開智小学校(総合部)を受験するから願書の書き方を知りたいなー。
開智小学校は、埼玉県さいたま市にある共学の私立小学校です。
「開智」の名付け親は、ノーベル生理学賞・医学賞を受賞された大村智さんで、同校の名誉学園長にも就任しています。
探究学習や異年齢学級、12年間を4・4・4制に分けた特色ある教育で、未来のリーダーを育てています。
子供たちの個性や能力を見極め、発達段階に合わせた熱心な教育方法が話題となり、毎年多くの志願者が受験します。
願書は他校と違い特色が強いため、しっかりとした対策が必要です。
本記事では、開智小学校(総合部)のオーダーメイド願書作成を行う小学校受験のプロが開智小学校(総合部)小学校の願書の書き方について解説します。
【開智小学校(総合部)】願書の特徴
開智小学校(総合部)の願書では、併願用・第一志望用に分かれていて項目が少し違います。
ですから、それぞれの書き方をしっかりと抑えておくことが重要です。
まず併願用願書の項目を見てみましょう。
併願用願書
- ご家庭の教育方針や、志願者のアピール
潔いほどシンプルな内容です。
罫線は引かれておらず、記入欄も大きいため準分にアピール可能です。
しかし、こういった願書では書きたいことを詰め込みすぎて多くの保護者が及第点に達することのできない悪印象な願書を作成しがちです。
そのため注意が必要な項目ですね。
次に、第一志望者専用の願書項目を紹介します。
第一志望用
- ご家庭の教育方針や、志願者のアピール
- 自己発信自己申告書
自己発信自己申告の項目は、記入欄が足りない場合、別紙に書いて添付することが可能です。
では、それぞれの内容について詳しく見ていきましょう。
【開智小学校(総合部)】併願用の願書書き方のポイント
他校と共に開智小学校(総合部)を併願する志願者は、願書の項目が一点のみです。
その分記入欄はA4用紙一枚分と大きいため、内容に一貫性をもたせられるような書き方を心がけてください。
罫線が引かれていないため、字の大きさや読みやすさを考慮し、斜め字にならないよう気をつけて記入します。
まずは下書きを行い、枠内に収まるのか確認してくださいね。
ご家庭の教育方針や志願者のアピール
ご家庭の教育方針
開智教育に関するご意見
志願者のアピール
課題があるとすればどんなところ
入学後どんなことを倒しみに
開智小学校(総合部)の併願用願書では、「志望理由」ではなく「家庭の教育方針や志願者のアピール」になります。
しかし、軽くで良いので志望理由にも触れておくと良いですね。
「国際社会に貢献する、心豊かな、創造力・発信力をもったリーダーを育てる」というのが、開智小学校の教育理念です。
その点を踏まえて、学校の方針から大きく外れることのないようなエピソード、教育観をアピールできると好印象です。
インターナショナルスクールの出身者や帰国子女は、ぜひこちらにその旨もアピールしましょう。
開智小学校(総合部)では、国際教育も重視しているため、英語力や国際性を育む教育をすでに実施されている点は好印象です。
もちろん、現時点では英語教育を行っていなくても問題になりません。
その場合は、創造力や探究心に関するエピソードを考えると良いでしょう。
【開智小学校(総合部)】第一志望用の願書書き方のポイント
開智小学校(総合部)の第一志望用願書は少し独特です。
先に述べた通り、2つ目の項目である「自己発信自己申告書」については、別紙に書いて添付することも可能です。
かといって、字数を気にせず何枚も書いてしまっては先生も困るでしょう。
別紙に記入する場合も、A4用紙一枚に収まると見やすくて内容も理解しやすくなります。
ご家庭の教育方針や志願者のアピール
併願者の願書と同じ項目です。
開智小学校(総合部)の教育理念や方針についてしっかりと理解し、共通する教育方針を書き込みます。
併願者よりも学校への理解が求められますから、説明会には参加しておくことをおすすめします。
また、その際過去の入試問題も販売されますから、ぜひ手に入れておきたいところですね。
志願者のアピールポイントも併願者と同様に、国際教育をすでにされている場合は必ず記入します。
また、学校の求める人物像に合うようなエピソードを、成長する過程もわかるようにまとめると良いでしょう。
併願者よりも記入スペースは少ないため、簡潔かつ興味を惹かれるエピソード一点を厳選する必要があります。
自己発信自己申告書
開智小学校(総合部)を第一志望とする志願者は、試験科目で「自己発信」と「ペーパーB]を選択できます。
自己発信自己申告では、子供が試験当日にやりたいこと(アピール)を願書に書き、披露します。
時間は約10分で、例年音楽や英語スピーチ、運動など様々なことを行う志願者がいます。
こちらを選択し合格した志願者は、非常にレベルの高いものを披露されています。
しかし、先生方はお子さんの挑戦心や、トラブルに見舞われてもめげずにやり遂げる心の強さもしっかりと見ていますから、レベルが高ければ合格、というものではありません。
また、自己発信できる特技を持つまでの、お子さんの努力の過程も重視されます。
ぜひ練習を徹底し、願書でもその成長過程や努力した内容をフォローできるように対策してくださいね。
別紙に書いて添付する場合、こちらの記入欄には「別紙に記入いたしました」など一言添えると丁寧で良いでしょう。
また、コンクール受賞歴や渡航歴、大会出場歴など、当日披露するものに実績がある場合は、すべて記入してください。
開智小学校(総合部)の合格を目指すなら願書が重要な理由
開智小学校(総合部)の願書は、他校とは違う特色があり、毎年多くの保護者が頭を悩ませます。
特に第一志望者の「自己発信自己申告書」は、当日のアピールだけでなく、そこに行き着くまでお子さんがどのように努力してきたか、ご家族がどのように支えてきたかもしっかりと願書から確認されます。
願書の難易度としては、かなり高いものですね。
開智小学校(総合部)への志望度が高く、必ず合格したい、しかし願書の内容が難しく書ききれないと悩んでいるご家庭は、ぜひ願書作成代行を活用してください。
小学校受験のプロフェッショナルである私が、開智小学校(総合部)合格を勝ち取るための願書を丁寧に作成します。
自己発信についてのご相談にものりますので、ぜひ一度お問い合わせください。