千葉日本大学第一小学校って、どんな学校なんですか?
千葉日本大学第一小学校(千葉県船橋市)ってどんな学校か、全体像が気になる方へ。特徴や校風を、お受験指導のプロがまとめて解説します。
千葉日本大学第一小学校の基本情報
千葉日本大学第一小学校は、千葉県船橋市習志野台にある共学の私立小学校です。1986年に創立され、児童数は約382名の規模です。1クラス35名で編成されています。
日本大学の系列校で、中学・高校、日本大学へとつながる環境が整っています。東葉高速「船橋日大前」駅から徒歩約15分、各方面からのスクールバスでも通えます。
一貫教育の環境が魅力の学校です。まずは学校の全体像を押さえておきましょう。
「真・健・和」を校訓とする教育
千葉日本大学第一小学校は、「真」「健」「和」を校訓に掲げ、しつけ・道徳・体力づくりを重視しています。真心を持って正しく行動する心と、人と協力し合う心を育てます。
あいさつや礼儀を大切にし、心身ともに健やかな子どもを育てる校風が特徴です。生活習慣の土台を育てる教育です。
学力だけでなく、人としての土台をしっかり育てるのが、この学校の教育の魅力です。
通学方面別のふれあい活動
千葉日本大学第一小学校には、通学方面ごとに児童が集まる「ふれあい活動」があります。上級生が下級生を思いやりながら、学年を超えて交流します。
異年齢の関わりのなかで、協調性や思いやりが育まれます。学年を超えたつながりが、子どもの成長を支えます。
通学方面別の活動は、通学の安全にもつながる、あたたかい仕組みです。
日本大学までつながる一貫教育
千葉日本大学第一小学校は、日本大学の系列校として、中学・高校、そして日本大学へとつながる一貫した環境が整っています。
長い見通しのなかで、じっくりと学びを積み重ねられるのが大きな魅力です。目先の受験にとらわれない教育が可能です。
大学まで見据えた学びの環境が、子どもの将来の可能性を広げます。
こんな家庭に向いている
あいさつや礼儀、体力づくりを大切にする教育を望む家庭、大学までのつながりを重視する家庭、落ち着いた環境でじっくり学ばせたい家庭に向いています。
しつけや道徳を重んじる校風や、日本大学までの一貫教育に魅力を感じる家庭にも、千葉日本大学第一小学校はぴったりです。
まずは説明会で、学校の雰囲気を実際に確かめてみるとよいでしょう。子どもとの相性を見極めることが大切です。
千葉日本大学第一小学校の受験情報をまとめて読みたい方は、【千葉日本大学第一小学校】受験情報まとめもあわせてご覧ください。
公式サイトが掲げている理念と、40年の歩み
千葉日本大学第一小学校の公式サイトには、学園共通の教育理念として「絆を重んじ、良き生活習慣をもった次世代人の育成」という言葉が掲げられています。そのうえで、学校としての教育方針を次の3点に整理しています。
- 時代に即応した教育の実践
- 国際人としてのしつけ、道徳の充実
- 自然に親しみ、体力の増進
「一人ひとりの『良さ』と『可能性』を見いだし育むのが初等教育の大きな役割」であり、目指すのは「毎日、学校へ行くことが楽しくて仕方ない学園生活」だとも書かれています。学力を伸ばすことと、生活の土台を整えることを同じ重さで語っているのが、同校の言葉づかいの特徴です。
沿革のページからは、学校の歩みもたどれます。母体である日本大学中学校の創立は1913年(大正2年)で、日本大学として最初の付属校でした。小学校はそれよりずっとあとの1986年(昭和61年)4月に「日本第一学園小学校」として開校し、1996年(平成8年)4月に現在の「千葉日本大学第一小学校」へ校名を変更しています。
男女共学になったのは1997年(平成9年)4月で、第一学年から実施されました。そして2025年(令和7年)9月に新校舎が落成し、同年11月に小学校創立40周年の記念式典が行われています。2026年(令和8年)4月には第七代校長として坂田光章先生が就任しました。校舎も体制も新しくなった時期にあたる、という点は志望理由を考えるときの手がかりになります。
