学習院初等科の願書の書き方のコツってなに?願書を見て、こんなことも書くの?と驚いた!
古くは宮家は旧華族が学ぶ場として発展した学習院初等科。
現代でも人気校の一角であり、優れた指導力と学習院初等科でしか学ぶことのできない日本文化に触れたカリキュラムなどが人気を博し、代々学習院育ちのご家庭はもちろん、一般家庭からも大きな支持を受けています。
そんな学習院初等科の願書が「書き方が特殊で難しい」「願書のレベルも最難関」と話題になっています。
学習院初等科の願書とは、一体どんなもので、またどんな点が難しいと言われているのでしょうか。また、どのようにすればそんな難しい願書を書ききることができるのか、学習院初等科の願書作成代行で高い合格実績を誇る塾長が合格する願書の書き方をご説明いたします。
【学習院初等科】願書の作成が最難関と言われる理由
数多くの学校の願書を添削するお受験のプロや、複数のお子様を持ち、願書を何回も書いた経験のあるベテラン保護者であっても「学習院初等科の願書が断トツに難しい」と口を揃えます。学習院初等科は願書の作成も最難関と言われるのは一体どのような理由からなのでしょうか。プロが最難関と言われるポイントを4つに絞って解説します。
学習院初等科の願書は美しく読みやすい文字で書く必要があるから
学習院初等科は、日本文化を大切にし、日本語の学習にも力を入れています。授業では、ひらがな・カタカナの書き取りに多くの時間を割き、卒業するころには、まるで印刷されたような美しい文字を書けるようになることで有名です。そのため、願書の文字も整った書き方が求められます。乱雑な字では、学習院の教育理念に共感しているかどうかを疑われかねません。加えてこうした教育を支える家庭環境も重視されるため、保護者にも相応の教養や、文字に対する意識の高さが求められるのです。
学習院初等科の願書は 自由記載欄が大きいため、文字数の基準がないから
学習院初等科の願書は2枚つづりとなっており、そのうち2枚目は自由記入用紙です。この用紙には大きな枠が印刷されているだけで、文字数の基準や掛け線も一切ありません。そのため、何をどの程度書けばよいのか迷ってしまう保護者が多いのです。あまりに短いと熱意が伝わらず、逆に長すぎると冗長に感じられる可能性もあります。適切な文量と表現力が求められるため、自由度が高いにもかかわらず、かえって難しく感じるポイントとなっています。
学習院初等科の願書は書き方に独自のルールがあるから
学習院初等科の願書には、表向きの記載事項とは別に、暗黙のルールが存在します。自由記入用紙には「差しさわりがなければ志望動機などを書いてください(任意)」とありますが、具体的な指示はなく、記入の仕方に悩む保護者も少なくありません。一般的には、志望動機や教育方針から書き出してしまいがちですが、実は冒頭に家族のプロフィールや出自を簡潔に記載するのが慣例となっています。この独自のルールを知らないと、学習院初等科の求める願書を適切に書くことができないため、事前の情報収集が不可欠です。
学習院初等科の願書には掛け線がないため、記入者自らがバランスを整えて書く必要がある
学習院初等科の願書では、自由記入用紙に掛け線や枠がないため、記入者自身が文章の配置やバランスを整える必要があります。特に、均整のとれた美しい体裁で書くことが求められるため、下書きを慎重に行う保護者も多くいます。一般的には、定規を使って鉛筆で薄く線を引き、文字をまっすぐ揃えて記入した後、最後に消しゴムで線を消すといった手間をかけることが推奨されます。このような細部への配慮が必要な点も、学習院初等科の願書が難しいと言われる理由のひとつです。

【学習院初等科】願書の配布方法
学習院初等科の願書は、例年9月前後から学習院初等科で販売される「入学試験要項」の中に挟みこまれています。受験希望者はこの要項を購入し、書き方のルールに従って記入する必要があります。しかし、この要項1冊につき願書は1部づつしか納入されておりません。書き損じ等のリスクを考えて、複数部購入しておくことが望ましいです。入試説明会、学校見学会といったイベントはもちろん、販売期間中であれば校門入り口でも購入が可能です。
