開智小学校の教育の特色は何ですか?
開智小学校(総合部)は、探究型の学びを軸に、創造力と発信力を育てる一貫教育の学校です。ここでは教育の特色と学びの魅力を、はじめての方にもわかりやすく整理します。
探究型の学び
開智小学校(総合部)の教育の大きな特色は、探究型の学びです。「なぜだろう」という疑問を大切にし、子どもたちが自ら考え、調べ、発信する力を育てています。
正解を教わるだけでなく、自分で問いを立てて考える経験を重ねることで、深く学ぶ姿勢が育まれます。学ぶ楽しさを実感できる学びです。
こうした探究の学びは、これからの社会で求められる、自ら学び続ける力の土台になります。子どもたちの好奇心を引き出す教育です。
創造力と発信力を育てる
開智小学校(総合部)は、国際社会に貢献する心豊かな人材の育成を目指し、創造力と発信力を大切にしています。自分の考えを持ち、それを伝える力を育てています。
子どもたちが主体的に取り組む活動や、学び合う楽しい授業を通して、表現する力や協働する力が育まれます。
自分の得意を伸ばし、他者との違いを認め合う中で、一人ひとりが自分らしく力を発揮できる環境が整っています。
一貫教育の学び
開智小学校(総合部)は、1年生から8年生までが学ぶ総合部を中心とした一貫教育の学校です。長い見通しの中で、じっくりと学びを深められます。
異年齢の子どもたちが関わり合う機会も多く、上級生と下級生が学び合う中で、思いやりや協働の心が育まれます。
中等教育学校へと続く一貫した学びの中で、受験に追われすぎず、自分の興味を深めていける環境が整っています。
ICTを活用した学び
開智小学校(総合部)では、一人1台のタブレットを活用したICT教育が進められています。子どもたちが主体的に学び、発信する力を育てる環境が整っています。
調べ学習やプレゼンテーションなど、デジタルを活用した多様な学びが用意されています。これからの時代に必要な力が育まれます。
ICTを探究の学びと組み合わせることで、子どもたちは自ら情報を集め、考え、表現する力を身につけていきます。
1年生から8年生までを同じ学校で過ごす「総合部」という形
開智小学校(総合部)を理解するうえで欠かせないのが、学校の枠組みそのものです。この学校は小学校と中学校の前半にあたる学年を切り分けず、1年生から8年生までを同じ学校で扱う形をとっています。
そのため、公表されている児童生徒数848名という数字も、小学校だけの人数ではありません。1年生から8年生までを合わせた人数です。教員数は非常勤13名を含めて72名と示されています。9年生以降は開智中学・高等学校へ進む流れになりますが、制度の詳細は学校の公式サイトでご確認ください。
学年の区切り方がふつうの小学校と違うということは、6年生で卒業式を迎えて別の学校へ移るのではなく、そのまま7年生・8年生として学び続けるということです。学校選びの段階から、6年間ではなく8年間、さらにその先までを見通して考えることになります。
開校は2004年(平成16年)、創立者は青木徹氏です。2026年の時点で開校からおよそ20年が経った学校ということになります。
異学年齢学級と「学び合う」授業
開智小学校(総合部)の学びの特徴として学校が挙げているのが、異学年齢学級です。異なる学年の子どもが同じ学級で過ごすしくみで、学校はこの環境でのさまざまな交友を通して、人の心に共感できる優しく強い心を培うと説明しています。
同じ年齢の子どもだけで過ごす学級とは、人との関わり方が変わります。年下の子に説明する場面、年上の子のやり方を見て学ぶ場面が日常的に生まれるということです。
授業についても、子どもたちが自ら主体的に「学び合う」楽しい授業を通して豊かな心を育てるという考え方が示されています。ひとつの問題をみんなで一緒に考え、そこから新しい疑問へと広げて授業をつくっていく学び方です。
さらに、授業のなかで「なぜ」を考えて思考力を育て、自分の考えや意見を発表することで自己発信力を育むこと、授業以外の場でも児童生徒自身が中心となって「考え」「企画し」「話し合い」「実行・実現する」探究活動を通して創造力と主体性・自主性を育てることが、学校の説明として挙げられています。
