青山学院横浜英和小学校ってどんな学校ですか?
青山学院横浜英和小学校は、1900年(明治33年)創立の歴史ある学校です。前身の女学校まで含めると140年を超える伝統を持ち、キリスト教主義の教育を大切にしてきました。ここでは学校の全体像をわかりやすく解説します。
学校の歴史
青山学院横浜英和小学校のルーツは、1880年(明治13年)に設立されたブリテン女学校にさかのぼります。長い歴史の中で、時代とともに歩みを重ねてきました。
1900年(明治33年)には横浜英和女学校附属幼稚園が設けられ、1996年に横浜英和小学校へと改称されました。2020年には創立140周年を迎えています。
同じ年に青山学院横浜英和小学校へと校名を改め、青山学院との関わりを一層深めました。伝統を土台に、新しい歩みを続ける学校です。
校風と教育理念
「心を清め、人に仕えよ」というスクールモットーが、学校全体の空気を形づくっています。キリスト教主義にもとづき、感謝と奉仕の心を育てます。
子どもたちは、かけがえのない存在として愛されていることを実感しながら、他者を思いやる心を育んでいきます。温かな校風が魅力です。
一人ひとりを大切にする指導のもと、子どもが自分らしく成長できる環境が整えられています。心と学力の両方を育てる学校です。
学校の規模と環境
児童数は約391名で、1クラスおよそ33名の規模です。教員29名が、児童一人ひとりに目を配りながら、きめ細やかに指導しています。
横浜市内でありながら、豊かな緑に囲まれた小高い丘の上に立地しています。静かで恵まれた環境が、落ち着いた学びを支えています。
自然に触れながら過ごす日々は、子どもの感性を豊かに育てます。都市の便利さと自然の豊かさを兼ね備えた立地が特徴です。
系列校とのつながり
系列には横浜英和幼稚園や、青山学院横浜英和中学高等学校があります。幼稚園から高校まで続く、一貫した教育環境が整っています。
小学校で培った学びと心のあり方が、中学・高校へと引き継がれます。長い年月をかけて子どもの成長を支える点が、大きな魅力です。
青山学院大学の系属校でもあり、将来の進路の選択肢が広がります。長期的な視点で子どもを育てたい家庭に向いた環境です。
資料で確認できる学校の基本データ
手もとの受験ガイド資料から、青山学院横浜英和小学校の輪郭になる項目を書き出しておきます。
- 所在地:神奈川県横浜市南区蒔田町124/電話 045-731-2863
- アクセス:横浜市営地下鉄「蒔田」駅より徒歩8分、京急線「井土ヶ谷」駅より徒歩18分、バス停「通町一丁目」下車 徒歩10分
- 創立:1900年/創立者 H・G・ブリテン
- 児童数:391名/1クラス33名
- 教員数:29名(講師8名を含む)
- 制服:あり
- 土曜授業:なし
- 昼食:給食(月・火・木・金)、弁当(水)
- スクールバス:なし
- アフタースクール:あり
キリスト教(プロテスタント系)の男女共学校です。全校391名という規模は、1学年およそ65名、2クラスという計算になります。
年表でたどる、140年を超える歩み
資料には沿革が載っています。年を取り出すと次のような流れです。
- 1880年:前身となるブリテン女学校が設立される
- 1900年:横浜英和女学校附属幼年学校に改称
- 1996年:横浜英和小学校に改称
- 2003年:新校舎が完成
- 2020年:創立140周年、青山学院横浜英和小学校に改称
1900年の改称先は、資料には「横浜英和女学校附属幼年学校」と記載されています。始まりは1880年のブリテン女学校で、そこから数えて2020年が創立140周年にあたる、という書き方です。
校名が変わった年については、公式の沿革で確認を
ここで、ひとつ丁寧にお伝えしておきたいことがあります。
手もとの資料には、小学校が「青山学院横浜英和小学校」に改称したのは2020年と記載されています。それ以前は1996年から「横浜英和小学校」でした。これが資料に書かれている事実です。
一方で、この学校について「2016年に青山学院大学の系属校になった」という説明が世の中には広く流通しています。系属校になった年と、小学校の校名が変わった年は、そもそも別のできごとですし、中学校・高等学校の改称年と小学校の改称年が同じとも限りません。
そのため、この記事ではどちらか一方を正しいものとして断定いたしません。系属校になった年と、校名が変わった年については、必ず学校の公式の沿革でご確認ください。願書や面接で学校の歩みにふれる場面もありますので、ここは伝聞ではなく一次情報にあたっておかれることを強くおすすめします。
スクールモットーとして掲げられていること
資料には、教育方針としてスクールモットー「心を清め、人に仕えよ」が記されています。
神様から与えられている自分の賜物を磨き、それを自分のためでなく隣人に奉仕し、社会に貢献できる、愛に満ちた人間を育むという思いが込められていると資料には説明されています。あわせて、子どもたちの心と体の健やかな成長を見守っている、とも記されています。
