暁星国際小学校って、どんな学校なんですか?
暁星国際小学校(千葉県木更津市)ってどんな学校か、全体像が気になる方へ。特徴や校風を、お受験指導のプロがまとめて解説します。
暁星国際小学校の基本情報
暁星国際小学校は、千葉県木更津市矢那にある共学の私立小学校です。1995年に創立され、児童数は約267名の規模です。1クラス35名を定員としています。
幼稚園から中学・高校までを擁する暁星国際学園の一員で、豊かな自然に囲まれた広い敷地に位置しています。
多方面からスクールバスが運行され、幅広い地域から通学できるのも特徴です。まずは学校の全体像を押さえておきましょう。
カトリック精神に基づく教育
暁星国際小学校は、キリスト教(カトリック)の精神に基づく人格の陶冶を大切にしています。思いやりや感謝の心を育てる教育が特徴です。
知的能力の育成とともに、「生きる力」を養うことを目指しています。学力だけでなく、人としての土台づくりを重視する校風です。
落ち着いた宗教的情操教育のなかで、誠実に物事に向き合う姿勢が育まれます。
英語・フランス語の国際教育
英語週6時間・フランス語週2時間という、充実した語学教育が大きな特色です。外国人教員による授業もあり、生きた言葉に日常的に触れられます。
2025年度からは1年生から2コース制(レギュラー/インターナショナル)が導入され、家庭の方針に合わせた学びが選べます。
語学を通じて、国際的な視野や異文化への理解も育まれます。世界に目を向ける土台づくりが意識されています。
系列校と充実した環境
暁星国際小学校は、系列の暁星国際中学校・高等学校へとつながる環境が整っています。長い見通しのなかで、じっくり学べます。
広い敷地には体育館などの施設が整い、置き去り防止装置や防犯カメラなど、安全対策にも力が入れられています。
自然のなかでのびのびと過ごしながら学べるのも、暁星国際小学校ならではの魅力です。
こんな家庭に向いている
語学や国際教育に力を入れたい家庭、キリスト教の人格教育に共感する家庭、自然豊かな環境で学ばせたい家庭に向いています。
系列の中学・高校までのつながりを重視する家庭にも、暁星国際小学校の一貫した環境は魅力的です。
まずは説明会や授業見学会で、学校の雰囲気を実際に確かめてみるとよいでしょう。子どもとの相性を見極めることが大切です。
暁星国際小学校の受験情報をまとめて読みたい方は、【暁星国際小学校】受験情報まとめもあわせてご覧ください。
数字で見る暁星国際小学校
- 所在地 千葉県木更津市矢那1083
- 電話番号 0438-52-3851
- 開校 1995年(平成7年)
- 創立者 田川茂
- 児童数 267名
- 1クラスの定員 35名
- 教員数 25名(非常勤6名を含む)
- 募集人数 第1回 男女50名/第2回 男女若干名
- 考査料 20,000円
これらは2026年度入試の時点で案内されていた内容です。最新の情報は学校の募集要項でご確認ください。
学年あたり50名前後、全校で267名という規模です。教員25名という数とあわせて見ると、子ども1人あたりに向けられる目の数は多いほうだといえます。
生活の枠組み
- 制服 あり
- 土曜授業 あり(土曜日は12時55分下校)
- 昼食 給食(アレルギー対応あり)
- スクールバス あり(複数の駅から運行)
土曜日にも授業があるということは、週末の予定の立て方が公立小学校とは変わるということです。習い事や家族の予定は、土曜の午後からになります。ここは入学前に家族で確認しておきたい点です。
沿革が示す、学校の成り立ち
暁星国際小学校の歩みは次のとおりです。
- 1995年 男女共学の小学校として開校
- 2001年 第1回卒業生17名
- 2003年 インターナショナルコース開設
- 2005年 第2体育館完成
学園全体では、1979年に暁星国際高等学校、1981年に暁星国際中学校が開校しています。小学校ができたのは、そのあとです。系列には、暁星君津幼稚園、暁星国際新浦安幼稚園、そして2016年に開校した暁星国際流山小学校があります。
