シュタイナー学園の入学ってどんな選考ですか?
シュタイナー学園初等部の入学選考について、はじめての方にもわかりやすく整理します。一般的な小学校受験とは異なる考え方をおさえておきましょう。
選考の考え方
シュタイナー学園初等部は、独自のシュタイナー教育を実践する学校です。入学選考も、点数で子どもを比べる一般的なペーパー中心の考査とは考え方が異なります。
面談や体験を通して、家庭がシュタイナー教育をよく理解し、共感しているかどうかが大切にされます。学校と家庭の相性を確かめ合う選考です。
2026年度の1年生募集は26名程度とされています。少人数のため、家庭の理解と方針の一致が特に重視されます。
家庭の理解が大切にされる
シュタイナー教育は、テストや点数評価をせず、子どもの発達に合わせてじっくり育てる独自の教育です。この考え方への理解が入学の前提になります。
入学にあたっては、保護者向けの説明会や面談を通して、教育理念を深く理解することが求められます。家庭の姿勢が問われる選考です。
一般的な「合格するための対策」ではなく、家庭がこの教育を選ぶ理由を明確にしておくことが、いちばんの準備になります。
子どもの様子を見る
選考では、子どもがのびのびと過ごせるか、年齢相応の発達をしているかといった様子が、体験などを通して見られます。
特別な知識や技能を求めるものではなく、子ども本来の姿を大切にする選考です。ふだんの生活を丁寧に送ることが土台になります。
子どもが安心して自分らしく過ごせるよう、日ごろから遊びや自然とのふれあいを大切にしておくとよいでしょう。
一般的な受験との違い
シュタイナー学園の選考は、いわゆる「お受験」の対策とは大きく異なります。ペーパーの反復練習よりも、家庭の理解と子どもの育ちが重視されます。
この違いを理解しないまま一般的な受験対策だけを進めても、学校の求めるものとはかみ合いません。まず教育の考え方を知ることが大切です。
だからこそ、説明会や見学に参加し、シュタイナー教育がわが家に合うかをじっくり考えることが、何よりの準備になります。
情報の確認方法
選考の詳しい内容や日程は、学校の説明会や公式サイト、募集要項で確認できます。まずは学校に直接ふれる機会を持ちましょう。
募集人数や選考方法は年度によって変わります。最新の情報は必ず学校公式サイトや説明会でご確認ください。
シュタイナー教育への理解を深め、家庭に合うかを見極めることが、この学校の選考に向けたいちばん確かな準備になります。
2026年度の選考は「面接」と「面談」でした
シュタイナー学園初等部の選考について、手元の受験資料に記載されているのは次の2つです。志願者への面接と、保護者への面談。この2つが選考の区分として示されています。
ここが、一般的な小学校受験とはっきり異なる点です。多くの私立小学校では、ペーパー、行動観察、制作、運動といった区分が並びます。しかしシュタイナー学園初等部の資料には、そうした区分の記載がありません。お子さんと会って話をすること、そして保護者と話をすること。この2つを通して選考が行われるということです。
学校選びの段階で、この違いは大きな意味を持ちます。ペーパーの点数を積み上げる準備ではなく、この学校の教育をどう受け止めているかを、ご家庭として言葉にできるかどうかが問われる形です。なお、面接や面談で実際に何が話されるかは公表されていませんので、本記事では区分としての事実までをお伝えします。
選考は5日間の期間のなかで行われました
2026年度入試の日程は、資料によると次のとおりでした。
- 願書配付:2025年5月31日、2025年9月6日
- 出願期間:2025年9月8日〜25日
- 選考:2025年10月19日〜23日
- 合格発表:2025年11月17日(発送)
- 募集人数:男女26名
- 考査料:26,000円
目を引くのが、選考が10月19日から23日という5日間の期間で示されていることです。1日で全員をまとめて選考するのではなく、期間のなかで行われる形になっています。面接と面談という区分であることを考えると、一組ずつ時間をとって進められるということでしょう。
