東京都北区赤羽台。豊かな緑と教育環境に恵まれた高台で、長年地域に親しまれてきた「星美学園小学校」が、2026年4月に大きな転換点を迎えます。
新校名は「サレジアン国際学園小学校」。
とはいえ、これは単なる名称の変更ではありません。21世紀のグローバル社会を生き抜く「世界市民」を育てるため、私立小学校としては極めて稀な「インターナショナルクラス」を新設し、小中高12年間の一貫した国際教育へと舵を切る、歴史的な決断です。
「いつから変わるの?」「インターナショナルクラスって、実際どんな内容?」「伝統の心の教育はどうなるの?」そんな疑問をお持ちの保護者の方も多いと思います。今回は、最新の学校パンフレットや資料をもとに、お受験のプロである私が詳しくご紹介していきます。
【サレジアン国際学園小学校】2026年4月、新校名と新クラスのスタート
サレジアン国際学園小学校の受験を検討されるご家庭がまず知っておきたいのは、「いつ、何が変わるのか」というスケジュールです。
| 2026年(令和8年)4月1日より改名 |
公式発表によると、北区赤羽台の星美学園小学校は2026年4月1日より「サレジアン国際学園小学校」へと校名を変更します。
校名変更と同時に、2026年度の新1年生から「インターナショナルクラス」も新設されます。これまで中学校・高等学校で展開されてきた国際教育のノウハウを、いよいよ小学校段階から導入。
英語を「学ぶ」だけでなく、英語で「考える」環境が整います。
【サレジアン国際学園小学校】改名・開校がここまで注目される理由
この校名変更が私立小学校業界でこれほど話題になっているのは、なぜでしょうか。3つの理由に分けて解説していきます。
伝統校の大きな改革であるから
校名変更・開校がここまで話題になる最も大きな理由は、1954年の創立以来カトリックの精神を守り続けてきた伝統校が、これほどの規模で学校改革に踏み切ったことへの驚きと期待感にあります。
今回の改名は、学園全体で進められてきたリブランディングの集大成です。
すでに先行して共学化・国際化した併設のサレジアン国際学園中学校・高等学校(赤羽)との接続をより強固にし、12年間一貫した国際教育の枠組みをいよいよ完成させます。
この改革を牽引しているのが、広尾学園や三田国際学園の共学化・国際化を成功させてきた大橋清貫学園長です。
創立者ドン・ボスコの「牧者の愛」や「心の教育」という70年の伝統を背骨に持ちながら、「世界市民力」の育成を掲げるそのビジョンは、今の時代の保護者の方々の想いに深く響くものがあります。
私立小学校でインタクラスレベルの英語教育が受けられるから
サレジアン国際学園小学校に新設される「インターナショナルクラス」の内容が、従来の私立小学校の枠組みを大きく超えている点も、注目が集まる理由のひとつです。その具体的な中身については、後半の項目で詳しくご紹介します。
姉妹校であるサレジアン国際学園目黒星美小学校も注目を浴びているから
実はサレジアン国際学園小学校に先駆けて、2023年4月に校名を変更した姉妹校・サレジアン国際学園目黒星美小学校がすでに大きな成果を上げています。
サレジアンブランドへの刷新後、姉妹校では志願者が急増し、難易度も上昇傾向にあります。この「サレジアン旋風」が赤羽台にも波及するのは、時間の問題ではないかと感じています。
世界97ヶ国に広がるサレジアン・シスターズのネットワークを活かした海外姉妹校との交流や留学生との触れ合いを、小学生のうちから日常にしていくというビジョンも、両校で共有されています。
【サレジアン国際学園小学校】「インターナショナルクラス」の驚くべき教育内容と魅力
サレジアン国際学園小学校に新設されるインターナショナルクラスの最大の特徴は、従来の日本の小学校の良さとインターナショナルスクールの強みを融合させた「ハイブリッドな学び」にあります。
主要教科の授業を英語で実施
サレジアン国際学園小学校に新設されるインターナショナルクラスでは、国語以外の算数、理科、社会、音楽、図工、体育、宗教といった主要教科が英語で進められる予定です。
「英語の授業」ではなく「英語での授業」という点が、従来の小学校英語教育との大きな違いです。
