【光塩女学院初等科】入学式の日程と概要は?
光塩女子学院初等科では、新たな学びのスタートを彩る入学式が、毎年あたたかな春の空気に包まれて厳かに執り行われます。ここでは、近年の実施日程と当日の様子についてご紹介します。
近年の入学式の日程傾向
2025年度の入学式は、4月10日に執り行われました。入学式は例年、桜が見頃を迎える4月上旬に予定されており、やさしい春の日差しの中、希望に満ちた新1年生たちが光塩の校門をくぐります。
校門前には満開の桜が咲き誇り、この晴れの日を迎えたご家族と子どもたちを優しく迎えます。これまで準備を重ねてきたご家庭にとって、心に深く刻まれる節目となる一日です。
以下は過去に実施された入学式の日程の例をご紹介します。
| 年度 | 実施日 |
| 2025年度 | 4月10日(水) |
| 2024年度 | ー |
| 2023年度 | 4月10日(月) |
| 2022年度 | 4月9日(土) |
【光塩女学院初等科】入学式の概要
新入生を迎えて新年度がスタートする光塩女子学院初等科の入学式は、厳粛な雰囲気と温かい交流が調和した式典です。
6年生のお姉さまによる特別なエスコート
入学式当日、新1年生は最高学年である6年生のお姉さまから、胸にお花のコサージュを付けてもらうという特別な歓迎を受けます。
その後、そのお姉さまに手を引かれながら会場へと向かうのが、光塩の長年の伝統です。この心温まるエスコートは、上級生と下級生が心を交わす「縦の愛」の始まりであり、児童同士が思い合い、支え合う光塩の校風を象徴する大切な時間となります。
厳かに執り行われる式典の場所
入学式は、学院内のメルセダリアンホール(講堂)で執り行われます。パイプオルガンも備えられたこのホールは、入学式や全校ミサなどの重要な全校行事に使用される、神聖で荘厳な空間です。
このメルセダリアンホールにて、希望に満ちた新入生とご家族、そして教職員一同に見守られながら、光塩女子学院初等科での新しい学校生活が正式にスタートします。
【光塩女学院初等科】入学式を気持ちよく迎えるための注意点と心構え
晴れの門出を心穏やかに迎えるため、事前の確認とちょっとした配慮は欠かせません。光塩女子学院初等科の入学式という厳粛な場において、ご家族が安心して参加できるように、当日の注意点をしっかりと確認しておきましょう。
式典中のマナーと写真撮影について
まず、写真撮影については、式典中のルールが細かく定められている場合があります。撮影可能な場面や場所が限定されていることが多いため、学校から配布される案内を熟読し、必ず指示に従って行動することが求められます。
また、式典の前後はご家族や保護者同士の会話が弾むこともありますが、会場内では終始静かに過ごし、スマートフォンの電源は必ず切っておくのが基本です。周囲へのさりげない心遣いが、式典全体の厳粛で温かい雰囲気を守ります。
当日の混雑と移動ルートの確認
式典終了後は、新入生とご家族が一斉に退場するため、校内や最寄り駅周辺は混雑します。焦らずスムーズに移動するためにも、時間に余裕を持って行動しましょう。
また、事前に帰宅ルートや待ち合わせ場所を確認しておくと、混乱を避けられます。この日はお嬢さまが大きな一歩を踏み出す大切な瞬間です。万全の準備と温かい心構えをもって、最高の笑顔で見守ってあげてください。
【光塩女学院初等科】運動会・卒業式・その他の学校行事
光塩女子学院初等科では、入学式を皮切りに、カトリック精神と伝統に基づき、児童たちの知性と豊かな心、そして身体を育む様々な学校行事が年間を通じて展開されます。
ここでは、子どもたちの成長の節目となる、主な年間行事を簡単にご紹介します。
| 実施月 | 行事名 | 概要 |
| 4月 | 入学式 | 希望に満ちた新入生を迎え、新しい年度が本格的にスタートする厳粛かつ温かな式典です。 |
| 対面式 | 在校生一同が、初等科の新しい仲間となった新入生を温かくお迎えする歓迎の式典を執り行います。 | |
| 全校健康診断 | 全ての児童を対象に、身体測定や内科検診などを行い、一年間の学校生活を健康に送るための基礎データを把握します。 | |
| 5月 | 聖母ゆりの会 | 聖母月である5月に、生徒全員で清らかなゆりの花をマリア様にお捧げし、感謝を込めて祝福する大切な行事です。 |
| 通学路別グループ集会 | 児童を通学路別にグループ分けし、集団で安全に登下校できるよう、具体的な危険箇所やルールについて話し合い、理解を深めます。 | |
| 修学旅行(6年生) | 最高学年である6年生が、学校生活の集大成として見聞を広め、仲間との絆を深めるための特別な宿泊旅行に出かけます。 | |
| 6月 | 運動会 | 全校児童が参加し、練習の成果をグラウンドで発表します。様々な種目に全力で取り組み、協調性や体力の向上を目指します。 |
