暁星小学校を受験するから試験内容を知りたい!
有名伝統校でありながら、お子様の実力を重視した考査を行うことで有名な暁星小学校。一次試験の「学力テスト(ペーパーテスト)」や「運動テスト」は、小学校受験準備をする男子の中でもトップレベルに難しい課題となります。また「生活テスト」と呼ばれる二次試験も、行動観察、図画工作の複合型で、その最中にお子さんの生活力も試される試験内容となっています。私立小学校の中でも最難関校のひとつである暁星小学校の試験をプロが徹底解説します。
本記事では、暁星小学校作文作成代行や暁星小学校回答集作成付き面接レッスンで高い合格実績を誇る筆者が
暁星小学校の試験内容についてご紹介します。
大切なのは、以下の3点です。
・見られる範囲が広く、苦手をつくらないことが大切であること
・指示を最後まで聞いてから取り組む習慣をつけること
・日常の生活力が、そのまま課題の中で見られること
暁星小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
暁星小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【暁星小学校】試験の流れ
暁星小学校の一次試験は、生年月日順に行われます。数年前までは年度によって順番を入れ替えていましたが、コロナ禍以降4月生まれからの順番で固定されてきています。
試験会場である学校に入ってまず驚くのは、在校生が案内係を務めていることではないでしょうか。高学年の在校生が各教室まで案内してくれたり、待合室で待っている間のお世話係として活躍している姿に我が子の未来の姿を重ね、胸を熱くするご家族も多いことでしょう。
エントランスを抜けた受付で受験番号のふられたゼッケンと番号札を受け取ります。受験生はゼッケンをつけ、付き添いの保護者は首から番号札を書けるように指示があります。
その後、受験番号ごとに振り分けられた各教室で親子で試験開始を待ちます。待ち時間が30~1時間程度におよぶこともありますので、受験生は絵本や折り紙を持ち込んでも問題ありません。
中には、小学生が読むような児童書や宇宙や歴史に関する図鑑を熟読しているお子さんもお見かけします。ただ、そんな熱気に負けず、受験者が1番リラックスできるお道具を用意することがベストです。
試験時間が近づくと、案内係の在校生から、これがお手洗いに行ける最後の時間になるという案内があり、行きたい人がいるかどうかを確認されます。この時に、必ずお手洗いを済ませておきましょう。
その後、受験者は試験会場に移動。保護者も別のフロアにある待合室に移動し試験終了を待つことになります。保護者待合室にも案内係の在校生が1人ついてくれます。困りごとや案内については、この児童に質問をすることになります。
【暁星小学校】一次試験の内容
暁星小学校の一次試験は、ペーパー試験から運動テストという順番で進んでいきます。詳しく見ていきましょう。
一次試験①学力テスト
暁星小学校のペーパーは大問8~9問で構成され、大問1つにつき小問題が4~5個配置されています。1つ1つの問題は難易度はそこまで高くなく、丁寧に解いていくことで回答に辿りつける良問が中心です。しかし暁星小学校のペーパーはそんな幅広い問題を「短時間」で「大量」に解く必要があり、スピード感とリズムがとても大切になります。また、大問1で頻出のお話の記憶は4~5分に渡る長いお話を耳だけで覚え問題を解いていく必要があり、記憶問題が苦手な受験者にとっては高いハードルとなっています。また、過去には童謡のメロディを聞かせたうえで、その曲がどの季節を歌ったものかを答えさせる、2段構えの知識が必要な問題もありました。しかしこれも、基礎的な知識と学力があれば組み合わせで答えられるものです。
一次試験②運動テスト
暁星小学校の運動ではボールを使った課題が頻出です。基礎的な動作であるドリブルはもちろん、ボールを天井目掛け垂直に投げてその間に手を3回叩いてから落ちてくるボールをキャッチする、技能とスピードを要求されるテストは暁星小学校の名物です。
八の字ドリブルランは、試験官の先生によってタイム測定もされていますのでまさに本気の一本勝負。直線はスピードを重視し、八の字に回る時は丁寧にミスなくと柔軟な対応が求められます。
【暁星小学校】二次試験の内容
一次試験を突破した受験生数は日後に行われる二次試験に進みます。一次試験で受け取ったゼッケンと番号札をそのまま使いますので、しっかり保管しておきましょう。
