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【2025.03.31 メディア掲載】

ベネッセ教育総合研究所様のWEBメディア「ベネッセ教育情報」に取材いただいた「願書における家庭教育方針の書き方と記入例」が掲載されました。
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埼玉県

【青山学院大学系属浦和ルーテル学院小学校】面接質問内容をプロが解説!

ママ
ママ

浦和ルーテル学院小学校の面接では、どんなことを見られるのでしょうか。

準備の進め方もあわせて知っておきたいです。

塾長
塾長

青山学院大学系属浦和ルーテル学院小学校は、キリスト教に基づく教育と、少人数での丁寧な関わりを重ねてきた学校です。面接では、その学び方をご家庭がどう受けとめているかが問われます。質問の言い回しを覚えるのではなく、分野ごとに考えを整理しておくことが近道です。

大切なのは、以下の3点です。

・学校の教育の考え方を、ご家庭の言葉に置きかえておくこと

・ご夫婦で志望の理由と教育方針の軸をそろえておくこと

・お子さまが自分の言葉で最後まで話しきれること

浦和ルーテル学院小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。

浦和ルーテル学院小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!

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【浦和ルーテル学院小学校】面接を受けるなら知っておきたいこと

浦和ルーテル学院小学校は、埼玉県さいたま市にある小中高一貫の私立校で、青山学院大学の系属校です。入試は複数回に分けて行われる形が続いており、公式サイトのQ&Aでは「試験日程は変更の可能性があり、ホームページで随時告知する」と案内されています(2026年8月24日閲覧)。

そのため、面接の実施日・形式・出席者の条件・所要時間は、必ず最新の募集要項と公式サイトでご確認ください。年度によって案内が変わりますので、前年度の情報をそのまま当てはめないことが大切です。この記事では、年度が変わっても変わりにくい考え方を中心にまとめています。

同じQ&Aでは、入学試験に英語の力を評価するものはないことも示されています。英語教育に力を入れている学校ですので、「英語ができないと不利では」と心配される方が多いのですが、その必要はありません。むしろ、入学後にどのように学んでいってほしいかを、ご家庭の言葉で語れることのほうが大切です。

学校の全体像は浦和ルーテル学院小学校のガイド記事、受験全体の進め方は受験の記事もあわせてご覧ください。

【浦和ルーテル学院小学校】面接で問われるテーマ

扱われる分野は、ご家庭の考え方、お子さまの育ち、学校との相性の三つに整理できます。どなたにどの分野が向けられやすいのかを、あらかじめ把握しておいてください。

お父様に問われるテーマ

  • 志望理由
  • 家庭の教育方針
  • キリスト教教育への受けとめ
  • 父親としての関わり方
  • お子さまの将来への願い

キリスト教にまつわる分野は、信者であるかどうかを確かめるものではありません。礼拝や聖書の時間がある学校生活を、ご家庭としてどう受けとめているかが問われます。「学校にお任せします」で終えず、ご家庭なりの言葉にしておいてください。

お母様に問われるテーマ

  • 園での生活の様子
  • 家庭でのしつけ
  • お子さまの性格
  • 生活習慣と健康面
  • 入学後の見通しと通学の方法

性格の分野では、よいところと課題の両方に触れる形が定番です。課題は「直そうとしていること」とセットでお話しになると、印象がまったく変わります。通学については、朝の家を出る時間から下校後の過ごし方まで、見通しが立っていることが伝わるようにしてください。

お子さまに問われるテーマ

  • 自分のことと家族のこと
  • 園での遊びと友だち
  • 好きなことと得意なこと
  • お手伝いと身の回りのこと
  • その場でのふるまいと言葉づかい

お子さまには、暮らしの中から答えられる分野が向けられます。ここで見られているのは知識の量ではなく、相手を見て話せるか、分からないときに黙り込まずに伝えられるかという姿勢です。

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【浦和ルーテル学院小学校】実際にどんなことが聞かれているか

分野の見取り図だけでは、当日の空気はつかみにくいものです。ここでは、これまでの面接でどのようなことが尋ねられてきたのかを、内容がわかる形でご紹介します。細かな言い回しは年によって変わりますので、そのまま覚えるのではなく、どこを見られているのかを読み取る材料としてお使いください。

