倍率はどれぐらい!?
東洋英和女学院小学部は、東京都港区六本木にある都内屈指の人気女子校です。
都内の私立小学校の考査日といえば11月1日が定番ですが、東洋英和女学院小学部は11月2日に考査を実施する傾向にあり、志願者が特に集中しやすいという特徴があります。
系列の幼稚園からの内部進学者を含まない定員50人の枠に対して600人弱の志願者が殺到しますので、合格を目指す上では徹底した受験対策が必要です。
東洋英和女学院小学部に合格する子のポイントをしっかりと抑え、効率のよい受験対策を行いましょう。
本記事では、東洋英和女学院小学部に高い合格実績を誇る願書と面接のプロが詳しく解説します!
大切なのは、以下の3点です。
・年齢相応の生活習慣と自立が、日常の中で身についていること
・指示を聞いたうえで、自分から動けること
・倍率の数字より、苦手をつくらないことが大切であること
東洋英和女学院小学部の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
東洋英和女学院小学部を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
東洋英和女学院小学部に受かる子の条件は?
東洋英和女学院小学部とご縁をいただく子の条件は、ずばり「聞く力と判断力」、そして「温かいご家庭の中で健やかにお育ちであること」といえます。
試験の難易度自体は高くありませんが、遅くとも春頃には過去問の傾向を踏まえて対策をしていきましょう。
同時に多忙な受験期ではありますが、家族で過ごす時間を多く取ることを心がける必要があります。
問題を聞く力
東洋英和女学院小学部のペーパーテストの難易度は、それほど高く設定されていません。
しかしながら「○をつけましょう」だけではなく◎や×、△など記号の指示が多く出題されたり、回答の選択肢が多いため悩んでいると時間切れになりやすいなど、独特の特徴があります。
東洋英和女学院小学部の合格を目指す上では、各科目で8割以上の点数を取ることが合格の目安になりますので、記号のつけ間違いや時間切れなどで点数を落とさないよう、過去問を何度も説きなおしておく必要があります。
先生の指示を聞き、正しく行動することは、東洋英和女学院小学部が最も重要視している点であるともいえます。
特に入学後は全学年が集う昼食や、神の教えを学ぶ行事などを通して、お話を注意深く聞く必要があるからです。
そのため注意深くお話を聞くことができるお子様こそが東洋英和女学院小学部に受かる子であるといえますので、入学前からしっかりと準備しておきましょう。
物事を判断する力
東洋英和女学院小学部の考査では、巧緻性を確認する問題と、行動観察の時間が設定されています。
巧緻性の問題では指示を正確に聞き取った上で、出題の意図をくみ取って創造性や独自性を発揮する必要があります。
その後の行動観察では個人で作成したものを発表したり、制作物を用いたグループワークなどが行われる傾向にあります。
集団の中で適切に振舞いながら、東洋英和女学院小学部が目指す明朗快活さを表現できることが合格の条件となります。
東洋英和女学院小学部では登校後の校内着へのお着替えや、公共交通機関を使っての通学など、自ら状況を判断し、正しい行動をとらないといけない場面が多々あります。
入学後も東洋英和女学院小学部の生徒として品位ある行動が正しくとれるという点を、入学考査でしっかりと伝えていきましょう。
ご家庭との関わり方
東洋英和女学院小学部は、数ある私立小学校の中でも特にご家庭と学校の関係が密接であるという特徴があります。
学校行事には必ずお父様かお母様どちらかが出席する必要がありますし、緊急時に学校に駆けつけることができるかを確認されています。
また入学後は他の児童も含めて温かく見守りください、とのお願いがありますので、校風に合うご家庭を選ぶという意味でもお子様とご両親の仲の良さは非常に重要です。
特に東洋英和女学院小学部に受かる子に共通しているのは、「お友達との関係や園での出来事などを、ご両親によくお話できている様子」「家族揃っての食事や休日を心からたのしんでいる様子」が事前面接テストでしっかりと伝えることができているという点です。
またご家族の愛を受けて育った子どもは自己肯定感が高く、他者に対しても思いやりの心をもって接することができますので、行動観察などを通して東洋英和女学院小学部らしさが伝わるよう、今一度お子様との関わり方を見直しておきましょう。
東洋英和女学院小学部に受かる子の親は?
