慶應横浜初等部の願書が変わったって本当?
書き方とか知りたい!
慶應横浜初等部の願書を提出する時の書類
慶應横浜初等部の出願の際には、提出書類が3枚あります。
- 入学志願書
- 健康調査書
- 幼児調査書
入学志願書は表に
- 志願者の基本情報(氏名や住所など)
- 保護者の基本情報(氏名や勤務先など)
- その他の家族の基本情報(氏名や年齢など)
を記入します。
裏には志望理由と指定された本に関する自分の考えを記入します。
健康調査書は試験当日に留意しなければいけないことがある場合は記入します。
幼児調査書は3年間の出席日数と欠席日数、欠席の場合はその理由を記入します。
これは唯一保護者ではなく、通っている保育園や幼稚園で記入してもらう用紙になります。
慶應横浜初等部の願書は 課題図書が年度によって変わることがある!
まず入学志願書ですが、裏面の下半分を占めているのが課題図書に関する考えを述べる問題です。
ですが、この課題図書、年度によって変わりますので、ご注意ください。
過去5年間の課題図書は以下の通りです。
2018年 福翁自伝
2019年 伝記小泉信三
2020年 福翁百話
2021年 福翁百話
2022年 福翁百話
2023年 福翁百話
2024年 福翁自伝
ちなみに開校から2018年まではずっと福翁自伝(慶應幼稚舎と同じ)でした。
2024年9月の願書配布時に多くの皆様からお問い合わせいただきましたが、 4年間課題図書であった「福翁百話」から再び開校当初と同じ「福翁自伝」に変更となりました。
この設問で求められているのは、単なる課題図書への感想文だけではなく、
読んだ上でそれを自身の家庭とつなげる文を書かなくてはなりません。
また、2023年からは本の内容をどう学校生活に活かすのかを書かなければいけません。
参考までに2020年以降の福翁百話に関する設問は以下の通りです。
「福翁百話」の家庭や親子関係などに関して書かれている部分を読み、保護者と志願者のかかわりについて感じるところを書いてください。
福沢諭吉先生の本を読んでおくと焦らない!
このように課題図書が過去5年間の中で2回変わっており、今後も前年とは違う本を指定される可能性があります。
ただし、根底にある福沢諭吉先生の考えは同じです。
まず慶應横浜初等部を受験予定の方は基本となる一冊「福翁自伝」を出来るだけ早い段階で読んでおくことがオススメです。
「福翁自伝」は福沢諭吉の自叙伝であり、慶應義塾を理解するのに大いに役立つ一冊です。
現代語訳のものでも少し読みにくさはありますが、基本となるものなので最初に読みましょう。
次に、過去に1度だけ出題された「伝記小泉信三」、
そして3年連続で課題図書となっている「福翁百話」を読んでおくのがオススメです。
「伝記小泉信三」は戦時中に塾長として慶應義塾を守った小泉信三の生涯について書かれたものです。
小泉信三は若い頃に福沢諭吉の自宅で一緒に暮らしていたこともあり、小泉信三から見た福沢諭吉の様子も綴られているので、福沢諭吉を違う方面から理解することができる読みやすい一冊です。
「福翁百話」は福沢諭吉が客人に語った話をまとめた本で、道徳や教育、家族、政治など様々なテーマに関する100の話からなるエッセイ集です。
テンポが良く、こちらも読みやすい一冊です。
余裕があれば、更に慶應義塾と福沢諭吉への理解を深めるべく、「福澤諭吉 家庭教育のすすめ」や「現代語訳 学問のすすめ」なども合わせて読んでおきましょう。
慶應横浜初等部は学校見学の機会がないので、教育方針を理解するためにはこれらの本を読むことが大切です。
そして福沢諭吉の考えを、我が子の教育へ取り込むことができれば、合格へと一歩ずつ近づくことができます。
課題図書を読む時間がない!という方は、願書作成代行!
福沢諭吉先生の課題図書を読まなければいけないとわかっても、「今から読む時間がない」「読んでも、どう書けばいいのか分からない」というお声をよくいただきます。
課題図書を読んでいなくても大丈夫です。
願書作成代行なら、本を読んでいなくても、ご家庭に合うエピソードと課題図書を絡めてお書きしますので、ご安心ください。
慶應横浜初等部の幼児調査書は、幼稚園や保育園の先生に依頼!