お父様が尋ねられていること

  • 仕事の内容を、職種名だけでなく日ごろ何をしているかまで説明するよう求められる場面
  • 数ある学校の中でなぜ本校なのかを、志望の理由として一つに絞って尋ねられること
  • 併願している学校があるかどうか、また両方に合格した場合にどちらを選ぶのかという踏み込んだ確認
  • 毎日の礼拝や聖書の授業がある学校生活を、家庭としてどう受けとめているかを問われること
  • お子さまを一言で表すとどのような子であるか、短くまとめて答える求め
  • 子育てをしていて困ったこと、うまくいかなかったことを具体的に話す求め
  • 今の幼稚園や保育園、こども園を選んだ理由を尋ねられること
  • 休日を含めた家庭での過ごし方と、お子さまと関わる時間がどれくらい取れているかの確認
  • 父親とはどのような存在だと考えているかを、実際にあった出来事を添えて説明する求め
  • 学校行事に父親として参加できるかどうかという、入学後の関わり方の確認
  • 本校のことを誰からどのように聞いて知ったのかという、情報の入り口の確認

とくに特徴的なのが、お子さまがその場で描いた絵をお父様に見せ、よいところと直すともっとよくなるところを、お子さま本人に向けて言葉にしてもらう課題です。答えの正しさではなく、日ごろお子さまをどう見て、どう声をかけているかがそのまま出ます。ふだんから、できたことを具体的にほめる習慣をつけておいてください。

お母様が尋ねられていること

  • 家庭の教育方針と、家庭生活の中で気をつけていることを説明する求め
  • ふだんどのようなしつけをしているかという、日常の関わり方の確認
  • 学校と家庭はどのような関係であるべきだと考えているかという、協力姿勢を見る問い
  • 学校で友だちとのトラブルが起きたとき、家庭としてどう対応するかを尋ねられること
  • お子さまの成長を感じた場面を、具体的な出来事として話す求め
  • 母親とはどのような存在だと考えているかという、子育て観を問うもの
  • 仕事をしている場合は、その内容と勤務の形、時間が不規則になるときの手立ての確認
  • 家事や送り迎えを含めた時間のやりくりを日ごろどうしているかという問い
  • 急な発熱などで呼び出しがあったとき、迎えに来られるかどうかの確認
  • 園までの通園の方法と、入学後の通学の見通し
  • 幼児教室に通っているか、通っているならいつごろから始めたかという確認
  • お子さまの健康状態や、学校生活で心配なことがあるかどうかの確認

働いているご家庭に対しては、仕事そのものの是非ではなく、行事や急な呼び出しに対応できる体制が整っているかという観点から尋ねられます。祖父母やご近所、アフタースクールなど、頼れる先を具体的に挙げられるようにしておくと安心です。

お子さまが尋ねられていること

  • 今日どのような方法でここまで来たのか、道順や乗り物を自分の言葉で説明する問い
  • 電車やバスの中でどのように過ごすのがよいかという、公共の場でのふるまいを確かめる問い
  • 横断歩道を渡っている途中で信号が点滅したらどうするかという、その場で考えて答える問い
  • 幼稚園や保育園でどのような遊びをしているか、誰と遊ぶかという生活の様子
  • 今いちばん好きなことと、小学生になったらしてみたいことを話す問い

浦和ルーテル学院小学校のお子さまへの面接で目立つのが、場面を設定して考えさせる問いです。たとえば、友だちと二人で縄跳びをしていて縄がぶつかってしまったという場面を示され、自分ならどうするかを答える形が出ています。しかもここで終わりではなく、なぜそうするのがよいのか、家に帰ったらどうするのかと、答えを一段ずつ掘り下げられます。絵や図を見せられて、そこに描かれた様子について答える形も見られます。

用意した答えを覚えるだけでは、この掘り下げに対応できません。ご家庭でも、答えたあとに、どうしてそう思ったのかを一度聞き返してあげる練習をしておくと、その場で考えて話す力が育ちます。答えが詰まったときに黙り込まず、考えている途中であることを伝えられれば十分です。

【浦和ルーテル学院小学校】答えの組み立て方

結論、場面、これからの三つで組み立てる

はじめに結論を述べ、次に短い場面を一つ添え、最後にこれからどうしたいかで結びます。場面は一つで十分です。二つ三つと重ねるほど、かえって主旨がぼやけてしまいます。話す長さは三十秒から四十秒、文字にすると二百字ほどが目安になります。

ご夫婦で軸をそろえる

食い違いが出やすいのは、しつけの基準、お子さまの課題のとらえ方、そして学校を選んだ理由の三つです。表現まで同じにする必要はありませんが、いちばん譲れない一線と、いま家庭で取り組んでいることは共通にしておいてください。事前に十分ほど話し合っておくだけで、当日の答えに一本の線が通ります。

提出書類と話す内容をそろえる

出願のときに提出する書類は、そのまま面接の手がかりになります。提出した控えは面接の前に必ず読み返しておいてください。書類づくりの進め方は願書の書き方の記事、事前に記入する書類については保護者アンケートの記事も参考になります。書いた内容とお話しになる内容がずれると、そこだけが強く残ってしまいます。

