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【2025.03.31 メディア掲載】

ベネッセ教育総合研究所様のWEBメディア「ベネッセ教育情報」に取材いただいた「願書における家庭教育方針の書き方と記入例」が掲載されました。
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【小学校受験】家庭学習の1日の流れ|年中・年長の時間割例と続けるコツ

【小学校受験】家庭学習の1日の流れ|年中・年長の時間割例と続けるコツ
ママ
ママ

年中の子どもがいて、小学校受験を考えはじめました。
毎日の家庭学習を、どんな流れで、どのくらいの時間やればよいのかがわかりません。

塾長
塾長

家庭学習は「長い時間」よりも「毎日同じ流れ」でくり返すことが大切です。机に向かう時間のめやすは、年中で1日15〜20分、年長でも30〜45分ほどで十分です。残りは、遊びやお手伝いなど生活の中で学ぶ形にすると、無理なく続けられます。

大切なのは、以下の3点です。

・時間の長さではなく「いつ・何をするか」で1日の流れを決める
・ペーパーは短く区切り、行動観察・運動・絵画・生活習慣は暮らしの中に入れる
・続かないときは、お子さまではなく計画のほうを見直す

志望校対策の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。

小学校受験をお考えの方は、ぜひ参考にしてくださいね!

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【小学校受験】家庭学習の1日の流れ|年中・年長の時間割の例

1日の流れを組むときは、「朝」「帰宅後」「夕食の前後」「寝る前」の4つの枠で考えると、無理のない形が見えてきます。大切なのは、時刻をきっちり決めることではなく、「おやつのあとはペーパー」「夕食のあとは読み聞かせ」のように、毎日の出来事と学習をセットにすることです。お子さまが流れを覚えると、声をかけなくても自分から机に向かえるようになります。

ここでは、筆者がご家庭にお伝えしている時間割の例をご紹介します。お子さまの性格や園からの帰宅時間、習い事に合わせて、入れ替えながら使ってください。

年中の平日(園のある日)の例

時間帯することめやす
朝(登園前)身支度を自分でする、天気や曜日を一緒に確かめる10分
帰宅後公園や外遊びで体を動かす30〜60分
おやつのあとペーパー2〜3枚(好きな分野から)10〜15分
夕食の前お手伝い(箸並べ・配膳)10分
夕食のあと絵本の読み聞かせと、お話についての質問10〜15分
寝る前明日の準備、今日うれしかったことを話す5分

年中のうちは、ペーパーの時間よりも「外遊び」「お手伝い」「読み聞かせ」の時間のほうが長くて構いません。この時期に育てたいのは、話を最後まで聞く力と、自分のことを自分でする習慣です。

年長の平日(園のある日)の例

時間帯することめやす
朝(登園前)身支度、ひも結びや服をたたむ練習、季節の話10〜15分
帰宅後なわとび・ケンケン・ボールなどの運動20〜30分
おやつのあとペーパー4〜6枚(分野をまぜる)20〜30分
夕食の前お手伝い、または制作(はさみ・のり・ちぎり)15分
夕食のあとお話の記憶、面接で聞かれるような質問を会話で10〜15分
寝る前持ち物を自分でそろえる、1日のふり返り5分

休日の例(年中・年長)

時間帯年中年長
朝ペーパー15〜20分ペーパー30〜40分(時間をはかって)
午前公園や自然の中で遊ぶ、季節の草花や虫を見る運動(なわとび・ボール・模倣体操)
昼料理のお手伝い料理のお手伝い、配膳と片づけまで
午後絵画・制作20分絵画・制作30分(指示を聞いて作る)
夕方家族でカードゲーム(順番を守る)家族での相談ごっこ、面接の練習
夜読み聞かせお話の記憶、明日の予定の確認

休日は時間があるぶん、つい詰め込みたくなります。けれども、平日の流れを大きく崩さず、「朝のペーパー」と「午後の制作」の2つを軸にして、あとは家族で出かける時間にするほうが、結果として学びが深まります。

