山梨学院小学校ってどんな学校ですか?
山梨学院小学校は、甲府市にある私立の小学校です。学校の校風と歴史について、はじめての方にもわかりやすく整理します。
山梨学院小学校の歩み
山梨学院小学校は2004年に開校しました。開校以来、探究を中心とした本物の学びを追い求めてきた学校です。
2019年にはIB(国際バカロレア)PYPの認定校となり、国際的な学びの環境が整えられました。
文部科学省の研究開発学校やソニー教育財団の奨励校に指定されるなど、教育研究に支えられた歩みを重ねてきました。
探究を大切にする校風
山梨学院小学校の校風は、「自律」「思考」「表現」「共生」の4つの柱と、IB教育に表れています。子どもが主体的に学ぶ学校です。
「感動」や「楽しさ」を大切にし、本物の学びを通して、子どもたちの学ぶ意欲を引き出す教育が行われています。
独自のYGESメソッドのもとで、子どもたちはのびのびと探究し、自分を表現しながら成長していきます。
充実した教育環境
山梨学院小学校は、幼稚園から大学までの幅広い系列校を持ち、一貫した理念のもとで学べる環境が整っています。
JR「酒折」駅から徒歩5分という駅近の立地に加え、スクールバスも運行されており、通いやすい環境です。
給食があり、駅近で通いやすく、国際的な学びが受けられる、充実した教育環境を備えた学校です。
こんな家庭におすすめ
山梨学院小学校は、IB教育や探究的な学びを通して、子どもの主体性や国際的な視野を育てたい家庭に向いています。
「感動」や「楽しさ」を大切にし、本物の学びを重視する教育に共感できる家庭にふさわしい学校です。
幅広い系列校のもとで、長い見通しを持って子どもを育てたい家庭にも合う環境が整っています。
公式サイトの沿革から見える20年の歩み
2004年開校、2016年に現在の校名へ
公式サイトの沿革ページによると、2003年(平成15年)に山梨学院大学附属小学校の設置が認可され、翌2004年(平成16年)に開校しています。2016年(平成28年)に「山梨学院小学校」へ名称を変更し、同じ年に国際バカロレアPYPの候補校として認定されました。そして2019年(平成31年)にPYP認定校の指定を受けています。
歴史の長い伝統校とは異なり、開校から20年ほどの新しい学校です。その短い期間に、研究指定と国際バカロレアの認定を重ねてきたという経緯が沿革から読み取れます。
文部科学省の研究開発学校に2度指定されています
沿革には、2006年(平成18年)に文部科学省研究開発学校の指定(3か年)、2013年(平成25年)にも同じく研究開発学校の指定(4か年)を受けたことが記載されています。研究開発学校は、国の教育課程の基準によらない教育課程を編成して実践できる制度です。2度にわたって指定を受けているという事実は、この学校のカリキュラムが早い時期から通常とは異なる設計で組まれてきたことを示しています。
そのほか、2010年(平成22年)に日本交響楽振興財団の音楽教育モデル校指定、2011年(平成23年)と2013年にパナソニック教育財団の実践研究助成校指定、2011年と2012年(平成24年)にソニー教育財団子ども科学教育プログラムの優秀校受賞、2012年にオクトーバー運動場の完成が記載されています。
幼小9年間のIB認定は全国初
国際バカロレアPYPのページによれば、認定を受けたのは2019年2月8日です。学校教育法第一条に規定される学校として、山梨学院幼稚園と山梨学院小学校の9年間でIB認定を受けたのは全国で初めてで、単独では幼稚園が全国2園目、小学校が全国4校目と説明されています。
PYPは3歳から12歳を対象とするプログラムです。幼稚園から小学校卒業までがひとつのプログラムでつながっている点が、この学校の骨格になっています。
校舎と設備から読み取れる学校の性格
教科ごとに専用の館があります
公式サイトの校舎・設備のページでは、レンガ校舎の正面玄関にセキュリティシステムを備えていること、1階に約300人を収容できるカフェテリアがあり教職員も同席して食事や授業に活用していること、メディアセンターの1階に本棚とパソコンと実物大の恐竜模型、2階に書籍と30数台のパソコンとサンタ・マリア号の模型が置かれていることが紹介されています。