学校を見た時間を先に確保する

志望理由に力が出ないときは、言葉が足りないのではなく、学校を見た時間が足りないことがほとんどです。説明会や公開行事には、できるだけご夫婦でお出かけください。同じ場面を二人で見ておくと、面接での答えが自然に重なります。

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【浦和ルーテル学院小学校】面接の前に知っておきたい学校の暮らし方

公式サイトのQ&Aには、入学後の暮らしにかかわる案内も載っています。登下校の方法は四つの中から選ぶ形で、スクールバスは北浦和・東川口・北越谷・浦和美園の四つの駅から運行されていると示されています。利用する駅によって月額が異なり、もっとも高い区間で6,000円、もっとも低い区間で2,500円と案内されています。

昼食は家庭からのお弁当が基本で、ウェブから弁当を注文することもできるとされています。放課後は午後7時までの預かりがあり、3年生以上を対象とした補習も行われていると示されています。保護者会は年に4回、クラス替えは毎年行われるという案内もあります。

内部進学については、学習と生活の両面で選考された児童が推薦される形と示されています。中学以降の見通しについてお話しになるときは、この点を踏まえて、入学後どのように過ごしてほしいかを語れるようにしておいてください。

通学や放課後の過ごし方は、共働きのご家庭にとって現実的な論点です。送り迎えや急な呼び出しにどう対応するかまで見通しが立っていることが伝われば、入学後の姿が思い描きやすくなります。

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【浦和ルーテル学院小学校】避けたい答え方と準備の進め方

いちばん避けたいのは、暗記した文章の棒読みです。言葉に詰まったときに立て直せなくなりますので、柱になる考えだけを覚え、あとはその場の言葉で話すようにしてください。学校案内の言い回しをそのまま返すのも、借りものだとすぐに伝わります。

他校との比較や、いまの園への不満を口にすることも避けます。比べる話は、そのまま「入学後も比べる家庭」という印象になってしまいます。

お子さまが答えている途中で保護者が補ってしまう場面も、よくある失敗です。時間がもったいなく感じられても、まずは最後まで待ってください。待てるご家庭かどうかも、静かに伝わっています。

準備としては、直近の三か月の出来事を書き出しておく方法をおすすめします。日付と、お子さまの様子と、かけた言葉を一行ずつ残しておけば、当日は読み返すだけで落ち着いて話せます。お子さまの練習は、送り迎えの道すがらや食卓での会話に混ぜてしまうほうが身につきます。回数を重ねるより、目を見て最後まで話せたかどうかを確かめてあげてください。

服装は、目立たないことがいちばんの基準です。お子さまは落ち着いた色合いでそろえ、動いたときに気にならないものをお選びください。ご両親も紺を基調とした装いが一般的で、光るアクセサリーや強い香りは避けます。

よくあるご質問

英語が得意でないと不利になりますか

公式のQ&Aでは、入学試験に英語の力を評価するものはないと示されています。英語の経験がなくても心配はいりません。

キリスト教の信者でないと不利になりますか

信仰の有無で扱いが変わるものではありません。学校が大切にしていることを理解し、ご家庭として受けとめられているかどうかが見られています。

面接の日程や形式はどこで確認できますか

公式のQ&Aでは、試験日程は変更の可能性があり、ホームページで随時告知すると案内されています。必ず最新の募集要項と公式サイトでご確認ください。

共働きの家庭は不利になりますか

不利になることはありません。放課後の預かりやスクールバスの利用も含め、入学後の生活の見通しが立っていることのほうが大切です。

子どもが黙り込んでしまったらどうすればよいですか

黙ってしまうこと自体が大きな減点になるわけではありません。少し待って自分から話し始められるか、助けを求められるかを見られています。答えられない場面をあえて作って練習しておくと安心です。

準備はいつから始めればよいですか

出願の時期から逆算して、夏のうちに分野ごとの整理を終えておくのが理想です。直前に始めると、どうしても暗記に頼った話し方になります。

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ABOUT ME
うみ塾長
元お受験幼稚園の面接官。株式会社Bright Future Family代表取締役。数多くの願書審査・面接を担当してきた経験をもとに、小学校受験・幼稚園受験の願書作成・面接対策・家庭学習を全国対応でサポート。自身もわが子の小学校受験を経験。『小学校受験の教科書』著者。
藤川海美 (ふじかわ うみ)
うみ塾長
お受験教室代表。
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株式会社Bright Future Family 代表取締役。 元お受験幼稚園の面接官として、数多くの願書を審査し、親御様やお子様の面接を担当。長年の経験を活かし、小学校受験指導に従事。
自らも我が子の小学校受験を経験し、親の立場から見た受験の厳しさを理解。親子が第一志望校に合格するためのサポートを使命とし、命をかけて指導に取り組む。
教育者としての経験と親としての視点を融合させた指導が特徴。
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