生光学園小学校には、同じ学園の中学校や高校があると聞きました。卒業後はそのまま中学校へ進めるのか、英語の学びは続けられるのかを知りたいです。
生光学園小学校には、同じキャンパスに生光学園中学校と生光学園高等学校があります。公式サイトでは、中学校への進学を希望する児童に向けた内部進学制度(優先枠)が案内されています。全員がそのまま進むと書かれているわけではないので、しくみを正しく知っておくことが大切です。
大切なのは、以下の3点です。
・中学校への内部進学制度は「進学を希望する児童」に向けた優先枠
・中学校にはIECコースがあり、小学校で育てた英語の力を伸ばす道がある
・条件や外部の中学を受ける場合のことは、学校に直接確かめる
生光学園小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
生光学園小学校を検討されている方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【生光学園小学校】同じキャンパスにそろう中学校・高校
生光学園小学校は、徳島県徳島市応神町にある私立の小学校です。設置しているのは学校法人生光学園です。
学園には、幼稚園、小学校、中学校、高等学校があります。公式サイトの「進学について」のページでは、4つの学校がひとつのキャンパス内にあり、一貫教育に適した環境だと説明されています。
学園の沿革を見ると、生光小学校の開校は昭和41年(1966年)、生光中学校の開校は昭和48年(1973年)、生光高等学校の開校は昭和54年(1979年)です。平成6年(1994年)には生光学園小学校にIECコース(イマージョン教育)が開設され、平成12年(2000年)には生光学園中学校にもIECコース(イマージョン教育)が開設されました。小学校で始まった英語の学びを、中学校へつなぐ形が早くから整えられてきたことがわかります。
小学校から高校まで同じ場所で学べることは、通学の道や生活のリズムを大きく変えずに次の段階へ進めるという点で、ご家庭にとって安心材料のひとつです。いっぽうで、12年間ほぼ同じ環境で過ごすことになるため、お子さまにとってそれが合うかどうかは、ご家庭で考えておきたい点でもあります。
【生光学園小学校】生光学園中学校への内部進学のしくみ
生光学園小学校の「進学について」のページには、生光学園中学校への進学を希望する児童に対して、内部進学制度(優先枠)があると書かれています。
ここで大事なのは、言葉の受け止め方です。
- 対象は「進学を希望する児童」とされている
- 制度の名前に「優先枠」とある
- 推薦の条件や、試験があるかどうかは、このページには書かれていない
つまり、公式サイトの説明からは「希望すれば必ず全員が進める」とまでは読み取れません。また、2026年10月8日の時点で、中学校の入試要項のページにも、生光学園小学校から進む子の扱いについての記載は見当たりませんでした。
内部進学の条件、いつごろ意思を確かめるのか、どんな準備が必要なのかは、公開授業や学校説明会の場で直接たずねるのが確実です。入学前の段階でも、「6年後の進路について、学校はどんな流れを想定していますか」と聞いておくと、先の見通しが立てやすくなります。
説明会や見学のときに確かめておきたい点を、まとめておきます。
- 内部進学の意思を、何年生のころに学校と確かめ合うのか
- 中学校のコース(特進・総合・IEC)は、どのように決まるのか
- 中学校の授業や行事を、小学生が見る機会はあるか
- 小学校と中学校の先生どうしで、子どもの様子をどう引きついでいるか
聞いた内容は、メモに残しておくと、ご家庭で話し合うときに役立ちます。
【生光学園小学校】中学校IECコースで続く英語の学び
生光学園中学校には、特進コース、総合コース、IECコースの3つのコースがあります。
小学校の公式サイトのFAQでは、小学校以降の進学について、中学校には同じ教育目標のもとで小学校でつけた力を伸ばす中学校IECコースがあると答えています。同じFAQには、中学校IECコースでは、自分たちで課題に取り組んで発表するGAという学習や、中国語などの授業もあると書かれています。
中学校のIECコースのページで確認できた点を、やさしくまとめます。
- 外国語に特化した、小学校と中学校をつなぐカリキュラムとして説明されている
- 生徒が主役となる探求型の授業を行う
