群馬大附属小学校の教育の特色は何ですか?
群馬大学共同教育学部附属小学校は、教育大学の附属校として研究的な教育を行う国立小学校です。ここでは教育の特色と学びの魅力を、はじめての方にもわかりやすく整理します。
つよく ただしく かしこく
群馬大附属小学校は、「つよく ただしく かしこく」を教育目標に掲げています。心身ともに健やかで、正しく判断し、深く考える子どもを育てています。
この目標のもと、学力だけでなく、心や体の成長を大切にした教育が行われています。子どもたちがのびのびと育つ環境が整っています。
一人ひとりが自分らしく力を発揮できるよう、バランスのとれた成長を大切にした教育が学校全体に根づいています。
大学附属校としての教育
群馬大附属小学校は、群馬大学共同教育学部の附属校です。教育の研究や教員養成と結びついた、先進的で質の高い教育が行われています。
附属校では、新しい教育方法の研究や実践が行われることがあります。子どもたちは、工夫された学びの中で力を伸ばしていきます。
大学とのつながりの中で、教育のあり方を探究する環境が整っています。国立の附属校ならではの学びの魅力です。
研究と実践の学び
附属校として、群馬大附属小学校では研究的な授業実践が行われています。子どもたちは、考える力や学ぶ意欲を育む学びに取り組みます。
教育実習の場ともなっており、多くの学生や教員が関わる環境の中で、子どもたちは多様な学びの機会を得られます。
こうした環境は、子どもたちの視野を広げ、学ぶことへの前向きな姿勢を育てます。国立附属校ならではの学びの場です。
歴史と環境
群馬大附属小学校は、1873年創立という長い歴史を持つ伝統ある学校です。前橋の落ち着いた環境で、子どもたちはのびのびと学んでいます。
制服のある学校で、みんなが同じ装いで学ぶことで一体感が生まれます。給食も提供されています。
約600名の子どもたちが学ぶ規模の学校で、多くの仲間とともに成長できます。豊かな人間関係も学びの一つです。
こんな家庭におすすめ
群馬大附属小学校は、大学附属校ならではの研究的で質の高い教育を望む家庭に向いています。経済的な負担が軽い点も魅力です。
心・体・知のバランスのとれた成長を大切にしたいと考える家庭にとって、ふさわしい学校といえるでしょう。
通学区域の指定があるため、まずは応募できる区域かを確認しましょう。学校の雰囲気は、説明会に参加して確かめてみてください。
群馬大学共同教育学部附属小学校の受験情報は「群馬大附属小学校まとめ」でまとめて確認できます。
学校生活の枠組みから見る教育の姿(2026年度)
教育方針は言葉だけでなく、日々の枠組みにあらわれます。手元の受験ガイド(2026年度の情報)で確認できる、群馬大学共同教育学部附属小学校の基本的な条件をまとめました。正式名称は2020年に「群馬大学教育学部附属小学校」から改称されたものです。
| 創立 | 1873年 |
|---|---|
| 教育目標 | つよく ただしく かしこく |
| 児童数 | 602名(1クラス34名) |
| 制服 | あり |
| 土曜授業 | なし |
| 昼食 | 給食 |
1クラス34名という人数は、少人数教育を掲げる学校とは異なる規模です。集団のなかで自分の役割を見つけ、他の子と折り合いをつけながら進む経験を重ねる環境だと考えるのが実際に近いでしょう。
土曜授業がないという点も、方針を映しています。平日の学びに集中し、土曜日は家庭や地域での時間にあてる組み立てです。習い事や家庭での過ごし方をご家庭で設計する余地が大きい、という言い方もできます。
研究校としての一年のリズム
国立大学の附属小学校の大きな特徴は、教育研究の場を兼ねていることです。2026年度の年間行事には、6月の公開研究会と9月の教育実習が組まれています。
公開研究会は、他校の先生方に授業を公開して意見を交わす場です。教育実習の時期には、大学生が教室に入って授業を担当します。子どもにとっては、担任以外の大人と関わる機会が毎年めぐってくるということでもあります。人見知りの強いお子さんには負担に感じられる場面があるかもしれませんし、逆にいろいろな大人と接することが刺激になるお子さんもいます。どちらが向いているかは、ご家庭で率直に話し合っておきたいところです。
