埼玉大附属小学校を卒業したらどこに進学しますか?
埼玉大学教育学部附属小学校の卒業後の進路は、学校選びの大切な検討材料です。ここでは系列校への進学について、はじめての方にもわかりやすく整理します。
系列中学への進学
埼玉大附属小学校の卒業生は、系列の埼玉大学教育学部附属中学校へ進学する道があります。同じ附属校として、学びを続けやすい環境です。
ただし、国立の附属校では、小学校から中学校へ全員が自動的に進学するとは限りません。連絡進学の仕組みや条件は年度によって異なります。
進学の仕組みは私立の一貫校とは異なります。最新の連絡進学の条件は、必ず学校公式サイトや説明会でご確認ください。
中学以降の進路
系列の附属中学校へ進んだ場合も、高校は附属校がないため、高校受験を経て進学することになります。
附属中学校での学びを通して、子どもたちは自分の進路を考えていきます。国立附属校ならではの質の高い教育が、その土台になります。
小学校・中学校での9年間の学びは、その後の進路を支える確かな力になります。長い見通しを持って学べる環境です。
国立附属校の進学の特徴
国立小学校からの進学は、私立の一貫校とは仕組みが異なります。系列中学への進学に一定の条件がある点をおさえておきましょう。
附属校での学びは、研究的で質が高く、子どもたちの学ぶ力を育てます。進学先でも生きる基礎力が身につきます。
進学の見通しについては、家庭でも早めに情報を集めておくことが大切です。説明会などで確認しておくと安心です。
6年間で育つ力
埼玉大附属小学校で培われる、自主的に取り組む力や豊かな人間性は、中学以降の学びにつながる大切な土台になります。
研究的な学びの中で育まれる考える力や学ぶ意欲は、進学後の学校生活でも子どもたちを支えていきます。
基礎学力と人と関わる力をしっかり身につけることは、どの進路に進むうえでも欠かせません。日々の学びの積み重ねが力になります。
資料で確認できる系列校の全体像
小学校の6年間の先を考えるとき、まず知っておきたいのが系列校の顔ぶれです。手もとの受験ガイド資料には、埼玉大学教育学部附属小学校の系列校として次のものが挙げられていました。
幼稚園は埼玉大学教育学部附属幼稚園、中学校は埼玉大学教育学部附属中学校です。あわせて埼玉大学教育学部附属特別支援学校があり、その上には埼玉大学と同大学院が位置しています。
ここで注意していただきたいのは、系列に高等学校がないという点です。中学校までは同じ埼玉大学教育学部の附属校として道がつながっていますが、その先は外部の高校を受験することになります。私立の小中高一貫校とは、進路の設計がまったく違います。
中学校3年生の段階で高校受験が必ずあるという前提は、小学校を選ぶ時点で理解しておく必要があります。逆にいえば、6年間そして9年間を、高校受験という区切りに向けて積み上げていく学校だということです。
内部進学について、資料から言えないこと
保護者の方からよくいただくのが「小学校から中学校へは全員が上がれるのか」というご質問です。ここは正直にお伝えします。
手もとの資料には、埼玉大学教育学部附属小学校から附属中学校への進学率や、進学の条件についての記載がありません。全員が進学できるのか、一定の基準があるのか、あるいは別途の手続きが必要なのか、資料からは判断できないのです。
分からないことを推測でお伝えすることはできませんので、この記事では内部進学の仕組みについて具体的な数字や条件を示しません。気になる方は、学校公開や説明会の場でご確認ください。2026年度は、学校公開・説明会が2025年10月21日、入学検査日程説明会が2025年11月13日に行われています。
なお、転入・編入の制度については資料に記載があり、欠員が出たときに限られ、しかも附属校間のみとされています。復学の制度は「なし」、帰国子女の受け入れも「なし」です。附属校どうしのつながりが強い一方で、外部との出入りは限られている仕組みだと分かります。
6年間を見通すために確認しておきたい条件
進学のことを考えるとき、学力の話だけに目が向きがちですが、それ以前に確かめておきたい条件があります。
