附属札幌小学校の倍率はどのくらいですか?
北海道教育大学附属札幌小学校の受験を考えるうえで、倍率や志願者数の傾向は気になるポイントです。ここでは倍率をどう読み解けばよいか、国立小学校ならではの特徴もふまえて整理します。
倍率の考え方
附属札幌小学校は、志願者数や倍率を非公表としています。ただし、札幌を代表する国立小学校として人気が高く、多くの志願者が集まる学校です。
募集は男女70名程度と限られており、限られた枠に多くの家庭が応募します。抽選も関わるため、倍率という数字だけでは結果を測りにくい面があります。
数字が公表されていないからこそ、倍率にとらわれず、家庭でできる準備を着実に進めることが大切です。
国立小学校の人気
国立小学校は、授業料が実質無償である点や、大学附属としての教育環境から、毎年高い人気を集めています。附属札幌小学校も例外ではありません。
通学区域が指定されているため、応募できる家庭は限られますが、その中でも多くの志願者が集まる人気校です。
人気校である一方、抽選という要素もあるため、実力と運の両方が関わります。仕組みを理解しておくことが大切です。
抽選と選考
附属札幌小学校では、考査や面接に加えて、応募者が多い場合に抽選が行われることがあります。考査だけでなく抽選も選考の一部です。
抽選は年度によって有無や方法が変わります。過去の状況は参考になりますが、毎年同じとは限りません。
こうした仕組みは、私立小学校の受験とは異なります。国立小学校ならではの選考の流れを、事前に理解しておきましょう。
数字に振り回されないために
倍率が非公表であるため、他校のように数字を追うことはできません。だからこそ、目の前のお子さまの力を着実に伸ばすことに集中しましょう。
抽選という運の要素がある以上、結果を完全にコントロールすることはできません。できる準備を淡々と進める姿勢が大切です。
聞く力や生活習慣、人との関わり方は、日々の積み重ねでしか身につきません。数字を気にしすぎず、家庭でできることに目を向けましょう。
公式が公表している数字と、公表していない数字
倍率の話をするときに大切なのは、どこまでが学校の公表した数字で、どこからが推測なのかを分けて見ることです。北海道教育大学附属札幌小学校について、公式が示している数字と示していない数字を整理します。
募集人員は約70名です
学校ホームページで公示された「令和9年度小学1年入学選考および令和8年度転入学選考の日程」(令和8年5月12日付)によると、小学1年の募集人員は約70名です。学校要覧では1年生から6年生まで各学年2学級、全12学級という編成が示されていますので、1学年70名は2学級ぶんという計算になります。
一方で、志願者数や受検者数、合格者数といった数字は、学校ホームページには公表されていません。したがって公式の資料から倍率を計算することはできません。年度ごとの倍率を語る数字を見かけた場合は、その出どころがどこなのかを確かめてから受け止めるのが安全です。
出願そのものに条件がかかっています
倍率を考えるうえで見落とせないのが、出願資格です。公式は令和9年度の出願資格として、本校の教育方針に賛同する保護者の子であること、令和2年4月2日から令和3年4月1日までの生まれであること、令和9年4月1日現在に札幌市内で保護者と居住し午前8時40分までに登校できること、保護者が入学選考説明会に出席することの4点を挙げています。
このうち居住条件と説明会出席は、志願者の母集団そのものを絞る条件です。札幌市外の家庭は出願できませんし、9月末の説明会に出られなければ願書を出す資格が得られません。つまり、私立小学校のように広い地域から志願者が集まる構図とは前提が違うということです。
選考の組み立てから見た「入りやすさ」
公式の日程表に抽選の記載はありません
国立の附属小学校では抽選が行われることがあり、その有無は年度によって変わります。北海道教育大学附属札幌小学校が公示した令和9年度の日程表には、第1次考査(適性検査)を令和8年11月27日(金)、第2次考査(児童本人および保護者への面接)を11月28日(土)に行うことが示されていますが、抽選を実施するという記載はありません。
そのため、抽選の有無を前提に見通しを立てるのではなく、8月下旬に公示される「入学選考について」で最終的な実施方法を確かめるのが確実です。学校は「入学選考について」と「転入学選考実施の有無」を8月下旬に公示する予定としています。
2段階の選考をどう受け止めるか
考査が2日間に分かれているということは、子どもの様子と家庭の考え方の両方が見られるということでもあります。初日の考査だけで決まるわけではなく、翌日の親子面接まで含めて総合的に判断される仕組みです。数字としての倍率よりも、この2日間を落ち着いて過ごせるかどうかのほうが、実際には大きく影響します。
欠員が出たときの転入学選考
1年生の入学以外に、転入学という入り口もあります。ただし公式によれば、転入学選考は欠員が生じた場合のみ実施され、令和8年度の募集人員は未定とされています。実施される場合は12月中旬に選考、3学期からの転入という流れです。毎年必ず募集があるわけではありませんので、転入を検討する場合も8月下旬の公示を確認することになります。
倍率の情報とどう付き合うか
公式が出す情報のカレンダーを持つ
本校の入試情報は、8月下旬の公示、9月の願書配付と入学選考説明会、10月から11月の願書受付、11月末の考査という順で動きます。願書配付は学校窓口が令和8年9月2日から9月29日まで、札幌駅前サテライトが9月3日から9月30日まで。願書受付は10月19日から11月11日までです。この流れを先に頭に入れておけば、根拠のはっきりしない数字に振り回されずに済みます。
合格発表日は説明会で知らされます
公式は合格発表の日について「入学選考説明会の際にお知らせします」としており、ホームページ上では日付を公表していません。発表日を含め、選考に関する細かな情報は説明会で示される形になっています。倍率に関する話も同じで、確かな情報を得たいのであれば、まず説明会に出席することが出発点になります。
受験を考えるご家庭からよく出る質問
兄や姉が在学していると有利になりますか
学校ホームページには、きょうだいの在学を優遇するという記載はありません。公示されている出願資格は生年月日、居住地と登校時刻、教育方針への賛同、説明会への出席の4点のみです。公表されていない扱いを前提に判断しないほうがよいでしょう。
通学時間の目安はどのくらいですか
公式は距離ではなく時刻で条件を示しており、「午前8時40分までに登校できること」が基準です。学校はJR学園都市線のあいの里教育大駅から徒歩20分ほどの位置にあり、同駅前からは中央バスの「麻24」「栄23」「栄20」で5分から10分の「あいの里4条3丁目」が最寄りの停留所です。地下鉄南北線の麻生駅からは「麻24」で34分、東豊線の栄町駅からは「栄23」で30分、「栄20」で36分と案内されています。ご自宅からの実際の所要時間を一度測っておくと、条件を満たせるかどうかが具体的に見えてきます。
公共交通機関で通う子はどのくらいいますか
学校の教育環境のページでは、バス・地下鉄・JR・市電を使って通学している児童が全校児童の約85パーセント(平成25年度)と紹介されています。学校要覧では、公共交通機関の利用がおよそ90パーセントと記されています。多くの家庭が電車やバスでの通学を前提にしている学校だということです。
情報収集のすすめ
募集人数や選考の流れ、抽選の有無は、学校公式サイトの募集要項で公開されます。出願前には必ず最新の情報を確認しておきましょう。
説明会では、選考の仕組みや通学区域について直接確認できます。気になる点を整理して参加すると安心です。
国立小学校は年度ごとに選考方法が変わることがあります。正確な情報は必ず学校公式サイトでご確認ください。
北海道教育大学附属札幌小学校の受験情報は「北海道教育大附属札幌小学校まとめ」でまとめて確認できます。
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