開智小学校の倍率はどのくらいですか?
開智小学校(総合部)の受験を考えるうえで、倍率や志願者数の傾向は気になるポイントです。ここでは倍率をどう読み解けばよいか、人気校ならではの特徴もふまえて整理します。
倍率の考え方
開智小学校(総合部)は、埼玉県を代表する人気私立小学校の一つです。募集人数に対して多くの志願者が集まり、倍率も高い水準になる年があります。
近年は志願者数が増加傾向にあり、探究型教育への注目の高さがうかがえます。人気校である一方、募集枠は限られている点をおさえておきましょう。
倍率の数字だけを見るのではなく、学校が求める子ども像を理解し、家庭の方針と合っているかを見極めることが大切です。
志願者数の傾向
開智小学校(総合部)の志願者数は、募集人数を上回る水準で推移しています。探究型の学びや一貫教育への評価が、多くの家庭から支持されています。
年度による増減はあるものの、高い人気を保っています。最新の志願状況は、学校公式サイトや説明会で公開される資料で確認するのが確実です。
数字は結果として決まるものです。過度に気にするより、目の前のお子さまの力を着実に伸ばすことに集中しましょう。
複数回入試の活用
開智小学校(総合部)では入試が複数回実施されます。回ごとに出願と考査の日程が設けられており、家庭の状況に合わせて受験計画を立てられます。
複数回のチャンスがあることは、受験生にとって心強い仕組みです。ただし、各回の日程や出願期間は異なるため、早めに把握しておくことが大切です。
どの回を受けるかは、家庭の方針やお子さまの様子に合わせて検討しましょう。不明点は説明会で相談できます。
倍率に振り回されないために
倍率は事前にコントロールできる数字ではありません。大切なのは、聞く力や生活習慣、人との関わり方といった基礎を日々積み重ねていくことです。
数字を気にしすぎると、かえって準備に集中できなくなります。家庭でできることに目を向け、落ち着いて取り組むことが結果につながります。
人気校だからこそ、早めの情報収集と着実な準備が力になります。焦らず、基礎を固めることに集中しましょう。
2027年度入試(令和9年度)の日程と合同入試のしくみ
開智小学校(総合部)の2027年度入試(令和9年度)については、学校公式サイトで日程が公開されています。公式サイトの案内によると、2027年度入学試験は開智望小学校・開智所沢小学校と合同で実施されます。
- 事前面接 2026年9月18日(金)・19日(土)
- 第1回入試 2026年9月26日(土)
- 第2回入試 2026年11月7日(土)
合同入試のしくみも公式に案内されています。各校舎で同日・同内容の試験を実施し、希望する場合は対象となるすべての学校の合否判定を受けられます。受験料は3校あわせて30,000円で、複数校に出願する場合も納入は初回のみです。複数校に出願するときは、出願の時点で志望校の優先順位を申告する必要があり、出願後の優先順位の変更は原則として受け付けられません。第一志望での出願は入学の確約が必要で、併願志望としての出願も可能です。合否判定は各校が独立して行い、出願時の優先順位や併願の有無が合否判定に影響することはないと明記されています。
2027年4月に聖ヨゼフ学園小学校が開智横浜国際小学校へ校名変更することにともない、2027年度入試ではこの学校を加えた4校での連携入試も案内されています。日程は、9月26日が開智3校のみ、10月20日が聖ヨゼフ小学校のみ、11月7日が4校合同、12月12日が開智望小学校と聖ヨゼフ小学校の実施です。同じ11月7日でも受けられる学校の組み合わせが変わりますので、併願を考えるご家庭は日程ごとの対象校を確認しておいてください。
2027年度入試の募集人数と志願者数、合格者数は、この記事の時点では公式に確認できていません。公表されしだい更新します。最新は募集要項・学校公式サイトでご確認ください。
2022〜2026年度の志願者数と「見かけの倍率」(2026年度入試までの実績)
開智小学校(総合部)の募集人数は、2026年度入試で男女あわせて120名でした。志願者数は次のように推移しています。いずれも2026年度入試までの実績です。
| 年度 | 志願者数(男女計) | 募集人数 | 志願者数÷募集人数 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 483名 | 120名 | 約4.0倍 |
| 2025年度 | 425名 | 120名 | 約3.5倍 |
| 2024年度 | 396名 | 120名 | 約3.3倍 |
| 2023年度 | 328名 | 120名 | 約2.7倍 |
| 2022年度 | 363名 | 120名 | 約3.0倍 |
2022年度から2026年度にかけて、志願者数はおよそ120名増えています。とくに2024年度以降の伸びが大きく、2026年度は5年間でもっとも多い483名でした。
ここで気をつけていただきたいのは、上の表のいちばん右の数字が「実質倍率」ではないという点です。実質倍率は「志願者数÷合格者数」で計算しますが、開智小学校(総合部)は合格者数を公表していません。そのため、確認できるのは志願者数を募集人数で割った「見かけの倍率」までです。実際には募集人数より多くの合格者が出ることもありますので、実質倍率はこの数字より低くなる可能性があります。
