慶應義塾幼稚舎

【慶應義塾幼稚舎 】場所は?アクセス最高?立地について解説

【慶應義塾幼稚舎 】場所は?アクセス最高?立地について解説

塾長
塾長

 

慶應義塾幼稚舎は、慶應義塾の初等教育を担う小学校で、独立心を育む教育を大切にしています。

 

受験のない一貫教育の中で、児童は自由な発想を持ち、さまざまな経験を積むことができます。スポーツや文化活動も盛んで、バランスの取れた成長を目指せる環境が整っています。

 

そんな名門校である慶應義塾幼稚舎の場所やアクセス、都内の小学校にも関わらず「横浜」と検索される理由についてプロが解説します。

 

【慶應義塾幼稚舎】場所はどこ?

慶應義塾幼稚舎の所在地は、東京都渋谷区恵比寿2-35-1です。学校法人慶應義塾が運営する私立小学校で、「東京メトロ日比谷線広尾駅」から徒歩圏内という便利な立地にあります。

 

学校は、明治通りと外苑(がいえん)西通りが交わる天現寺交差点のすぐ近くにあり、目の前に広尾病院があり、都心とは思えない程に緑が多い環境の中で、気持ちの良い空気が流れています。

 

都心の一等地でありながら歩行者の通行量は少なめです。JR・私鉄駅どの駅からも距離があり、近隣を移動するのは地元住民や勤務者が中心となっているからでしょう。

 

近隣には聖心女子学院初等科(同区広尾)や東京女学館小学校(同区広尾)、有栖川宮記念公園(港区南麻布)、日赤医療センターなどがあります。

 

敷地内は広々としており、日当たりがよく、緑も豊かな環境が整っています。

 

【慶應義塾幼稚舎】最寄り駅とアクセス方法は?

慶應義塾幼稚舎の最寄り駅は、「東京メトロ日比谷線広尾駅」、もしくは都営路線バスを利用します。東京都渋谷区恵比寿に位置し、電車とバスの両方が利用できるため、都内はもちろん、遠方からの通学にも便利な立地です。

 

最寄り駅からのアクセス


東京メトロ日比谷線広尾駅下車徒歩7~8分。

天現寺方面出口の改札口から階段を上って地上に出ます。そこから、外苑西通りを天現寺の交差点へ向かって(五反田・目黒方面)徒歩7~8分ほどで幼稚舎に着きます。

 

最寄りバス停からのアクセス

慶應義塾幼稚舎の近くには、都営バスの停留所があり、複数路線が経由します。

 

都06「広尾病院前」停留所

黒77「天現寺橋」停留所

橋86「天現寺橋」停留所

品97「天現寺橋」停留所

田87「恵⽐寿三丁⽬」停留所

 

【慶應義塾幼稚舎】登下校に関するルールについて

慶應義塾幼稚舎には、登下校に関する様々なルールが設けられています。今回は特別に、その一部をご紹介します。

 

 登下校方法は基本徒歩、保護者の送迎NG


慶應義塾幼稚舎では、児童の自主性と社会性を養う観点から、公共交通機関を利用した徒歩通学が基本ルールとされています。そのため、保護者による自家用車での送迎は、病気やケガなど特別な事情がない限り、認められていません。

学校の最寄り駅から距離があることに加え、複数のバス路線があるため、入学直後は通学に戸惑う児童も少なくないようです。

また、低学年のうちは通学に慣れるまで、保護者が付き添いたくなるものですが、幼稚舎では早い段階からお子様自身で登校できるよう指導が行われます。そのため、入学前から家庭で電車やバスの乗り方、道の歩き方を練習させるご家庭も多く見られます。

特に、都心部だけでなく郊外や遠方から通う児童もいるため、長時間の通学をこなせる体力や時間管理能力を養うことも求められます。

独特な電車乗車方法が話題

慶應義塾幼稚舎の児童たちには、独特な電車の乗車ルールがあることをご存じでしょうか。非公式ながら、彼らは電車に乗る際、基本的に「最先頭」または「最後方」の車両に立ったまま乗車するよう指導されているのです。

この習慣には、幼稚舎ならではの教育方針が関係しています。幼少期から心身を鍛え、自立した人物へと成長することを目的に、あえて座らずに通学することで体力を養うのです。また、公共の場でのマナーを学び、電車内で周囲の方々に迷惑をかけないよう配慮することも、この指導の大きな目的とされています。