教育の中身については、横浜市内でありながら緑に囲まれた小高い丘の上にあること、授業では基礎・基本の学力を身につけるため一人ひとりを大切にし個に合った指導を心がけていること、小学生のうちにしっかりした学習習慣をつけ主体的に学ぶ姿勢を養うことを目標にしていることが記載されています。
入試の輪郭を、ひととおり押さえておく
2026年度入試について資料に載っている内容をまとめます。
- 募集人数:男女66名(内部進学者を含む)
- 考査の区分:ペーパー、集団行動、制作、親子面接、保護者アンケート
- 受験番号:生年月日順/月齢の考慮:あり
- 出願期間:2025年9月4日〜10日/選考:10月21日/合格発表:10月22日(Web)/入学手続き:10月24日
- 考査料:20,000円
志願者数は男女別に5年分が載っています。2026年度が男子101名・女子137名(合計238名)、2025年度が男子95名・女子127名(222名)、2024年度が男子97名・女子149名(246名)、2023年度が男子92名・女子124名(216名)、2022年度が男子77名・女子148名(225名)です。合計は男女を足したもので、資料に合計欄はありません。
そして、ここが大事な点です。資料には合格者数の記載がありません。ですから実質倍率は算出できません。分かるのは募集66名に対する応募倍率までで、2026年度なら約3.6倍という数字になります。ただし募集66名には内部進学者が含まれると資料に明記されていますので、これは実態より低く出ている見かけの倍率です。
費用と、環境が変わる場合の制度
2026年度の費用として資料に記載があるのは次のとおりです。入学時に入学金280,000円と施設費120,000円。月額で授業料52,000円・施設費5,000円・教育充実費6,500円・安全管理費400円・PTA会費800円・旅行積立金2,000円。さらに給食費が月額7,750円、学級費が年額でおよそ67,000円です。給食費まで含めた月額の合計は74,450円になります。授業料52,000円は年額ではなく月額ですので、読み違えないようご注意ください。
転勤などで環境が変わる場合の制度も記載されています。転・編入制度あり(欠員が出たとき/7月・2月に試験を実施)、復学制度あり(6年生の4月までに復学)、帰国子女は特別枠なし(転・編入試験と同様の扱い)です。
系列校としては、幼稚園に横浜英和幼稚園、中学校・高等学校に青山学院横浜英和中学高等学校が挙げられています。ただし内部進学の条件や割合についての記載はありません。
どんな学校かについて、よくある質問
男女共学ですか
資料には男女共学と記載されています。前身は女学校でしたが、現在は男女がともに学ぶ小学校です。
キリスト教の信者でないと入れませんか
資料には、入学の条件として信仰を求める記載はありません。礼拝や聖書の授業といった具体的な取り組みについても記載がありませんので、気になる場合は説明会でおたずねください。
アレルギーへの対応はありますか
資料の昼食欄には記載がありません。週4日の給食がある学校ですので、対応の有無を含めて必ず学校にご確認ください。
安全対策はどうなっていますか
資料には、児童の登下校時以外は校門を施錠すること、保護者は「保護者証」を携帯し電子ロックとモニターが付いた通用門から入校すること、保護者以外の来校者は学院正門の警備員室で手続きをして「来校者証」を身につけることが記載されています。
いちばん確実な情報の集め方は何ですか
学校説明会に足を運ぶことです。資料には2027年度に向けて、学校説明会2026年6月6日、入試説明会2026年9月5日という予定が載っています。年2回と機会が限られていますので、早めに予定を空けておかれることをおすすめします。
なお、ここに挙げた数字と日程はすべて資料に基づくものです。募集人数・費用・日程はいずれも年度によって変わりますので、最新は学校の募集要項でご確認ください。
どんな家庭に向いているか
キリスト教主義の心の教育に共感し、確かな学力と豊かな人間性の両方を大切にしたい家庭に、青山学院横浜英和小学校は向いています。
一人ひとりを大切にする校風は、我が子をていねいに見守ってほしいと願う家庭に安心感を与えます。落ち着いた環境で学ばせたい方にもおすすめです。
学校の雰囲気は、実際に説明会や行事で感じ取るのが一番です。詳しい情報は学校公式サイトでもご確認ください。
青山学院横浜英和小学校の受験情報は「青山学院横浜英和小学校まとめ」でまとめて確認できます。
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学校の考え方は、説明会で直接感じ取るのがいちばんです。説明会は?参加のポイントをプロが解説もご確認ください。
入学準備でまず気になる持ち物については、制服は?身だしなみをプロが解説で詳しくご紹介しています。
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