小さき花の幼稚園の考査は、面接を含めて2日間です。1日目に親子面接、2日目に子どもだけの集団テスト(保育体験)を受けます。

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考査の流れ

考査日程 面接を含めて2日
1日目 親子面接を受ける(約10分)
2日目 名札をつけ、子どものみ考査室へ行き集団テストを受ける(約30分)
受験番号 出願順
考査料 10,000円(面接日に窓口で提出)
ママ
ママ
2日目は、親と離れるんですね……
うみ塾長
うみ塾長
はい。名札をつけて子どもだけで考査室へ向かいます。母子分離ができるかどうかは、ここで自然と見えてしまいます。

集団テストの内容

行動観察(自由遊び)

おままごと、ブロック、お絵描き、積み木、パズル、お人形などが用意されていて、自由に遊びます。何を選ぶかではなく、選んだものにどう向き合うかを見られていると考えられます。モンテッソーリ教育の園ですから、自分で選んで集中し、やり遂げる姿勢は自然と評価につながるでしょう。

言語

行動観察の途中で先生に「何というお名前ですか」「お年はいくつですか」「何を作っていますか」などと質問されます。遊びに夢中でも、声をかけられたら手を止めて答えられるか。これは家庭で繰り返し練習できることです。

読み聞かせ

絵本や紙芝居の読み聞かせの後、先生の質問に答えます。最後まで座って聞き、内容を覚えていられるかがポイントです。

歌・リズム

「むすんでひらいて」「グーチョキパーでなにつくろう」「ひげじいさん」などを歌いながら手遊びをします。定番の手遊び歌は、家庭で一通りできるようにしておきましょう。

運動

ケンケンパーをします。片足でのバランスと、指示どおりに進む力です。

ママ
ママ
準備といっても、何から手をつければ……
うみ塾長
うみ塾長
手遊び歌、絵本の読み聞かせ、そして遊びの途中で声をかけて答えさせる。この3つは今日から家庭でできます。特別な教室に通わなくても、土台はつくれます。

考査は出願の流れのどこにあるか

小さき花の幼稚園の出願は、面接票と面接資料を先に提出し、入園願書の提出は後という二段構えです。掲載している日程例では、面接票・面接資料の提出が10月16〜20日、親子面接が10月23・24日のうち1日、保育体験(集団テスト)が10月25日、そして願書提出・合格発表・入園手続が11月1日に集中します。つまり、今回解説している集団テストは、面接日の数日後に行われる流れです。日程は年度で変わりますので、最新は募集要項でご確認ください。

面接で親子ともに緊張したあと、ほどなくお子さんだけで考査室へ向かうことになります。1日目の疲れや緊張を引きずらないよう、面接の日は帰り道にほっとできる時間を作っておくと、その後の様子が落ち着きやすくなります。

モンテッソーリの園だからこそ見える姿

小さき花の幼稚園はモンテッソーリ教育を導入し、縦割りクラスで保育をしている園です。普段の保育では、子どもが自分で教具を選び、集中して取り組み、やり遂げることを大切にしています。考査の自由遊びでおままごとやブロック、積み木、パズルが用意されているのも、この園の日常に近い場面だからと言えます。

ですから、遊びの途中で先生に声をかけられたときの対応も、日々の保育で大切にされていることの延長にあります。「何を作っていますか」と聞かれて手を止め、自分の言葉で答える。そしてまた遊びに戻る。この一連の流れを、家庭の遊びの時間に何度か経験させておくと安心です。

ママ
ママ
2日目の約30分で、何を一番見られているのでしょうか。
うみ塾長
うみ塾長
自由遊び、言語、読み聞かせ、歌・リズム、運動と場面は変わりますが、共通して見られているのは「自分で選んで取り組めるか」「声をかけられたら応じられるか」「最後まで座って聞けるか」という生活の姿だと考えられます。特別な技能ではなく、毎日の積み重ねが出る場面です。

母子分離と持ち物・身なりの準備

2日目は名札をつけ、子どもだけで考査室へ入ります。この園は、年少は4月末まで午前保育という配慮をしていますが、入園前の考査では短い時間でも親と離れる必要があります。ももぐみ(未就園児クラス)に通っているご家庭は、園の建物や先生に慣れているため、親と離れる場面にも慣れやすくなります。通っていない場合は、祖父母や親戚に預ける、短時間の一時保育を使うなど、親と離れて過ごす経験を事前につくっておきましょう。

また、面接資料や願書に使う写真は9月中に撮影しておくと安心です。願書には家族写真、面接資料には志願者の写真を貼りますので、考査の準備と並行して書類を整えておくと、10月の慌ただしい時期に余裕が生まれます。

面接の質問と考査はつながっている

この園の面接では、お子さんに「お名前を教えてください」「何歳ですか」「お母さんの作るお料理で何が好きですか」といった質問がされ、答えに対して「ほかにもありますか」と掘り下げられることがあります。考査の言語の場面で「何というお名前ですか」「お年はいくつですか」と聞かれるのと同じ種類の力です。面接用に暗記した答えではなく、日常会話の中で自分の言葉で答えられるように、食事の時間や遊びの時間に「どうして?」「ほかには?」と重ねて聞く習慣をつけておくと、考査にも面接にも生きてきます。

歌・リズムで出る「むすんでひらいて」「グーチョキパーでなにつくろう」「ひげじいさん」は、入浴前や車の中など、毎日の決まった時間に1曲ずつ一緒にやれば、無理なく身につけやすくなります。ケンケンパーも、玄関や公園のタイルを使って遊びとして取り入れてみてください。

読み聞かせの場面は、絵本や紙芝居を聞いたあとに先生の質問へ答える形です。毎晩の絵本のあとに「だれが出てきた?」「最後はどうなった?」と一言だけ聞いてみてください。長く答えさせる必要はなく、最後まで座って聞き、内容を思い出して一言で返せる経験が、そのまま考査の準備になります。うまく答えられなくても叱らず、「そうだね、よく聞いていたね」と受けとめることが、次の意欲につながります。

考査の前日と当日の朝は、いつもどおりの時間に起きて食事をとり、慌てずに園へ向かえるよう余裕を持った行動を心がけてください。保護者の落ち着きは、そのままお子さんの安心感になります。

面接については面接の記事で詳しく扱います。

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