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【2025.03.31 メディア掲載】

ベネッセ教育総合研究所様のWEBメディア「ベネッセ教育情報」に取材いただいた「願書における家庭教育方針の書き方と記入例」が掲載されました。
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インターナショナルスクール・英語教育

【聖心インターナショナルスクール】入学の条件と英語力は?出願の流れをプロが解説

【聖心インターナショナルスクール】入学の条件と英語力は?出願の流れをプロが解説
ママ
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聖心インターナショナルスクールに出願できるのか、条件がよくわかりません。子どもの英語力はどのくらい必要で、どんな流れで選考が進むのでしょうか。

塾長
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この学校は、出願の前にパスポートと保護者の英語についての条件があります。まずはご家庭が条件に当てはまるかを、公式の文で確かめることから始めましょう。選考は書類、学年に合わせた検査やスクリーニング、家族そろっての面接という順に進みます。

大切なのは、以下の3点です。

・パスポート・保護者の英語・年齢の区切りを公式の文で確かめること
・子どもの英語力は「英語の支え(ELA)」のしくみとあわせて考えること
・日程と、日本の就学義務との関係を早めに整理すること

聖心インターナショナルスクールの個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。

聖心インターナショナルスクールを検討されている方は、ぜひ参考にしてくださいね!

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【聖心インターナショナルスクール】入学の条件を見る前に知っておきたいこと

聖心インターナショナルスクールの公式サイトは英語表記で、学校名は International School of the Sacred Heart(略称ISSH)です。この記事ではカタカナ名を呼び名として使います。東京都渋谷区広尾にある学校です。

3歳から5歳の幼稚園(K3・K4・K5)は男の子も女の子も受け入れていますが、Grade 1からGrade 12は女子だけの学校です。男の子が出願できるのは幼稚園の学年だけ、ということになります。

学校の一年は8月の下旬に始まり、6月の半ばに終わります。公式サイトによると、次の学年度の出願は毎年9月に始まり、入学を希望する時期より12か月以上前には出願しないよう案内されています。年度のとちゅうの入学も受けつけていますが、在籍は最低1年間を前提にしていると書かれています。

出願の条件と流れは、公式サイトのAdmissions Processのページにまとまっています。この記事は、2026年10月9日の時点でこのページと、よくある質問のページを読んで書いています。

【聖心インターナショナルスクール】出願できる家庭の条件(パスポート・保護者の英語・年齢)

いちばん大きな条件はパスポートです。出願の流れのページでは、Grade 9以下に出願する場合、お子さまか保護者のどちらかが日本以外のパスポートを持っていることが必要とされています。

よくある質問のページでは、さらに次のように説明されています。ご両親とお子さまの全員が日本のパスポートだけを持つ家庭は、出願できるのがGrade 10〜12だけです。保護者かお子さまのどちらかが日本以外のパスポートを持っていれば、どの学年にも出願できます。

つまり、全員が日本のパスポートだけのご家庭は、幼稚園やGrade 1の年齢では出願の対象になりません。ここは最初に確かめておきたい点です。

保護者の英語についても、出願の流れのページに次の一文があります。

「One of the parents must be able to speak and read English.」

保護者のどちらかが英語を話し、読めること、という条件です。よくある質問のページでは、出願するすべてのお子さまについて、保護者の少なくとも一人が英語を自信をもって(confidently)話し、読めることとされています。学校の共通語が英語であることも書かれています。

年齢の区切りは9月1日です。

学年年齢の条件(公式の表記)
Kindergarten 33 years old by 1 September
Kindergarten 44 years old by 1 September
Kindergarten 55 years old by 1 September
Grade 16 years old by 1 September

日本の小学校の学年の区切りとはちがうので、お子さまの生年月日で当てはめてみてください。幼稚園に出願するお子さまは、入学する年の8月1日までに、昼も夜もおむつが外れていることが求められています。

【聖心インターナショナルスクール】子どもの英語力とELA(英語の支え)

Grade 1からGrade 9に出願するお子さまについて、「この程度の英語力が必要」という具体的な水準は、出願の流れのページには書かれていません。英語力の水準がはっきり示されているのは高校の学年で、Grade 10より後(原文は After Grade 10)は中級の英語が必要とされています。

そのかわり、英語を身につけている途中のお子さまのために、English Language Acquisition(ELA)という英語の支えがあります。授業の中での支えと、少人数のレッスンで行われます。ただし、ELAの席は各学年でかぎられており、英語の段階(初級・中級)や空きの状況によって、一人ずつ判断すると書かれています。

英語で授業をしていない学校から出願する場合は、自動的にELAの対象として検討されます。また、よくある質問によると、出願するお子さま全員が英語の検査を受けます。

小学校受験と並行して考えるご家庭では、「英語ができるから大丈夫」「できないから無理」と決めつけず、ELAの席がかぎられていることもふくめて学校に相談するのが確かです。英語の支えのしくみについてはEAL(英語の支え)とはの記事もご覧ください。

【聖心インターナショナルスクール】出願の流れと選考(書類・検査・面接)

