南山大学附属小学校は他校と併願できますか?
日程と併願の出発点
併願を考えるうえで最初に確認したいのが、考査日程が他校と重なっていないかです。日程が重なると受験自体ができないため、志望する学校の日程を早めに並べて見比べておきましょう。
出願方法や合格発表・入学手続きの締め切りも学校ごとに異なります。手続きのスケジュールまで含めて、全体を見渡しておくことが大切です。
無理のない組み合わせ
お子さまの負担を第一に、受験する学校の数や順番を考えましょう。連日の受験は思った以上に体力を使うため、詰め込みすぎないことが、当日のコンディションを守ります。
併願校を選ぶ視点
偏差値や知名度だけでなく、校風や教育方針がわが家に合うかを基準に選ぶと、どの学校に進んでも納得できる受験になります。「ここなら通わせたい」と思える学校を選ぶことが大切です。
【南山大学附属小学校】日程を正確に押さえることが併願の第一歩です
併願を考えるうえで、まず必要なのは正確な日程です。公式サイトの入学案内では、2027年度入学者を対象とする入試について、次のように案内されています。
- 出願期間:2026年9月15日から10月2日まで(消印有効)
- Web出願:2026年10月1日正午まで
- 考査:2026年11月7日(土)
- 面接試験:2026年11月14日(土)または15日(日)のいずれか1日
日程は年度によって変わりますので、必ず最新の募集要項でご確認ください(上記は公式サイト掲載時点の情報です)。
ここで見落としてはいけないのが、考査と面接が別の日に行われるという点です。つまり、南山大学附属小学校を受験するご家庭は、11月の土日を2回、この学校のために空けておく必要があります。併願先の考査日や面接日がこの2日と重なっていないかを、カレンダー上で必ず突き合わせてください。
出願の締切が二重になっていることにも注意
出願期間についても、郵送は10月2日の消印有効、Web出願は10月1日の正午までと、締切が異なります。Web出願のほうが先に閉じますので、Webで手続きを進める前提のご家庭は、実質的な締切を10月1日の正午と考えて動く必要があります。
併願校が増えるほど、この種の細かい締切の管理は難しくなります。学校名、出願方法、締切日時、必要書類を一覧にした表をご家庭で1枚作っておくと、取り違えが起きにくくなります。
【南山大学附属小学校】特別入学審査制度という早い入り口
南山大学附属小学校には、11月の一般的な入試より前に行われる制度があります。公式サイトの入学案内では、幼稚園等特別入学審査制度が案内されており、2027年度入学者を対象とする審査日は2026年8月22日(土)とされています。
また、公式サイトのQ&Aでは、幼稚園への通園の有無にかかわらず受験できること、推薦の枠があることが説明されています。
夏の時点で結果が分かる制度があるということは、秋の併願の組み方が変わる可能性があるということでもあります。ただし、対象や条件、出願の方法は年度ごとに定められますので、ご家庭が該当するかどうかは必ず募集要項と学校への確認で押さえてください。ここは推測で判断してよい部分ではありません。
転入学・編入学試験も選択肢のひとつです
公式サイトでは、転入学・編入学試験も案内されており、2027年1月9日(土)が試験日とされています。1年生での入学だけがこの学校に入る道ではない、ということです。
もちろん、欠員の状況によって実施の有無や募集する学年は変わります。それでも、この制度を知っているかどうかで、秋の併願を何本組むかという判断は変わってきます。くわしくは南山大学附属小学校の編入に関する記事もあわせてご覧ください。
【南山大学附属小学校】通学条件が併願先の顔ぶれを変えます
併願校を選ぶとき、偏差値や校風だけを並べても答えは出ません。実際に効いてくるのは、通えるかどうかという条件です。
南山大学附属小学校について、公式サイトのQ&Aでは次のことが説明されています。
- 通学は徒歩または公共交通機関を利用し、車での送迎は禁止
- スクールバスの運行は計画なし
- 通学距離の制限はなし
つまり、この学校に通うには、ご自宅から公共交通機関だけでたどり着ける必要があります。車送迎が可能な学校やスクールバスのある学校とは、そもそも通学の設計が違うということです。併願先を並べるときは、それぞれの学校の通学条件を確認したうえで、同じ家から両方に通えるのかを考えてください。合格してから通えないことに気づくのが、いちばん避けたい事態です。
優遇制度がないことも知っておきましょう
公式サイトのQ&Aでは、兄弟姉妹が在籍している場合、卒業生の子である場合、共働きである場合などについて、いずれも優遇はないと明記されています。保護者の学歴や職業が合否に影響することもないとされています。
これは、なにか特別な事情がないと受からない学校ではない、という意味でもあります。出願の資格については、家庭と学校との教育連携に賛同することが前提とされていますので、併願する場合でも、この学校の教育に共感しているかどうかを、ご家庭のなかで一度言葉にしておく必要があります。
【南山大学附属小学校】併願についてよくある質問
何校まで受けるのが適切ですか
決まった正解はありませんが、判断の軸になるのはお子さまの体力です。考査と面接で最低2日、併願校が2校あればさらに数日、これに願書提出や説明会が加わります。園を何日休むことになるかを数えてみると、現実的な本数が見えてきます。第1志望の考査の前日に別校の考査を入れる組み方は、できるだけ避けたいところです。
志望理由書は他校と同じ内容でよいですか
いけません。南山大学附属小学校は、キリスト教精神を基盤とし、人間の尊厳のためにを学園のモットーに掲げています。この学校でなければならない理由は、他校の文章を流用したのでは書けません。宗教教育が週1時間の授業と毎日の祈りとして日常にあること、南山学園としての一貫教育があることなど、この学校固有の要素とご家庭の方針が重なる点を探して書いてください。願書の書き方の記事や願書作成サポートもご活用ください。
キリスト教の信者でないと不利になりますか
公式サイトのQ&Aでは、他の宗教を信仰している場合でも受験できると説明されています。大切なのは、学校の教育の基盤を理解し、そこに賛同できるかどうかです。
面接では併願していることを話すべきですか
聞かれてもいないのに他校名を並べる必要はありません。たずねられたときは正直にお答えし、そのうえでこの学校を志望する理由に話を戻すのが基本です。取りつくろった答えは、続く質問で必ず揺らぎます。面接の質問に関する記事もあわせてどうぞ。
公立小学校を前提に第1志望だけ受けてもよいですか
もちろん構いません。私立の結果がどうであれ、地域の公立小学校には就学できます。併願を無理に増やすより、第1志望に向けてお子さまが落ち着いて臨める状態をつくることのほうが、結果につながることも多いものです。
学校の全体像は南山大学附属小学校の受験ガイド、地域の学校選びは名古屋・愛知の私立小学校の比較記事で整理しています。併願の組み方に迷われたときは、オンライン個別相談もご利用ください。
まとめと確認先
日程や出願条件は年度によって変わります。最新の日程・要項は、各校の公式発表で必ずご確認ください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
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