【学習院初等科】願書の構成
学習院初等科の願書は2枚つづりになっています。1枚目は受験者、保護者、ご兄弟がいる場合はそれらのお子様について基本的な情報をまとめます。2枚目は自由記入用紙となっており、志望動機などを書きますが、記載・提出は任意とされています。学習院初等科願書の構成についてプロが解説します。
受験者(お子様)について
- 受験者の名前、現住所、電話番号
- 保護者との関係
- 受験者の保育歴
志願者(今回受験するお子様)について記載します。「保護者との関係」欄については、親御様からみて志願者がどのような立場化を記載します。「長男、次女」といった書き方となります。「受験者の保育歴」については、現在お通いの幼稚園・保育園を記載します。
保護者(親御様)について
- 父母の名前、年齢
- 備考
志願者(今回受験するお子様)のご両親についてお名前、年齢を記載します。備考欄を空白で提出するのは好ましくありません。基本的にはお2人のご職業、最終学歴などを記載します。親御様が学習院初等科出身の場合は入学年度も添えて一筆残して下さい。
兄弟姉妹について
- 氏名、年齢
- 学校、学年
志願者(今回受験するお子様)に兄弟姉妹がいる場合は、その情報をすべて記入します。他校在校中であっても、嘘をついたりごまかすことは決していけませんので、必ず事実を記しましょう。
自由記入用紙
自由記入用紙については、次項「【学習院初等科】願書に必ず書く必要があること」で詳しく紹介します。
【学習院初等科】願書に必ず書く必要があること
ここからは、学習院初等科願書2枚目に当たる自由記入用紙について詳しく解説します。大きな枠が書かれ、自由記入欄となっていますので、一見すると何を描いていいか戸惑ってしまわれることでしょう。この自由記入用紙に必ず書く必要がある項目を特に4つに絞ってプロが紹介します。
志望動機
志望動機は、学習院初等科の教育理念に共感し、その環境でお子様を育てたいという意志を伝えるために不可欠な項目です。ただし、単に「名門だから」「伝統があるから」といった理由では不十分です。学習院が大切にする価値観や教育方針を理解し、それに対してどのように共鳴しているのかを明確に述べることが求められます。また、お子様の性格や特性と学習院初等科の教育がどのように合致するのかを具体的に記載することで、より説得力のある志望動機となります。
ご家庭の教育方針
学習院初等科は、学力だけでなく家庭の教育環境を非常に重視する学校です。そのため、ご家庭がどのような価値観を持ち、どのようにお子様を育てているのかを示すことが重要です。特に、日本の伝統や礼儀作法、言葉遣いなどを重んじる家庭であることを伝えると、学習院の校風に適した家庭であることが伝わります。また、親御様がどのような考えで子育てをしているのかを明確にすることで、学校との相性の良さをアピールできます。学習院の教育方針と合致する内容を意識して記載することが大切です。
ご家族の出自やプロフィール
学習院初等科は、身元がはっきりしている信頼できるご家庭のお子様に入学してほしいと考えています。これは、皇族や旧華族、財界の名家といった伝統ある家柄の方々が代々通う学校であり、その環境の安全性を守ることが求められるからです。そのため、ご家庭の出自を明確に記載し、学習院初等科の理念にふさわしい背景を持つことをアピールすることが大切です。
具体的には、祖父母や親の職業・社会的地位を記載し、ご家族が安定した経済基盤や生育環境を持っていることを示すとよいでしょう。例えば、祖父母が会社経営者であれば会社名や業種、従業員数、資本金などを記載し、信頼性を高めます。たとえ両親が一般的なサラリーマンであっても、祖父母が病院経営をしている、学者であるなどの情報があれば、それを記載することで家庭の背景が明確になり、学校側の安心感につながります。
(ある場合)学習院初等科との接点
