附属旭川小学校の教育の特色は何ですか?
北海道教育大学附属旭川小学校は、教育大学の附属校として研究的な教育を行う国立小学校です。ここでは教育の特色と学びの魅力を、はじめての方にもわかりやすく整理します。
主体的な人間を育てる
附属旭川小学校は、「主体的人間の形成」を目標に掲げています。よく見、よく聞き、よく思い、心も体もたくましい人間を育てています。
美しいものや尊いものに感動する子、つくりだす子、やりとげる子。そうした主体的に取り組む力を育てる教育が行われています。
一人ひとりが自分らしく力を発揮できるよう、自分から動く力と豊かな心を育てる教育が学校全体に根づいています。
大学附属校としての教育
附属旭川小学校は、北海道教育大学の附属校です。教育の研究や教員養成と結びついた、先進的で質の高い教育が行われています。
附属校では、新しい教育方法の研究や実践が行われることがあります。子どもたちは、工夫された学びの中で力を伸ばしていきます。
大学とのつながりの中で、教育のあり方を探究する環境が整っています。国立の附属校ならではの学びの魅力です。
研究と実践の学び
附属校として、附属旭川小学校では研究的な授業実践が行われています。子どもたちは、考える力や学ぶ意欲を育む学びに取り組みます。
教育実習の場ともなっており、多くの学生や教員が関わる環境の中で、子どもたちは多様な学びの機会を得られます。
こうした環境は、子どもたちの視野を広げ、学ぶことへの前向きな姿勢を育てます。国立附属校ならではの学びの場です。
歴史と環境
附属旭川小学校は、1901年創立という長い歴史を持つ伝統ある学校です。旭川の自然豊かな環境で、子どもたちはのびのびと学んでいます。
制服のない私服の学校で、子どもたちは自由でのびやかな雰囲気の中で過ごしています。給食も提供されています。
約420名の子どもたちが学ぶ規模の学校で、多くの仲間とともに成長できます。豊かな人間関係も学びの一つです。
いま学校が取り組んでいる研究
研究主題は「新たな価値を創り出す子供を育てる教育活動の創造」
北海道教育大学附属旭川小学校は、研究活動のページで年度ごとの研究主題を公開しています。令和6年度の教育研究大会2024の案内によると、研究主題は「新たな価値を創り出す子供を育てる教育活動の創造」、副主題は「2年次:自ら学習を調整する子供を育てる,各教科・領域の学習づくり」でした。
「2年次」と明記されているとおり、同じ主題を複数年かけて掘り下げていく進め方です。国語、算数、社会、外国語、生活、道徳の実践報告が公開されており、研究の成果は紀要「学習指導の実践研究」としてまとめられています。学校ホームページでは第67号から第71号までが公開されています。
教育研究大会には300名を超える参加
教育研究大会は毎年、本校で開かれています。2026年は6月20日に実施され、300名を超える参加がありました。学校ホームページのWEB報告によると、授業参観と研究成果の報告が行われ、各教科・領域の部会で実践を振り返り、「成果」と「課題」、そして「次につながる仮説」を整理したと記されています。報告はPDFで公開されています。
そのほかにも、実践型授業づくりセミナー2025、学級経営×授業づくりセミナー2024(1月・7月)といった研修の場が設けられてきました。研究の成果を外に開いていく学校です。
学校経営の基調に示された6つの柱
学校ホームページの「学校経営の基調」のページには、学校運営の方針が6つの柱で示されています。教職員が創意工夫と相互尊重により学校経営への参画に努めること。「確かな学力」「豊かな心」「健康・体力」のバランスを取り、「生きる力」をはぐくむ教育課程を実施すること。理論と実践の一体化を図った日常実践を積み上げ、家庭や地域との協力関係を深めること。事件・事故の防止といじめ防止を重視した安全安心な学校を実現すること。学年・学級経営を充実させ、児童のよさを認め伸ばすこと。そして、教育研究校・実習校としての使命を自覚し、大学との連携により組織的な研究を推進することです。
教育実習が年に何度も行われます
学校ホームページの「附小っ子の一年」を見ると、5月に教育実習II、8月と9月に教育実習I、8月に基礎実習が組まれています。年に複数回、大学生が教室に入る期間があるということです。学校経営の基調にも、教育研究校・実習校としての使命を自覚するという一文が置かれています。
