【東京学芸大学附属幼稚園竹早園舎】受かる子の特徴は?合格に近づく準備をプロが解説
東京学芸大学附属幼稚園竹早園舎の第一次検定は、集団テストと親子面接・親子遊びです。技能を測る場ではなく、子どもの発達の総合的な姿と、親子の関係が見られる場だと考えられます。
① 母子分離ができる
集団テストは15〜17人単位で、子どもだけが調査室に入ります。受験されたご家庭からは「調査中に泣いてしまった子は、親が呼ばれてつき添っていたようだった。母子分離できるように準備することが大切」という声があります。
誘導係は竹早小学校の6年生です。知らないお兄さん・お姉さんについていけるか。トイレに行きたいと自分から言えるか。日常の中で、親以外の大人や年上の子と関わる機会を増やしておきましょう。
② 正解のない課題を楽しめる
「箱の中のものを好きに使って、できるだけ高く積んでください」。「魔法のステッキを使って、好きな動物に変身させてください」。どちらも決まった答えがありません。
親が正解を探して仕切ってしまうと、その不自然さは伝わります。倒れても笑って積み直せるか。子どもの「ゾウじゃなくて恐竜がいい」という発想を受け止められるか。ふだんの遊びの中で育つ力です。
③ ごっこ遊びに慣れている
集団テストでは、お店屋さんごっこ、お医者さんごっこ、バスごっこなどが出ます。途中で店と客が交代する場面もあります。役を切り替える、友達とやり取りする。園庭や公園での遊びが、そのまま準備になります。
④ 家庭が附属園の性格を理解している
東京学芸大学附属幼稚園竹早園舎は教員養成大学の附属園です。9月から10月まで教育実習があります。研究活動も日常的に行われます。ボランティア活動への協力も求められます。面接で必ず問われる項目です。
また「早期教育は行わず、子どもたちが心身ともに総合的に成長することをねらう」と明記されています。「自主性を重んじるのが本園の方針ですが、そのことについてどのようにお考えですか」。この問いに、ご家庭の言葉で答えられるかどうか。
抽選までの流れを知っておく
東京学芸大学附属幼稚園竹早園舎は、2年保育のみで男女計30名の募集です。第一次検定は「発育総合調査」で、これを通過した方を対象に第二次検定の抽選があります。合格者数より1つ多い番号札が入ったつぼから受付番号順に札を引き、最後に残った札の次の番号から、男女各15人が選出されます。
つまり、第一次検定を通過しても、そこで決まるわけではありません。準備の目的は、抽選に進むための土台を整えることと、結果に関わらず子どもの中に残る経験を積むことです。上記は2025年度入園(2024年冬実施)の情報で、最新は募集要項でご確認ください。
通園区域と親子面接で問われること
通園区域には条件があります。東京都23区内の指定区域に保護者とともに居住し、幼児が徒歩または公共交通機関で35分程度までで通園できることが条件で、入園後も区域内に居住し続ける必要があります。通園バスはありません。
親子面接は、第一次検定の当日に、保護者1人と本人で行われ、所要時間は3〜5分です。子どもの考査中に、保護者が質問票(アンケート)に記入します。アンケートの内容は、与えたくないおもちゃやお菓子を子どもが欲しがったときにどうするか、という質問で、面接で「そのように対処されたのはなぜですか」と掘り下げられます。理想論ではなく、実際の場面を思い浮かべて書くことが大切です。
説明会や公開行事がない園での情報の集め方
この園には入園説明会も公開行事もありません。園の様子を直接見る機会が限られていますので、園のホームページで公表されている資料を丁寧に読み込むことが大切です。面接では「本園の概要はお読みになりましたか」と直接問われます。
出願は、Web出願のあとに郵送出願をする2段階で、世帯全員記載の住民票の写しが必要です。取得に時間がかかりますので、早めに準備しておきましょう。
園の基本情報と生活面で確認しておくこと
東京学芸大学附属幼稚園竹早園舎は、東京都文京区小石川にある国立・共学の幼稚園で、園児数は59名(男児30名、女児29名)です。最寄りは東京メトロ丸ノ内線の茗荷谷駅から徒歩12分、後楽園駅から徒歩15分です。
制服はなく、課外教室もありません。お弁当は週4回です。学費は、保育料が月額6,100円と抑えられていますが、入園料31,300円のほか、後援会の会費や空調整備費などが別にかかります。上記は2025年度入園の目安ですので、最新は募集要項でご確認ください。
第一次検定当日の持ち物と流れ
2025年度入園の第一次検定は、男児が12月17日、女児が12月18日でした。考査は竹早小学校の校舎で行われ、子どもは志願者入構票、保護者は保護者入構票を左側につけて臨みます。受験票は、自宅やコンビニエンスストアなどで各自印刷します。考査料は1,600円です。
面接のあとの親子遊びでは、箱の中に、紙またはプラスチック製のコップ、紙製の立方体、ラップフィルムの芯、ガムテープの芯などが用意されます。もうひとつの課題では、先端に星のついた魔法のステッキと動物のイラストが使われます。いずれも道具は身近なものばかりです。日程や持ち物は年度で変わりますので、最新は募集要項でご確認ください。
募集の基本条件を整理しておく
東京学芸大学附属幼稚園竹早園舎の倍率は公表されていません。受験番号は出願順に付番され、月齢の考慮があります。2025年度入園の2年保育は、令和2年4月2日から令和3年4月1日生まれが対象でした。
同じ東京学芸大学附属幼稚園でも、小金井園舎は別の園舎で、選抜の順番も逆(小金井は抽選が先)です。混同しないよう、出願する園舎の募集要項を確認してください。受験番号の付番や月齢の考慮、対象の生年月日は、年度によって見直される可能性があります。
準備の進め方
説明会も公開行事もありません。まずは通園区域と35分ルールに該当するかを確認し、園の公表資料を丁寧に読んでください。そのうえで、家庭での遊びと会話を見直すこと。最後は抽選です。結果に関わらず、その準備は子どもの中に残ります。
「わが家に合った準備の進め方を知りたい」という方は、うみ塾長の個別相談や、家庭対策サポートをご活用ください。
▶ 東京学芸大学附属幼稚園竹早園舎の受験ガイド総まとめ(倍率・学費・考査・面接など)はこちら
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