出願はオンラインで進めます。公式の手順は次のとおりです。

  • きまりと案内を読み、オンラインの問い合わせフォームを送る
  • 保護者に届くメールから、出願用のサイトのアカウントをつくる
  • いまの在籍校の情報を入れて、チェックリストを進める
  • 書類のアップロードと、推薦書の依頼をすませる

出願料は30,000円で、クレジットカードだけで払えます。返金はされません。

提出する成績・記録は英語で出します。ほかの言語のものは、原本と訳をあわせて出します。幼稚園の学年は、これまで通った園や保育施設の記録をすべて出します。Grade 1〜12は、いまの年度と、その前の2年度分の記録が必要です。

推薦書は在籍している学校(園)からのものだけで、家庭教師、放課後のプログラム、英語教室からのものは受けつけていません。推薦書は英語以外の言語でもよいとされています。幼稚園の学年は幼稚園の先生の推薦書、Grade 1〜4は担任の先生と、ほかの先生または校長の推薦書です。

選考は学年でちがいます。K3・K4はお子さまごとに判断するスクリーニング、K5はグループまたは個別のスクリーニング、Grade 1〜4はオンラインの算数の検査と、英語の読み書きの検査です。

検査やスクリーニングを通ると、家族の面接があります。ご両親(保護者)とお子さまがそろって出ることとされ、担当の校長と入学係の人が行います。海外から出願する家庭は、オンラインで行うことができます。面接のあとに結果が知らされます。結果はくつがえらず、理由は伝えられないと書かれています。

入学が決まったら、オンラインの手続きを進め、登録料を払います。学費については聖心インターナショナルスクールの学費の記事でくわしくまとめています。

【聖心インターナショナルスクール】日程・優先・待機のきまり

2026年10月9日の時点で、出願の流れのページには次の日程が載っています。ページには何年度の入学向けかという見出しはありませんが、日付は2026年と2027年のものです。

学年公式に示されている日程
K3・K41回目の面接に向けた出願の区切り:2026年12月18日/選ばれた候補者の1回目の面接:2027年1月と2月/空きがあれば2回目の面接:2027年3月から
K5優先の出願期間:2026年9月1日〜2026年11月20日/グループのスクリーニング:2027年1月16日/面接:2027年1月と2月/結果:2027年2月
Grade 1〜12空いている席の検討に入れるよう、12月のはじめまでに出願をととのえることがすすめられている

8月か9月に学年が始まる学校から8月入学に出願する場合、成績や推薦書は11月より前には出さないよう案内されています。日程は年ごとに変わりますので、最新は募集要項でご確認ください。

優先のきまりもあります。在校生のきょうだいと、卒業生の子どもは、席に空きがあり、検査と面接の結果をふまえたうえで優先されると書かれています。

クラスに空きがないときは、待機のリスト(waiting pool)に入ることがあります。待機は出願した学年度の終わりまで有効で、その後も希望する場合は、次の年度にあらためて出願します。

出願の回数にも上限があります。

「An applicant may apply up to a maximum of three times.」

1人が出願できるのは3回までです。

【聖心インターナショナルスクール】日本の就学義務との関係とよくある疑問

Q. この学校に通うと、日本の小学校に通ったことになりますか。

この学校が学校教育法第1条に定める学校(一条校)かどうかは、公式サイトでは確認できませんでした。文部科学省の就学義務についての説明では、日本国籍の子を一条校として認められていないインターナショナルスクールに通わせても、「法律で規定された就学義務を履行したことにはなりません」とされています。また、例として、一条校でないインターナショナルスクールの小学部を終えた子が、中学校から一条校に入ることを希望しても認められない、とも書かれています。日本国籍のお子さまのご家庭は、学校とお住まいの市区町村の教育委員会に確かめてください。

Q. プリスクールに通っていると有利ですか。

よくある質問では、この学校は地域のインターナショナルプリスクールや幼稚園と提携しておらず、そこから出願する場合も、ほかの出願と同じ手順と基準で見ると書かれています。

Q. 小学校受験の準備と両立できますか。

求められることがちがいます。こちらは英語での検査と家族の面接、日本の私立小学校はそれぞれの学校の考査と面接です。日程が重なる時期もあるので、どちらを優先するか、お子さまに無理がないかを家族で話し合っておきましょう。迷うときは個別相談で整理することもできます。

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ABOUT ME
うみ塾長
元お受験幼稚園の面接官。株式会社Bright Future Family代表取締役。数多くの願書審査・面接を担当してきた経験をもとに、小学校受験・幼稚園受験の願書作成・面接対策・家庭学習を全国対応でサポート。自身もわが子の小学校受験を経験。『小学校受験の教科書』著者。
藤川海美 (ふじかわ うみ)
うみ塾長
お受験教室代表。
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株式会社Bright Future Family 代表取締役。 元お受験幼稚園の面接官として、数多くの願書を審査し、親御様やお子様の面接を担当。長年の経験を活かし、小学校受験指導に従事。
自らも我が子の小学校受験を経験し、親の立場から見た受験の厳しさを理解。親子が第一志望校に合格するためのサポートを使命とし、命をかけて指導に取り組む。
教育者としての経験と親としての視点を融合させた指導が特徴。
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