【埼玉大学教育学部附属幼稚園】面接で聞かれることは?質問例とアンケートをプロが解説
埼玉大学教育学部附属幼稚園の親子面接は、第一次検定の2日目に、保護者1人と本人へ行われます。所要時間は約10分です。
面接の概要
| 形式 | 親子面接(保護者1人と本人) |
| 時間 | 約10分 |
| 実施 | 第一次検定2日目 |
| 面接資料 | 考査当日にアンケートを記入して提出 |
| 配置 | 園長・副園長が正面、手前に保護者・子 |
本人への質問例
- お名前を教えてください。お年はいくつですか。
- お誕生日はいつですか。
- 今日はここまでどうやって来ましたか。
- 朝/お昼ごはんは何を食べましたか。そのとき何か飲みましたか。
- 誰と何をして遊ぶのが好きですか。
- 最近、楽しいと感じたことは何ですか。
- お母さんにはどんなときにしかられますか。
保護者への質問例
- 考査でのお子さんの様子は普段と違いましたか。
- どのような観点で幼稚園選びをされていますか。
- お子さんは普段どのような遊びをしていますか。どうしてその遊びが好きだと思いますか。
- ご自身が幼児期に好きだった遊びは何ですか。
- 早期教育と遊びを通しての学びについて、どのようにお考えですか。
- (アンケートの回答を受けて)漢字一文字はこれからも同じでよいですか。変えていきたいですか。
- ダイバーシティに関して、これまでにご自身が経験されたことを教えてください。
- 幼稚園は保育園より保育時間が短いですが、大丈夫ですか。サポートしてくれる人はいますか。
アンケート(考査当日に記入)の項目
- ①アレルギーの有無
- ②ホームページなどへの写真掲載の可否
- ③子育てについて漢字一文字で表し、理由も書く
- ④ダイバーシティについて(園生活を通してさまざまな背景を持つ子どもたちとかかわらせることについてどう思うか/子どもを通してさまざまな背景を持つ保護者とかかわることについてどう思うか)
準備のポイント
注目したいのは、アンケートと面接がつながっている点です。「子育てを漢字一文字で表す」と書かせておいて、面接で「これからも同じでよいですか。変えていきたいですか」と問われます。書いた瞬間に終わりではなく、そこから対話が始まります。
ダイバーシティについても、アンケートで問われ、面接で「これまでにご自身が経験されたことを教えてください」と掘り下げられます。抽象的な理念ではなく、ご自身の経験に根ざした言葉が求められると考えられます。
「早期教育と遊びを通しての学びについて」という問いは、この園の教育観を映しています。「子どもの自ら伸びる力を育てる」ことを教育目標とし、自由な遊びを通して自発性を育む園です。ご家庭の考えを整理しておきましょう。
面接の前に、考査当日の流れを知っておく
面接は第一次検定の2日目ですが、アンケートは考査当日に記入します。受験されたご家庭の声では、受付後に控え室へ入るとすぐに園長先生と副園長先生のお話が始まり、約15分でアンケートに記入して考査会場へ向かう流れだったそうです。第一次検定の1日目は、親子遊びと読み聞かせが中心です。控え室でお子さんが泣いていても先生から声かけがなかったという声もあり、考査は教室に入る前から始まっていると考えたほうがよいでしょう。
「保育時間が短くても大丈夫ですか」に備える
保護者への質問例に、「幼稚園は保育園より保育時間が短いですが、大丈夫ですか。サポートしてくれる人はいますか」があります。これは、日々の保育時間を踏まえた生活が成り立つかを確認する問いです。公開されている情報では、3歳児の保育時間は月・火・木・金が9時から13時20分、水曜日が9時から11時20分です。4歳児、5歳児は少しずつ長くなり、5歳児で月・火・木・金が13時40分まで、水曜日が11時40分までです。昼食はお弁当で、週4回です。
通園は徒歩で、保護者または代わりの方がつき添うことが条件で、通園バスはありません。水曜日の早いお迎えを含め、誰がどの曜日につき添うのか、ご夫婦や祖父母とどう分担するのかを、事前に整理しておくと、面接でも具体的に答えやすくなります。
なお、通園区域はさいたま市内の指定区域で、保護者と同居していることが条件です。区域は丁目単位で定められ、年度によって見直される可能性がありますので、必ずご自宅の住所を最新の募集要項で確認してください。実際に園まで歩いて、朝の時間に無理なく通えるかを試しておくのもおすすめです。
園の教育観を踏まえて、ご家庭の考えを整理する
この園は、「子どもの自ら伸びる力を育てる」ことを教育目標に置き、「やさしさ、かしこさ、たくましさ」を育むことを目指しています。「早期教育と遊びを通しての学びについて」という質問は、この教育観と深くつながっています。ご家庭が、日々の遊びの中でお子さんのどんな力が育っていると感じているのか、具体的な場面を思い浮かべておきましょう。
また、教員養成学部の附属園であるため、学生の教育実習や研究のための調査が日常的に行われます。こうした環境を理解し、協力できるご家庭であることが前提になります。アンケートや面接でのやり取りは、その姿勢を確かめる機会でもあると考えられます。
公開行事の経験を面接につなげる
説明会や、子育ておはなし会、子育ておしゃべり会などの公開行事に参加しておくと、面接で「どのような観点で幼稚園選びをされていますか」と聞かれたときに、実際に見聞きしたことを話せます。ただし、公開行事に何度か参加していても、当日は普段より緊張して、お子さんがほとんど答えられなかったという声もあります。園に慣れることと、本番の緊張に向き合うことは別の力です。初めての大人と話す機会を、日頃から少しずつ増やしておくとよいでしょう。
アンケートの言葉を、面接で語り直す練習
アンケートに書いた「子育てを表す漢字一文字」やダイバーシティへの考えは、面接で掘り下げられます。書いた内容を暗記するのではなく、その言葉を選んだ理由を、家庭での具体的な出来事とともに話せるようにしておきましょう。ご夫婦で、どんな場面でその漢字を思い浮かべたのかを話し合っておくと、自然な言葉が出やすくなります。
「わが家に合った準備の進め方を知りたい」という方は、うみ塾長の個別相談や、家庭対策サポートをご活用ください。
▶ 埼玉大学教育学部附属幼稚園の受験ガイド総まとめ(倍率・学費・考査・面接など)はこちら
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