【ローラス】プリスクール・キンダーの特徴と、小学校受験を考える家庭の準備
ローラス インターナショナルスクール オブ サイエンス(Laurus International School of Science、以下ローラス)は、サイエンスを軸にしたインターナショナルスクールです。プリスクールとキンダーガーテンがあり、「理科や実験が好きな子に合いそう」と考えて調べるご家庭が多い園です。
この記事では、まず公式サイトで確認できたことをお伝えし、そのあとで、元面接官としての私の考えをお話しします。事実と私の考えは、分けて書いています。内容は2026年10月に確認したものです。最新は公式サイトでご確認ください。
ローラスとは
公式サイトの学校概要によると、運営は Laurus International School Co., Ltd. で、本部は東京都港区芝にあります。始まりは2001年と紹介されています。プリスクールとキンダーガーテンに加えて、初等部と中等部があります。
対象年齢とクラス
プリスクールとキンダーガーテンは、1歳半から6歳までが対象です。公式サイトには、次のクラスが載っています。
- Pre 1:1歳半から
- Pre 2:2〜3歳
- K1:3〜4歳
- K2:4〜5歳
- Y1:5〜6歳
このほか、生後10か月から1歳半までの親子向けプログラムも案内されています。
プリスクール・キンダーガーテンの校舎
公式サイトの校舎一覧には、東京都と神奈川県に合わせて8か所が載っています。
- 月島(中央区佃)
- 文京(文京区小石川)
- 青山(港区南青山)
- 白金台(港区白金台)
- 品川(港区港南)
- 自由が丘(目黒区緑が丘)
- 武蔵小杉(川崎市中原区)
- 武蔵新城(川崎市高津区)
かっこ内は、各校舎のページの住所で確認した所在地です。公式の校舎一覧と校舎ページでは「品川(Shinagawa)」と書かれています。初等部・中等部は、港区芝のキャンパスにあります。
1日の過ごし方と、サイエンスの学び
1日の流れ
公式サイトのプリスクールの紹介には、登園後の音楽と体を動かす時間、みんなで集まる時間、おやつとお話の時間、言葉の学習、発見の時間、昼食、午後のレッスン、お昼寝といった流れが載っています。
保育時間は、8つの校舎それぞれのページで、9時から14時までの5時間の利用と、8時30分から18時までの終日の利用が案内されていました。最新の時間は、各校舎にご確認ください。
サイエンスを軸にした学び
ローラスは、STEM(科学・技術・工学・数学)を中心にしたカリキュラムを打ち出しています。幼児期は、よく見る、どうなるかを考える、やって確かめる、という進め方を大事にしていると説明されています。子どもが自分から問いを持つことを重んじる姿勢が読み取れます。
K1からは、公式サイトで「Laurus Innovator Program」と呼ばれる独自のプログラムが始まり、高校卒業まで積み上げていくと紹介されています。
言葉の扱い
園での学びは英語で進みます。入学案内には、保護者の英語力は問わないこと、初等部・中等部では学校との書面でのやり取りを英語で行うことが書かれています。日本語の時間がどのくらいあるかは、私が確認した範囲の公式ページでは分かりませんでした。説明会でご確認ください。
入園までの流れ
公式サイトの入学案内で確認できた流れは、次のとおりです。
- 説明会に参加する(日本語と英語で行われます。個別の見学もあります)
- 願書と必要書類を、希望する校舎に提出する
- プリスクールは体験レッスンを受ける。キンダーガーテンは、授業の中で英語の力をみる
- 結果の連絡を受け、入園の手続きをする
プリスクールについては、試験という形の考査は行わないと書かれています。出願できる月齢や学年の区切りも入学案内に載っています。費用と、いわゆる無償化の対象になるかどうかは、校舎によって扱いが違うことがありますので、園とお住まいの自治体にご確認ください。
初等部以降との関係
公式サイトでは、Y1を終えたあと、芝のキャンパスにある初等部へ進む道すじが示されています。初等部以降は、ケンブリッジの国際的な教育課程に沿って学ぶと紹介されています。
一方で、公式のよくある質問には、キンダーガーテンに在籍しているお子さんも、外から受ける方と同じ入学試験を受けること、放課後に準備のためのコースを利用できることが書かれています。そのまま上がれるとは限りませんので、初等部を考えるご家庭は、早めに条件を確かめてください。
受験を考えるご家庭が、先に決めておくこと
ここからは、元面接官としての私の考えです。ローラスに限った話ではなく、英語で過ごす園を選ぶご家庭に共通する一般論としてお読みください。
1.卒園後の小学校の方向
内部の初等部、ほかのインターナショナルスクール、日本の私立・国立小学校。どこを目指すかで、準備が変わります。英語に力を入れている小学校には、プリスクールでの経験が志望理由につながりやすいと私は考えています。そうではない小学校を受けるなら、「なぜ英語の園に通っていたのに本校なのか」を、ご家庭の言葉で言えるようにしておいてください。
2.集団での動きをどのくらい経験できるか
日本の小学校受験では、並ぶ、座る、待つ、指示を聞いて動く、といった姿が見られます。園の生活でどのくらい経験できるかは、見学で確かめるのがいちばんです。足りないと感じたら、ご家庭で補えます。
3.家庭で使える時間
終日の利用を選ぶと、帰宅は夕方になります。平日の夕方と週末に、どのくらいの時間が取れるかを、先に紙に書き出してください。くわしくはインターナショナルプリスクールに通いながら受験はできる?でお話ししています。
見学・説明会で聞く質問
- 日本語にふれる時間は、週にどのくらいありますか。
- みんなで座って先生の話を聞く時間は、1日にどのくらいありますか。
- 卒園後、日本の小学校へ進むお子さんはいますか。
- 内部の初等部へ進むには、どんな準備が必要ですか。
- 5時間の利用と終日の利用は、途中で変えられますか。
- 送迎やスクールバスは、この校舎ではどうなっていますか。
ご家庭でできること3つ
- 日本語で話す時間を毎日つくる。その日にあったことを、順番に話してもらいます。
- 「待つ」「最後まで聞く」を、食事やお出かけの場面で練習する。
- 園で楽しんだ実験や観察を、日本語でも説明してもらう。面接で、お子さんの言葉として生きてきます。
園の選び方そのものはお受験幼稚園とプリスクールの比較、ほかの園の例はキッズデュオインターナショナルの記事も参考にしてください。東京の園を見比べたい方は東京のインターナショナルプリスクールの選び方、同じくインターナショナルスクールへ続く園の例はアオバジャパン・バイリンガルプリスクールの特徴をご覧ください。
校舎ごとの記事:武蔵小杉・武蔵新城(川崎)
プリスクールから受験を考えるご家庭へ
「なぜプリスクールから本園なのか」を、願書と面接でどう伝えるか。並ぶ・座る・待つといった集団での動きを、家庭でどう補うか。長い保育時間の中で、準備の時間をどう作るか。幼稚園受験の元面接官・うみ塾長が、ご家庭ごとに一緒に整理します。
まとめ
ローラスは、サイエンスを軸に、1歳半から6歳までを英語で育てるプリスクール・キンダーガーテンです。校舎は東京と神奈川に8か所あり、初等部・中等部へ続く道もあります。
受験を考えるご家庭は、小学校の方向、集団での経験、家庭の時間の3つを、入園の前に決めておいてください。プリスクールを選ぶこと自体が不利になるわけではありません。理由をご家庭の言葉で話せるかどうかが大切だと、私は考えています。
「わが家に合った園選びと準備の進め方を知りたい」という方は、うみ塾長の個別相談や、家庭対策サポートをご活用ください。
-2.png)









