ママ
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面接まであと1週間です。練習は続けてきましたが、最後に何を確かめておけばいいのか分からなくなってきました。
うみ塾長
うみ塾長
この時期に新しいことを足す必要はありません。私が面接官として見ていたのは、準備の量ではなく、親子の落ち着きと一貫性でした。家庭で最後に確かめてほしい点を順番にお話ししますね。

願書受付と面接が11月1日・2日に集中する東京・神奈川の私立幼稚園では、10月下旬が「面接1週間前」にあたります。ここまで来たら、やることを増やすより、整えることに時間を使うほうが結果につながると私は考えています。

この記事では、幼稚園受験の元面接官としての経験から、面接の1週間前にご家庭で確かめてほしいことをチェックリストの形でまとめました。内容は私の考えに基づく一般的なものです。各園の持ち物や進め方は募集要項でご確認ください。

願書・面接の直前準備に不安がある方へ

元幼稚園受験面接官のうみ塾長が、ご家庭の状況をうかがいながら、残りの日数で何を優先するかを一緒に整理します。

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1週間前に「足す」のではなく「そろえる」

1週間前になると、不安から新しい質問集や新しい回答例に手を伸ばしたくなります。けれども、直前に増やした答えは本番で本人の言葉になりにくく、かえって表情が硬くなります。私は、この時期の目標を「家族3人の答えがそろっているか」「生活リズムが整っているか」の2つに絞ることをおすすめしています。

練習そのものの進め方は家庭でできる面接練習の手順で詳しくお伝えしていますので、この記事では「最後の確認」に絞ります。

面接1週間前チェックリスト

分野 確かめること 目安
志望理由 父と母で中身が食い違っていないか 7日前
子どもの紹介 願書の性格欄と口頭の説明が同じ方向か 7日前
生活リズム 起床・就寝が面接当日の時間に合っているか 6日前から
服装 一度全員で着て、動いてみたか 5日前
持ち物 受験票・願書控え・上履きを袋に入れたか 3日前
経路 当日の時間帯に実際に移動してみたか 3日前
体調 家族全員の手洗い・睡眠・食事 毎日
気持ち 子どもに「楽しみだね」と話せているか 前日

チェックリストの順番は、直しに時間がかかるものほど早く、当日の気持ちに関わるものほど遅く、という考え方で並べています。すべてを完璧にする必要はありません。できていない項目が見つかったら、それだけを残りの日数で整えてください。

志望理由は夫婦で「同じ話」になっているか

面接官だったころ、父と母に順に志望理由をうかがうと、まったく違う園の話をしているように聞こえることがありました。父は通いやすさ、母は教育方針、という具合です。どちらも本音でよいのですが、根っこが共有されていないと、家庭として園を選んだ理由が伝わりません。

面接では、父が答えたことについて母に「お母様はいかがですか」と重ねて聞かれることがよくあります。このとき、父の話を受けて補う形で答えられると、家庭の会話が普段からあることが伝わります。

1週間前に一度、夫婦で「この園を選んだ一番の理由を一言で言うと」を言い合ってみてください。言葉は違っても、指している中身が同じなら大丈夫です。願書に書いた志望理由と照らし合わせるのも忘れずに。願書と面接のつながりは志望動機の書き方でも触れています。

子どもの答えを「直す」のをやめる時期

お子さんが名前や年齢、好きな遊びを答えられるようになっていれば、この時期に答え方を直す必要はないと私は考えています。むしろ直前に「もっと大きな声で」「最後まで言って」と繰り返すと、子どもは面接を叱られる場だと感じてしまいます。

特に、親が答えを言い直させる回数が多いほど、子どもは本番で親の顔色をうかがうようになります。面接官の立場からは、少し拙くても自分の言葉で話す子のほうが、ずっと魅力的に見えました。

1週間前からは、練習を「質問ごっこ」程度の軽いものにして、答えられたらたくさんほめる方向に切り替えてください。答えられない場面での親の振る舞いは、面接官が静かに見ているところでもあります。