2022年度実施(2023年度入学)の二次試験では、事前にホッチキスと軍手を使うことが明示されました。実際の試験ではほとんど出番がなかったようですが、暁星小学校は入学後に校外学習や図工の時間にホッチキス、軍手を使う機会が頻繁にあるそうです。その為、入学前に取り扱えるお子さまを…という確認をしたかったのかもしれませんね。
二次試験①生活テスト
二次試験は「生活テスト」と呼ばれる、行動観察と絵画工作を中心に、生活力をはかるテスト内容が盛り込まれています。
例えば、新聞紙でできるだけ長い棒を作る。その棒をわっかにして、チーム戦で輪投げ勝負をするといった創意工夫の必要となる課題が出されます。
「新聞紙なんて丸めたことがない!」といったお子さんもたくさんいたそうです。様々な道具や素材にふれ、多くの経験を積むこと。もしくは、初めて挑戦することに対して前向きにチャレンジする姿勢が求められますね。
絵画は、共同制作なども頻繁に出題されます。コロナ禍で一時控えられていましたが、今後もまた復活すると思われます。
また、この課題の最中に、靴を脱いでマットの上で取り組むようにという指示が出ることもあります。この時に、靴を脱ぎ散らかしていないか、しっかりそろえられるかなど。まさに生活力を試される項目もあるそうですよ。同様に、工作を行った机の上がきちんお片付けされているか、指示通りにお洋服をたためるか。など…暁星小学校の生活テストは、カトリック女子校レベルの高い生活力と身のこなしが求められます。男の子にとっては、ある意味一番の難所になるかもしれませんね。
【暁星小学校】ペーパーで問われている中身
大問の数が多いぶん、どの大問で何を答えさせられるのかを知っておくと、家庭学習の組み立てがぐっと楽になります。ここでは問題文そのものではなく、どんな中身の問題が出ているのかを分野ごとに整理します。
大問1に置かれることが多いお話の記憶は、4分から5分ほどの長いお話を耳だけで聞き取り、そのあとに、誰が出てきたか、何をしたか、いくつあったか、どんな順番だったかを答えていく形です。絵本のような短い話ではなく、場面がいくつも切り替わる話が読まれますので、途中で聞き逃さない集中力が必要になります。
常識の分野では、季節に関する知識が形を変えて問われます。行事や草花、生き物を季節ごとに分けさせる形のほかに、童謡のメロディを聞かせて、その曲がどの季節のものかを答えさせる形が出されたこともありました。歌を知っていることと、その歌の季節を結びつけられることの、二つがそろって初めて答えにたどりつく問題です。
数量や図形、推理といった分野は、一問あたりの難しさよりも、短い時間で正確に処理できるかどうかが問われます。数を数えて多い少ないを比べる、いくつ違うかを答える、見本と同じ形をさがす、頭の中で形を動かしてどう見えるかを答えるといった、標準的な形の問題が並びます。基礎の問題集を繰り返し、迷わずに手が動く状態をつくっておくことが、そのまま得点につながります。
運動の課題も、単純な体力測定ではありません。ボールを真上に高く投げ上げ、落ちてくるまでの間に手をたたいてから受け止めるといった、二つの動きを組み合わせる課題が出されてきました。指示を一度で理解し、そのとおりに体を動かせるかどうかを見る内容だと考えておくとよいでしょう。
二次試験の生活テストでは、新聞紙を使ってできるだけ長い棒をつくり、それを輪にしてチーム戦の輪投げにつなげるといった、手を動かしながら工夫する課題が出されています。作品の出来ばえを競うものではなく、初めての材料にも前向きに取り組めるか、友だちと相談しながら進められるかを見る課題です。
【暁星小学校】試験内容をプロが解説まとめ
名門男子校である暁星小学校の試験内容はいかがだったでしょうか。ただ「ペーパーができる。運動ができる。」だけでは乗り越えられない総合力が求められる大変厳しい試験です。しかし、逆に言えば暁星小学校レベルの対策ができていれば、どんな難問や運動にぶつかってもさらりと乗り越えられる強い実力がついているということ。大変挑戦し甲斐がありますね。難易度に恐れをなすことなく、家族一丸となって乗り越えてください。
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試験内容を把握できたら、合格ラインの目安もあわせて確認しておきたいところです。倍率や難易度の実像は【暁星小学校】偏差値・倍率は?難易度をプロが解説でまとめています。
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