ご親族に学習院初等科の卒業生がいる場合、その情報を記載することは非常に有効です。学習院は「学習院ファミリー」と呼ばれる独自のネットワークを重視する学校であり、卒業生の子弟が通うことを歓迎する傾向にあります。そのため、ご家族やご親戚に学習院出身者がいる場合、その方の氏名や卒業年度を具体的に記載することで、「この家庭は学習院と縁があり、信頼に足る」と判断される可能性が高まります。
特に、学習院初等科から大学まで一貫して通われた方がいれば、その点を強調すると良いでしょう。また、学習院との関わりが直接ない場合でも、親族が学習院関係者と親交がある場合は、その関係性を示すこともひとつの方法です。学習院の伝統とつながりがあることをアピールすることで、より安心感を持ってもらえる願書になります。
【学習院初等科】願書を書く時に絶対やってはいけないこと
学習院初等科の願書には、書く際に絶対やってはいけないことがいくつかあります。ひとつひとつは「常識だろう」と思えるような些末なことですが、全てをクリアして書くには相当の労力と知識が必要となります。先んじて学んでおくことでスムーズな執筆が可能になりますよ。
極端に大きい文字or小さい文字で書く
学習院初等科の願書では、文字の大きさが読みやすさに直結します。極端に大きな文字で書くと、子どものような印象を与え、知的で整った願書とは言えません。一方で、あまりに小さすぎる文字は読みづらくなり、丁寧さに欠けると判断される恐れがあります。
学習院初等科では、日本語教育に非常に力を入れており、ひらがなやカタカナの書き取りを徹底して学びます。卒業するころには、まるで印刷文字のように美しい字が書けるようになることを目指しているため、願書の時点でもバランスの取れた整った文字が求められます。適度な大きさで、均整の取れた文字を意識しながら記入しましょう。
雑で走り書きのような文字を書く
学習院初等科の願書は、書き手の丁寧さや誠実さが伝わるように仕上げる必要があります。文字が雑であったり、走り書きの文字であったりすると、「この家庭では日本語の学習や丁寧な作法を重んじていないのでは?」と疑われる可能性があります。
学習院では、きれいな文字を書くことが重要な教育の一環とされており、学習院出身のお子様方は卒業時には非常に整った美しい字が書けるようになります。願書においても、その教育理念に沿った文字を書くことが求められるため、乱雑な筆記は厳禁です。時間をかけて、丁寧にバランスよく書くよう心がけましょう。
正しい日本語を使わず書く、誤字脱字をそのまま書く
学習院初等科の願書では、文章の内容だけでなく、日本語の正確さも厳しく見られます。誤字脱字があるまま提出してしまうと、「確認不足」「日本語への意識の低さ」といった印象を与えかねません。また、不適切な言い回しや、稚拙な表現が含まれていると、家庭での教育方針や言葉に対する意識が問われることになります。
学習院は日本語教育に特に力を入れている学校です。お子様だけでなく、保護者にも日本語に対する深い理解が求められるため、願書を書く際には、一つひとつの言葉を慎重に選び、正しい文法と語彙を用いることが重要です。提出前には必ず見直しをし、誤字脱字がないかしっかりと確認しましょう。
書き損じをそのままにしたり、訂正線をひいたり、修正液を使って書く
学習院初等科の願書は、書き損じや修正の仕方にも気を配る必要があります。万が一書き間違えてしまった場合、そのまま訂正線を引いたり、修正液を使ったりすることは避けるべきです。そうした修正があると、「準備不足」や「雑な仕上げ」といった印象を与えてしまうため、非常に注意が必要です。
学習院の願書は、掛け線や罫線のない自由記入用紙が特徴であり、書き手自身がバランスを考えて書くことが求められます。そのため、間違えた際には、新しい用紙を用意し、最初から書き直すのが基本です。あらかじめ下書きを作成し、レイアウトを整えてから清書することで、失敗を防ぐことができます。丁寧な仕上がりを心がけ、訂正の痕跡が残らないようにしましょう。
自由欄を最後まで埋めないo枠をはみ出して書く
学習院初等科の願書の自由記入欄は、非常に広く設けられています。しかし、枠の中にどの程度の分量を書くべきかの指示がないため、記入に迷う保護者が多いのも事実です。