第1回の卒業生が17名という数字は、開校当初の規模を物語っています。そこから現在の267名まで育ってきた学校だということです。
寮は2024年3月に閉鎖されています
暁星国際小学校を調べていると、寮のある学校という説明に行き当たることがあります。しかしこれは、現在の状況とは異なります。
公式サイトには、小学校の寮は2024年3月に閉鎖し、寮生の受け入れは行っていないと、日本語と英語の両方で明記されています。
古い記事や資料を参考にしていると、この点を見落としたまま検討を進めてしまいます。遠方からの通学を寮で解決するという選択肢は、現在の小学校にはありませんので、通学はスクールバスと公共交通で成り立つかどうかで判断してください。なお、災害時には併設の中学・高等学校の寮を緊急避難場所として使用すると案内されています。
入試と費用の全体像も、あわせて見ておきましょう
どんな学校かを判断するには、入試のかたちと費用も材料になります。2026年度の入試は第1回と第2回に分かれ、第1回は出願が2025年10月14日から18日、選考が10月25日、合格発表が10月29日、入学手続きが10月30日から11月7日でした。第2回は出願が11月10日から15日、選考が11月22日、合格発表が11月27日、入学手続きが11月28日から12月5日です。
考査の内容は、ペーパー、口頭試問、行動観察、制作、運動の5つで、これに保護者面接が加わります。受験番号は願書の受付順で決まり、月齢への配慮は行われていないと案内されています。
費用は、入学時に入学金200,000円と施設設備費100,000円、月額は授業料25,000円、施設維持費10,000円、後援会費3,000円、児童会費500円で合計38,500円です。このほかに給食費とスクールバス代が必要と案内されています。
考査が5つの領域にわたり、そこに保護者面接が加わるということは、子どもの力だけを測る入試ではないということです。学校が家庭のあり方まで含めて見ようとしている点は、この学校の性格をよく表しています。
入学前に確認しておきたい制度面の3点
転入・編入と復学
転入・編入の制度はあると案内されています。ただし、外国籍の場合は保護者の就労が条件になるとされています。一方、いったん退学したあとに戻る復学の制度はないと案内されています。転勤の可能性があるご家庭は、この点を早い段階で確認しておいてください。
帰国子女の受け入れ
帰国子女の受け入れはあります。欠員が生じたときに、随時試験を実施する形です。決まった時期の募集ではありませんので、該当するご家庭は学校に直接おたずねください。
コースの扱い
資料で確認できるのは、2003年に開設されたインターナショナルコースで週6時間の英語授業が行われていること、そして2025年度より1年生にフランス語のコースが設置されたことです。コースの正式な呼び名や、選び方、途中での変更の可否については確認できていませんので、募集要項と説明会でご確認ください。
暁星国際小学校についてよくある質問
どんな家庭に向いていますか
土曜日にも授業があり、語学の時間が多い学校です。週末の時間の使い方が学校中心になることを受け入れられるご家庭、そして語学を6年間続ける価値を感じているご家庭には合いやすいでしょう。反対に、放課後や土曜を習い事に充てたいご家庭にとっては、窮屈に感じられるかもしれません。
キリスト教の家庭でなくても大丈夫ですか
信仰を入学の条件とするという案内はありません。ただし、キリスト教の精神にもとづき、人格の陶冶、知的能力の育成、新時代の国際人の育成を建学の心としている学校です。この考え方が教育の土台に置かれていることを受け止められるかどうかは、ご家庭で話し合っておきましょう。
安全面の備えはどうなっていますか
教職員による校舎内外の見回り、保護者によるスクールバスの停車場周辺や駅、電車内の見回り、学期ごとの年3回の避難訓練、防犯カメラの設置、1人につき3日分の給食備蓄が案内されています。保護者が見回りに関わる仕組みがある点は、入学後の関わり方として押さえておきたいところです。
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