シュタイナー学園の面談はどんな内容ですか?
シュタイナー学園初等部の面談について、はじめての方にもわかりやすく整理します。親子でどう準備すればよいかをおさえておきましょう。
面談が大切にされる理由
シュタイナー学園初等部の選考では、面談が大切な役割を持ちます。家庭がシュタイナー教育を理解し、共感しているかが見られる場です。
点数で子どもを比べる教育ではないからこそ、学校と家庭が同じ方向を向けるかどうかが、入学において特に重視されます。
面談は、家庭と学校がお互いを理解し合う場です。ありのままの家庭の姿と思いを、落ち着いて伝えることが大切です。
シュタイナー教育を理解する
面談に向けては、シュタイナー教育の考え方をよく理解しておくことが大切です。テストや点数評価をしない、独自の教育の特色を知っておきましょう。
なぜこの教育を選ぶのか、家庭の思いを自分たちの言葉で語れるようにしておくと、家庭の姿勢が伝わりやすくなります。
説明会や書籍などを通して教育理念にふれ、家庭でよく話し合っておくことが、いちばんの準備になります。
家庭で話し合っておくこと
両親でシュタイナー教育への理解を共有し、教育方針に食い違いが出ないようにしておくことが大切です。事前によく話し合っておきましょう。
子どもをどう育てたいか、なぜこの学校を選ぶのかといった家庭の思いを整理しておくと、面談で自然に伝えられます。
日ごろから子どもとよく関わり、家庭での子どもの様子を具体的に話せるようにしておくとよいでしょう。
子どもの様子
面談や体験では、子どもがのびのびと過ごせるか、年齢相応の発達をしているかといった、ありのままの様子が見られます。
特別な準備を子どもにさせる必要はありません。ふだんどおりの姿で臨めるよう、生活を大切にしておきましょう。
子どもが安心して過ごせるよう、日ごろから遊びや自然とのふれあいを大切にしておくことが土台になります。
情報の確認方法
面談の形式や時期は年度によって変わることがあります。最新の情報は学校公式サイトや説明会でご確認ください。
説明会では、選考や面談に関する案内があることもあります。疑問点はその場で確認しておくと安心です。
面談は家庭を知ってもらう場です。シュタイナー教育に共感し、家庭の思いを整理して臨むことが、いちばんの準備になります。
2026年度の選考は「面接」と「面談」の2つでした
シュタイナー学園初等部の選考について、手元の受験資料に記載されているのは次の2つです。志願者への面接と、保護者への面談。この2つが選考の区分として示されています。
一般的な私立小学校では、ペーパー、行動観察、制作、運動といった区分が並ぶことが多いのですが、シュタイナー学園初等部の資料にはそうした区分の記載がありません。お子さんと会って話をすること、そして保護者と話をすること。この2つが選考の中心だということです。
志願者への「面接」と保護者への「面談」が、言葉として分けて記載されている点にも注目してください。お子さんとご家庭の双方に、それぞれ向き合う時間が用意されているということになります。なお、実際に何が話されるかは公表されていませんので、本記事では区分としての事実までをお伝えします。
2026年度の出願日程を確認しておきましょう
願書の準備は日程から逆算するのが基本です。2026年度入試の日程は次のとおりでした。
- 願書配付:2025年5月31日、2025年9月6日
- 出願期間:2025年9月8日〜25日
- 選考:2025年10月19日〜23日
- 合格発表:2025年11月17日(発送)
- 募集人数:男女26名
- 考査料:26,000円
注目していただきたいのが、願書の配付日が指定されている点です。2025年5月31日と9月6日の2日で、これは入学・転編入説明会の日程と同じです。つまり、説明会が願書配付会を兼ねているということになります。
出願期間は9月8日から25日で、9月6日の配付日からはすぐです。5月の回に参加して早めに要項を手にしておくと、余裕をもって準備を進められます。日程は年度ごとに変わりますので、最新は学校の募集要項でご確認ください。
受験番号と月齢の扱いは非公表です