実習生が来ることや、研究大会で外部の参観者が教室に入ることは、この学校の日常の一部です。ご家庭としてこうした環境をどう受け止めるかを、志望を決める前に話し合っておくとよいでしょう。
1年を通した学びの流れ
二学期制で動いています
本校は前期と後期の二学期制です。4月に着任式・前期始業式と入学式、9月に前期終業式、10月に後期始業式、3月に修了式という流れになっています。令和7年度の年間行事予定表によると、授業日数は1年生が200日、2年生から5年生が202日、6年生が200日でした。
体験を重ねる行事
4月には全校参観日と6年生の全国学力・学習状況調査。5月に運動会と避難訓練。6月に参観日、教育研究大会、5年生の宿泊体験学習、3・4年生の自然体験学習。7月に6年生の修学旅行、1・2年生の自然体験学習、1年生から4年生の個人懇談週間、5・6年生のふれあい面談。9月に避難訓練と12人組集会(長縄跳び)、前期終業式。
後期は、10月に参観日、学習発表会、5・6年生の個人懇談週間、3年生の消防士体験。11月に1年生の附幼交流給食と入学募集説明会。2月に歌声フェス、参観日、低学年のスキー学習、12人組集会(ありがとう集会)。3月に6年生の旭稜会入会式と卒業証書授与式、修了式、離任式です。
「12人組集会」という異年齢の活動が年に2回組まれていること、5・6年生には個人懇談とは別に「ふれあい面談」があること、雪国らしくスキー学習があることが、この学校の1年の特徴です。
40年以上続く合唱団「コールモルゲン」
学校ホームページには「コールモルゲン」という合唱団のページがあります。40年以上の歴史があり、「歌うの大好き」「音楽大好き」という児童が集まって活動しています。早朝の練習、休みの日の練習、コンクール前の特別練習があり、「心に響く音楽を!!」を掲げて、練習そのものを楽しむ姿勢が紹介されています。
2月の歌声フェスとあわせて、音楽に力を入れている学校であることが読み取れます。
教育内容についてよくある質問
ICTはどのくらい使われていますか
学校の沿革によると、令和3年に児童全員へタブレット端末が導入されました。行事予定のページには「オンライン授業の実施に関わる確認・準備について」という案内も掲載されており、「Web学習・Web朝会」のページも設けられています。端末を配って終わりではなく、家庭と結ぶ運用まで整えてきた学校です。
教科書は公立と同じですか
学校ホームページには「教科書採択」のページが設けられています。学校経営の基調にも「確かな学力」「豊かな心」「健康・体力」のバランスを取り「生きる力」をはぐくむ教育課程を実施すると示されていますので、学習指導要領に基づく教育課程が土台にある点は公立小学校と変わりません。そのうえで研究に基づく授業づくりが重ねられている、という理解が実態に近いでしょう。
研究の成果を読むことはできますか
紀要「学習指導の実践研究」が第67号から第71号まで学校ホームページで公開されています。平成30年度と令和元年度の実践報告集も掲載されています。教育研究大会2026のWEB報告もPDFで読めますので、授業の方向性を知りたい場合は目を通してみてください。
学校の日々の様子はどこで見られますか
「附小っ子の様子」のページで活動の記録が随時更新されているほか、学園だより「ひこばえ」のWeb版が公開されています。「ひこばえ」は伐った草木の根株から出た芽を意味し、次々と芽を出す生命力を児童に育みたいという願いから名付けられたと説明されています。
こんな家庭におすすめ
附属旭川小学校は、大学附属校ならではの研究的で質の高い教育を望む家庭に向いています。経済的な負担が軽い点も魅力です。
主体性や豊かな心、たくましさを育てたいと考える家庭にとって、ふさわしい学校といえるでしょう。
通学区域の指定があるため、まずは応募できる区域かを確認しましょう。学校の雰囲気は、説明会に参加して確かめてみてください。
北海道教育大学附属旭川小学校の受験情報は「北海道教育大附属旭川小学校まとめ」でまとめて確認できます。
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