今回は、愛知県で唯一の女子小学校である椙山女学園大学附属小学校の進学実績について解説いたします。
「おばあちゃまの代から椙山」なんてご家庭もある、歴史と伝統ある女子校の椙山女学園は、幼稚園から大学院まであり、幼稚園のみ共学で小学校以降はすべて女子校となります。
愛知県民ですと、女子大SSKなんて言葉も聞いたことがあるのではないでしょうか。名門女子大学の椙山女学園、金城学院、淑徳(現在は共学化)の頭文字を取ったのが「SSK」です。淑徳は中学・高校も共学校になっており、大学まで女子のみという一貫校は椙山女学園と金城学院ですね。金城学院は小学校がなく、中学からとなります。そのため、早いうちから女子一貫教育の中で育てたいというご家庭はまず椙山女学園大学附属小学校に入学し、その後内部進学・外部受験を検討するのが一般的です。
椙山女学園大学附属小学校の受験を悩んでおられる方、中学からは外部を検討しているが小学校では椙山女学園大学附属小学校に入学させたいという方はぜひ参考にしてください。
【椙山女学園大学附属小学校】エスカレーター内部進学の条件
学校生活での様子
椙山女学園大学附属小学校は「人間になろう」という教育理念を掲げ、長年女子教育に従事されています。
小学校では「知・徳・体の調和のとれた共創、共生の心を育む」ことを教育目標とし、他者との協働や自律・自立、品位といった人として重要な内面を重視しています。
学力的には、愛知県の私立小学校は南山がずば抜けており、椙山女学園大学附属小学校は「おっとりしたお嬢様校」という印象があるのではないでしょうか。実際に椙山女学園大学附属小学校から内部進学を希望して入学させたご家庭に伺うと、「競争心があるタイプではないので、女子校で進学でもあたふたしない椙山さんに決めた」「大学は就職率が良いと聞いたので、今の時代に合わないかもしれないが女の子だしそこまで無理してほしくないと思い通わせています」といったお話が多いです。
そんな椙山女学園、やはり内部生は気配りや礼儀がしっかりしているという印象があります。中学、高校と内部進学する子は特に、おっとりしていながらも周りを見て自然に思いやりある行動ができる「椙山さんらしさ」がありますね。
こういった内面は学校生活で、先生や先輩方をお手本に培われていきます。
生活態度が悪く進学できなかった、という話はほとんど聞きません。それだけ、内面の教育がしっかりしているのでしょう。しかし、学校側から見て「椙山の品位を落とす」と感じる態度の児童は指導が入るでしょうから、ご家庭でも挨拶や礼儀は小学校入学前から教えておかなければいけませんね。
定期テスト(追試あり)
椙山女学園大学附属小学校では定期テストがあります。学校の授業をしっかり聞いて、教科書とは別で使用されるテキストの予習復習を怠らなければ問題なく点は取れるでしょう。
定期テストでは、合格ラインがあるのでその点数を下回れば追試になります。しかし、面倒見の良い学校なのでどうしても追試も突破できなければ再追試もしてくれます。追試が多いとご家庭にも連絡がありますが、そういった児童でも内部進学はしています。
学力考査
椙山女学園大学附属小学校から中学校へ進学する際には、学力考査があります。これは内部生でも全員受けなくてはいけません。
学校でも対策してくださいますし、教科書だけでなく別で使用しているテキストには応用問題もしっかり掲載されています。そのため、学校教材を家庭学習でもひたすら反復し、基礎と応用どちらにも慣れていけば問題ないでしょう。
【椙山女学園大学附属小学校】進学実績と卒業後の進路
9割は内部進学
椙山女学園大学附属小学校は入学時点で、高校あるいは大学までの内部進学を基本としています。定期テストや学力考査はありますが、よほどのことがない限り内部進学希望者が公立へ、なんてことはありません。内部進学できなかった場合、よほど生活態度が悪いか親御様と学校の相性が悪かったのでしょう。
親御様だけでなく、児童も周囲が内部進学なので「私も」となることが多いです。
「大学まで椙山」の学生も多い
椙山女学園大学附属小学校から中学校、高等学校へ進学後は、椙山女学園大学への推薦制度があります。
すべての学部学科へ推薦制度があり、毎年5割は推薦で椙山女学園大学へ進学しています。
また、成績優秀者であれば南山大学・名城大学・愛知大学・中京大学など県内の大学への指定校推薦もあるので、そちらを狙う生徒もいるでしょう。
その他、慶應義塾、青山学院、上智、関関同立など他県の難関大学へ進学する方も若干名いるようです。
高校卒業後の進路については丁寧な面談があり、推薦・AOであれば面接やプレゼン指導、小論文指導、受験対策講座といった多様なバックアップがあるのも椙山の強みです。
外部受験は非常に少なく、精神力が必要
椙山女学園大学附属小学校から外部の中学校を受験する児童は非常に少ないので、注意が必要です。お嬢様の性格にもよりますが、おっとりしていて周りに流されやすいタイプですと、「周りは受験をしないのに、どうして私だけ?」となって内部進学に切り替えたというご家庭も毎年いらっしゃいます。
外部の中学を受験するのでしたら、中学受験対策をしている塾に通うことをおすすめします。椙山女学園大学附属小学校の授業だけでも公立小学校よりは応用までしっかりできるようになるでしょうが、難関校を目指す場合はテキストに物足りなさを感じると思います。
【椙山女学園大学附属小学校】進学実績は?卒業後の進学先を徹底解説まとめ
椙山女学園大学附属小学校は、多くの児童が高校まで内部進学し、長ければ大学院まで椙山という方もいらっしゃいます。
内部進学はそれほど厳しくありませんが、親御様が学校任せにせず、人としての自立や協働の重要性、礼儀をしっかりと教えていくべきでしょう。
また、高校から外部の大学に推薦をいただきたい場合は、小学校から高校まで、定期テストで上位をキープしなければいけません。
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