徳島文理小学校の入学試験では、どんなことをするのでしょうか。当日の流れや、家でどんな準備をすればよいのかも知りたいです。
徳島文理小学校の令和9年度(2027年度)入学の試験は、筆記テスト・全体活動・面接の3つです。試験は前期と後期の2回あり、募集要項には朝8:50からの受付に始まる時程がのっています。学校は公式サイトの回答で、特別な準備よりも毎日の生活体験を豊かにすることが大切だと伝えています。
大切なのは、以下の3点です。
・筆記テスト・全体活動・面接の3つを総合的に見て判断される
・面接は、保護者と児童がそれぞれ入室して行う
・お話を聞く、あいさつや返事をするなど、毎日の基本を整える
徳島文理小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
徳島文理小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【徳島文理小学校】試験内容の全体像(令和9年度入学)
徳島文理小学校は、徳島県徳島市山城町にある私立の小学校です。この記事では、公式サイトの「児童募集要項(令和9年度)」と、学校が公式サイトにのせている回答をもとに、入学試験の形を整理します。
| 項目 | 募集要項の内容 |
|---|---|
| 試験内容 | 筆記テスト・全体活動・面接 |
| 試験場 | 徳島文理小学校 |
| 試験日 | 前期 令和8年11月29日(日)/後期 令和9年1月5日(火) |
| 筆記用具 | 鉛筆は学校で用意する |
| 持参するもの | 受験者の上履き |
令和8年は2026年、令和9年は2027年です。2026年10月8日の時点で、前期・後期とも試験はこれからです。
2026年6月8日に公式サイトに掲載された、オープンスクールでの質問への回答では、入試の考え方が説明されています。筆記テスト・全体活動・面接について、「それらを総合的に考慮して判断しております」と書かれています。どれか1つだけで決まるのではなく、3つを合わせて見るということです。
この記事では、学校が公式に出していない問題や、面接で聞かれた質問の例は書いていません。公式サイトに書かれていることと、それをふまえた家庭での準備の考え方をお伝えします。くわしくは公式の児童募集要項(令和9年度)でご確認ください。
【徳島文理小学校】試験の日の流れと服装
募集要項には、試験の日の時程がのっています。時程は前期・後期に分けずに、1つだけ書かれています。
| 時刻 | 内容 |
|---|---|
| 8:50 ~ 9:20 | 受付 |
| 9:25 ~ | 諸連絡 |
| 9:25 ~ 10:00 | 筆記テスト |
| 10:05 ~ 10:45 | 全体活動 |
| 11:00 ~ | 面接 |
朝の受付から面接まで、お子さまにとっては長い時間です。筆記テストのあとは、すぐに全体活動に移ります。面接の終わる時刻は書かれていませんので、当日の予定にはゆとりをもたせておきましょう。
服装については、オープンスクールでの回答に、特に指定していないと書かれています。全体活動では体育館で身体を動かす活動があるので、活動しやすい服装がよいとのことです。また、受験票を折って入れられるポケットがあると有難い、という一言もそえられています。例年、多くの方は通っている幼稚園などの制服を着ているようだ、とも書かれています。
持ち物として募集要項に書かれているのは、受験者の上履きです。鉛筆は学校で用意されます。ほかに必要なものは、受験票といっしょに届く案内などで確かめてください。
合否は、受験したすべての方に通知書を郵送すると書かれています。通知の日は、前期が令和8年12月1日(火)、後期が令和9年1月6日(水)です。出願の期間や手続きの締切は、徳島文理小学校の倍率・募集人数の記事にまとめています。
【徳島文理小学校】筆記テストと全体活動について公式に書かれていること
筆記テストと全体活動の中身について、公式サイトに書かれていることは多くありません。そのうえで、オープンスクールでの回答から、次の点が読み取れます。
- 特別な準備というよりも、毎日の生活体験を豊かにすることが大切と考えている
- 文字を書くことはテストにはない
- 全体活動では、体育館で身体を動かす活動がある
試験のために、文字を書く練習ばかりを重ねる必要はありません。それよりも、話を聞いて考え、言われたとおりに動ける力を育てることを大切にしましょう。なお、入学までに自分の名前をひらがなで書けるようにすることは、公式の「よくあるご質問」で就学準備としてあげられています。試験の準備と、入学の準備は分けて考えるとよいでしょう。
公式サイトの入学案内のページには、「令和7年度 入試問題練習」というPDFが公開されています(2026年10月8日の時点)。どんな形の問題なのかを知るために、まずは親子で目を通してみるとよいでしょう。この記事では、その中身は写していません。
また、令和8年10月10日(土)の入試説明会では、入試及び問題の説明があると案内されています。10月17日(土)の入試説明会(Part2)でも、入試説明と解答練習の時間がとられています。問題の形は、学校から直接聞くのがいちばん確かです。
【徳島文理小学校】面接について公式に書かれていること
募集要項には、「面接は保護者・児童ごとに入室して行います」と書かれています。お子さまとお父様・お母様が、それぞれ面接を受ける形です。
オープンスクールでの回答では、面接についても説明があります。
