子どもをインターナショナルスクールに入れたいのですが、家では日本語で、私たち親の英語にも少し不安があります。
クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパンには、どのくらいの英語力が必要で、どんな流れで出願するのでしょうか?
クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパンでは、お子さまの英語力に学年ごとの基準があり、保護者にも学校と英語で連絡がとれることが求められます。
出願はオンラインで行い、書類審査のあと、テストと保護者・お子さまの面接を経て合否が決まります。
大切なのは、以下の3点です。
・お子さまの英語力が学年の基準に届いているかを早めに確かめる
・保護者が英語で連絡をとれるか、難しい場合の計画を立てる
・キリスト教の教育を選ぶ理由を、ご家庭の言葉で話せるようにする
クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパンの個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパンを受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
この記事では、クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパン(CAJ)の公式サイトの入学案内、入学資格、入学の優先順位、FAQ(2026年10月23日に確認)をもとに、入学の条件と出願の流れをまとめました。2027年8月に始まる学年(2027-28年度)での入学を考えるご家庭を想定しています。条件は変わることがありますので、最新は学校の入学案内(Admissions)でご確認ください。
【クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパン】入学の基本条件
CAJはK(キンダーガーテン)から12年生までの学校で、学年度は8月中旬に始まり6月上旬に終わります。2027-28年度は8月18日が始業の予定です。日本の学校とは学年の区切りが違うため、まずお子さまがどの学年に当たるかを確かめましょう。
年齢の目安
- 英語が学年相当の場合:Kはその年の9月1日までに5歳、1年生は9月1日までに6歳
- 英語が学年より大きく下の場合:Kはその年の4月1日までに5歳、1年生は4月1日までに6歳
英語に自信がまだないお子さまは、より早い基準日が使われる点に注意が必要です。
そのほかの条件
- お子さまは親か法定保護者と一緒に住むこと(寮はありません。事情がある場合は事前に学校の承認が必要です)
- 今の学年と過去2年分の学校の記録を出すこと
- 先生の推薦書を出すこと(小学部は1通、中学・高校は2通)
特別な支援が必要なお子さまについては、限られた支援で通常の学級で学べる場合に受け入れると書かれています。個別の支援計画や面接、テストなどで確かめたうえで判断されます。
日本国籍のお子さまの場合
公式サイトでは、CAJは学校法人であるものの、学校教育法の一条校ではないと案内されています。日本国籍のお子さまが1〜9年生の間にCAJに通っても、日本の義務教育を果たしたことにはならないとされていますので、将来の進路まで含めてよく考えておきましょう。私立小学校との違いはインターナショナルスクールと私立小学校の違いで詳しく解説しています。
【クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパン】英語力の基準(お子さま・保護者)
お子さまの英語力
英語版の入学資格のページでは、次のように書かれています。
- 9〜12年生:学年相当の英語力
- 1〜8年生:学年から1学年以内の英語力
- K〜1年生:1学年より下でも、クラスの構成によっては入学の可能性がある
一方、日本語のFAQでは、6〜8年生は1学年以内、K〜5年生は2学年以内と書かれており、ページによって表現が少し異なります。お子さまの英語がどの位置にあるかは、出願前に学校へ問い合わせて確かめるのが確実です。
英語が学年より下で入学した場合は、専門の先生や家庭教師との学習、認められた夏期講習への参加などを求められることがあり、年に1回、続けて在籍できるかが見直されます。また、先生の人数やクラスの人数によっては、入学できない場合もあると書かれています。
英語の支援(EAL)
学年相応の英語力にまだ届いていないお子さまには、EAL(英語を追加の言語として学ぶ支援)があります。クラスの中での支援と、別のEALの授業があり、Kから11年生まで必要な間続きます。EALのお子さまは、夏休みに最低30時間の英語学習が課されます。
保護者の英語力
