小学校の受験について、何から調べればよいですか?
埼玉県で小学校受験を検討しているご家庭にとって、塾選びは合否を左右する重要なポイントです。埼玉県には国立小学校1校、私立小学校6校があり、都内私立小学校を第一志望とするご家庭が併願として受験するケースも少なくありません。
そのため、年度によってはペーパー試験の難度が高くなり、十分な受験対策が求められます。本記事では、埼玉県で小学校受験をする際によく名前が挙がる塾について、大手・中小規模に分けて特徴を整理します。
大切なのは、以下の3点です。
・小学校受験塾の全体傾向
・全国規模の大手小学校受験塾
・中小規模・地域密着型の受験塾
小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【埼玉】小学校受験塾の全体傾向
埼玉県の小学校受験には、次のような傾向があります。
都内難関校志望家庭との併願受験が多い
ペーパー対策の完成度が求められやすい
情報量と実績のある塾を選ぶ家庭が多い
塾選びでは、知名度だけでなく「家庭の教育方針」「お子様の性格」と合っているかを意識することが大切です。
【埼玉】全国規模の大手小学校受験塾
伸芽会(浦和)
関東圏で高い知名度を誇る小学校受験塾です。
埼玉県内では浦和に教室があります。
特徴
幼稚園受験から小学校受験まで幅広く対応
志望校別対策・模試・特別講習が充実
母子分離型授業が多く、共働き家庭にも向いている
注意点
講座を増やしすぎると費用が高額になりやすい
苦手分野は別途対策が必要になる場合もある
チャイルド・アイズ(埼玉県内10校)
駅から通いやすい立地が多く、能力開発を重視した塾です。
特徴
知能育成を土台にしたカリキュラム
完全母子分離型
受験だけでなく思考力育成も重視
注意点
教室ごとに指導の質に差が出ることがある
私立小学校との直接的な結びつきは専門塾より弱め
【埼玉】中小規模・地域密着型の受験塾
桐杏学園
地域に根ざした指導で、手厚いフォローに定評のある塾です。
特徴
らせん型カリキュラムによる総合的な力の育成
年長では志望校別専科コースあり
行動観察・運動・絵画・個別指導まで幅広く対応
注意点
受講数が増えると費用がかかりやすい
平日中心の講習が多く、共働き家庭は調整が必要な場合も
幼児教室コペル(埼玉県内5校)
少人数制で、きめ細かな指導を重視した幼児教室です。
特徴
1クラス6名以下の少人数制
ペーパー・制作・巧緻性を丁寧に指導
フィードバックが細かく、家庭と連携しやすい
注意点
運動対策は別途必要
行動観察の実践量はやや少なめ
他塾との併用を前提に選ばれるケースも多い
【埼玉】小学校受験塾選びで大切な視点
埼玉県で塾を選ぶ際は、次の点を確認しておくと安心です。
志望校に必要な対策が揃っているか
塾の教育方針が家庭の考えと合っているか
先生との相性に違和感がないか
費用・通塾頻度が無理のない範囲か
実績や規模だけでなく、「この先生に任せたい」と思えるかどうかも重要な判断基準になります。
まとめ|【埼玉】小学校受験に向けた塾選び
埼玉県で小学校受験をするご家庭に選ばれやすい塾は、
大手塾:伸芽会、チャイルド・アイズ
中小規模塾:桐杏学園、幼児教室コペル
などがあります。
大手塾は情報量と実績、
中小規模塾は個別対応の手厚さが強みです。
体験・見学を通して、
ご家庭の方針とお子様に合った塾を選ぶことが、合格への近道となります。
【埼玉】塾を決めるまでの進め方
教室を比べはじめる前に、ご家庭の条件を先に決めておくと迷いが減ります。埼玉県は県内の教室と都内の教室のどちらも選べる地域です。選択肢が多いぶん、決め方をあらかじめ用意しておくことが大切になります。
ステップ1 通いはじめる時期を、受験の年から逆算する
小学校受験の考査は年長の秋に集まります。そこから逆算して、多くのご家庭は年中の秋から冬にかけて教室をさがしはじめます。年少から通われる方もいらっしゃいますが、早く始めるほど有利とはかぎりません。お子さまが集団の場に慣れているか、指示を最後まで聞けるかを目安にして、無理のない時期をお選びください。
ステップ2 通える曜日と、送り迎えの担当を先に決める
教室の魅力ではなく、続けられるかどうかで決めるための手順です。平日は何曜日なら通えるのか、土日はどうか、送りと迎えをどなたが担当するのかを、紙に書き出しておきます。ここが決まっていないと、体験のあとに「よかったから」という理由だけで決めてしまい、あとから通塾そのものがご家庭の負担になります。
ステップ3 候補を3つまでにしぼる
候補が5つも6つもあると、比べているうちに基準がぼやけます。ステップ2で決めた曜日と時間に通える教室だけを残し、そのうえで3つまでにしぼってください。しぼるときの順番は、①志望校の考査に必要な分野をあつかっているか、②教室までの片道の時間、③年長になったときの通塾回数に耐えられるか、の順で見ると決めやすくなります。小学校受験塾の費用を比較した記事もあわせてご覧いただくと、金額の見当をつけたうえでしぼり込めます。
