山梨学院小学校の教育の特色は何ですか?
山梨学院小学校の教育の特色について、はじめての方にもわかりやすく整理します。学校が大切にしている学びの考え方をおさえておきましょう。
4つの柱を大切にする教育
山梨学院小学校は、「自律」「思考」「表現」「共生」の4つを教育の柱としています。子どもの能力を最大限に引き出す教育です。
一人ひとりに最適化した学びを目指し、子どもが自ら考え、表現し、仲間とともに育つ環境が整えられています。
4つの柱は、これからの時代を生きる子どもたちに必要な力を、バランスよく育てることを目指したものです。
IB(国際バカロレア)教育
山梨学院小学校は、IB(国際バカロレア)PYPの認定校です。探究を中心とした国際的な学びが受けられる点が大きな特色です。
IBの学びでは、子どもが自ら問いを持ち、調べ、考え、表現していきます。主体的に学ぶ力を育てる教育です。
国際的な視野と探究する姿勢を育てるIB教育は、これからの時代に求められる力を伸ばす学びとして注目されています。
本物の学びと探究
山梨学院小学校では、「本物の学び」を大切にしています。実際に体験し、感動や楽しさを通して学ぶことを重視しています。
独自のYGESメソッドのもとで、子どもたちは学ぶ楽しさを感じながら、探究する力を育てていきます。
「感動」や「楽しさ」を大切にする学びは、子どもの学ぶ意欲を引き出し、生涯にわたる学びの土台になります。
研究に支えられた教育
山梨学院小学校は、文部科学省の研究開発学校やソニー教育財団の奨励校に指定された実績を持ちます。研究に支えられた教育です。
新しい教育のあり方を探究してきた歴史があり、その積み重ねが日々の授業に生かされています。
研究的な学びの環境の中で、子どもたちは工夫された授業を通して、考える力や表現する力を伸ばしていきます。
教育を支えている施設と1日の流れ
教科ごとに専用の館がある校舎
公式サイトの校舎・設備のページでは、教科に対応した施設が個別に紹介されています。音楽館にはグランドピアノを中心に一人1台の電子オルガンが置かれ、レッスン室が3室(各室にピアノ2台)用意されています。芸術館は複数の美術活動を同時に行える広さがあり、陶芸用のろくろと窯を備えています。環境館は科学実験の設備と自然に触れるための標本をそろえた専用教室です。
体育の環境としては、バドミントンコート3面とクライミングウォールを備えたスポーツ館、人工芝を敷いたオクトーバー運動場(小中学校では全国初となるミスト冷却装置を設置)、ゴムチップ製のプレイコートが紹介されています。ほかに、約300人を収容できるカフェテリア、実物大の恐竜模型やパソコンを備えたメディアセンター、作物の栽培から調理までを行うアルテア子どもファーム、日本の小学校で初めて導入されたというスウェーデン製の大型コンビネーション遊具があります。
探究を掲げる学校は多いのですが、探究のための場所と道具が校内に常設されているかどうかは学校によって差が出ます。この学校の場合、施設の一覧がそのまま教育内容の裏づけになっています。
1日の時程
1日の流れのページによれば、登校開始は7時00分、登校時間は7時35分から8時15分です。8時20分から健康観察、8時25分から朝の活動、8時40分に1時間目が始まります。中休みは10時15分から10時35分の20分間、ランチは12時10分から12時50分、昼休みが13時05分まで。5時間目が13時05分から、6時間目が13時55分から14時40分で、そのあと掃除と帰りの活動、15時00分から15時30分に下校とトワイライトスクールへの引き継ぎが行われます。
中休みが20分確保されていること、昼食に40分をあてていることは、時程表から読み取れる学校の姿勢です。
年間行事から見える学びの組み立て
プロジェクトという名の行事が学期ごとに置かれています
年間行事のページを見ると、5月にスポーツプロジェクトとスポーツフェスティバル、7月に1年生から5年生のサマープロジェクト、10月にカルチャープロジェクト、2月にサミットプロジェクトが並びます。行事の名称に「プロジェクト」が使われているのは、単発のイベントではなく、事前の学習と事後のまとめを含んだひとまとまりの活動として組まれているためと読み取れます。
