横須賀学院小学校の教育の特色は何ですか?
横須賀学院小学校の教育の特色について、はじめての方にもわかりやすく整理します。学校が大切にしている教育の考え方をおさえておきましょう。
キリスト教に基づく教育
横須賀学院小学校は、キリスト教(プロテスタント)に基づく人間教育を大切にする学校です。聖書の教えを土台にした教育が行われています。
日々の礼拝や祈りを通して、子どもたちは自分や他者を大切にする心、思いやりや感謝の心を育んでいきます。
キリスト教に基づく人間教育は、子どもたちの心の成長を支える大切な柱になっています。
小中高一貫の学び
横須賀学院は、小学校から中学校・高等学校まで、一貫した教育を行う学校です。長い見通しを持って学べる環境が魅力です。
小学校の卒業生の多くが系列の中学校へ進み、さらに高校へと学びを続けていきます。一貫した環境で成長できます。
進学のたびに環境が大きく変わる負担が少なく、落ち着いて学び続けられることが、一貫校の大きな強みです。
英語教育と学びの充実
横須賀学院小学校では、英語教育にも力を入れています。早い時期から英語にふれ、国際的な視野を育てる学びが行われています。
アフタースクールなど、放課後の学びや過ごし方を支える環境も整えられています。共働きの家庭にも心強い環境です。
子どもたちは、充実した学びの環境の中で、学力とともに豊かな心を育てていきます。
心を育てる教育
横須賀学院小学校の教育は、学力だけでなく、キリスト教に基づく豊かな心を育てることを大切にしています。
思いやりや感謝、人を大切にする姿勢は、子どもたちが生涯にわたって持ち続ける大切な力になります。
知識と心をあわせて育てる教育は、一貫した環境の中で、長い時間をかけてじっくりと積み重ねられていきます。
資料に示された教育方針
横須賀学院小学校の教育について、資料には次の内容が記載されています。
この学校はキリスト教の精神を基に、「敬神・愛人」を建学の精神として掲げています。宗教教育を教育活動の大きな土台と考え、具体的な教育活動を通して、聖書の教えから人間形成へとつなげることを目指しています。
そのうえで教育方針として掲げられているのが、「心に愛を育み、愛を実践する子どもの育成」です。愛を心のなかにとどめず、行いに移すところまでを目標にしている点が特徴といえます。
言葉としては短いものですが、宗教教育を土台に置くという姿勢が、日々の教育活動の枠組みそのものになっているということです。ご家庭がこの姿勢をどう受けとめるかは、学校選びの大きな分かれ目になります。
育てたい子どもの姿として掲げられている5つの言葉
教育方針をより具体的に示すものとして、資料には育成を目指す子どもの姿が5つ挙げられています。
- すべてのことに感謝する子ども
- 自分のよいところを表現できる子ども
- 友だちのよいところがわかる子ども
- ねばりづよく励む子ども
- 喜んでお手伝いができる子
5つを並べてみると、学力に関わる言葉が一つも入っていないことに気づきます。感謝、自己表現、他者への気づき、粘り強さ、進んで人を手伝う姿勢。いずれも人との関わりと、物事に向かう構えに関わるものです。
なかでも「自分のよいところを表現できる子ども」と「友だちのよいところがわかる子ども」が並んでいる点は、この学校の考え方をよく表しています。自分を認めることと、他人を認めることを対にして掲げているということです。
「喜んでお手伝いができる子」という言葉も、家庭での日常と地続きです。特別な準備をするというより、日ごろの暮らしのなかで積み上がるものが問われていると読めます。
年表でたどる、学校の歩み
資料で確認できる沿革は次のとおりです。
- 1950年 開校
- 2009年 学校法人青山学院と教育提携協定を締結
- 2020年 台湾の大村國民小学と姉妹校協定を締結
1950年の開校ですので、70年以上の歴史を重ねてきた学校です。
2009年の学校法人青山学院との教育提携協定は、キリスト教主義の学校同士の結びつきとして注目される出来事です。ここで正確にお伝えしておきたいのは、これは教育上の提携であって、系列校の関係ではないという点です。資料が系列校として挙げているのは、横須賀学院中学高等学校と横須賀学院高等学校です。
2020年には台湾の大村國民小学と姉妹校協定を締結しています。資料によると、この学校は海外の学校との交流が盛んで、台湾の学校を訪問する取り組みがあります。国内での学びにとどまらない機会が用意されているということです。
