桐光学園小学校って、どんな学校なんですか?
桐光学園小学校(神奈川県川崎市)ってどんな学校か、全体像が気になる方へ。特徴や校風を、お受験指導のプロがまとめて解説します。
桐光学園小学校の基本情報
桐光学園小学校は、神奈川県川崎市麻生区にある共学の私立小学校です。1996年に創立され、児童数は約432名の規模です。1クラス36名で編成されています。
幼稚園から高校までを擁する桐光学園の一員で、小田急多摩線「栗平」駅から徒歩約15分の立地です。スクールバスも運行されています。
多摩丘陵の自然を身近に感じられる、落ち着いた環境の学校です。まずは学校の全体像を押さえておきましょう。
「意志・表現・感謝」を柱とする教育
桐光学園小学校は、「意志」「表現」「感謝」を柱に教育を行っています。自分の意志を持ち、思いを伝え、感謝する心を育てる教育が特徴です。
学力だけでなく、人としての土台となる心を育てることを大切にしています。落ち着いた校風のなかで、豊かな人間性が育まれます。
子どもが自分で考え、最後までやりとげる力を育てる教育です。
きめ細かい指導と自主性の尊重
桐光学園小学校では、日々のきめ細かい指導と、子どもの自主性の尊重を両立しています。一人ひとりに目を配りながら、自分で考える力を育てます。
基礎基本の定着を大切にし、子どもの「知りたい」「分かりたい」という気持ちに積極的に応えます。分かる喜びを積み重ねられる環境です。
ていねいな指導のもと、のびのびと着実に成長できるのが魅力です。
小中高一貫の環境と安全対策
桐光学園小学校は、系列の桐光学園中学校・高等学校へとつながる環境が整っています。大学進学の実績でも知られる学園です。
教職員による登下校指導や防犯カメラの設置、メール配信システムなど、安全対策にも力が入れられています。安心して預けられる環境です。
長い見通しのなかで、じっくり学べる環境が魅力です。
こんな家庭に向いている
自主性を育てる教育を望む家庭、「意志・表現・感謝」の校風に共感する家庭、小中高一貫の環境を重視する家庭に向いています。
きめ細かい指導や、大学進学まで見据えた環境に魅力を感じる家庭にも、桐光学園小学校はぴったりです。
まずは説明会やオープンスクールで、学校の雰囲気を実際に確かめてみるとよいでしょう。子どもとの相性を見極めることが大切です。
桐光学園小学校の受験情報をまとめて読みたい方は、【桐光学園小学校】受験情報まとめもあわせてご覧ください。
公式サイトが掲げている建学の心と、学校の成り立ち
桐光学園小学校の公式サイトには「建学の心」として、創立者である小塚光治先生の考えが記されています。教師と生徒、生徒同士の心が触れ合い、火花を散らすことで互いの心が融け合い、心の扉が開く。その触れ合いを通して、素直さ、優しさ、感動する心、そして個性を引き出し伸ばしていくことが学園の使命だとされています。
そのうえに立つのが校訓の「意志」「表現」「感謝」です。公式サイトは、最後までやり遂げるには意志が、思いやりを持って気持ちを伝えるには表現力が、人とのつながりを深めるには感謝の気持ちが必要だと説明しています。さらに、この3つそれぞれについて低学年・中学年・高学年の段階的な目標が定められています。たとえば「意志」は、低学年の「努力する心」から始まり、高学年では「より高い目標に向けた努力」へと発展していく形です。
学校の成り立ちも、公式サイトの沿革のページで確認できます。学園の出発点は1965年に小塚光治先生が開園した川崎みどり幼稚園(現・みどり幼稚園)です。1972年に学校法人桐光学園が認可され、1978年に高等学校、1982年に中学校の第一期生が入学しました。1991年には中学校・高等学校に女子部が設置されています。そして小学校が開校したのは1996年で、2001年に開校5周年、2008年に12周年、2016年に20周年の記念式典が行われています。幼稚園から順に積み上げてきた学園の、いちばん新しい部分が小学校ということになります。