東洋英和女学院小学部に受かる子のご両親は、「家庭での食事を大切にしているお母様」と「家庭を優先し、家族の時間を意識的に過ごされているお父様」であるという特徴があります。
先述の通りご両親とお子様の関係が非常に良好で、ご両親が家庭を大切にされていることが合格の必須条件といえますので、日頃の過ごし方が非常に重要です。
食育を心がける
東洋英和女学院小学部の事前面接テストでは必ずといって良いほど、お母様に対して食事にまつわるテーマが向けられます。
東洋英和女学院小学部では入学後、全学年が一堂に会して昼食を共にする伝統からも分かる通り、食事の時間をとても重視しています。
また集団で食事をする上で偏食はない方が好ましく、最低限の食事マナーも合格の絶対条件といえます。
お母様に向けられるのは、お子様の苦手な食べ物とご家庭での工夫、そして受け継いでいきたいご家庭の味といったテーマです。
どちらも、答えを用意するというより、日頃から常に手作りの食事を心がけておくことが、東洋英和女学院小学部に受かる子の母親としては必要です。
答え方としては、「困っていること」だけで終わらせず、そのために台所でしている工夫と、その結果お子様がどう変わったかまでを短く添えると、ご家庭の日常がそのまま伝わります。
お子様に対しても、お母様の作るお食事の中で一番好きなもの、お弁当に入っていてうれしいものといった、食卓にまつわるテーマが頻出となっていますので、時間をかけて対策しておきましょう。
こちらも、料理名を覚えさせるのではなく、「なぜそれが好きなのか」を自分のことばで言えるようにしておくことが大切です。ふだんの食卓で理由をたずねる習慣をつけておくと、自然に答えられるようになります。
家庭を最優先する
東洋英和女学院小学部ではお父様に対して、帰宅時間や一週間に何回お子様と夕食を取るのかといった項目が、事前面接テストの際に記入するアンケートでの定番となっています。
休日に家族と過ごす時間を充実させているのはもちろんのこと、お仕事と家庭のバランスが東洋英和女学院小学部の求めるものである必要がありますので、今一度ワークライフバランスを見直しておきましょう。
どうしても夕食を共にできない場合は「朝食は週7回共にしています」などと、ご家庭へのお気持ちはしっかりと持っていることが伝わる回答を心がけましょう。
さらにお子様の園での様子やお友達にまつわるテーマも頻出です。
普段からお子様のお話によく耳を傾け、対話を大切に過ごす必要があります。
発展的なテーマとしては、ご家族の基盤である幼稚園や地域に対してどの程度関わっているかを確かめるために、ボランティアや地域活動への参加についてふれられることがあります。
感謝と奉仕の精神は東洋英和女学院小学部に入学後も必須ですので、普段の生活から意識して行動しておきましょう。
お父様とお母様で答えが食い違いやすいのは、家庭で過ごす時間の量と、休日の過ごし方です。事前に事実だけをそろえておき、感じ方はそれぞれのことばで話すと、無理のない受け答えになります。
東洋英和女学院小学部の考査と面接では実際にどんな内容が出ているか
ここまでは、求められる力そのものを整理してきました。ここからは、その力がどんな出題を通して確かめられているのかを、分野ごとに説明の形でまとめます。問題そのものを写したものではありませんので、どのくらいの深さまで問われるのかを知るための材料としてお読みください。
ペーパーで確かめられていること
ペーパーの難易度そのものは高く設定されていません。ただし、解答に使う記号が一種類ではないところに特徴があります。丸をつけて終わる出題ばかりではなく、二重丸・バツ・三角といった複数の記号を、指示に応じて使い分ける形で問われます。どの記号をどこに書くのかは口頭の指示に含まれますので、そこを聞き逃した時点で、内容が分かっていても正解にはたどり着けません。
選択肢の数が多いことも、この学校のペーパーの特徴です。迷った一問に時間を使いすぎると、後半をまるごと落とすことになります。各科目で八割前後がひとつの目安になりますから、記号の取りちがえと時間切れという二つの失点を減らす練習を重ねてください。