| 全校ミサ | 全校児童と教職員が心を一つに合わせて、神に感謝と祈りを捧げるカトリックの重要な儀式に与ります。 | |
| 水道キャラバン | 4年生の社会科学習の一環として、水道の仕組みや水の大切さについて、外部講師から楽しく学ぶ出張授業を実施します。 | |
| 7月 | プラネタリウム(4年生) | 山荘で広がる満天の星空を存分に楽しめるよう、事前に天体について学習する時間を設けます。 |
| 林間学校(4・5年生) | 4年生と5年生が、長野県にある学校の山荘に宿泊し、自然体験や共同生活を通して様々な学びを深める体験学習です。 | |
| 8月 | 夏休み | 児童が家庭に戻り、長期の休暇にしかできない特別な体験や家族との時間を過ごすことで、心身ともに大きく成長する機会とします。 |
| 9月 | 始業式 | 長い夏休みを終え、心身ともにひと回りもふた回りも大きく成長した子どもたちが学院に再び集まり、気持ちを新たにする式典です。 |
| 感謝の集い | 日頃の学院生活を影で支えてくださる学園関係者の方々に対し、児童全員が心を込めた歌を捧げるなど、感謝の気持ちを示す行事です。 | |
| 10月 | 演劇鑑賞教室(4年生) | 4年生を対象に、質の高い観劇を楽しむとともに、劇場という公共の場でのマナーや鑑賞態度を学びます。 |
| 11月 | 七五三(1年生) | 1年生の児童を対象に、健やかな成長を祝い、神父様から祝福の祈りをしていただく温かいお祝いの儀式です。 |
| 親睦会(バザー) | 中高等科と合同で行われる、愛と奉仕の精神を形にする光塩女子学院の一大イベントであり、毎年盛大に開催されます。 | |
| 12月 | クリスマス会 | イエス・キリストのご誕生を、児童たちが劇や歌で心を込めてお祝いし、共に平和への祈りを捧げる大切な行事です。 |
| 終業式 | 多くの行事を通して成長を重ねた2学期を締めくくり、次の冬休みを迎えるにあたり、児童たちが気持ちを引き締めます。 | |
| 1月 | 書き初め | 新しい一年の始まりにあたり、それぞれの意気込みを集中して書に表す伝統的な行事です。 |
| 十歳のスピーチ | 10歳の節目を迎えた児童が、これからの成長と成人に向けての決意や抱負を、保護者の方々の前で発表します。 | |
| 2月 | カトリック音楽会(4年生) | 4年生の児童が、近隣のカトリック学校の児童たちと合同で音楽会を実施し、交流を深めながら音楽を楽しみます。 |
| 3月 | 練成会(6年生) | 6年生が今までの初等科生活で学んだことや得た宝物を振り返り、中学校以降の新しい生活に活かせるよう祈りを捧げる時間です。 |
| 全校卒業感謝ミサ | 6年生はこれまでの学校生活への感謝を込めて、下級生は卒業するお姉様方の今後の活躍を祈って捧げられるミサです。 | |
| 卒業式 | 6年生の初等科における最後の一日です。数々の思い出が胸に溢れる中、中等科への進学という新しい一歩を踏み出します。 |
【光塩女学院初等科】行事や児童の様子を知るために
光塩女子学院初等科は、公式のインスタグラムを通じて、学校の最新情報や行事の様子を積極的に発信されています。
この取り組みから、児童たちの生き生きとした活動の様子や、日々の学びの状況を垣間見ることができます。
各種コンテストで受賞した児童の作品が公開されることもあり、学校の教育活動の成果を知る貴重な機会となっています。プライバシー保護を徹底し、保護者に許可を得た児童のみ顔出しをしているため安心です。
伝統的な女子校としての品位を保ちつつ、現代的な情報発信をされているこの姿勢は、光塩女子学院が持つ教育への柔軟性を示す取り組みとして高く評価されています。
▶光塩女子学院初等科Instagramはこちら
https://www.instagram.com/koen.shotouka/
まとめ:光塩女学院初等科の入学式で新しい一歩を
光塩女子学院初等科で実施される学校行事は、どれも単なる年間イベントとしてではなく、児童たちの心の成長や、「光と塩」の精神に基づく人とのつながりを育む大切な機会として丁寧に設計されています。
6年生のお姉さまにエスコートされる入学式での第一歩から、日々の集団生活や学年を越えた交流、そして卒業式という旅立ちの日まで、一つひとつの行事がカトリックの温かいまなざしのもと、学びの一環として深く根づいています。
このような豊かな学校生活を支えるのは、先生方によるきめ細やかなご指導と、在校生や保護者の皆様のあたたかな協力です。お嬢さまたちはその中で安心して自分を表現し、互いを思いやる力を少しずつ身につけていきます。
光塩女子学院初等科を目指すのであれば、こうした行事の一つひとつにもぜひ注目してみてください。学校が大切にしている教育理念や、児童たちに託す深い思いが自然と伝わってくるはずです。
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