一日と一週間のリズム
学校が示している事実として、朝の読書や昼の学習に自主的に取り組む生活リズムがあることが挙げられています。授業時間だけでなく、その前後にも学びの時間が組み込まれているということです。
一週間で見ると、土曜授業の形が学年によって分かれています。1年生から4年生までは隔週登校、5年生から8年生まではありと示されています。低学年のうちは隔週で土曜日の登校があり、5年生以降は登校の機会が増えるという流れです。
こうしたリズムは、家庭での過ごし方にも関わってきます。平日の帰宅後や休日の時間の使い方を、入学前からある程度イメージしておくと、入学後のギャップが小さくなります。
昼食は給食と弁当の選択制です。アフタースクールも用意されています。放課後の過ごし方については、共働きのご家庭ほど早めに確認しておきたい項目です。
教育方針と教育目標をあらためて整理する
学校が掲げている教育方針は「国際社会に貢献する心豊かな創造力・発信力を持ったリーダーを育てる」というものです。そのうえで、教育目標として次の3つが示されています。
- 得意を伸ばす
- 志を高く学ぶ
- 人のために学び、行動する
3つを並べてみると、「自分の強みを伸ばすこと」と「人のために動くこと」が同時に置かれていることが分かります。個の力を伸ばすだけでも、協調性を求めるだけでもなく、その両方を育てようとする方針だということです。
こうした方針は入試にも表れています。2026年度の考査の区分には、ペーパーや口頭試問だけでなく、行動観察、制作、運動、そして自己発信が含まれていました。自分の考えを発信する力が入学前から見られているということは、入学後もその力が使われる場面が多いということでもあります。
学校を選ぶときは、この方針がご家庭の考え方と重なるかどうかを確かめてみてください。教育の内容は年度によって見直されることがありますので、最新の情報は学校の公式サイトでご確認ください。
教育の特色についてよくある質問
小中一貫ということは、中学受験をしないのですか
開智小学校(総合部)は1年生から8年生までを同じ学校で過ごす形をとっており、9年生以降は開智中学・高等学校へ進む流れになります。ただし進学の条件や手続きの詳細は手元の資料では確認できませんでしたので、学校の公式サイトや説明会でご確認ください。
異学年齢学級とはどのようなものですか
異なる学年の子どもが同じ学級で過ごすしくみです。学校は、この環境でのさまざまな交友を通して人の心に共感できる優しく強い心を培うと説明しています。具体的な学級編成の方法は公表されていません。
探究活動では何をするのですか
児童生徒自身が中心となって「考え」「企画し」「話し合い」「実行・実現する」活動と説明されています。個々の活動テーマは公表されていませんので、説明会や体験学習で直接ご覧になるのがおすすめです。
土曜日の授業はありますか
1年生から4年生までは隔週登校、5年生から8年生まではありと示されています。学年によって登校の頻度が変わる点にご注意ください。
系列にはどのような学校がありますか
小学校では開智所沢小学校と開智望小学校、中学校・高等学校では開智中学・高等学校、開智未来中学・高等学校、開智日本橋学園中学・高等学校、開智望中等教育学校、開智所沢中等教育学校があります。ほかに開智高等学校、開智国際大学があります。
こんな家庭におすすめ
開智小学校(総合部)は、探究型の学びや一貫教育を望む家庭に向いています。自分で考える力や発信する力を、子どもに育てたい家庭に魅力ある選択肢です。
ICTを活用した学びや、長い見通しの中でじっくり学ばせたいと考える家庭にとっても、ふさわしい学校といえるでしょう。
学校の雰囲気は、実際に足を運ぶことでよく分かります。説明会や体験学習に参加し、家庭に合うかどうかをじっくり確かめてみてください。
開智小学校(総合部)の受験情報は「開智小学校(総合部)まとめ」でまとめて確認できます。
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