何を準備しておけばよいのかも知りたいです。
【田園調布雙葉小学校】面接はいつ、どのような形で行われるか
田園調布雙葉小学校の面接は、考査の当日ではなく、その前の期間に設定されます。対象は保護者と志願者で、出願後に日時が案内される形です。
学校によっては面接を一度で終える形が一般的ですが、この学校では担当の先生を変えて二度に分けて行われた年度も伝えられています。一度目は学校への理解に関する内容、二度目は家庭の様子や日々の生活に関する内容、という具合に軸が分かれていました。
- 実施時期 考査より前の期間に設定されます
- 参加者 保護者と志願者
- 形式 年度によって回数や担当者が変わることがあります
- 一度あたりの時間 長い面接ではありません
回数・時間・担当者といった細かな条件は、年度によって変わります。田園調布雙葉小学校の公式サイトは入試情報を随時更新していますので、必ず最新の募集要項でご確認ください。ここに書いた内容も、そのまま来年度に当てはまるとは限りません。
準備の観点で押さえておきたいのは、「学校について語る準備」と「家庭について語る準備」は別物だということです。片方だけを固めても、もう一方で言葉に詰まります。この記事では、その二つを分けて整理していきます。
【田園調布雙葉小学校】学校への理解が問われるテーマ
まず、学校をどれだけ理解しているかに関わるテーマです。志望動機を中心に、次のような分野が扱われます。
- 志望のきっかけと、女子校を選んだ理由
- 学校説明会や公開行事で感じたこと
- 学校の教育方針への共感と、家庭の考えとの重なり
- カトリックにもとづく教育や宗教行事への理解
- 卒業までの一貫した環境をどう受け止めているか
ここで差がつくのは、言葉の具体性です。パンフレットに書かれている言葉をそのまま並べると、どの学校にも当てはまる話になってしまいます。実際に足を運んで見た場面をひとつ挙げ、そこで何を感じたのかを自分の言葉で足してください。それだけで、同じ内容でも輪郭がはっきりします。
女子校を選んだ理由も、整理しておきたいところです。「女子校だから安心」で止めず、その環境でお子さまにどう育ってほしいのかまで話せると、家庭の考えが伝わります。
【田園調布雙葉小学校】家庭の様子が問われるテーマ
もうひとつの軸が、ご家庭の日常に関わるテーマです。こちらは準備した文章では対応しきれません。ふだんの暮らしがそのまま素材になります。
- 家庭の教育方針と、日ごろ大切にしている子育ての軸
- お子さまの性格、家庭での姿、園での様子
- 親子で過ごす時間や、休日の過ごし方
- しつけで気をつけていることと、その理由
- 通学経路や、家庭の生活リズム
- 母親の就労状況や、行事への関わり方
お子さまの性格については、よいところと課題の両方を扱う形が定番です。課題のほうは、そこで終わらせず「いま家庭で取り組んでいること」とセットで話せると、受け止められ方が変わります。困りごとを隠すのではなく、家庭として向き合っている姿勢が伝わるからです。
夫婦で答えが食い違いやすいのは、教育方針、しつけの線引き、仕事と行事の両立、進学の考え方の四つです。細かい台本をつくる必要はありません。「わが家はここを大事にしている」という一文を共有しておけば、どちらが答えても筋が通ります。
【田園調布雙葉小学校】お子さまに向けられるテーマ
お子さまに向けられるのは、生活に根ざした身近な話題です。難しい知識を試すものではありません。おおよそ次の範囲だと考えておけば十分です。
- 自分の名前、年齢、通っている園のこと
- 好きな遊びや、園での友だちとの過ごし方
- 家族のことと、家庭での手伝いや役割
- 好きな食べ物や本、楽しかった出来事
- その日の朝の様子や、ここまで来た道のり
見られているのは、答えの正しさではありません。初めて会う大人と目を合わせ、聞かれたことに自分の言葉で返せるかどうかです。短い答えでもかまいません。詰まったときに、少し考えてから話し出せる子は、しっかり伝わります。
ご家庭での練習は、問答の暗記にしないでください。暗記した文章の棒読みは、大人が聞けばすぐに分かります。夕食のときに「今日いちばん楽しかったこと」を一人ずつ話す、といった習慣のほうがずっと力になります。話す型が身につき、しかも本人の言葉が残ります。
保護者が答えているあいだの姿勢も、自然と目に入ります。静かに座って待てることも、家庭で少しずつ慣らしておきましょう。
【田園調布雙葉小学校】二回の面接で実際に問われている内容
テーマの一覧だけでは、二回の面接がどう違うのかがつかみにくいと思います。伝えられている範囲で、それぞれどんな形で問われているのかを見ておきましょう。年度によって変わる部分がありますので、あくまで傾向としてお読みください。
一度目の面接で問われていること
お子さまには、自分の名前、この学校の名前、通っている園の名前を順に答える形の問いから入ることが多いようです。保護者には志望した理由が正面から尋ねられ、そこから話が広がっていきます。
広がり方に特徴があり、女子校という環境についてどう思うか、キリスト教にもとづく教育をどう考えるかといった、学校の性格そのものに対する受け止めを問われます。ご自身が一貫した環境で学んだ経験があるかどうかを尋ねられることもあります。お父さまには、いまのお仕事のやりがいについて話す形や、学生時代に熱中したことを尋ねる形も見られます。子育てで気をつけていることが、この場面で扱われることもあります。