校章は、意匠化された桐の葉と花の紋章に「桐」と「光」の文字を組み合わせたものです。基本になっているのは「五三の桐葉型」で、創立者が学んだ東京高等師範学校(現在の筑波大学)の校章に通じるデザインだと説明されています。このほか、卒業生の保護者がデザインした「フライング・T」と呼ばれるスクール・アイデンティティマークもあります。
12年一貫の環境と、学校生活を支えるしくみ
同校は小学校から高等学校までの12年一貫教育を掲げています。公式サイトのよくある質問には「原則として全員が桐光学園中学校に進学できます」と明記されており、中学受験のために外へ出る必要がない環境です。中学校へ進んだあとは、慣れ親しんだ環境の強みを活かして多くの生徒がリーダーとして活躍している、とも書かれています。
学校生活を支えるしくみもいくつかあります。授業では、英語・音楽・図工・体育が全学年で専科教員の担当です。1〜3年生の「表現」、3年生以上の国語・算数・社会・理科にも担当教員による授業があり、副担任も配置されています。クラス替えは2年ごと、つまり3年生と5年生への進級時に行われます。
異学年のつながりも大切にされています。縦割りの通学地区グループと、1年・3年・5年、2年・4年・6年という「兄弟学年」のパートナー関係があり、レクリエーションや清掃活動を一緒に行います。4年生から6年生はクラブ活動、5年生と6年生は委員会活動にも参加します。
校地の広さも同校の特徴です。体育や休み時間に使うAグラウンドには竹馬広場があり、人工芝のBグラウンドには一輪車の練習コーナーと、隣接する水田で5年生が稲作を体験できる環境があります。じゃがいもやトマト、きゅうり、大根を育てる農園、3年生が世話をするうさぎ小屋、畳を敷いて寝転がって本が読める図書コーナー、コイやメダカのいるビオトープ「せせらぎ」、多目的ホールの「ひかりホール」なども紹介されています。
学校の特徴についてよくある質問
共学ですか、男女の人数に決まりはありますか
共学です。公式サイトの2027年度募集要項によると、募集人数は計72名で、男子36名・女子36名(内部進学者を含む)と示されています。男女それぞれに枠がある形です。
土曜日は学校がありますか
公式サイトのよくある質問には、月曜から金曜が通常授業で、土曜日は学校開放、土曜講習、ふれあい活動、制作活動などを行うと書かれています。1〜3年生は親子で参加する制作活動やふれあい活動、4年生以上は少人数制の土曜講習です。4年生は体験学習と国語・算数の発展学習、5・6年生は国語・算数・社会・理科の発展学習に取り組み、4年生以上には合唱部の活動もあります。
給食はありますか
公式サイトのよくある質問に「給食はなく、毎日お弁当持参です」と明記されています。用意できない場合は、学校でお弁当を注文することもできると書かれています。
通学できる地域に制限はありますか
公式サイトの通学地域のページには「本校では通学地域に制限を設けていません」と明記されています。ただし「小学生が毎日通うことを考え、体力・安全面を考えて、各家庭で判断していただきたい」とも書かれています。よくある質問でも、通学時間に制限はないが各家庭で判断してほしいという同じ趣旨の説明がされています。
保護者が学校に行く機会はどのくらいありますか
公式サイトのよくある質問によると、年間13回の来校があります。懇談会、授業参観、個人面談、各行事などが含まれます。父母会では代議員、制服リサイクル、収穫祭、運動会、会報、もちつき会といった活動があり、7月の収穫祭では6年生が育てたジャガイモでカレーを、12月のもちつき会では3年生が育てた大根でお雑煮を作ります。保護者球技会として年2回のバレーボール大会も行われています。関わる機会が多い学校ですので、そのつもりで見ておくとよいでしょう。なお、ここに書いた内容は加筆時点(2026年8月)に公式サイトで確認できたものです。最新の情報は学校公式サイトでご確認ください。
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