ここで注意しなければならないのは、空白を多く残しすぎることと、枠をはみ出して書いてしまうことの両方です。空白が多いと、「熱意が伝わらない」「考えがまとまっていない」といった印象を与えてしまいます。一方で、枠をはみ出して書くと、「整理ができていない」「指定されたスペースを守れない」と判断される可能性があります。
学習院の願書は、文字の美しさや体裁が重視されるため、適切な文量を意識しながら、枠内にバランスよく記入することが重要です。下書きを作成し、適切なスペース配分を考えてから書くことで、見やすく整った願書に仕上げることができます。
【学習院初等科】願書が特殊!?難しい!?正解の書き方をプロが徹底解説
日本文化や日本語教育を重要視し、独自の優れたカリキュラムで人気を不動のものとする学習院初等科。志願する側にも相当の教養や努力や品位が求められます。
もしこの記事を読んだうえで、それでも「願書のルールが理解しきれない」「ポイントは分かったが上手に書ける自信がない」と悩まれた場合は、ぜひ弊社で販売中の「願書の書き方マニュアル」をご利用ください。願書は何のために書くのか。といった基本的なとらえ方から、必要な道具、さらには書き方事例集まで、このマニュアルが一冊あればほぼすべての私立小学校の願書を攻略できる優れた内容になっております。ぜひご活用の上、ご家庭でしか書くことのできない魅力あふれるオンリーワンの願書を仕上げてくださいね。
学習院初等科の願書は何を書く?
願書にはこう書かれています。
「お差し支えなければ、志願の理由などをご記入のうえ、同封してください。(この票の記入、提出はご自由です。)」
任意とありますが、記入と提出は必ず行いましょう。この欄に書くのは指示の通り、志願の理由です。それに加えて、冒頭に両親の紹介文を書いておきましょう。
初めに父の最終学歴や会社名と役職などを記入します。続いて母親の最終学歴や経歴、そして現在専業主婦である場合はそれもアピールポイントになりますので、その旨も記入します。
このように社会的信用力があること、学費がきちんと払えること、母親がサポートできる立場にあることなどを最初に明記しておきます。
続いて、家庭の教育方針や育児のエピソード、そしてそれを学習院初等科の教育とつなげていきます。
ちなみに願書記入の際に学校のことを表す言葉に迷われる方が多いようですが、学習院初等科では「貴校」ではなく、「貴院」と記入しましょう。
志望の理由など
学習院初等科の教育目標は、「真実を見分け、自分の考えを持つ子ども」であり、具体的には以下の4つを挙げています。
進んで工夫し、努力する子ども
真心を持って人や物に接する子ども
美しさを感じとる心の豊かな子ども
健康や安全に心がけ、進んで体を鍛える子ども
学校は伝統的に「自重互敬」の精神を大切にしており、大澤科長はこれを「正直と思いやり」という言葉で表現しています。
また、「伝統」「基礎基本」「謙虚さ」などの言葉も科長のお話によく出てくるキーワードです。
志望理由を書くときは、まずこの辺りのこととつなげられるような「家庭の教育方針」、そしてそれに合う「オリジナルのエピソード」を探します。
そしてそれを「学習院初等科の教育方針」につなげて書くという流れです。
毎日お手伝いや、習い事の音楽やスポーツを頑張っているお子さんであれば、「進んで工夫し、努力する子ども」とつなげられます。
小さい妹弟がいたり、ペットを飼っていてお世話を頑張っているお子さまなら、「真心を持って人や物に接する子ども」とつなげます。
庭や畑で植物や野菜を育てているお子さまには、「美しさを感じとる心の豊かな子ども」をベースに書くことができます。
皆勤賞のお子さま、体力づくりのために毎日家族とマラソンや縄跳びを頑張っているお子さまは「健康や安全に心がけ、進んで体を鍛える子ども」につなげて書くことができます。
学習院初等科の教育目標とつなげられる、ご家族のオリジナルのエピソードをぜひ探してみてください。
学習院初等科の願書の文字数は?