教科に対応した施設としては、グランドピアノを中心に一人1台の電子オルガンを備えた音楽館(レッスン室3室、各室ピアノ2台)、陶芸用のろくろと窯を備えた芸術館、科学実験の設備と標本をそろえた環境館があります。運動の環境としては、バドミントンコート3面とクライミングウォールのあるスポーツ館、人工芝を敷き小中学校では全国初となるミスト冷却装置を設置したオクトーバー運動場、ゴムチップ製のプレイコートが挙げられています。
さらに、日本の小学校で初めて導入されたというスウェーデン製の大型コンビネーション遊具、作物の栽培から調理までを行うアルテア子どもファームがあります。
探究を掲げる学校は多いのですが、探究のための場所と道具が校内に常設されているかどうかは学校によって差が出ます。この学校の場合、施設の一覧がそのまま教育方針の裏づけになっています。
1日と1年の過ごし方
1日の流れのページによれば、登校開始は7時00分、登校時間は7時35分から8時15分、1時間目の開始が8時40分です。中休みは20分間、ランチは12時10分から12時50分、下校とトワイライトスクールへの引き継ぎが15時00分から15時30分です。
年間行事は、4月の入学式と前期始業に始まり、5月のスポーツプロジェクトとスポーツフェスティバル、6月の山梨学院創立記念日と6年生の北海道卒業旅行、7月のサマープロジェクト、9月の前期終業、10月の後期始業と5年生の東京社会見学とカルチャープロジェクト、11月のカルチャーフェスティバル、12月のコーラスフェスティバル、1月のスケート教室、2月のサミットプロジェクト、3月のPYP Exhibitionと卒業式という並びです。前期・後期の2学期制で運営されていることが、この並びから確認できます。
どんな学校かを判断するための公式データ
通学範囲は限定されていません
よくある質問のページでは、通学範囲について「実際に通学が可能な範囲であれば結構です」と説明されています。在校生の約半数が甲府市在住で、それ以外は広い範囲から通学しているとされ、例年150名程度の児童がJR中央本線や山梨交通・富士急行の路線バスを使って通学していると公表されています。通学ページでは、JR利用が約4分の1、自家用車・スクールバス・公共バスなど車での通学が半数以上、徒歩は少数という内訳が示されています。
服装は原則自由、給食は完全給食制
学校生活のページでは、入学式や卒業式など公式の場で着用するフォーマルウエアがあり、普段の通学・学習は原則として服装が自由と案内されています。給食は完全給食制で、2011年に完成した山梨学院クッキングハウスが調理を担い、管理栄養士と栄養教諭の指導のもとで提供され、専用のアレルギー室が設けられています。
放課後のトワイライトスクールは学外の児童も利用
よくある質問のページでは、トワイライトスクールの利用は任意で、1日に180人前後の学内外の児童が利用していると説明されています。1限が15時30分から16時25分、2限が16時35分から17時30分です。学外の子どもも受け入れているという点は、地域に開かれた運用として押さえておきたい情報です。
合否に影響しないと明記されている項目
よくある質問のページでは、推薦状や紹介状は必要ないこと、学校説明会等に参加していなくても出願できること、「保護者の学歴や職業、家族構成などが合否に影響することはありません」、月齢を考慮して判定を行うこと、寄附金や入学予約金は入学前・入学後を問わず一切必要ないことが、いずれも明記されています。
私立小学校に対して身構えてしまう保護者は少なくありませんが、この学校については、学校側が公式にこれだけはっきり否定しています。まずはこの前提から検討を始めてよい学校です。
学校を知るために
学校の雰囲気は、資料だけでは伝わりにくいものです。説明会や公開授業に参加して、直接感じ取ることをおすすめします。
学校の取り組みは年度によって発展していくこともあります。最新の情報は学校公式サイトでご確認ください。
家庭の教育方針と学校の校風が合っているかを確かめることが、納得のいく学校選びにつながります。
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