外国人教員が担任を務めるダブル担任制
母国での教育経験豊富な外国人教員が担任を、日本人教員が副担任を務める体制もサレジアン国際学園小学校に新設されるインターナショナルクラスの大きな魅力のひとつです。
英語が初めてのお子様でも、二人の教員にしっかりサポートしてもらいながら「英語で探究する力」を自然に身につけていくことができます。
「iTime(アイタイム)」による探究学習
サレジアン国際学園小学校に新設されるインターナショナルクラスでは、1年生から週に数回、「iTime」という総合学習の時間が設けられます。
「Why(なぜ?)」という問いを起点に、仮説を立て、実験し、発表する。そのサイクルを繰り返すことで、答えのない問いに向き合う力が育まれます。
一条校としての安心感
インターナショナルスクールへの進学を検討するご家庭が気になるのが、義務教育の資格の問題です。
サレジアン国際学園小学校は文部科学省の学習指導要領をカバーする「一条校」ですので、日本の小学校卒業資格はしっかりと取得できます。
本物の英語環境と国内での進路の安心感を両立できる点は、多くのご家庭にとって大きな決め手になるのではないかと思います。
【サレジアン国際学園小学校】小中高12年一貫の「国際教育」
サレジアン国際学園小学校のもうひとつの大きな魅力が、小中高12年間のシームレスな学びです。
小学校から高校まで一貫してインターナショナルクラスで学べる環境は、日本の私立学校では他に類を見ません。
さらに、併設の高等学校に進めば、日本とオーストラリアの高校卒業資格を同時に取得できる「DDP(デュアル・ディプロマ・プログラム)」への挑戦も可能です。
国内の難関大学はもちろん、海外大学への進学も現実的な選択肢として視野に入る。そのような長期的な可能性を小学校入学の時点から描けることは、グローバルな進路を意識するご家庭にとって大きな魅力ではないでしょうか。
【サレジアン国際学園小学校】校名が変わっても揺るがない教育方針
サレジアン国際学園小学校の校名変更に寄せて、先進的な取り組みが次々と打ち出される中で、「心の教育は変わらないの?」と心配される保護者の方もいらっしゃるかもしれません。その点については、ご安心いただいてよいと思います。
大橋清貫学園長や久保敦先生は、「最も大事なことは心の教育である」と明言されています。どれほど高い英語力やICTスキルを身につけても、それを使う人間の心が育っていなければ意味がない。その信念は、新体制になっても学校の根底に変わらず流れています。
創立者ドン・ボスコが説いた「アシステンツァ(共にいること)」、つまり先生が常に子どものそばに寄り添うという精神は、インターナショナルクラスの外国人・日本人教員全員に受け継がれます。
子どもたちが「愛されている」と実感できる環境の中でこそ、自発的な「善」が育まれる。校名が変わっても、この温かな校風はサレジアン国際学園小学校のアイデンティティであり続けるでしょう。
まとめ:校名変更で変わるもの、変わらないもの
サレジアン国際学園小学校への改名は、70年の伝統をしっかりと受け継ぎながら、世界を舞台に活躍する次世代のために「教育の翼」を広げる決意の表れだと私は感じています。
2026年4月、この新しい学び舎に集うのは、多様なバックグラウンドを持ち、未知の課題に「Why?」と問いかけながら向き合える子どもたちです。
学校説明会は今後・5月・9月に予定されており、具体的な入試内容やインターナショナルクラスの授業体験も実施されます。ぜひ実際に足を運んで、その雰囲気を肌で感じてみてください。
「インターナショナルクラスの合格基準は?」「幼児教室なしでも対策できる?」そのような不安をお持ちのご家庭は、ぜひ私の相談LINEにご連絡ください!
70年の伝統と2026年の革新、その両面を熟知したお受験のプロとして、あなたのご家庭とサレジアン国際学園小学校の素晴らしいご縁を全力でサポートさせていただきます。お気軽にご相談くださいね、お待ちしています。
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