ご家庭は、学校や先生と英語ではっきり意思疎通できることが求められます。日本語のFAQでは、少なくとも保護者の一人が、宿題の相談、学校からのお知らせを読むこと、先生との面談ができる英語力と書かれています。学校からの連絡は英語が基本で、日本語に訳される資料や通訳がつく行事は一部だけです。どちらの保護者も英語での連絡が難しい場合は、連絡とお子さまの支え方の計画を出願の中で示します。
【クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパン】入学の優先順位
CAJは宣教師の子どもの教育を目的に始まった学校で、入学には優先順位があります。
- 第1:宣教師の家庭(保護者が学校の信仰告白に同意していることなどが条件)
- 第2:キリスト教の家庭(主な養育者の少なくとも一人がキリスト者で信仰告白に同意し、お子さまと定期的に教会に通っていること。牧師・司祭の推薦書を出します)
- 第3:キリスト教以外の家庭(各クラスに限られた人数。お子さまがキリスト教の教えを学び、学校の目標を支えることに書面で同意します)
キリスト教以外の家庭は、空きがある場合に検討されると書かれています。また、布教活動を行う宗教団体に属する家庭のお子さまは受け入れないとされています。クラスが埋まることもあるため、どの家庭にも早めの出願がすすめられています。
【クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパン】出願の流れと必要書類
CAJはローリング方式で、厳しい締切ではなく長い期間にわたって出願を受け付けています。4月の入学を希望する場合は1月15日までの出願が強くすすめられ、4月1日以降の出願は夏休み(6月中旬〜8月中旬)のため時間がかかることがあるとされています。
出願の4つのステップ
- オンライン出願:出願フォームに入力し、必要書類と出願料をそろえます
- 書類審査:書類を確かめたうえで、結果が知らされます
- テストと面接:書類審査を通ったご家庭に、必要なテストと面接の連絡があります
- 合否の通知:メールと郵便で知らされます
そろえる書類
- 出生証明書かパスポート
- 先生の推薦書(学校に直接出す非公開のもの)
- 成績の記録
- 牧師・司祭の推薦書(該当する場合)
- 出願料(30,000円。最新の金額は学費表でご確認ください)
書類が学校に届いたかどうかは、出願する側が責任をもって確かめるよう案内されています。書類がどうしてもそろわない場合は、学校に相談しましょう。費用の全体はクリスチャン・アカデミー・イン・ジャパンの学費にまとめています。
【クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパン】テスト・面接と聞かれやすい内容の例
テスト
Kと1年生に出願するお子さまは、全員がレディネステスト(学ぶ準備ができているかの確認)を受けます。2年生以上は標準テストの記録が必要とされ、英語が母語でないお子さまは、どの学年でも英語のテストを求められることがあります。
面接
面接は保護者とお子さまの両方が受けます。東京から離れているご家庭は、オンラインでの面接ができる場合があります。テストと面接は別の日になることもあります。
公式に質問の内容は示されていませんが、学校の方針から考えると、聞かれやすい内容の例として次のようなものが考えられます。
- なぜキリスト教の学校、そしてCAJを選んだのか
- ご家庭の信仰や教会とのかかわり(該当する場合)
- ご家庭での英語の使い方と、お子さまの英語をどう支えるか
- 保護者が学校とどのように連絡をとるか
- お子さまの好きなことや、ふだんの過ごし方
どれも答えを暗記するより、ご家庭の考えを自分の言葉で伝えることが大切です。話す内容の整理は面接対策でもお手伝いしています。
【クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパン】合格後の手続きとよくある質問
合否はいつ分かりますか?
多くの場合、テストと面接から1〜2週間で知らされます。判断では、クラスの空き、英語力、特別な支援の必要、クラスの構成などが考慮されると書かれています。
合格したあとは何をしますか?
合格したご家庭には、支払いの案内、生徒ハンドブックを読んだことの確認、英語か日本語の聖書の受け取りなどの案内が届きます。EALのお子さまやキリスト教以外の家庭のお子さまには、夏期講習(またはその代わりの学び)の案内もあります。
出願の前に見学できますか?
英語でのガイドつき見学があり、通訳の同伴もできます。所要時間は約2時間で、多くの火曜日の10時と14時に行われます。予約フォームは英語で記入します。
問い合わせは日本語でもできますか?
入学の担当は英語と日本語で対応すると案内されています。ただし、入学後の連絡は英語が基本です。
学校の全体像はクリスチャン・アカデミー・イン・ジャパンの入学情報まとめ、ほかの学校との比べ方はインターナショナルスクールの選び方や東京でのインターナショナルスクールの探し方もあわせてご覧ください。
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