なお、教育課程の詳しい内容や授業時数、外国語の学習の進め方については、資料に記載がありません。学校説明会や公式サイトでご確認ください。
151名という規模で学ぶということ
教育の中身を考えるとき、どのくらいの人数のなかで学ぶのかは大きな要素です。資料によると、横須賀学院小学校の児童数は151名、教員数は24名(非常勤5名を含む)です。
児童数151名を6学年で割ると、1学年あたり20名台という計算になります。学年全体が一つの教室に収まる規模です。教員24名との関係で見ても、一人の教員が向き合う児童の数は多くありません。
「友だちのよいところがわかる子ども」という目標を掲げる学校にとって、この規模は理にかなっています。学年の全員の顔と名前が分かる環境であればこそ、一人ひとりのよさに気づく機会も生まれるからです。
学校生活の枠組みとしては、制服あり、土曜授業なし、昼食は給食、スクールバスあり、アフタースクールありと記載されています。共学のプロテスタント校です。
安全対策から見える学校の姿勢
教育の考え方は、日々の学校運営にも表れます。資料に記載されている安全対策は次のとおりです。
- 2つの校門に門衛を配置
- 校内に防犯カメラや緊急通報装置を設置
- さまざまな災害を想定した避難訓練を実施
- 登下校時刻の配信と、家庭との連絡用アプリを導入
門衛を2つの校門それぞれに置くという点は、人の手をかけた対応です。機器だけに頼らず、人の目を入口に配置しているということです。
登下校時刻の配信と連絡用アプリの導入も見逃せません。学校と家庭のあいだで情報が行き来するしくみが整っているということですから、日々の連絡や急な変更にも対応しやすくなります。
教育についてよくある質問
宗教の授業はありますか
資料には、宗教教育を教育活動の大きな土台と考えるとあります。授業の時数や内容についての記載はありません。
キリスト教の信者でないと入学できませんか
入学に信仰が必要かどうかについての記載は、資料にはありません。学校説明会でご確認ください。
土曜日に授業はありますか
土曜授業は「なし」と記載されています。
系列の中学校・高校はどこですか
横須賀学院中学高等学校と横須賀学院高等学校です。青山学院とは2009年に教育提携協定を結んでいますが、系列校の関係ではありません。
海外との交流はありますか
2020年に台湾の大村國民小学と姉妹校協定を結んでおり、台湾の学校を訪問する取り組みがあると記載されています。
1クラスは何人ですか
1クラスあたりの人数についての記載は資料にありません。児童数は151名です。
教育の中身は、説明会で確かめるのが確実です
資料から読み取れるのは、建学の精神と教育方針、育てたい子どもの姿、そして沿革までです。日々の授業がどのように進むのか、行事にどのようなものがあるのか、放課後の過ごし方はどうかといった部分は、資料には示されていません。
2026年度入試に向けては、学校説明会が2025年2月22日、5月10日、6月14日・28日、7月12日の5回、授業体験会が2025年6月7日、入学試験体験会が2025年7月5日に実施されました。授業体験会という機会が用意されているのは、教育の中身を知るうえでありがたいところです。
次年度の日程は学校の公式サイトでご確認ください。
教育方針を知るには
学校の教育方針や雰囲気は、資料だけでは伝わりにくい部分もあります。説明会に参加して直接感じ取りましょう。
教育の特色や取り組みは、年度によって発展していくこともあります。最新の情報は学校公式サイトでご確認ください。
家庭の教育方針と学校の考え方が合っているかを見極めることが、納得のいく学校選びにつながります。
横須賀学院小学校の受験情報は、ほかの記事でもくわしく解説しています。あわせてご覧ください。
志望校対策に、うみ塾長制作の教材があります
元お受験幼稚園面接官のうみ塾長が、願書・面接・学校選びを教材にまとめています。
学校全体の雰囲気からつかみたい方は、どんな学校?校風と歴史をプロが解説をご覧ください。
卒業後の進路については、進学先は?小中高一貫の道をプロが解説でまとめています。
ニュースを見逃さないように登録する
Google ニュースでフォローする1.jpg)


























