力:考える、伝える、人と関わる、自分を整える、調べるといった力を、幼児期から意識して育てる
  • 体の動き:細かい動きと大きな動きの両方を育てる運動のプログラム。外遊び、自然の散歩、水泳、音楽なども挙げられています

子どもが自分の学びに責任をもつ、探究型の進め方であることも書かれています。1日の時間割、日本語の扱い、預かりの時間は、公式サイトの幼児ページでは確かめられませんでした。スクールバスと昼食のサービスがあることは公式サイトに載っていますが、幼児が使えるかどうかを含め、詳しくは学校にご確認ください。

入園までの流れ

公式サイトの出願のページには、おおむね次の流れが載っています。

  1. 問い合わせる
  2. 学校見学をする(強くすすめられていますが、必須ではないとされています)
  3. 出願書類を出し、出願料を納める
  4. 面接と評価を受ける
  5. 学校が書類と評価をもとに審査し、数週間ほどで結果が知らされる

評価の中身や、幼児の場合に何を見るのかまでは、公式サイトでは確かめられませんでした。出願の手引きやチェックリストが公式サイトに用意されていますので、そちらと、見学のときの説明でご確認ください。費用も、公式サイトの案内でご確認ください。

小学校受験を考えるご家庭が先に決めておくこと

ここからは、私の考えです。SISに限らず、英語で過ごす園を考えるご家庭に、一般にお伝えしていることです。SISがこうだ、というお話ではありません。

志望する小学校の方向を決める

プリスクールで過ごした経験は、英語に力を入れている小学校には、志望理由がつながりやすいです。園で育ててきたことの続きを、と話せるからです。

一方、そうではない小学校を志望する場合は、「なぜプリスクールに通っていたのに本校なのですか」という問いに、ご夫婦が答えられる必要があります。SISのように上の学年まで続く学校であれば、なおさら「なぜここで外に出るのか」を聞かれると考えておいてください。園を選んだ理由と小学校を選ぶ理由を、ひとつの家庭の方針として話せるようにしておいてください。くわしくはプリスクールから小学校受験を考えるときの記事でお話ししています。

集団での動きを、園でどのくらい経験できるか

並ぶ、座る、待つ、指示を聞いてから動く。小学校受験の行動観察では、こうした動きを見られます。探究型や遊び中心の園では、子どもが自分で選んで動く時間が長いことがあります。それ自体はよいことですが、全員で同じ指示を聞いて動く場面がどのくらいあるかは、見学で確かめてください。

足りないと感じたら、ご家庭で補います。食事のあいだは座っている、順番を待つ、言われたことを最後まで聞いてから動く。どれも暮らしの中でできることです。日本語で指示を聞いて動く練習も、家庭で意識して増やしてください。

平日の夕方と週末の時間を書き出す

預かりの時間が長い園は、働くご家庭には助かります。そのかわり、家庭で受験の準備をする時間は取りにくくなります。降園してから寝るまでに何分あるか、週末にどのくらい使えるかを、先に紙に書き出してください。時間のつくり方は【幼稚園受験】インターナショナルプリスクールに通いながら受験はできる?家庭で補うことと時間のつくり方も参考にしてください。

見学で聞く質問

  • 幼児クラスの1日の流れと、登園・降園の時刻を教えてください
  • 日本語に触れる時間はありますか
  • 全員で座って話を聞く時間や、並んで待つ場面は、1日にどのくらいありますか
  • 幼児の出願で行う面接と評価では、どのようなことをしますか
  • キンダーのあとに、日本の小学校へ進むご家庭はいますか

ご家庭でできること3つ

  1. ご夫婦で、小学校の方向を話し合う。英語に力を入れている小学校か、そうではない小学校か。今の考えを言葉にしておきます。
  2. 見学で、園の1日を確かめる。座る・並ぶ・待つ場面と、日本語に触れる時間がどのくらいあるかを尋ねます。
  3. 1週間を書き出す。平日の夕方と週末に、家庭で使える時間を紙に書きます。

都内のほかの園と比べたい方は、東京のインターナショナルプリスクールまとめもご覧ください。あわせて読みたい:お受験幼稚園vs インターナショナルプリスクール元面接官が比較

プリスクールから受験を考えるご家庭へ

「なぜプリスクールから本園なのか」を、願書と面接でどう伝えるか。並ぶ・座る・待つといった集団での動きを、家庭でどう補うか。長い保育時間の中で、準備の時間をどう作るか。幼稚園受験の元面接官・うみ塾長が、ご家庭ごとに一緒に整理します。

▶ 幼稚園受験の個別相談 ▶ 小学校受験の個別相談

まとめ

品川インターナショナルスクールは、品川区に3つのキャンパスをもつIBの一貫校で、幼児はAoyoko CampusのEarly Learning Centerで、遊びと探究を中心に学ぶことが公式サイトで確認できました。出願には面接と評価があります。

上の学年まで続く学校ですので、日本の小学校受験を考えるご家庭は、入園の前に、志望する小学校の方向、園で経験できる集団での動き、家庭で使える時間の3つを決めておくことが大切だと私は考えています。最新は公式サイトでご確認ください。

「わが家に合った園選びと準備の進め方を知りたい」という方は、うみ塾長の個別相談や、家庭対策サポートをご活用ください。