そのほか、6月に山梨学院創立記念日と6年生の北海道卒業旅行、10月に5年生の東京社会見学、11月にカルチャーフェスティバル、12月にコーラスフェスティバル、1月にスケート教室が予定されています。
3月のPYP Exhibitionが6年間の締めくくり
3月には卒業式とともにPYP Exhibitionが行われます。これは国際バカロレアPYPの最終学年で行う総まとめの探究発表で、6年間の学びの成果を子ども自身が示す場です。同校は2019年2月8日にPYPの認定を受けており、幼稚園と小学校の9年間でのIB認定は全国初、小学校単独では全国4校目とされています。
入学時の説明だけでなく、6年生が最後に何をするのかまで確認しておくと、教育課程の全体像がつかみやすくなります。
学期は前期・後期の2学期制です
年間行事のページには、4月に前期始業、9月に前期終業、10月に後期始業と記載されています。3学期制ではなく2学期制で運営されていることが、行事の並びから確認できます。長期休業の扱いや通知表のタイミングが公立小学校と異なる点は、入学前に知っておくとよいでしょう。
教育内容についてよくある質問
英語はどのくらい学びますか
公式サイトの教育目標のページでは、表現の柱として「確かなコミュニケーション能力(日本語・英語)」が掲げられ、8つのコンセプトのうち異文化理解の項目で「グローバル化時代にふさわしいコミュニケーション能力を育成するために、おもに英語力を高めます」と説明されています。授業時数の具体的な数字は公式サイトに掲載されていませんので、詳しくは説明会でご確認ください。
放課後にも学びの時間がありますか
トワイライトスクールという放課後のプログラムが用意されており、1限が15時30分から16時25分、2限が16時35分から17時30分です。よくある質問のページでは「TSの利用は任意です」「1日に180人前後の学内外の児童がTSを利用しています」と説明されています。学外の児童も利用しているという点は、この学校の特徴のひとつです。
教育費として別枠の費用がかかりますか
納付金のページでは、月額の内訳として授業料30,000円、教育充実費15,000円、IB教育費5,000円(2025年度入学)が示されています。IB教育に関わる費用が独立した項目として立てられている形です。
教育方針は説明会で確認できますか
2027年度入試に向けた募集スケジュールでは、8月22日(土)のYGES体験授業、9月12日(土)の入試説明会(オンデマンド配信あり)、9月15日(火)と16日(水)のトワイライトスクール見学ツアー、11月5日(木)のカルチャープロジェクト見学ツアー、11月14日(土)のカルチャーフェスティバル見学・参加、2027年1月23日(土)の小学校受験セミナーが案内されています。授業や行事を実際に見られる機会が複数用意されていますので、日程の合うものを選んでください。
食事の場面も教育の一部に位置づけられています
給食のページでは、完全給食制で、管理栄養士と栄養教諭の指導のもと栄養バランスのとれたランチが提供されると案内されています。調理は2011年に完成した山梨学院クッキングハウスが担い、山梨学院幼稚園の給食施設も兼ねています。アレルギーのある児童には特別メニューが用意され、専用のアレルギー室が完備されていると説明されています。
校舎・設備のページでは、約300人を収容できるカフェテリアについて、教職員も同席して食事や授業に活用すると紹介されています。食べる場所が授業にも使われるという設計は、食事の時間を生活指導の場として位置づけている表れといえます。
教育方針を知るには
学校の教育方針や雰囲気は、資料だけでは伝わりにくい部分もあります。説明会や公開授業に参加して直接感じ取りましょう。
教育の特色や取り組みは、年度によって発展していくこともあります。最新の情報は学校公式サイトでご確認ください。
家庭の教育方針と学校の考え方が合っているかを見極めることが、納得のいく学校選びにつながります。
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