慶應横浜初等部の提出書類の中で、幼児調査書だけは、
保護者ではなく、お子様が通っている幼稚園や保育園の先生に依頼して書いてもらう書類になります。
福沢諭吉先生は、「先ず獣身を成して後に人心を養え」という考えを一番大切にしてきました。
これは強健な身体の育成が何よりも欠かせない、ということです。
慶應義塾は基本的に欠席に厳しい学校です。
例えば高校では皆勤賞の学生は成績の評定が上がります。
それほど出席を大切にしています。
保護者は見ることができない
幼児調査書で先生に記入していただくのは、3年間の出席日数と欠席日数、欠席の場合はその理由です。
そして封筒を閉めた状態で先生から返却されるため、保護者は中を見ることができません。
まずは不必要に休まないことが大切です。
幼稚園や保育園は義務教育ではないので家庭の都合でお子様をお休みをさせることもあるでしょうが、年少のうちから病気や忌引き以外でお休みしないようにしましょう。
欠席がゼロであれば、幼児調査書に記入する欠席日数もゼロになり、欠席の理由も記入する必要がなくなります。
欠席がないこと、もしくは欠席は少ないことは合否のプラスに働くことはあっても、マイナスポイントにはなりません。
また記入するのはあくまでも出席と欠席だけで、遅刻や早退は含まれません。
どうしても用事がある場合は遅刻や早退にしましょう。
注意が必要なのは欠席が多い場合です。
もし理解のある幼稚園や保育園でしたら、理由について書いて欲しいことをこちらから依頼したり、
どんな風に書くと良いか相談に乗ってもらえるといいでしょう。
どんな風に頼めばいい?
お子さまの名前といつまでに必要かを記したメモをつけたクリアファイルや大きめの封筒に、
幼児調査書と所定の封筒に入れて、なるべく早めに先生に記入をお願いしましょう。
他にも先生に記入をお願いしているご家庭もいらっしゃるでしょうし、
青山学院初等部など同じように幼稚園や保育園に記入してもらう書類がある学校が他にもあるので、スケジュールがタイトになると先生の負担も増えてしまいます。
またお休みがあって欠席の理由を記入する必要がある場合は、先生と事前に相談しておきましょう。
繰り返しになりますが、保護者は中身を見ることができません。事前にこちらの意向を伝えたり、書き方について相談しておくことが大切です。
【慶應横浜初等部】願書のエピソードと教育方針のまとめ方(筆者の教材より)
筆者の教材『願書作成の教科書』では、願書で見られている点を「家族での過ごし方」「教育方針」「受験への姿勢」「ご両親の熱量」「お子さまへの理解」の5つに整理しています。課題図書への考えを問われる慶應横浜初等部の願書でも、この5つが土台になります。
エピソードの集め方
場面は、園での様子、習い事での成長、お出かけ先での出来事、家庭でのお手伝いの4つ。『エピソード作成マニュアルシート』では、成長・思いやり・性格の3種類に分け、「いつの話か」「どんな魅力が伝わるか」を添えてメモすることを勧めています。見つけたらその場でスマートフォンに一言、帰宅後に詳しく書き足すと忘れません。選ぶ基準は、深く聞かれても答えられ、お父様・お母様・お子さまで共有できていることです。一見マイナスに見える面も言いかえられます。「落ち着きがない」は「いろいろなことに好奇心をもてる」、「ひとり遊びが好き」は「自分の興味に集中できる」といった具合です。
家庭の教育方針を言葉にする手順
『願書作成土台シート』の順番は、①どんな子に育ってほしいか(よくほめたこと・叱ったことを書き出すと見えてきます)、②そのために取り組んできたこと、③普段の接し方、④志望校の方針と重なる点、の4段階です。この記事で触れた「先ず獣身を成して後に人心を養え」という考えなら、外遊びや早寝早起きなど体づくりの習慣と1文で結びつけます。親の理想ではなく、実際にしてきた子育てを書くことが大切です。
書くときの小さな注意
入学志願書は紙の書類ですので、箇条書きで整理してから下書きし、清書は黒のボールペンで書きます(消せるタイプは避けます)。記入欄に空白を大きく残さず、仕上がったら一晩おいて読み直します。
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慶應義塾横浜初等部の願書の準備をまとめた『2027年度 慶應義塾横浜初等部 願書の考え方と書き方』(PDF)は、筆者のオンラインショップで販売しています。
課題図書の読み込みから志望理由まで、慶應横浜初等部に合わせた願書を一緒に作りたい方は願書作成もご覧ください。
まとめ
以上、願書についてご説明してきました。
それぞれの提出書類について詳しく知ると、慶應横浜初等部を受験する場合はお子さまの教育だけではなく、保護者の方も早いうちから準備が必要であることが分かります。
2022年は願書の発売が9/1からでしたが、願書を購入してから準備を始めるのでは遅すぎます。
年少のうちからなるべくお休みをしないことを心掛けたり、課題図書を早めに読んでおき、準備を進めておきましょう。
またご説明してきました通り、慶應横浜初等部は他の学校に比べて願書に時間がかかります。
課題図書を読むところからスタートして最終的に願書を記入するまでにかかる時間は膨大なので、
早いうちから願書作成代行を依頼することを決めておくのもよいでしょう。
備えあれば憂いなし。余裕を持って取り組むことが必要な学校です。
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慶應義塾横浜初等部の願書のポイント
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