想定質問は園ごとの「色」だけ確かめる

質問の数を増やすより、受ける園がどんな傾向の質問をするのかを確かめるほうが、残りの日数の使い方として効率的です。宗教的な背景がある園、系列校がある園、預かり保育が充実している園では、聞かれやすい内容が少しずつ違います。

園ごとの傾向は20園の面接質問まとめを参考に、受ける園の質問を2〜3個だけ拾って、家族で一度話しておけば十分だと私は思います。

生活リズムを面接当日の時間に合わせる

面接の集合時刻が午前の早い時間なら、1週間前から起床時刻をそろえておきます。幼稚園受験の年齢のお子さんは、起きてから機嫌が落ち着くまでに時間がかかる子も多いので、当日だけ早起きさせるのは避けたいところです。

私の考えでは、当日と同じ時刻に起きて、同じような朝食をとり、同じ時間帯に外出する「予行演習の朝」を1週間のうちに1〜2回作っておくと、当日の見通しが立ちます。

服装と持ち物は「一度着て、一度詰める」

服は買ってあっても、実際に着て歩いてみると、靴がきつい、スカートの丈が気になる、といった小さな違和感が出てきます。5日前くらいに家族全員で一度着てみて、不都合があれば調整できる余裕を残してください。

持ち物は、受験票、願書の控え、上履き、ハンカチ、替えの靴下、小さなおやつや飲み物など、園の案内に沿って袋に詰めておきます。服装と持ち物の詳細は面接の服装・持ち物・髪型にまとめていますので、照らし合わせてみてください。

経路と時間も同じく「一度試す」が基本です。地図で確認するのと、実際に子どもを連れて歩くのとでは、所要時間がかなり違います。可能であれば3日前までに、当日と同じ曜日・時間帯で一度移動してみてください。ベビーカーの扱い、駅の階段、園の入口の場所まで分かると、当日の親の余裕がまったく違います。

複数園を受ける方は、園ごとの集合場所と時刻を一枚の紙に書き出しておくと安心です。日程の重なりについては複数園に出願するときの日程調整でお話ししています。

体調と気持ちの「守り」を最優先に

この時期にいちばん避けたいのは、家族の誰かが体調を崩すことです。人混みを避ける、手洗いを徹底する、睡眠を削らない、といった当たり前のことを家族全員で守ってください。父親の仕事の都合で寝不足のまま面接に臨むケースも見てきましたが、表情に出ます。

万が一、当日に発熱などで受験が難しくなった場合に備えて、園の連絡先と、別日程の対応があるかどうかを募集要項で確かめておくことも、この時期にできる備えです。

気持ちの面では、子どもに「面接」という言葉を重く伝えないことです。私は「幼稚園の先生とお話しする日」「楽しみだね」という言い方をおすすめしています。親が緊張していると、子どもはそれを敏感に感じ取ります。

前日と当日の朝にすること

前日は、持ち物を玄関にそろえ、服を掛けておき、早めに就寝します。新しい練習はしません。当日の朝は、いつも通りの朝食をとり、出発前にトイレをすませ、少し早めに家を出ます。到着から面接までの具体的な流れは11月1日 当日の流れに書きましたので、前日に一度読んでおいていただければと思います。

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元面接官のうみ塾長が、面接で一般的によく聞かれる質問を「志望動機」「お子さまへ」「家庭の教育方針」など8つのテーマに分けて100問まとめたチェックリスト(PDF)です。お父様・お母様それぞれが声に出して答えられたら印をつけられる形になっています。

※特定の園で実際に出た質問ではありません。回答例はのせていません。ご家庭の言葉で答えを考えるためにお使いください。

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まとめ

面接1週間前は、新しい準備を足すのではなく、志望理由の一貫性、子どもへの接し方、生活リズム、服装・持ち物、経路、体調という6つを「そろえる」時期です。ここまで準備してきたご家庭なら、あとは落ち着いて当日を迎えるだけだと私は思います。

いま読んでおきたい園別ガイド:【東京】幼稚園受験ランキング/【神奈川県】幼稚園受験ランキング

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この記事の内容は2026年10月時点の一般的な考え方です。各園の日程・提出方法・持ち物は、必ずその園の募集要項でご確認ください。