線が一切ありませんので、書く前に定規と鉛筆を使って薄く線を引いて、その上に文字を書いていき、最後に線を消しましょう。行数や一行あたりの文字数は字の大きさによって異なりますが、文字数は大体800字を目安に記入しましょう。
学習院初等科の願書に貼る写真は?
写真は志願者本人のみで、サイズは縦5センチ横4センチです。
写真館で撮影した写真を用意するようにしましょう。
学習院初等科の願書を書く時のポイント
学習院初等科の願書を書く時のポイントは、
- 両親の自己紹介文で社会的信用力の高さ
- 家庭の教育方針と学校の教育目標が一致していること
- 学習院初等科でなければならない理由
になります。
以下で詳しくご紹介します。
両親の自己紹介文で社会的信用力の高さ
もともとは公家の子弟のための学校として創立されたのが学習院初等科の始まりです。それなりのお家柄が求められているので、ご両親がご出身の方はもちろん、そうでなくても同等の学歴や信用力の高いお仕事をお持ちの方はぜひそれを記入してください。
家庭の教育方針と学校の教育目標が一致していること
学習院初等科に合格するということは、小中高大までの16年間を共にすることを意味します。
学校としても、家庭の教育方針と学校の目指す方向性が同じであることは合否の大切なポイントになります。特に学習院初等科では、6年をかけて基礎基本を確立させていくことを目指しており、学校任せの教育ではなく、親もしっかりと教育に関与して子供をサポートしていくことを良しとしている学校です。
家族として一緒に教育に携わっていく意思があることなども願書に含められると良いでしょう。
学習院初等科でなければならない理由を書きましょう。
学習院初等科は倍率8倍を誇る、人気の学校です。またご出身のご家庭も数多く志願しており、出身者ではないご家庭にとっては倍率以上の狭き門です。
そうした中で合格を勝ち取るためには、どうしても学習院初等科に入学したいという熱意が感じられる願書が必要です。
また人気の割には補欠の繰り上がりが多い学校でもありますので、関連書籍を熟読し、学校説明会や見学会に出掛け、しっかりと学校研究をした上で、なぜ学習院初等科でなければならないかを記述しましょう。
特にお子さまの生活面での教育に力を入れている学習院初等科にとって、家庭の様子が伝わるこの願書は合否に大きく関係します。学習院初等科のどこが魅力であり、どうして学習院初等科で子供を学ばせたいのか、その理由をしっかりと記入してください。
学習院初等科の願書配布・販売されるまでの流れは?
令和4年度の入試関連行事としては、5月に学校説明会、9月に学校見学会と入試説明会が実施されました。願書の販売は9月1日から30日まで学習院初等科で販売されました。
学習院初等科の願書は web出願?
Web出願と書類の提出の両方が必要です。令和4年に関しては、9月にweb出願があり、10月に郵送による書類の提出がありました。
まとめ
学習院初等科には好みの家庭があります。
正直さと謙虚を持ち、上品でありながら華美すぎず、忍耐力があって、真面目にきっちりと物事に取り組んでいく。そんなお子さま、そんなご家庭を好みます。
学習院初等科は願書、両親面接、そしてお子さまへの試験を通して、ご家庭の教育を見ます。お子さまの試験の出来栄えも大切ですが、それと同じくらい大切なのが、家庭です。
何を大切にしているのか、どうお子さまを育ててきたのか、それが学習院初等科の校風と合うのか、それを学校は多角的に判断します。
学習院初等科に志願されるご家庭は、きっと一歩ずつゆっくりと、でも着実に進むことを大切にされているはずです。願書を通じてそうした想いを学校に伝えましょう。



