福島大附属小学校ってどんな学校ですか?
福島大学附属小学校は、福島市にある歴史ある国立小学校です。ここでは学校の校風と歴史について、はじめての方にもわかりやすく整理します。
福島大附属小学校の歩み
福島大附属小学校は、1880年に創立された非常に歴史ある学校です。長い年月をかけて、大学の附属校として歩みを重ねてきました。
その歴史は明治初期の福島の小学校にさかのぼり、後に福島大学の附属校となりました。伝統に支えられた学校です。
教育の研究や教員養成と結びついた質の高い教育を続けてきました。長い歴史が学校の魅力を支えています。
未来に立ち向かう校風
福島大附属小学校の校風は、「未来の可能性に立ち向かって、たくましく前進する創造性豊かな人間」を育てることにあります。
制服のある学校で、みんなが同じ装いで学ぶことで一体感が生まれます。落ち着いた雰囲気の中で、子どもたちはのびのびと学んでいます。
創造性と豊かな心を大切にする校風のもと、子どもたちは自分らしく力を発揮しています。
大学附属校としての環境
福島大附属小学校は、福島大学の附属校です。研究的な教育実践や教育実習の場として、質の高い学びの環境が整っています。
大学とのつながりの中で、新しい教育のあり方を探究する環境があります。子どもたちは工夫された学びの中で力を伸ばしていきます。
約610名の子どもたちが学ぶ規模の学校で、多くの仲間とともに成長できます。豊かな人間関係も学びの一つです。
国立小学校としての特徴
福島大附属小学校は、授業料が実質無償である国立小学校です。経済的な負担が軽いことは、家庭にとって大きな魅力です。
一方で、通学区域の指定など、私立小学校にはない仕組みがあります。応募には通学区域の確認が前提になります。
国立ならではの質の高い教育と、経済的な魅力を兼ね備えた学校です。仕組みを理解して検討することが大切です。
教育目標と、学校が担う四つの役割
掲げられている教育目標
福島大学附属小学校は公式サイトで、「未来の可能性に立ち向かって愛と英知をもちたくましく前進する創造性豊かな人間の育成をめざす」という教育目標を掲げています。愛と英知、たくましさ、創造性という言葉が並び、未来に向かう姿勢が正面に置かれた目標です。研究主題は「未知に挑む」で、これが学校全体の教育活動の基軸になっていると説明されています。
附属学校としての機能
公式サイトでは、この学校の機能として、初等教育の実施、教育の理論と実践に関する研究、福島大学の教育実習の受け入れ、そして公立学校への研究協力の四つが示されています。福島大学が公開している福島大学附属小学校規程の第2条でも、初等普通教育を行うことに加え、教育の理論と実際に関する研究および実証を行うこと、教育実習の実施にあたることが目的として挙げられ、教育実習主任を置くことも定められています。授業が研究と結びつき、実習生が教室に入ることは、この学校では日常の一部です。
学校運営の状況を公表する仕組み
規程には、教育活動その他の学校運営の状況について評価を行い、その結果に基づいて改善を図ること、保護者や地域住民その他の関係者の理解を深めるために学校運営の状況に関する情報を積極的に提供することが定められています。学校が自らの取り組みを外に示す姿勢が、規程のうえで担保されているということです。
学校の規模と1年の流れ
入学定員105人、20学級
規程の第3条では、入学定員105人、収容定員630人、総学級数20学級と定められています。学級編制の基準は、1・2年生が1学級26人から27人程度、3年生から6年生が35人です。低学年は少人数の学級から始まり、3年生で1学級の人数が増える形になっています。
前期と後期の2学期制
規程では、修業年限を6年、学年を4月1日に始まり翌年3月31日に終わるものとしています。学期は前期が4月1日から10月の第二月曜日まで、後期がその翌日から3月31日までで、2学期制がとられています。3学期制の学校とは長期休業や通知表の時期が変わりますので、入学前に知っておくと1年の流れがつかめます。
職員の構成
