【麻布みこころ幼稚園】教会|カトリック麻布教会との関係を解説
「麻布みこころ幼稚園は教会の幼稚園なの?」「カトリック教会との関係は?」「キリスト教信者でないと受験できない?」と気になっているご家庭も多いのではないでしょうか。
麻布みこころ幼稚園は昭和24年にカトリック麻布教会の庭に併設されて開園した、カトリック東京大司教区立の幼稚園です。「イエスのみこころ」の精神のもと、宗教・宗派を問わず子どもたちを受け入れています。
この記事では、幼稚園受験の元面接官で、毎年麻布みこころ幼稚園に合格者を輩出する私が、麻布みこころ幼稚園とカトリック麻布教会の関係・宗教教育の内容を解説します。
麻布みこころ幼稚園の宗教的背景
| 項目 | 内容 |
| 宗教 | カトリック |
| 運営主体 | カトリック東京大司教会(教区立) |
| 隣接施設 | カトリック麻布教会 |
| 精神的柱 | 「イエスのみこころ」 |
| 開園 | 昭和24年 |
麻布みこころ幼稚園の沿革
昭和24年、「イエスのみこころ」のもと、社会福祉や奉仕活動をはじめ多くの活動や集いを継続的に行っていたカトリック麻布教会の庭に併設されて開園しました。開園当初は枝光会に運営を委託していましたが、現在はカトリック東京大司教会に運営が委託されており、教区立幼稚園として地域の方々とともに教育を行っています。平成25年には人工芝の園庭と床暖房を完備した新園舎が完成しました。
麻布みこころ幼稚園の宗教教育の内容
毎日の「祈り」から始まる一日
麻布みこころ幼稚園では「祈ること」で一日を始めます。感謝の心・他者を大切にする心を日常の習慣として育てています。
年間を通じた宗教行事
| 月 | 行事 |
| 5月 | マリア様の祝日 |
| 6月 | イエズス様のみこころの祝日・参観日 |
| 10月 | ロザリオの祝日 |
| 12月 | 聖劇・クリスマスパーティー |
| 2月 | ルルドの祝日 |
| 3月 | 1年間の感謝のミサ |
「宗教行事は宗教の押しつけではなく、感謝・思いやり・命の大切さを学ぶ機会として位置づけられています。キリスト教信者でなくても自然に参加できる雰囲気です」
麻布みこころ幼稚園のカトリック信者でないと受験できない?
いいえ、カトリック信者でなくても受験・入園できます。 教区立幼稚園として地域の子どもたちを広く受け入れており、宗教の違いを問わない開かれた幼稚園です。ただし、カトリックの精神・価値観(祈り・感謝・他者への愛)への共感と理解は、受験にあたって大切なポイントです。
麻布みこころ幼稚園の面接での心がけ
・ 「祈ること」についての自分なりの考えを持っておく
・ カトリックの価値観(愛・感謝・思いやり)への共感を語れるよう準備する
・ 特定の宗教的知識より、精神的な共鳴が伝わる言葉を選ぶ
教会と幼稚園の日常のつながり
麻布みこころ幼稚園は、カトリック麻布教会の庭に併設されて開園した園です。園内の保育は「祈ること」から一日が始まり、5月のマリア様の祝日、12月の聖劇・クリスマスパーティー、3月の感謝のミサなど、教会の暦に沿った行事が年間を通じて組み込まれています。園児は132名ほどの規模で、先生と子どもの距離が近いことも特色です。
保護者の声としては、「宗教的な感性を穏やかに育ててもらえた」という受け止め方が紹介されています。また、卒園生が休校日などに園へ遊びに来るという話もあり、教会と園が地域の中で長く続いてきた温かな関係がうかがえます。宗教行事は押しつけではなく、感謝や思いやり、命の大切さを学ぶ機会として位置づけられており、信者でないご家庭も自然に参加しやすい雰囲気です。
考査当日のアンケートで問われること
教会との関係を理解しておくことは、考査当日のアンケートにも直結します。考査1日目の親子遊びの間に、もう一人の保護者は控室でアンケートに記入します。設問例としては、「祈ること」についてどう考えるか、「心の根っこを育てる」教育で多様性や共感力を育むことをどう思うか、といった内容が挙げられています。内容は毎年変わりますので、あくまで一例として受け止めてください。
記入には時間がかかるため、できるだけ両親そろって考査に参加し、一人が子どもに付き添い、もう一人がアンケートを書く形がおすすめです。カトリックの専門的な知識を並べるよりも、「感謝」「他者を思いやる心」といった価値観と、ご家庭の教育観が重なる部分を、ご自身の言葉で書くことが大切です。
説明会や公開行事で確かめておきたいこと
宗教教育の雰囲気は、文章よりも実際に足を運んだほうが伝わります。入園説明会は、公開されている情報では10月15日以降の平日14時から16時に行われ、土曜日の開催はありません。説明会の日程は年度によって変わりますので、最新は募集要項でご確認ください。
質問の例としては、「アンケートの内容は毎年変わりますか」「考査で特に重視して見ているのはどのような点ですか」「保護者は両親そろっての参加が望ましいですか」といったものが考えられます。先生の説明の仕方や園の空気から、「祈り」が日常にどのように溶け込んでいるかを感じ取ってみてください。
ご家庭で話し合っておきたいこと
信者でなくても受験・入園できる園ですが、カトリックの精神への共感と理解は大切なポイントです。願書や面接の準備に入る前に、ご夫婦で次のような点を話し合っておくと、考えがまとまりやすくなります。
- 毎日の「祈り」を、感謝の気持ちを育てる時間としてどう受け止めるか
- 家庭の中で、思いやりや命の大切さをどんな場面で伝えているか
- 宗教行事を、子どもが季節の行事として自然に体験することをどう考えるか
面接についても同じです。「祈ること」について聞かれたときは、特定の宗教的知識を答えようとするより、ご家庭で大切にしている感謝の習慣や、お子さんとのやり取りを具体的なエピソードとして用意しておくと、自然な言葉で伝えられます。考査の流れについては、同じ園の考査の記事もあわせて確認しておくと安心です。
こうした話し合いは、結果的に面接やアンケートで「飾らない家庭の考え」を伝えることにつながります。
麻布みこころ幼稚園のまとめ
麻布みこころ幼稚園はカトリック麻布教会に隣接する教区立幼稚園ですが、カトリック信者でなくても受験・入園できます。「祈ること」「心の根っこを育てる」というキーワードへの共感を持ち、受験に臨みましょう。
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