巧緻性と行動観察で確かめられていること
考査には、手先の巧緻性を見る制作の課題と、行動観察の時間が組まれています。制作では、まず指示を正確に聞き取ったうえで、その指示のねらいをくみ取り、自分なりの工夫を加えることが求められます。言われたとおりに作るだけでも、好きなように作るだけでも足りないという設計です。
続く行動観察では、自分が作ったものを人の前で説明する場面や、作ったものを使って数人でひとつの活動を進める場面が設けられます。ここで見られているのは作品の出来ばえではなく、集団のなかでどう振る舞うかです。友達の考えを受け止めながら、自分の考えも明るく伝えられるかどうかが、この学校の求める姿につながります。
面接とアンケートで扱われている内容
事前面接テストでは、ご家庭の日常がそのまま話題になります。これまでに扱われてきたのは、次のような内容です。
- お母様に対して、お子さまの苦手な食べものと、それを家庭でどう工夫しているかを説明する場面
- お母様に対して、次の世代へ受け継いでいきたい家庭の味を挙げる問い
- お子さまに対して、お母様の料理でいちばん好きなものを、選んだ理由まで続けて答える問い
- お子さまに対して、お弁当に入っているとうれしいものと、その理由を重ねて尋ねられる問い
- お父様が記入するアンケートで、帰宅時間と、週に何回お子さまと夕食をともにしているかを書き込む欄
- お子さまの園での過ごし方や、仲のよい友達について尋ねられる場面
- ご家庭が園や地域にどう関わっているかを確かめるため、ボランティアの経験に触れる問い
並べてみると分かるとおり、いずれも答えを用意して覚えるたぐいのものではありません。食卓の様子、園から帰ってきたあとの会話、休日の過ごし方といった、日々の積み重ねがそのまま答えになります。お子さまへの問いかけも、事実を一つ答えたところで終わらず、必ずその理由まで重ねて尋ねられる形です。ふだんの食卓や帰り道で、選んだ理由をたずねる習慣をつけておくと、当日も自分の言葉で話せるようになります。
東洋英和女学院小学部の倍率
東洋英和女学院小学部の倍率は、考査日によって大きく変動します。
近年の倍率は、他の私立小学校と重複しやすい11月1日の場合は6倍~8倍程度、他校とバッティングしにくい11月2日の場合は11倍前後となっています。
日本国内でも最高レベルの倍率を勝ち抜く上では、考査日による志願者数の変動に関わらず、全ての科目で8割以上の位置にいる必要があります。
また考査に先駆けて行われる願書提出と事前面接テストでは、東洋英和女学院小学部が求めるご家庭像に完璧に合致しておく必要があります。
東洋英和女学院小学部に受かる子のご両親としてふさわしい願書と面接の内容を心がけましょう。
まとめ
東洋英和女学院小学部に受かる子の条件をご紹介させていただきました。
東洋英和女学院小学部に合格するためには、お子様の聞く力と判断力が重要になってきますので、常日頃の家庭指導でも、指示を正確に聞き、自分の頭で考えた上で行動する練習をしておきましょう。
食事のマナーや公共交通機関でのルールについての正しい認識を持つのはもちろんのこと、集団生活において東洋英和女学院小学部の生徒としてふさわしい上品な行動を取る必要があります。
東洋英和女学院小学部の受験を意識し始めた段階で、家庭での過ごし方や指導方針を改めて見つめなおしておきましょう。
また東洋英和女学院小学部に受かる子のご両親は、手作りのお食事で子どもの健康を育むお母様と、家族の時間をなによりも大切にされるお父様でなければなりません。
特に願書の内容や面接での様子からご両親のお姿についても入念に確認されますので、日頃からお子様と密にコミュニケーションを取り、家族で過ごす時間を楽しみましょう。
東洋英和女学院小学部に受かる子のご両親が実践されている願書の書き方と面接の心構えは、下記にて詳しく解説しています。
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