すでにお姉さまが在学されているご家庭には、別の問いが用意されています。お姉さまに続けて妹も志望した理由や、お姉さまの入学後に思い描いていたことと実際とのちがい、そして学校教育だけでは補いきれない部分をご家庭でどう支えてきたかまで踏み込んで尋ねられます。
二度目の面接でお子さまに向けられること
こちらは暮らしの話が中心です。園で好きな遊びは何か、公園ではどんな遊びが好きかといった問いのほか、お手伝いについては、しているかどうかだけでなく、そのときに気をつけていること、楽しいところと難しいところまで重ねて尋ねられます。好きなおかず、お父さまとどんな遊びをするか、ご兄姉と遊ぶときは何をするかも扱われます。好きな本については、題名を答えて終わりではなく、どのようなお話なのかを自分の言葉で説明する形になります。願いが叶うとしたら何を願うか、魔法が使えたら何をするかという、想像を働かせて答える問いも出ています。
二度目の面接でご両親に向けられること
ご夫婦のことを尋ねられるのが、この学校の特徴です。お互いの好きなところや、配偶者の存在をどう思っているかを問われます。お子さまについては、どのようなときにほめるかを尋ねられ、そのまま叱る場面まで続けて聞かれる形が定番です。ご自分のどんなところをお子さまに受け継いでほしいか、大人になるまでに何を伝えていきたいかという問いもあります。このほか、習い事の状況、お母さまの就労の状況、入学試験に向けてどのような準備をしてきたか、お子さまと似ているところ、お子さまといて幸せを感じるのはどんなときか、といった問いがご両親それぞれに向けられます。
【田園調布雙葉小学校】短い時間で伝えるための組み立て方
どのテーマでも使える型は、結論を先に置き、次に具体的な出来事を一つ添え、最後にこれからどうしたいかで締める形です。一度の答えは30秒から1分ほどにまとめるつもりで準備してください。
伝えたいことを三つ挙げ、そのうち最も大事な一つを最初に置く。この順番だけで、限られた時間でも芯が伝わります。長く話しすぎると、聞き手は要点を探しながら聞くことになります。短く区切れば、話を広げるかどうかを学校側が選べます。
面接が二度に分かれる形だった場合、同じ内容を繰り返すのではなく、それぞれの軸に合わせて話す材料を変えられると理想的です。学校への理解を語る場面と、家庭の日常を語る場面。手持ちのエピソードを、あらかじめこの二つに仕分けしておきましょう。
避けたい話し方も整理しておきます。他校を引き合いに出して下げる言い方、学校の方針と噛み合わない要望、暗記した文章の読み上げ、そして意図から外れた長話です。うまく答えられない場面があっても、そこで態度を崩さないことのほうが大切です。
願書に書いた内容と受け答えがそろっていれば、ご家庭の姿勢はぶれずに伝わります。提出前に、夫婦で声に出して読み合わせておきましょう。願書を一から整えたい方は、願書作成サポートもご利用いただけます。
【田園調布雙葉小学校】カトリックの女子校という背景を理解する
田園調布雙葉小学校は、幼きイエス会を母体とするカトリックの女子校です。同じ敷地に幼稚園から高等学校までがあり、長い時間をかけて一人ひとりを育てる環境が整えられています。
宗教行事や祈りの時間があること、奉仕の心を育てる活動が学校生活に組み込まれていることは、この学校を選ぶうえで前提になる部分です。信者であることが条件になるわけではありませんが、その環境を尊重できるかどうかは、面接での言葉づかいに自然と表れます。
学園の校訓は「徳においては純真に 義務においては堅実に」です。短い言葉ですが、日々の生活のなかでどう受け止めるかは家庭ごとに違います。ご自分の言葉で説明できるようにしておくと、志望理由に厚みが出ます。
こうした背景は、説明会や公開行事に足を運ぶことでしか実感できません。パンフレットを読み込むより、一度でも実際に見て、そこで感じたことを持ち帰るほうが、面接での言葉は確かなものになります。なお教育内容や行事は年度によって変わることがありますので、最新の情報は公式サイトでご確認ください。
【田園調布雙葉小学校】よくあるご質問
面接には両親そろって参加したほうがよいですか
参加者は保護者と志願者とされていますが、人数の指定までは公表されていません。ご事情がある場合は学校へ直接お問い合わせください。参加人数そのものが評価を分けるわけではありません。
母親が働いていると不利になりますか
就労そのものが不利になるとは考えられません。大切なのは、行事や急な呼び出しにどう対応するのかを具体的に説明できることです。祖父母の協力や勤務先の制度など、実際に使えるものを挙げられると、計画に現実味が出ます。
カトリックの信者でないと難しいですか
信者であることは条件とされていません。宗教行事のある学校生活を理解し、家庭として尊重できるかどうかが大切です。無理に信仰を語るより、なぜこの環境を選んだのかを素直に話すほうが伝わります。
子どもの受け答えの練習は、いつから始めればよいですか
特別な時期はありません。日々の会話を少していねいにするだけで足ります。直前に詰め込むと、かえって固まってしまいます。夏ごろから、初めて会う大人に挨拶する機会を少しずつ増やしておく程度で十分です。
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