日本大学の学部と結びついた学びと、学校生活の柱
同校の特色としてまず挙げられるのが、日本大学の各学部と直接つながった体験です。公式サイトには、次のような小大連携の例が示されています。
- 薬学部…4年生が薬草園を見学し、約千種類の植物について学びます
- 理工学部…3年生は物の流れ、5年生は音響実験室やプラズマの実験、6年生は色と光を学びます
- 生産工学部…5年生がデザインの学習を通して、日常を科学の視点でとらえ直します
- 松戸歯学部…6年生が口腔に関する授業で、歯みがきとフッ素について学びます
授業の面では、英語・理科・音楽・図工の4教科に専門の教員による専科制が敷かれています。英語は1年生から外国人教員と日本人教員が担当し、2年生からアルファベットとフォニックスに入り、高学年では文章づくりやディベート、英語劇まで進みます。理科は3年生から始まり、日本大学の各学部と連携したSTEAM教育が組まれています。図書館には専任の司書がいて、週1回の読書の授業を担当しています。
生活面の柱が、通学方面ごとに異年齢のメンバーで編成される「さくら班」です。毎週水曜日の「さくらタイム」に班で決めた遊びを行うほか、「なかよし登校」「なかよし下校」、班長による読み聞かせの「さくら読書」、一緒に食事をする「さくら昼食」があります。年に一度の「校外さくら活動」では、児童が自分たちで計画を立て、各集合場所からディズニーランドへ出かけます。公式サイトには、この班での経験が災害時や非常時の集団登下校にも生きる、と説明されています。
ICTの面では、以前はメディアルームのパソコン40台を共有していたところから、現在は1人1台のiPadが使える環境に移行しています。2020年5月からオンライン授業を実施してきた経験をふまえた整備で、デジタル教科書やAIドリルも活用されています。
学校の特徴についてよくある質問
共学ですか、男女の人数に決まりはありますか
共学です。公式サイトのQ&Aでは、募集70名について「男女の人数は決まっていません。成績順に上位者から入学となります」と説明されています。男女枠を前提にした対策は必要ない、ということになります。
通学できる地域に制限はありますか
公式サイトのQ&Aには「国内外のどこに住んでいても受験できます。基本的に通学範囲の制限もありません」と明記されています。通学区域で受験をあきらめる必要はありませんが、通学時間そのものは6年間続くものですので、実際の経路を一度歩いてみることをおすすめします。
スマートフォンや携帯電話は持たせられますか
公式サイトのQ&Aでは「携帯電話は、届出により所持を認めています。スマホについては、弊害の方が大きいという判断で許可していません」と説明されています。電車やバスで通う児童が多い学校ですので、連絡手段は認めつつ線を引く、という考え方です。
安全面はどのように守られていますか
公式サイトの安全対策のページには「起こらない・起こさせない」という方針が示されています。警備員の配置と巡回、来校者のネームプレート着用、防犯カメラの設置、児童の防犯ブザー携帯に加えて、校門を通過すると保護者のアプリやメールに通知が届く「ミマモルメ」が導入されています。AEDを設置して全職員が毎年消防署の研修を受けていること、避難訓練を全校児童対象で年3回行っていることも記載されています。
学校が大切にしている生活習慣は何ですか
公式サイトのQ&Aでは、あいさつ、5分前行動、整理整頓、そして自ら課題を見つけて学ぶ「自学」が挙げられています。どれも家庭で今日から始められることばかりです。なお、ここで挙げた内容は加筆時点(2026年8月)に公式サイトで確認できたものです。最新の情報は学校公式サイトでご確認ください。
1年を通じた行事の流れは【千葉日本大学第一小学校】年間行事の記事にまとめていますので、入学後の生活を思い描くときにご覧ください。
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