- グローバルアウェネス(GA)という授業で、世界規模の課題について、ICTと英語を使って考える
- 授業は外国人教師を主とし、日本人教師とのTT(2人で教える形)で行う
- 実用英語技能検定は、卒業時に全員が準2級、2級合格水準に達することを目標にしている
小学校で英語を使って学んできた子が、中学校でも英語で考え、発表する時間を続けられるしくみです。中学校のコース選びは、小学校6年間でのお子さまの様子を見ながら、ご家庭で話し合っていくことになります。
【生光学園小学校】高校・大学までの道すじ
中学校から高校への進学についても、公式サイトに説明があります。中学校の「高校への進学について」のページには、生光学園高等学校(特別進学コース、体育コース、普通コース)への進学を希望する生徒に対して、内部進学制度(優先枠)があると書かれています。
高等学校の公式サイトには「大学合格実績」のページがあります。2026年10月8日の時点でいちばん新しい見出しは「2024年度入試実績」で、その見出しのもとに、東京外国語大学、徳島大学、国際基督教大学、上智大学、早稲田大学などの大学名がのっています。
ただし、これは高校全体の実績です。生光学園小学校やIECコースから進んだ生徒の実績を分けて示したものではありません。そのため、小学校選びの材料としては「学園の高校から、どんな方面へ進む生徒がいるか」をつかむ参考にとどめておくのがよいでしょう。
小学校に入る時点で、大学のことまで決める必要はありません。それでも、学園の中に中学・高校の道があり、それぞれに内部進学制度があることを知っておくと、6年後、9年後を考えるときの土台になります。
【生光学園小学校】中学受験を考えるときの向き合い方
学園の外の中学校を受ける場合について、学校の考え方や手続きは、2026年10月8日の時点で公式サイトでは確認できませんでした。外部の中学受験を視野に入れているご家庭は、説明会や個別の相談の場で、学校の考え方をたずねておくと安心です。
小学校選びの段階で、ご家庭で話し合っておきたいことをあげます。
- 英語で学ぶ環境を、中学校以降も続けたいか
- 中学校で別の学校を考える可能性があるか。あるなら、どんな理由か
- 小学校の6年間で、どんな力を育てたいか
- 土曜の授業や放課後の過ごし方と、塾や習い事との両立
生光学園小学校では、第1・3・5土曜日にも授業があります。また、FAQでは、家庭での対応として、宿題をしっかりする習慣、忘れ物がないような毎日の準備、規則正しい生活があげられています。
どの進路を選ぶとしても、毎日の学習習慣と生活のリズムが土台です。日々の家庭学習の進め方に迷うときは、家庭学習サポートも参考にしてください。
また、小学校受験の面接では、入学後の見通しについて聞かれることもあります。「内部進学があるから」だけでなく、「英語で学ぶ環境で、こんな力を育てたい」という、ご家庭の言葉で話せるように整理しておきたいですね。考えをまとめたいときは、個別相談でもお手伝いしています。
【生光学園小学校】よくある疑問
Q. 生光学園小学校の子は、全員が生光学園中学校へ進むのですか?
公式サイトには、中学校への進学を希望する児童に対して内部進学制度(優先枠)がある、と書かれています。全員が進むという書き方ではありません。進学する割合や条件は、公式サイトでは確認できませんでしたので、学校にお確かめください。
Q. 中学校に進んでも英語で学ぶ時間は続きますか?
中学校にはIECコースがあり、小学校のFAQでは、小学校でつけた力を伸ばすコースと説明されています。IECコースのページでは、外国人教師を主とし、日本人教師とのTTで授業を行うとされています。
Q. 英語の力は、卒業までにどのくらい身につきますか?
小学校のFAQでは、日本語と英語の両立ができることがイマージョンの特色だと答えています。卒業時の目安として、自然な速さの英語を聞き取れることや、英語で日記を書けることなどがあげられています。くわしい目安や個人差については、説明会で確かめると安心です。
Q. 進路について、どこで相談できますか?
小学校の「進学について」のページでは、中学校・高校への内部進学制度の説明のあとに、詳細は気軽に問い合わせるよう案内されています。公開授業や学校説明会の日程は、公式サイトのお知らせ欄で案内されています。
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