もう一つ特徴的なのが、合格発表が11月17日の発送とされている点です。選考の終了からおよそ3週間後になります。発表までの時間が長めに設定されているということも、あらかじめ知っておくと落ち着いて待つことができます。いずれも2026年度の日程です。最新は学校の募集要項でご確認ください。
受験番号と月齢の扱いは、いずれも非公表です
小学校受験では、受験番号がどのように決まるのか、生まれ月による調整があるのかが気になるところです。シュタイナー学園初等部については、受験番号の決まり方も、月齢の考慮の有無も、資料ではいずれも「非公表」と記載されています。
つまり、願書を早く出したほうが有利かどうかも、早生まれのお子さんに配慮があるかどうかも、公表されている情報からは判断できないということです。ここは推測でお伝えするわけにいきません。気になる場合は、学校の説明会や個別の相談の場で直接おたずねください。
非公表であるということ自体にも、意味を読み取ることはできます。番号や月齢といった外形的な条件を前面に出さない学校である、ということです。ご家庭としては、そうした条件よりも、この学校の教育をどう理解しているかに準備の力を注ぐほうが自然でしょう。
シュタイナー教育の学校であることが選考にも表れています
選考のかたちを理解するには、学校そのものの成り立ちを知っておく必要があります。シュタイナー学園初等部が掲げているのは「芸術としての教育」を通して、「知性・感情・意志の調和した、真に自由な人間を育てる」ことです。ルドルフ・シュタイナーの人間観に基づき、子どもの発達段階に応じたカリキュラムが組まれています。
美しさのなかで学ぶ喜び、知性と感情と意志の調和、人や環境とのあたたかいつながりを育てること。そして、自ら学ぶ意欲を生涯失わず、世界に働きかけられる人間を育成することを使命としています。
学校からのメッセージでは、シュタイナー教育は確立された人間観に基づく一貫したカリキュラムを持つとしたうえで、学校で子どもたちにシュタイナーの思想をそのまま教えることはない、と説明しています。掲げているのは《自由への教育》です。
面接と面談という選考のかたちは、この教育観と地続きです。点数で並べるのではなく、その子とご家庭に会って確かめる。そういう選び方をする学校だということになります。
選考に向けて知っておきたい学校の条件
面接と面談に臨む前に、この学校がどういう場所なのかを具体的に押さえておきましょう。資料で確認できる条件は次のとおりです。
- 所在地:神奈川県相模原市緑区名倉2805-1/電話 042-686-6011
- アクセス:JR中央本線「藤野」駅より徒歩約40分、富士急バス名倉循環線「シュタイナー学園前」下車
- スクールバス:なし
- 児童数:約140名、1クラス26名
- 教員数:約20名
- 制服:なし
- 土曜授業:なし
- 昼食:お弁当
- 転入・編入制度:あり(欠員が出たとき)
- 復学制度:なし
制服がなく、土曜授業もなく、昼食はお弁当。スクールバスの運行もありません。こうした条件の一つひとつが、この学校の教育の考え方と結びついています。学校を訪ねずに面接や面談に臨むのは、正直なところ現実的ではありません。まずは学校を見に行くことから始めるのが順序です。
試験内容についてよくある質問
ペーパーテストはありますか
2026年度の資料に記載されている選考の区分は、志願者への面接と保護者への面談の2つです。ペーパー、行動観察、制作、運動といった区分の記載はありません。
面接ではどのようなことが聞かれますか
質問の内容は公表されていません。資料にも記載がありませんので、本記事では取り上げていません。
受験番号はどのように決まりますか
資料では非公表と記載されています。月齢の考慮の有無についても非公表です。
考査料はいくらですか
2026年度の資料によると26,000円です。金額は年度によって変わることがありますので、最新は学校の募集要項でご確認ください。
合格発表はいつですか
2026年度は2025年11月17日の発送と記載されています。選考は2025年10月19日から23日でした。
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