規程の第4条では、本校に置く職員として、校長、副校長、教頭、教諭、養護教諭、栄養教諭、事務職員が挙げられています。養護教諭と栄養教諭が配置され、健康と食に関わる指導の体制が整えられていることが分かります。所在地は〒960-8022 福島県福島市新浜町4番6号、電話は024-534-3942、ファクスは024-534-9250です。
研究と、これからの附属学校
「探究の時間」と「創るプロジェクト」
公式サイトの教育研究のページでは、総合的な学習の時間の中に「探究の時間」を位置づけていることが説明されています。ねらいは「子ども一人一人がより必要感をもって探究的に学びを進めていくことができるように」することで、協力して畑を耕す場面、自分の考えを伝え合う場面、自分の動きを振り返る場面といった学習の様子が紹介されています。また「創るプロジェクト」として、一緒に未来ある福島の教育を創る取り組みが行われており、現職教育の推進を目的に県内各地への訪問にも対応していると案内されています。教育研究公開やオープン研究会の案内も同じページに掲載されます。
附属学校の枠組みが動いています
福島大学の公式サイトの附属学校のページでは、附属幼稚園、附属小学校、附属中学校、附属特別支援学校の4校が紹介されています。附属中学校の公式サイトには、令和9年度について「福島大学教育学部附属義務教育学校後期課程編(仮称)入学生徒募集要項」を掲載した旨の案内が置かれ、入学案内のページには「R9編入学生徒募集」という項目があります。名称に仮称とあるとおり計画段階の呼び方ですが、附属の小学校と中学校の関係が今後変わる可能性があることは公式の発信から読み取れます。受験を考える家庭は、その年度の案内で最新の枠組みを確かめてください。
受験を考えるときに確認すること
規程の第14条では、入学の資格として、本校所定の通学区域内に保護者と同居し、そこを生活の本拠とすることが求められています。第23条では、保護者が通学区域外に居住することになったときは、その児童は退学しなければならないとされています。入学者の選考は「別に定めるところにより」行われ、入学検定料は国立大学法人福島大学学生納付金規則の定めるところによるとされています。日程や金額、選考の方法は、公式サイトの「新入学児童募集」のページに掲載される、その年度の御案内で確認することになります。
公表されていないことも知っておきましょう
公式サイトには、制服や服装のきまり、給食の運用や献立表、日課表と下校時刻、入学後にかかる費用の一覧、卒業生の進学先といった項目を示すページがありません。志願者数や合格者数も公表されていないため、公式の情報だけから倍率を計算することもできません。学校の姿を知る手がかりは、本校の教育と教育研究のページ、保護者向け情報、そして大学が公開する規程に集まっています。公表されていない事項は学校への問い合わせで確かめるという前提で、情報収集の計画を立ててください。
校歌といじめ防止対策の基本方針
公式サイトには校歌が掲載され、いじめ防止対策の基本方針も公開されています。保護者向け情報のページには、本校の教育の様子、各種お知らせチラシ、行事予定、フォームメーラー、PTA手帳、「おさらぎ」といった項目が置かれており、学校と家庭が連絡を取り合う仕組みが整えられています。入学後の暮らしを思い描く材料として、受験を考える段階から目を通しておくとよいでしょう。
こんな家庭におすすめ
福島大附属小学校は、大学附属校ならではの研究的で質の高い教育を望む家庭に向いています。経済的な負担が軽い点も魅力です。
創造性や豊かな心、未来に立ち向かう力を育てたいと考える家庭にとって、ふさわしい学校といえるでしょう。
まずは自宅が通学区域内かを確認しましょう。学校の雰囲気は、説明会に参加して家庭に合うかどうかを確かめてみてください。
福島大学附属小学校の受験情報は「福島大附属小学校まとめ」でまとめて確認できます。
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