願書を出す時期について、「早く出したほうが有利なのでは」と気にされる方は少なくありません。シュタイナー学園初等部については、受験番号がどのように決まるのかも、月齢の考慮があるのかも、資料ではいずれも「非公表」と記載されています。
つまり、公表されている情報からは判断できないということです。推測でお答えするわけにいきませんので、気になる場合は学校の説明会や個別の相談の場で直接おたずねください。
ただ、選考の区分が面接と面談であることを踏まえると、番号の順番を気にするより、ご家庭としてこの学校の教育をどう理解しているかを整理するほうが、はるかに実のある準備になります。願書に書く言葉も、そこから自然と生まれてきます。
志望理由の土台になる、学校の考え方
面談で学校について話す場面や、願書に志望理由を書く場面では、学校が掲げていることを正確に理解しているかどうかが伝わります。資料で確認できる内容を整理しておきます。
シュタイナー学園初等部が教育目標として掲げているのは、「芸術としての教育」を通して、「知性・感情・意志の調和した、真に自由な人間を育てる」ことです。ルドルフ・シュタイナーの人間観に基づき、子どもの発達段階に応じたカリキュラムが組まれています。
大切にしているのは、美しさのなかで学ぶ喜び、知性と感情と意志の調和、そして人や環境とのあたたかいつながりです。自ら学ぶ意欲を生涯失わず、世界に働きかけられる人間を育成することを使命としています。
学校からのメッセージでは、シュタイナー教育は確立された人間観に基づく一貫したカリキュラムを持つとしたうえで、学校で子どもたちにシュタイナーの思想をそのまま教えることはない、と説明しています。掲げているのは《自由への教育》です。この点は誤解されやすいところですので、ご家庭として正しく理解しておきたい部分です。
学校生活の条件も、話す材料になります
面談では、その学校での6年間を具体的に思い描けているかどうかが伝わります。資料で確認できる条件も押さえておきましょう。児童数は約140名で1クラス26名、教員数は約20名です。募集人数が男女26名ですから、1学年が1クラスという構成になります。
制服はなく、土曜授業もありません。昼食はお弁当です。所在地は神奈川県相模原市緑区名倉2805-1で、JR中央本線「藤野」駅から徒歩約40分、または富士急バス名倉循環線「シュタイナー学園前」で下車します。スクールバスの運行はありません。
系列としては、シュタイナー保育園とねりこ子どもの家、シュタイナー学園中等部、シュタイナー学園高等部があります。転入・編入の制度は欠員が出たときにあり、復学制度はなしと記載されています。帰国子女の受け入れについては、資料に記載がありません。
これらの条件を知ったうえで「だからこの学校を選びました」と言えると、話に厚みが出ます。通学に時間がかかることも含めて受け止めているかどうかは、ご家庭の本気度として伝わる部分です。
面接・面談についてよくある質問
子どもだけの面接もありますか
資料には、志願者への面接と保護者への面談が選考の区分として記載されています。実施の形式や順序についての記載はありません。
どのようなことが聞かれますか
質問の内容は公表されていません。資料にも記載がありませんので、本記事では取り上げていません。
ペーパーテストの準備は必要ですか
2026年度の資料に記載されている選考の区分は、面接と面談の2つです。ペーパーや行動観察といった区分の記載はありません。
願書はどこでもらえますか
2026年度は2025年5月31日と9月6日が願書配付の日として記載されています。これは入学・転編入説明会の日程と同じで、説明会が願書配付会を兼ねています。
受験番号は願書を出した順に決まりますか
資料では非公表と記載されています。月齢の考慮の有無についても非公表です。
シュタイナー学園初等部の受験情報は、ほかの記事でもくわしく解説しています。あわせてご覧ください。
志望校対策に、うみ塾長制作の教材があります
元お受験幼稚園面接官のうみ塾長が、願書・面接・学校選びを教材にまとめています。
ニュースを見逃さないように登録する
Google ニュースでフォローする1.jpg)


























