シュタイナー学園ってどんな学校ですか?
シュタイナー学園初等部は、相模原市にある私立の学校です。学校の校風と歴史について、はじめての方にもわかりやすく整理します。
シュタイナー学園の歩み
シュタイナー学園は、世界に広がるシュタイナー教育を実践する学校として歩んできました。日本におけるシュタイナー教育の代表的な学校の一つです。
初等部から中等部・高等部まで、12年一貫の教育を行う学校として、独自の教育を積み重ねてきました。
相模原市緑区の自然豊かな環境の中で、子どもたちがのびのびと育つ学校として知られています。
自然と芸術を大切にする校風
シュタイナー学園の校風は、自然とのつながりと、芸術を通した学びに表れています。季節を感じ、感性を育てる教育が行われています。
テストや点数で子どもを比べるのではなく、一人ひとりの個性と発達を大切にする、あたたかい校風が特徴です。
子どもたちは、競争ではなく、自分らしさを大切にしながら、じっくりと成長していきます。
独自の学びの環境
シュタイナー学園では、エポック授業や芸術活動、手仕事など、ほかの学校にはない独自の学びが行われています。
子どもが自分で学びをノートにまとめたり、体を動かして表現したりと、体験を通して学ぶことが大切にされています。
少人数のあたたかい環境の中で、一人ひとりの子どもと家庭に丁寧に向き合う教育が行われています。
こんな家庭におすすめ
シュタイナー学園は、点数や競争ではなく、子どもの個性と豊かな感性を大切に育てたいと考える家庭に向いています。
自然とのつながりや芸術を通した学びに共感し、長い目で子どもの育ちを見守りたい家庭にふさわしい学校です。
この教育を家庭が深く理解し、共感できるかどうかが、学校を選ぶうえで最も大切な視点になります。
学校を知るために
シュタイナー教育は独自性が強いため、資料だけでは伝わりにくい部分もあります。説明会や見学で直接感じ取ることをおすすめします。
学校の取り組みや考え方は、学校公式サイトや説明会でくわしく知ることができます。まずは学校にふれてみましょう。
家庭の教育方針と学校の校風が深く合っているかを確かめることが、納得のいく学校選びにつながります。
年表でたどる、開校から現在まで
学校の性格は、歩んできた道筋によく表れます。手元の受験資料で確認できる沿革は次のとおりです。
- 1987年:前身となる東京シュタイナーシューレが開校
- 2004年:学校法人シュタイナー学園が設立される
- 2005年:シュタイナー学園初等部・中等部が開校
- 2009年:新校舎が竣工
- 2012年:シュタイナー学園高等部が開校
創立年は2005年です。ただし、その前身は1987年にさかのぼります。学校法人としての形を整えるまでに、およそ20年かかっているということです。この時間の長さが、日本でシュタイナー教育の学校を成り立たせることの重みを物語っています。
2005年の初等部・中等部の開校から2012年の高等部の開校まで、さらに7年。段階を追って12年の学びの場がそろいました。なお、創立者については資料に記載がありません。
資料で確認できる学校の基本データ
学校選びの土台になる数字と条件を、まとめて確認しておきましょう。
- 所在地:神奈川県相模原市緑区名倉2805-1/電話 042-686-6011
- アクセス:JR中央本線「藤野」駅より徒歩約40分、富士急バス名倉循環線「シュタイナー学園前」下車
- スクールバス:なし
- 児童数:約140名、1クラス26名
- 教員数:約20名
- 制服:なし
- 土曜授業:なし
- 昼食:お弁当
- 転入・編入制度:あり(欠員が出たとき)
- 復学制度:なし
制服がなく、土曜授業もなく、スクールバスもない。そして駅から徒歩約40分の山あいにある。一般的な私立小学校のイメージとは、かなり異なる条件が並びます。1クラス26名で児童数が約140名ですから、1学年が1クラスという構成です。なお、帰国子女の受け入れについては資料に記載がありません。
教育目標として掲げられていること
シュタイナー学園初等部が教育目標として掲げているのは、「芸術としての教育」を通して、「知性・感情・意志の調和した、真に自由な人間を育てる」ことです。
土台にあるのは、ルドルフ・シュタイナーの人間観です。それに基づいて、子どもの発達段階に応じたカリキュラムが組まれています。学年ごとに教える内容を先に決めるのではなく、その年齢の子どもがどのような段階にあるかという理解から出発しているということです。
大切にされているのは、美しさのなかで学ぶ喜び、知性と感情と意志の調和、そして人や環境とのあたたかいつながりです。そして、自ら学ぶ意欲を生涯失わず、世界に働きかけられる人間を育成することを使命としています。
学校からのメッセージでは、シュタイナー教育は確立された人間観に基づく一貫したカリキュラムを持つとしたうえで、学校で子どもたちにシュタイナーの思想をそのまま教えることはない、と説明されています。掲げているのは《自由への教育》です。名前のイメージだけで判断せず、学校自身の言葉を確かめておきたいところです。
安全対策については資料に記載がありません
学校を選ぶうえで、安全に関する取り組みは多くのご家庭が気にされる点です。この点について、正直にお伝えしなければならないことがあります。手元の受験資料には、シュタイナー学園初等部の安全対策についての項目そのものがありません。
多くの学校の資料には、防犯カメラの設置や登下校メールの配信といった項目が並びます。しかしこの学校の資料には、その欄がないのです。これは「対策をしていない」という意味ではなく、あくまでこの資料では確認できなかったということです。
推測で書くわけにいきませんので、ここは分からないままお伝えします。通学に時間がかかる立地であることも考えると、登下校の見守りの体制や緊急時の連絡方法は、ご家庭にとって譲れない確認事項のはずです。学校を訪ねる機会に、直接おたずねください。
入試の輪郭を、ひととおり押さえておく
どんな学校かを知るうえで、入試のかたちも一つの手がかりになります。2026年度入試について資料で確認できるのは次のとおりです。
募集人数は男女26名で、1クラスの人数と同じです。選考の区分は、志願者への面接と、保護者への面談の2つです。ペーパー、行動観察、制作、運動といった区分の記載はありません。受験番号の決まり方と月齢の考慮については、いずれも非公表と記載されています。
日程は、願書配付が2025年5月31日と9月6日、出願期間が2025年9月8日から25日、選考が2025年10月19日から23日、合格発表が2025年11月17日の発送でした。願書配付日は入学・転編入説明会と同じ日程で、説明会が願書配付会を兼ねています。
なお、志願者数は2022年度から2026年度までの5年分がいずれも非公表と記載されており、合格者数の記載もありません。そのため、シュタイナー学園初等部の倍率は学校が志願者数を公表していないため算出できません。
費用は、考査料26,000円、入学金300,000円、施設拡充費150,000円、月額の授業料38,000円、施設維持費10,000円、教材費4,000円、旅行積立金2,000円です。最新は学校の募集要項でご確認ください。
どんな学校かについてよくある質問
創立はいつですか
資料によると創立年は2005年です。前身となる東京シュタイナーシューレは1987年に開校しています。創立者については記載がありません。
1クラスは何人ですか
1クラス26名で、児童数は約140名です。教員数は約20名と記載されています。
制服はありますか
制服はありません。土曜授業もなく、昼食はお弁当です。
系列校はありますか
シュタイナー保育園とねりこ子どもの家、シュタイナー学園中等部、シュタイナー学園高等部が系列として記載されています。
学校を見る機会はありますか
入学・転編入説明会(願書配付会)が、2026年度に向けては2025年5月31日と9月6日に実施されました。日程は年度ごとに変わりますので、最新は学校の募集要項や公式サイトでご確認ください。
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