【小学校受験】ペーパーの量と時間のめやす

ペーパーは、量を増やすほど力がつくものではありません。筆者の経験では、年中のお子さまが集中して取り組めるのは、1回あたり10〜15分ほどです。それを超えると、問題を読まずに答えたり、鉛筆で遊び始めたりすることが増えてきます。

時期1日の枚数のめやす時間のめやす
年中の秋〜冬2〜3枚10〜15分
年長の春3〜5枚20〜30分
年長の夏5〜8枚30〜45分(2回に分けてもよい)
年長の秋志望校の出題の形に合わせて調整本番の時間を意識して

枚数は、あくまでめやすです。1枚をていねいに解き、まちがえた問題をおはじきや積み木で確かめるほうが、10枚を流して解くよりも力になります。

ペーパーの時間を上手に使うコツ

  • 最初の1枚は、お子さまが得意な分野にして、気持ちよく始める
  • 苦手な分野は1日1枚だけにし、具体物で確かめる時間をとる
  • 丸つけはその場で行い、できたところを具体的にほめる
  • 最後は必ず解ける問題で終え、「またやりたい」で切り上げる

問題集を買う前に、まずは無料の問題でお子さまの得意・苦手を見ておくのもおすすめです。小学校受験の無料問題の使い方もあわせて参考にしてください。

【小学校受験】行動観察・運動・絵画・生活習慣を毎日の中に入れる工夫

小学校受験では、ペーパー以外の力も見られます。とはいえ、行動観察や運動のために毎日特別な時間をとるのは大変です。そこで、すでにある生活の場面に「ひと工夫」を足す考え方をおすすめしています。

行動観察は「家族の遊び」で

カードゲームやすごろくは、順番を守る、負けても気持ちを切りかえる、ルールを聞いて理解するといった、行動観察で見られる力をそのまま育てられます。夕食後の10分を家族のゲームの時間にするだけでも、十分な練習になります。勝ち負けよりも、「どうぞ」「ありがとう」が言えたかを一緒にふり返ってください。

運動は「帰り道」と「公園」で

園からの帰り道に、ケンケンで白線をたどる、信号待ちでその場ジャンプをするなど、遊びの中で体を動かせます。公園では、なわとびやボールつきを「今日は何回できるかな」と数えると、数量の練習にもなります。

絵画・制作は「道具を出しっぱなし」にしない工夫を

はさみ・のり・クレヨンをひとつの箱にまとめ、使ったら自分で片づけるところまでを1回の制作にします。季節の行事や、休日に出かけた場所を題材にすると、「何を描こうか」と迷う時間が減り、お話する力も一緒に育ちます。

生活習慣は「お手伝い」と「朝の身支度」で

箸並べ、洗濯物たたみ、玄関の靴をそろえるなど、毎日決まったお手伝いをひとつお願いしましょう。服をたたむ、ひもを結ぶ、ふたを開け閉めするといった動作は、試験の場面でも役に立ちます。

【小学校受験】共働きのご家庭の1日の流れ

共働きのご家庭からは、「平日は帰宅してから寝るまでの時間が短く、家庭学習の時間がとれない」というご相談をよくいただきます。その場合は、平日と休日で役割を分けて考えるのがおすすめです。

平日は「最小限のセット」を決める

平日は、「ペーパー1〜2枚」「お手伝い1つ」「読み聞かせ1冊」の3つだけをやると決めてしまいましょう。朝の時間が使えるご家庭は、ペーパーを登園前に移すと、夜がぐっと楽になります。お風呂の中や送迎の移動中は、「りんごが3つあって1つ食べたら?」のような口で答える問題や、しりとり、季節の言葉集めに向いています。