ステップ4 体験授業は同じ週にまとめて受ける
体験を1か月おきに受けると、最初の教室の記憶が薄れて比べられなくなります。できるだけ同じ週、遅くとも2週間のうちにまとめて受けてください。受けたその日のうちに、お子さまの表情・先生の声のかけ方・教室の広さと明るさ・保護者への説明の3点を、ひとことずつメモに残します。なお体験に行かれるときの服装は、塾に行くときの親子の服装の記事を目安にすると迷いません。
ステップ5 決め手が並んだときは、続けやすいほうを選ぶ
2つの教室でどちらも良いと感じたときは、実績や規模ではなく「1年間かよい続けられるほう」を選んでください。判断の材料になるのは、片道の移動時間、振替ができるかどうか、下のお子さまを連れて行けるかどうかの3つです。ここで無理のある選び方をすると、年長の夏に通塾が続かなくなり、いちばん大事な時期に切りかえることになります。
【埼玉】問い合わせのときに確認しておきたいこと
体験の申し込みをするときに、あわせて次の項目をたずねておくと比べやすくなります。パンフレットに書かれていないことほど、あとになって効いてきます。
- 1クラスの人数と、そのクラスを担当する先生の人数
- 年少・年中・年長で、授業の内容と時間がどう変わるか
- 休んだときに振替ができるか、できる場合の期限
- 保護者が授業を見られるか、見られない場合はどう様子を伝えてもらえるか
- 季節ごとの講習や特別講座が、通常の授業とは別あつかいになるか
- 学校別の対策をいつごろから始めるか
- 願書の相談や面接の練習にどこまで対応してもらえるか
- 家庭でそろえる教材や道具があるか
- 模試や講習の会場が、ふだんの教室と別の場所になることがあるか
とくに聞きもらしやすいのが、講習と模試のあつかいです。通常の授業とは別に費用がかかることが多く、年間の見通しが大きく変わります。おおよその内訳は小学校受験塾の費用の相場と内訳をまとめた記事でご確認ください。
埼玉で「通いやすさ」を考えるときの見方
埼玉県は南北に長く、路線によって都心へ出る時間が大きく変わります。県内で完結させるか、都内の教室まで出るかを決めるときは、次のように考えると整理しやすくなります。
- 片道の移動が45分を超えると、年長の週2回はご家庭の負担が大きくなります
- 乗りかえの回数は、時間そのものより疲れに効いてきます。同じ40分でも乗りかえなしを優先してください
- 車で送られる場合は、教室の駐車場だけでなく、雨の日にとめられるかまで確認しておきます
- 下のお子さまを連れて行く可能性があるなら、待合スペースの有無を先に聞いておきます
- 模試や講習だけ都内の会場に行く、という組み合わせもできます。ふだんの通塾と切りはなして考えてかまいません
【埼玉】塾選びでやりがちな失敗と、よくあるご質問
やりがちな失敗
合格実績の数字だけで決めてしまうことが、いちばん多い失敗です。実績は教室ごとの生徒数や、どの学年から通っていたかで見え方が変わります。数字は候補を残すときの材料にとどめ、決め手にはしないほうが安全です。
体験をひとつしか受けないのも避けたいところです。比べる相手がないと、その教室のやり方が当たり前に見えてしまいます。最低でも2つは受けてください。
最初から掛け持ちを前提にするのもおすすめしません。まずは1つに決めて、足りない分野がはっきりしてから足すほうが、お子さまの負担が軽くてすみます。
いつから通いはじめるとよいですか
年中の秋から冬に始められるご家庭が多いです。ただし、集団の場に慣れるまでに時間がかかるお子さまは、もう少し早めに動いても構いません。逆に、年長の春からでも間に合わないわけではありません。残りの月数から逆算して、どの分野に時間をかけるかを教室と相談してください。
途中で塾を変えてもよいですか
変えること自体は問題ありません。ただし切りかえの時期は選んでください。年長の夏以降は、教材や進め方に慣れ直す時間がとれず、かえって遠回りになることがあります。変えるなら年中のうち、遅くとも年長の春までを目安にします。判断に迷うときは、お子さまが教室に行きたがらない理由が、先生との相性なのか、内容の難しさなのかを分けて考えると答えが出やすくなります。
国立小学校を考えている場合も塾は必要ですか
国立を志望される場合、私立とは考査の内容も倍率の性質も変わります。必要かどうかの考え方は国立小学校に強い塾は必要かをまとめた記事で整理していますので、あわせてご覧ください。
家庭でどのくらい取り組めばよいですか
毎日の時間を長くするより、短くても毎日続けるほうが効果があります。机に向かう時間だけでなく、お手伝いや外遊びも生活の課題につながります。教室で習ったことを、その週のうちにご家庭でもう一度やってみる。この一往復ができていれば、通塾の回数を増やさなくても力はついていきます。
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