もうひとつ、志願者数は男女の合計だけが示されており、男子・女子それぞれの内訳は公表されていません。「男子のほうが厳しい」「女子のほうが多い」といったお話は、少なくとも公表されている数値からは判断できないとお考えください。
なお、ここでご紹介した数字はいずれも年度が明記された2026年度入試までのデータです。2027年度入試の志願者数は、公表されしだい追記します。最新の募集人数や志願状況は、学校の募集要項でご確認ください。
倍率を読むときに知っておきたい、2026年度入試のしくみ(2026年度実績)
倍率の数字だけを見ても、入試の実像はつかめません。開智小学校(総合部)の2026年度入試は、次のような日程で行われました。
- 願書配布:2025年7月頃から
- 出願期間(第一回・第一志望):2025年7月25日〜9月7日
- 出願期間(第一回・併願志望):2025年7月25日〜9月10日
- 出願期間(第二回):2025年9月24日〜11月4日
- 選考:2025年9月20日(第一回)/2025年11月8日(第二回)
- 合格発表:2025年9月24日(第一回)/2025年11月11日(第二回)
2026年度入試は第一回と第二回の2回の機会がありました。2027年度入試も第1回と第2回の2回で、加えて事前面接の日が設けられています。公表されている志願者数は全体の人数ですので、第一回と第二回それぞれの倍率を分けて見ることはできません。同じ483名でも、第一回に集中しているのか、第二回にも一定数が出願しているのかで、感じる厳しさは変わってきます。
また、第一回は第一志望と併願志望で出願の締め切りが異なっていました。第一志望として出願するのか、他校との併願として出願するのかで、準備のスケジュールが変わる点も押さえておきたいところです。
受験番号は願書受付順に決まります。番号の早い遅いがそのまま有利不利になるわけではありませんが、考査の順番や待ち時間に影響することはありますので、出願時期を考える材料のひとつにはなります。
選考では月齢が考慮されます。生まれ月による発達の差に配慮があるということですので、早生まれのお子さまだからと過度に不安になる必要はありません。
なお、2026年度の入学手続きの日程は手元の資料では確認できませんでした。合格後のスケジュールは学校の募集要項でご確認ください。
倍率についてよくある質問
実質倍率は何倍くらいですか
くり返しになりますが、開智小学校(総合部)は合格者数を公表していないため、実質倍率は算出できません。2026年度入試の「志願者数483名÷募集人数120名=約4.0倍」という見かけの数字までが、確認できる範囲です。2027年度入試の志願者数は公表されしだい追記します。
倍率は年々上がっているのですか
2023年度の328名から2026年度の483名まで、志願者数は増える方向にあります。ただし2022年度は363名で2023年度より多く、単純に右肩上がりというわけではありません。1年ごとの上下に一喜一憂せず、数年単位の流れとしてとらえるのがおすすめです。
男子と女子で倍率は違いますか
男女別の志願者数は公表されていないため、比べることができません。募集も男女あわせて120名という形で示されています。
倍率が高い年は避けたほうがよいですか
志願者数は出願してみるまで分かりませんし、前年の数字を見てから出願先を決められるわけでもありません。倍率よりも、お子さまとご家庭に合う学校かどうかを軸に考えていただくほうが、結果として良い準備につながります。
1年生の入試以外にもある入り口
倍率が気になる方に知っておいていただきたいのが、開智小学校(総合部)には1年生の入試以外にも入学の道があるという点です。手元の資料では、転入・編入の制度、いったん学校を離れた場合の復学の制度、そして帰国子女の受け入れのいずれも「あり」と示されています。
ご家庭の転勤や海外赴任などで時期がずれてしまう場合でも、相談できる窓口があるということです。ただし、募集の有無や条件、実施時期は年度によって変わりますので、検討される場合は学校に直接お問い合わせください。
学校の規模もあわせて見ておきましょう。児童生徒数は1年生から8年生まであわせて848名、教員数は非常勤13名を含めて72名です。848名という数字は小学校だけの人数ではなく、小中一貫の総合部として1年生から8年生までを合わせた人数ですので、読み違えないようご注意ください。
情報収集のすすめ
倍率や志願者数、募集人数の最新情報は、学校公式サイトの募集要項で公開されます。出願前には必ず最新の情報を確認しておきましょう。
説明会では、入試の仕組みや近年の傾向について直接聞くことができます。気になる点を整理して参加しましょう。
正確な募集人数・志願状況・日程は必ず学校公式サイトでご確認ください。背景まで理解して、落ち着いて準備を進めましょう。
開智小学校(総合部)の受験情報は「開智小学校(総合部)まとめ」でまとめて確認できます。
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