附属札幌小学校ってどんな学校ですか?
北海道教育大学附属札幌小学校は、札幌市北区にある歴史ある国立小学校です。ここでは学校の校風と歴史について、はじめての方にもわかりやすく整理します。
附属札幌小学校の歩み
附属札幌小学校は、1883年に創立された歴史ある学校です。長い年月をかけて、教育大学の附属校として歩みを重ねてきました。
その歴史は札幌の師範学校にさかのぼり、後に北海道教育大学の附属校となりました。伝統に支えられた学校です。
教育の研究や教員養成と結びついた質の高い教育を続けてきました。長い歴史が学校の魅力を支えています。
共生を大切にする校風
附属札幌小学校の校風は、「共生の文化を創造する」ことにあります。探究し、共感し、自分のよさを見つめる子どもを育てています。
制服のある学校で、みんなが同じ装いで学ぶことで一体感が生まれます。落ち着いた雰囲気の中で、子どもたちはのびのびと学んでいます。
人と共に生きる力と探究する力を大切にする校風のもと、子どもたちは自分らしく力を発揮しています。
大学附属校としての環境
附属札幌小学校は、北海道教育大学の附属校です。研究的な教育実践や教育実習の場として、質の高い学びの環境が整っています。
大学とのつながりの中で、新しい教育のあり方を探究する環境があります。子どもたちは工夫された学びの中で力を伸ばしていきます。
約430名の子どもたちが学ぶ規模の学校で、多くの仲間とともに成長できます。豊かな人間関係も学びの一つです。
国立小学校としての特徴
附属札幌小学校は、授業料が実質無償である国立小学校です。経済的な負担が軽いことは、家庭にとって大きな魅力です。
一方で、通学区域の指定や抽選、面接など、私立小学校とは異なる仕組みがあります。応募には通学区域の確認が前提になります。
国立ならではの質の高い教育と、経済的な魅力を兼ね備えた学校です。仕組みを理解して検討することが大切です。
公式の沿革でたどる学校の歩み
前身は明治16年の師範学校
学校ホームページの沿革によると、本校の前身は明治16年に創立された「札幌県師範学校」です。昭和22年には六・三制の実施とともに附属札幌中学校が開校し、昭和25年には南22条西13丁目に新校舎が完成しました。昭和26年に「北海道学芸大学附属札幌小学校」と改称、昭和41年に「北海道教育大学教育学部附属札幌小学校」となり、平成16年に現在の「北海道教育大学附属札幌小学校」になっています。
記念の年をたどると、昭和31年に創立70周年、昭和51年に創立90周年、昭和61年に創立百周年、平成18年に120周年、平成28年に130周年の式典が行われています。学校要覧の令和5年度版では「開校137年」と記されており、明治期から続く長い歴史をもつ学校であることが分かります。
あいの里への移転と通学区域の拡大
昭和63年に新校舎が落成し、このとき通学区域が札幌市全域に広げられました。そして平成元年4月、現在地である札幌市北区あいの里5条3丁目の新校舎で開校しています。
現在の入学選考でも、出願資格は「令和9年4月1日現在、札幌市内に保護者と居住し、午前8時40分までに登校できること」とされており、市内全域から通える学校という位置づけが続いています。
あいの里キャンパスという環境
石狩川・緑道・附属山
学校の教育環境のページによると、本校は札幌市街の北東、石狩市・当別町に隣接する田園地帯に位置しています。北海道教育大学札幌校および附属札幌中学校と同一キャンパス内にあり、大学の学生が実習に訪れる環境がすぐそばにあります。
学校要覧では、校地の北側を石狩川が流れ、周辺には緑道が整備され、校舎の裏手にはスキーやそり滑りができる「附属山」があること、茨戸川が生活科の学習の場になっていることが紹介されています。自然の中で体を動かしたり観察したりする活動を組み立てやすい立地です。
80年以上の歴史をもつ藤棚