さらに、こうした決まりを守ること自体が、幼稚舎生にとって「慶應義塾の子どもらしい振る舞い」を身に付けるための大切な訓練のひとつともなっています。日々の通学時間すらも教育の一環とするこの考え方には、慶應義塾幼稚舎ならではの理念が色濃く反映されていると言えるでしょう。

 

保護者協力の元行われる「緊急時下校訓練」

慶應義塾幼稚舎では、大規模災害時に公共交通機関が利用できなくなる事態を想定し、毎年一度、保護者と協力して「緊急時下校訓練」を実施しています。

 

この訓練では、児童が保護者とともに実際に学校から自宅まで歩いて帰ることで、非常時にどの経路を使うのが安全かを学ぶ機会となります。

実際に歩くことで、通学路に潜む危険な場所を確認でき、災害時の適切な行動を考えるきっかけになります。また、保護者にとっても、児童と一緒に帰宅経路を確認することで、安全な避難ルートを把握できるため、万が一の際の迎えの判断にも役立ちます。

 

【慶應義塾幼稚舎】「横浜市」「江田」と検索される理由

ネット上で慶應義塾幼稚舎の所在地やアクセスについて調べると、関連ワードとして「横浜市」「江田」と表示される場合があります。

 

2つとも誤情報でありますが、どうしてこのような現象が起きるのでしょうか。その真相は、学校法人慶應義塾が運営する小学校が2校存在することに関連します。

 

 慶應義塾横浜初等部との関係

「慶應義塾幼稚舎」と「慶應義塾横浜初等部」は、ともに学校法人慶應義塾が運営する小学校であり、兄弟校の関係にあります。そのため、幼稚舎の所在地が「神奈川県横浜市」と検索されることがありますが、これは横浜初等部と混同された結果と考えられます。

慶應義塾横浜初等部は、幼稚舎に次ぐ2校目の小学校として2013年に開校しました。幼稚舎と同様に「独立自尊」の精神を重んじ、英語や国際交流プログラムを取り入れたグローバル教育を重視しています。

卒業後は、基本的に推薦により湘南藤沢中等部へ進学することが前提となっており、その後は高等部を経て慶應義塾大学へ進む道が確立されています。

同じ学校法人が運営し、中高一貫教育を経て最終的に慶應義塾大学へ進学する点からも、両校には多くの共通点があります。

慶應義塾横浜初等部の所在地は

慶應義塾横浜初等部のの住所は、神奈川県横浜市青葉区あざみ野南3-1-3。東急田園都市線の江田駅を下車し、徒歩約10分で到着します。江田駅は各駅停車駅となりますので、休校が停まる「あざみの駅」や「青葉台駅」で乗り換えることになります。

 

このような背景から、「神奈川県横浜市」、「江田」などと検索されるのは、慶應義塾横浜初等部の所在地と間違われた可能性が高いと言えるでしょう。

 

【慶應義塾幼稚舎 】場所は?アクセス最高?その立地についてプロが徹底解説

慶應義塾幼稚舎は、東京都渋谷区広尾という高級住宅地に校舎を構えています。各駅からの距離がある分、不審な人物がほとんどおらず、医療機関や緑あふれる公園などが隣接していることから、安心してお子様を通わせることのできる環境と言えるでしょう。

 

近くに行く機会があれば、学校の外観や登下校中の児童と遭遇できるかもしれません。慶應義塾幼稚舎のお子様たちが、普段どのような様子で過ごしているかを静かに観察してみるとよいのではないでしょうか。

 

藤川海美 (ふじかわ うみ)
うみ塾長
お受験教室代表。
願書作成や面接対策、受験指導など小学校受験のことなら何でもお任せ!
願書作成97%、面接レッスン93%、受験指導100%
など驚異の合格実績を誇る。

株式会社Bright Future Family 代表取締役。 元お受験幼稚園の面接官として、数多くの願書を審査し、親御様やお子様の面接を担当。長年の経験を活かし、小学校受験指導に従事。
自らも我が子の小学校受験を経験し、親の立場から見た受験の厳しさを理解。親子が第一志望校に合格するためのサポートを使命とし、命をかけて指導に取り組む。
教育者としての経験と親としての視点を融合させた指導が特徴。
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