- お子さまの面接は、相手のお話を聞くこと、あいさつ・返事がきちんとできることなど、基本的な受け答えが大切
- 保護者の面接では、子育ての方針などの考えを聞く
- できるだけご両親で来てほしいが、そろっていないことで合否に関係することはない
お子さまに求められているのは、むずかしい受け答えではありません。人の話を聞き、目を見てあいさつをし、はっきり返事をする。毎日の生活でできることばかりです。
保護者の面接では、子育ての方針が聞かれます。ふだん大切にしていること、お子さまにどんな人に育ってほしいか。お父様とお母様で話し合い、ご家庭の言葉で話せるようにしておきましょう。学校の建学精神「自立協同」や、教育方針と重なるところを考えておくと、志望の理由も話しやすくなります。
【徳島文理小学校】家庭でできる準備(一般的な助言)
ここからは、公式サイトに書かれた試験の形をふまえた、指導者としての一般的な助言です。
話を最後まで聞く練習
筆記テストも全体活動も、まずは先生のお話を聞くところから始まります。家では、お手伝いをたのむときに「2つのこと」を続けて伝えてみましょう。「コップを流しに置いて、それから手を洗ってね」のように、聞いて覚えて動く練習になります。
お友だちと一緒に体を動かす経験
全体活動では、体育館で体を動かします。公園で鬼ごっこをする、順番を守って遊具で遊ぶなど、ルールのある遊びを多く経験しておくと安心です。勝ち負けよりも、最後まで参加する姿勢を大切にしてください。
初めての場所で大人と話す経験
面接は、初めて会う大人と話す場です。お店で「ありがとうございます」と言う、図書館で本の場所をたずねるなど、家族以外の大人と話す小さな経験を重ねましょう。
身の回りのことを自分でする
上履きをはく、脱いだ服をたたむ、トイレに一人で行く。こうしたことが自分でできると、当日も落ちついて過ごせます。公式の「よくあるご質問」の就学準備には、「早寝早起き朝ごはん」や、「名前を呼ばれたら「はい」と返事ができる」ことがあげられています。どれも、試験の日の落ちつきにもつながる習慣です。
準備の進め方に迷うときは、家庭学習サポートもご活用ください。
【徳島文理小学校】よくある疑問
Q. 前期と後期で、試験の内容はちがいますか?
募集要項では、試験内容は筆記テスト・全体活動・面接と1つにまとめて書かれています。試験の日の時程も、前期・後期で分けずに書かれています。気になる点は、説明会でおたずねください。
Q. 過去の問題は見られますか?
公式サイトの入学案内のページに「令和7年度 入試問題練習」のPDFがあります(2026年10月8日の時点)。それ以外の年度の問題は、公式サイトでは確認できませんでした。
Q. 説明会には参加したほうがよいですか?
入試説明会(令和8年10月10日(土))は終了し、幼稚園などの行事で参加が難しい方に向けたPart2(10月17日(土))も終了しています(2026年10月18日の時点)。10月10日は、事前申し込みでの参加と当日参加のどちらも選べると案内されています。Part2は事前申し込みをお願いしたうえで、当日の電話連絡でも構わないとされています。Part2には個別相談の時間もあります。入試の問題についての説明を直接聞ける機会ですので、都合がつけば参加をおすすめします。
Q. 両親がそろって面接に行けないときは?
オープンスクールでの回答に、そろっていないことで合否に関係することはないと書かれています。心配なことがあれば、学校に直接たずねてみてください。受験の計画全体で迷うときは、個別相談でもお話をうかがいます。
【徳島文理小学校】家庭でできる確認(筆者の教材より)
徳島文理小学校の試験は、筆記テスト・全体活動・面接の3つです。そこで、筆者の教材『受験対策チェックリスト』の6分野から、ペーパー・行動観察・面接・生活の4分野を選びました。できていない項目があるから受験をあきらめる、というためのものではありません。今どの力がついていて、これから何を身につけるかを見るための確認です。
ペーパー
- 問題のルールや、何をたずねられているかを理解してから取り組める
- 数の多い・少ない、いくつあるかが分かる
- お話を聞いて、内容や出てきた人を覚えていられる
- 季節の花や虫、食べ物を知っている
行動観察(全体活動)
- 指示を最後まで聞いてから、そのとおりに動ける
- 順番を守り、自分の番まで静かに待てる
- まわりのお子さまに気を配りながら行動できる
- 体を動かす活動で、めげずに楽しく取り組める
面接
- 名前を呼ばれたら、はっきり「はい」と返事ができる
- 相手の目を見て、あいさつができる
- 「です」「ます」をつけて、自分の言葉で思いを話せる
- こまったときも、すぐに親の顔を見て助けを求めない
生活
- 早寝早起きなど、生活のリズムがととのっている
- 上履きをはく、ぬいだ服をたたむなど、身の回りのことが自分でできる
- トイレに一人で行き、身なりをととのえて戻れる
進め方は、まず「できている」項目に印をつけて、お子さまといっしょに喜ぶところからです。まだの項目は、お手伝いや公園での遊びなど、毎日の生活の中でひとつずつ身につけていきます。筆記テストで文字を書くことはないとされていますので、聞いて考える項目を大切にしてください。
ご家庭に合わせた進め方を一緒に組み立てたい方は、家庭学習サポートで、お子さまの今の様子に合わせてご一緒に考えます。
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