体を動かす行事と地域とのつながり
年間行事を見ると、体を使う活動と地域に出る活動が定期的に置かれています。5月のリレー大会、9月の運動会、1月の長なわ大会は、いずれも学級や学年で力を合わせる種目です。勝ち負けよりも、同じ目標に向けて練習を重ねる過程が生活の軸になります。
9月には前橋クリーン作戦も行われています。学校の外に出て地域の一員としてふるまう経験は、教科の学習だけでは得にくいものです。宿泊をともなう行事としては、5年生の林間学校と6年生の修学旅行があります。
幼稚園から大学までつながる環境
系列校として、群馬大学共同教育学部附属幼稚園、群馬大学共同教育学部附属中学校、群馬大学共同教育学部附属特別支援学校、そして群馬大学と大学院があります。附属の幼稚園・中学校・特別支援学校が同じ大学のもとに並んでいる環境です。
年間行事には2月の附属中学校体験入学(6年)も組まれています。ただし、附属中学校へ内部進学できるのか、試験があるのかについては手元の資料に記載がありませんので、ここでは断定しません。進学の扱いは学校の説明会や募集要項でご確認ください。
教育の特色についてよくある質問
英語やプログラミングの独自カリキュラムはありますか
手元の受験ガイドには、教科ごとの独自カリキュラムについての記載がありませんでした。研究校としての取り組みは公開研究会などで発表されますので、関心があれば学校の案内をご確認ください。
安全面の取り組みはどうなっていますか
2026年度の資料では、火災・地震・不審者侵入を想定した避難訓練、登下校時の交通指導、毎月の安全点検、防犯カメラの設置、警備員2名の配置、登下校通知システムが挙げられています。訓練が行事として年間に組み込まれている点も特徴です。
帰国後に編入することはできますか
帰国子女の受け入れはありません(2026年度)。転入・編入の制度は附属小学校どうしのあいだで用意されており、復学制度は国内1年以内・海外2年以内という条件が示されています。ご家庭の事情に当てはまるかどうかは、学校へ直接ご確認ください。
考査ではどのような力が見られますか
考査の内容は非公表です(2026年度)。教育目標が「つよく ただしく かしこく」であることや、集団での行事が多いことから、日々の生活の積み重ねが土台になるとは言えますが、出題内容を推測して書くことはできません。募集要項でご確認ください。
入学前に見学できますか
2026年度は2025年6月24日に学校説明会が開かれ、資料の配布と説明にあわせて施設見学が行われました。年度によって開催日は変わりますので、最新は学校の案内でご確認ください。
150年を超える歩みが今の教育につながっています
教育の特色を理解するうえで、学校の成り立ちも手がかりになります。2026年度の資料に示されている沿革の節目は次のとおりです。
- 1873年 小学校教員伝習所を開設
- 1879年 附属小学校の工事が完成
- 1904年 群馬県女子師範学校に附属小学校を設置
- 1949年 群馬師範学校男子部・女子部の附属小学校を統合
- 1966年 群馬大学教育学部附属小学校となる
- 2004年 国立大学法人となる
- 2020年 群馬大学共同教育学部附属小学校となる
出発点が「小学校教員伝習所」であることが示すとおり、この学校は最初から教員を育てる場と結びついて生まれました。今も教育実習や公開研究会が年間行事に組み込まれているのは、その延長線上にあります。研究と実践が同じ場所で回っている環境を、6年間の学びの舞台としてどう受け止めるか。学校選びの軸のひとつになる部分です。
なお2020年の改称は学部の再編にともなうもので、現在の正式名称は群馬大学共同教育学部附属小学校です。書類や検索で旧称を見かけた場合は、いつの時点の情報かをあわせて確認してください。
志望校対策に、うみ塾長制作の教材があります
元お受験幼稚園面接官のうみ塾長が、願書・面接・学校選びを教材にまとめています。
学校全体の雰囲気からつかみたい方は、どんな学校?校風と歴史をプロが解説をご覧ください。
卒業後の進路については、進学先は?中学以降の道をプロが解説でまとめています。
ニュースを見逃さないように登録する
Google ニュースでフォローする1.jpg)


