ひとつは通学区域です。資料によると、通学区域はさいたま市と川口市の一部、蕨市の全域、戸田市の全域とされています。国立小学校では通学区域が在籍の前提になりますので、6年間のあいだに転居の可能性があるご家庭は、あらかじめ学校に確認しておく必要があります。
もうひとつは学校の規模です。資料によると児童数は628名、1クラスは35名、教員数は非常勤9名を含めて37名です。1学年およそ100名という集団のなかで6年間を過ごすことになります。
学校生活の条件としては、制服はなく、土曜授業もありません(登校日はあります)。昼食は給食で、アレルギー対応は要相談とされています。スクールバスはありませんので、通学は公共交通機関か徒歩です。
そして、教育目標です。資料によると「勤労をいとわない自主的精神の旺盛な、人間性豊かなよき社会人を育成する」とされています。中学校や高校の名前ではなく、この一文に共感できるかどうかが、6年間を納得して過ごせるかの分かれ目になります。
進学についてよくある質問
系列の中学校はありますか
あります。資料によると、埼玉大学教育学部附属中学校が系列校として挙げられています。
系列の高校はありますか
資料に挙げられている系列校のなかに高等学校はありません。中学校を卒業したあとは、外部の高校を受験することになります。
中学校へは全員が進学できますか
資料には進学率や進学の条件についての記載がありません。推測でお伝えすることはできませんので、学校公開や説明会でご確認ください。
系列の幼稚園から小学校へ上がることはできますか
埼玉大学教育学部附属幼稚園が系列校として挙げられていますが、幼稚園から小学校への進学の扱いについては資料に記載がありません。この点も学校に直接ご確認ください。
途中で転校することはできますか
資料によると、転入・編入は欠員が出たときに限られ、しかも附属校間のみです。復学の制度は「なし」、帰国子女の受け入れも「なし」とされています。
大学まで進む道はありますか
系列には埼玉大学と同大学院が位置していますが、附属中学校から大学への内部進学の扱いについては資料に記載がありません。中学校卒業後に高校受験があることを踏まえると、大学までの一貫した進学を前提にできる仕組みではないと考えておくのが自然です。
附属校のつながりは、どこから生まれたのか
系列校の顔ぶれを見ていると、なぜこうした形になっているのかが気になるかもしれません。資料の沿革をたどると、その背景が見えてきます。
始まりは1874年(明治7年)、埼玉県師範学校の中に附属小学校が開設されたことです。1877年(明治10年)には浦和小学校を附属小学校とし、児童を同校へ移して教育実習が始まりました。1903年(明治36年)には埼玉県女子師範学校附属小学校が開設され、これが現在の高砂小学校にあたります。1935年(昭和10年)に現在地へ新築されました。
大きな転機は戦後です。1949年(昭和24年)、埼玉師範・青年師範学校・浦和高等学校を併合して埼玉大学が設置されたことに伴い、埼玉大学附属小学校となりました。そして1951年(昭和26年)に、現在の埼玉大学教育学部附属小学校という名称に改称されています。
つまりこの学校は、もともと教員を育てるための実習の場として生まれ、大学の設置とともに大学の附属校になった、という成り立ちです。幼稚園・小学校・中学校・特別支援学校が同じ教育学部の下に並んでいるのも、教員養成という共通の目的があるからです。進学の道筋を考えるうえでも、この背景を知っておくと納得しやすいでしょう。
なお、こうした沿革は資料に基づくものです。最新の学校の姿は、学校公開や説明会でご確認ください。
家庭で考えておきたいこと
進学を考えるうえで、系列中学への連絡進学の仕組みや条件を、事前に理解しておくことが大切です。私立とは異なる点に注意しましょう。
中学以降は高校受験もふまえて、長い見通しを持って学びを支えていくことが大切です。家庭でも子どもの学びを応援しましょう。
進路に関する不安や疑問は、説明会で直接確認できます。子どもの将来を見据えて、納得のいく学校選びをしていきましょう。
埼玉大学教育学部附属小学校の受験情報は「埼玉大附属小学校まとめ」でまとめて確認できます。
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