休日にまとめて「見る」時間をつくる

平日にお父様・お母様がそばで見られない場合は、休日にその週のペーパーを一緒に見直し、まちがえた問題をもう一度解く時間をつくりましょう。祖父母やシッターさんにお願いする日は、「今日やったこと」を書くノートを用意しておくと、ご家庭全体で同じ流れを保てます。

忙しい中で何をどこまでやるかを決めきれないときは、ご家庭の生活リズムに合わせて計画を一緒に組み立てる家庭学習サポートのような形で、第三者に相談するのもひとつの方法です。

【小学校受験】家庭学習が続かないときの見直し方

計画どおりに進まない日があるのは、どのご家庭でも同じです。続かないときは、次の3つを順番に見直してみてください。

  • 量が多すぎないか:1回の時間をいまの半分にして、1週間続くかを試す
  • 時間帯が合っているか:眠い時間やおなかがすいた時間に入れていないかを確かめる
  • 声かけがきつくなっていないか:「早くして」「なんでできないの」が増えていないかをふり返る

おすすめは、1週間だけ「何を・何分やって・お子さまの様子はどうだったか」をメモしてみることです。書き出してみると、「月曜日は習い事で疲れている」「夕食後はいつも集中できている」など、ご家庭ごとの流れが見えてきます。

また、週に1日は「ペーパーをやらない日」を決めておくと、お父様・お母様の気持ちにもゆとりが生まれます。家庭学習の全体像をもう一度整理したい方は、小学校受験の家庭学習の進め方や、小学校受験の準備はいつから始めるかもご覧ください。

【小学校受験】家庭学習の1日の流れでよくある質問

Q. 習い事がある日はどうすればよいですか?

習い事がある日は、ペーパーをお休みにするか、1枚だけにして構いません。その代わり、帰り道に習い事で何をしたかを話してもらうと、お話する力の練習になります。

Q. 朝と夜、どちらにペーパーをするのがよいですか?

どちらが正しいということはありません。朝のほうが集中できるお子さまもいれば、夕方のほうが落ち着くお子さまもいます。1週間ずつ試して、表情や正答の様子がよいほうを選んでください。

Q. 下のきょうだいがいて、集中できません。

下のお子さまがお昼寝をしている時間や、お父様・お母様のどちらかが下のお子さまと遊ぶ時間にペーパーを入れるのがおすすめです。制作や運動は、きょうだいで一緒に楽しめる内容にすると無理がありません。

Q. 嫌がってやりたがらないときは?

無理に続けると、ペーパーそのものが嫌いになってしまいます。その日は「1問だけ」にして終えるか、ゲームや工作に切りかえましょう。嫌がる日が続くときは、量や難しさが合っていない合図です。

Q. 年長の秋になったら、流れは変えたほうがよいですか?

大きく変える必要はありませんが、志望校の試験の時間帯や形式に合わせて、朝に取り組む日を増やすなどの調整は役立ちます。年長の1年の動きは小学校受験の年間スケジュール、年長になる前の準備は新年長になる前にやることにまとめています。年中から分野別にどう始めるかは、年中からの家庭学習 分野別の始め方もあわせてご覧ください。

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ABOUT ME
うみ塾長
元お受験幼稚園の面接官。株式会社Bright Future Family代表取締役。数多くの願書審査・面接を担当してきた経験をもとに、小学校受験・幼稚園受験の願書作成・面接対策・家庭学習を全国対応でサポート。自身もわが子の小学校受験を経験。『小学校受験の教科書』著者。
藤川海美 (ふじかわ うみ)
うみ塾長
お受験教室代表。
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など驚異の合格実績を誇る。

株式会社Bright Future Family 代表取締役。 元お受験幼稚園の面接官として、数多くの願書を審査し、親御様やお子様の面接を担当。長年の経験を活かし、小学校受験指導に従事。
自らも我が子の小学校受験を経験し、親の立場から見た受験の厳しさを理解。親子が第一志望校に合格するためのサポートを使命とし、命をかけて指導に取り組む。
教育者としての経験と親としての視点を融合させた指導が特徴。
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