校内には80年以上の歴史をもつ藤棚があり、学校の象徴とされています。毎年6月初旬に咲く優美な花房と気品ある香りが紹介されており、昭和25年に南22条西13丁目へ校舎が完成した際に藤棚が移植されたことも沿革に記されています。11月の行事には「藤棚コンサート」があり、学校の名物が行事の名前にもなっています。
1年の過ごし方と1日の流れ
年間行事
学校が紹介している年間行事は、4月に入学式、6月にリバーサイドウォーキング、7月に教育研究大会と5年生・6年生の「夏の学校」、9月に運動会と教育実習、11月に藤棚コンサートと學藝会、1月に花唱集会、3月に卒業式という並びです。5年生と6年生の夏の学校は、授業時間を確保するために夏休み中に行われます。教育実習は4月・5月の実習も含め、年間を通して実施されると案内されています。
1日の日課
令和8年度の基本週時程では、正面玄関の開錠が8時、登校が8時30分、朝の会が8時40分から8時50分。1・2校時が8時50分から10時25分、中休みが10時25分から10時45分、3・4校時が10時45分から12時25分、給食が12時25分から13時、清掃が13時から13時15分です。
1年生から3年生の4時間授業の日は13時20分に帰りの会を終え、13時30分に下校。4年生から6年生は5校時が13時35分から14時20分、6校時が14時20分から15時5分で、下校バスは15時30分です。木曜日は委員会・クラブがあり、5・6年生は14時45分または15時30分の下校となります。なお学校要覧には、土曜授業は基本的に行わず、行事の関係で年に数回あるという説明があります。
学校の規模と、いま取り組んでいること
各学年2学級・全12学級
学校要覧によると、本校は1年生から6年生まで各学年2学級、合計12学級で編成されています。管理職は校長1名、副校長1名、特命教頭1名。音楽専科、図画工作専科、養護教諭、栄養教諭、英語担当(外国人講師を含む)、副担任が配置され、事務は参事、事務補佐3名、用務員という体制です。同じ敷地内には特別支援学級の「ふじのめ学級」があり、専任教頭1名、主任1名、教諭3名、事務補助1名が置かれています。
入学選考の募集人員は小学1年が約70名ですので、2学級ぶんという規模感です。
研究主題は「”わたし”がそこに在る学校」
学校の研究ページによると、令和7年度8月からの研究主題は「”わたし”がそこに在る学校」、副主題は「子どもが『自走』する授業」です。児童一人ひとりが「よさや可能性がある自分」「ありのままの自分らしくいられる自分」を認識し、学校に居場所があると感じられることを大切にしています。
教育目標として掲げられているのは「共生の文化を創造する学校」で、育てたい子どもの姿は「探究する子」「共感する子」「自分を見つめる子」の3つです。研究主題は数年ごとに更新されており、令和3年度から令和5年度にかけては「学び舎の再こう(考・構・興)」を主題とした研究が進められていました。
学校の様子を知る方法
学校ホームページでは「活動の様子」のページや、学校便り・給食便り・保健便り、学年便りが公開されています。オープンスクール(学校公開)も設けられており、学校の概要説明と授業公開の回、研究大会を公開する回、授業参観と願書提出に関わる説明の回、學藝会の回があります。いずれも事前申込制で、研究大会を公開する回は参会費3,000円が必要、子どもの参加はできません。実際に足を運んでみるのがいちばんの近道です。
こんな家庭におすすめ
附属札幌小学校は、大学附属校ならではの研究的で質の高い教育を望む家庭に向いています。経済的な負担が軽い点も魅力です。
探究する力や、人と共に生きる力を育てたいと考える家庭にとって、ふさわしい学校といえるでしょう。
まずは自宅が通学区域内かを確認しましょう。学校の雰囲気は、説明会に参加して家庭に合うかどうかを確かめてみてください。
北海道教育大学附属札幌小学校の受験情報は「北海道教育大附属札幌小学校まとめ」でまとめて確認できます。
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