開智所沢小学校に、途中から編入することはできますか。
試験の内容や、どの学年で募集があるのかを知りたいです。
開智所沢小学校は、転編入試験を毎年実施しています。ただし、どの学年でも受けられるわけではなく、募集のある学年は年度ごとに変わります。
試験の中身も、入学試験とはまったく別のものです。就学前の考査ではなく、いまの学年までの学習内容が問われます。
大切なのは、以下の3点です。
・募集がある学年と人数は年度ごとに変わり、募集なしの学年もあること
・試験は国語と算数、そして受験生面接と保護者面接という組み立てであること
・出題の範囲は現在の学年の3月までとされていること
開智所沢小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
開智所沢小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【開智所沢小学校】転編入試験は毎年実施されています
関連動画:開智所沢小学校について
開智所沢小学校は2024年に開校した新しい学校です。学年ごとの在籍数が定員に届いていない時期があり、その空きを埋める形で転編入試験が行われてきました。
ただし、学年が上がって在籍者が増えるにつれ、募集の枠は少しずつ小さくなっていきます。実際に、直近の案内では募集のない学年も出ています。「まだ新しい学校だから入りやすい」という前提で考えるのではなく、その年度に募集があるかどうかを、そのつど確認していくことが大切です。
学校は募集の内容が変わった場合に案内を更新すると示していますので、志望される場合は公式サイトの入学案内をこまめに見ておきましょう。
【開智所沢小学校】2027年度の募集学年と人数
開智所沢小学校は、公式サイトの入学案内のページで転編入試験の情報を公開しています。令和9年度(2027年度)4月入学を対象とした募集は、次のとおり示されています。
- 小学校新2年生 なし
- 小学校新3年生 若干名
- 小学校新4年生 なし
- 小学校新5年生 若干名
このように、募集がある学年と、募集がない学年がはっきり分かれています。「編入できる学校」ではあるものの、「いつでも、どの学年でも入れる学校」ではない、というのが実際のところです。
人数についても「若干名」とだけ示されており、具体的な数は公表されていません。学校は志願者数や合格者数も公表していませんので、倍率を数字で語ることはできません。募集内容は年度によって変わりますので、必ず学校公式の最新の案内をご確認ください。
なお、海外からの帰国生については別途個別に問い合わせる形が案内されています。ここでいう帰国生とは、海外に1年以上お住まいで、帰国後3年以内の方を指すと示されています。
進学の仕組みや、小学校から中等教育学校へのつながりについては開智所沢小学校の進学先の記事で整理していますので、編入後の6年間を考えるときにあわせてご覧ください。
【開智所沢小学校】転編入試験の内容
学校が公式に示している内容は、次のとおりです。
学力試験は国語と算数
科目は国語と算数の2つです。教科書の問題よりも少しだけ難度の高い問題も出題される、と案内されています。範囲は現在の学年の3月までとされていますので、いま通っている学校でこれから学ぶ内容まで含めて、一年分を見渡した準備が必要になります。
「少しだけ難度が高い」という言い方が示すとおり、特殊な問題ばかりが出るわけではありません。教科書の内容を確実に理解したうえで、初めて見る形の問題でも落ち着いて読み取れるかどうかが分かれ目になります。
受験生面接と保護者面接は別々に行われる
面接は、お子さまと保護者で別々に実施されます。学校は面接で聞く内容についても、なぜ開智所沢小学校に編入したいのか、自分の得意なことをどのように伸ばしたいのか、といった点を尋ねると公表しています。
つまり、志望の理由をお子さま自身の言葉で語れることが求められます。保護者が用意した言葉を覚えさせるのではなく、お子さまが「この学校で何をしたいか」を自分で話せるところまで持っていってください。ご家庭側の面接の考え方は開智所沢小学校の面接の記事も参考になります。
英語力やプレゼンテーションは直接の試験科目ではない
英語探究の学びで知られる学校ですので、「英語ができないと難しいのでは」と心配される方が多くいらっしゃいます。学校は、編入試験で直接的に英語力やプレゼンテーションのスキルを試すわけではない、と説明しています。英検やTOEICのスコアによる加点や優遇もありません。
ただし、入学後は英語を使う場面が多くありますので、合格そのものより入学後を見据えて、少しずつ触れておくことをおすすめします。
過去問題は公開されていない
転編入試験の過去問題は、公開も販売もされていません。ですから、出題そのものを先取りして対策する方法はありません。現在の学年の内容を、教科書レベルから一段ていねいに固めていくのが唯一の道になります。
【開智所沢小学校】学校が求めている児童像
学校は転編入試験のページで、求める児童・生徒の姿を公表しています。要点は、次のような考え方です。
- 変化の激しい社会の中で、社会に貢献しようという使命感を持っていること
- 深い理解と知識、そして実際に動ける力と、国際的な広い視野を持っていること
- 筋道を立てて考え、自分で課題を見つけて解決しようとする意欲と力があること
- 学園の理念や教育目標、方針を、ご家庭として共有できること
また、転入するお子さまに求める姿は、新入学のお子さまに求める姿と同じであるとも示されています。つまり編入だからといって、別のものさしが用意されているわけではありません。
ここで大切なのは、四つ目です。学校の理念に納得したうえで6年間をともにできるかどうかは、ご家庭側の判断でもあります。探究型の学び、異学年でつくる学級、英語を使う場面の多さ。これらがお子さまに合っているかどうかを、必ず一度ご家族で確認してください。教育の中身は開智所沢小学校の教育の記事にまとめています。
【開智所沢小学校】転編入に向けた準備の進め方
準備は、大きく三つに分けて考えると進めやすくなります。
いまの学年の学習をていねいに固める
範囲が現在の学年の3月までである以上、これから学ぶ単元も含めて一年分を見渡す必要があります。学校の進度より先に進める必要はありませんが、「なんとなく解けている」状態は残さないでください。とくに算数は、答えが合っていても考え方を説明できるかを確認しておきましょう。
お子さま自身の言葉を育てる
面接で問われるのは、なぜこの学校に移りたいのか、自分の得意なことをどう伸ばしたいのか、です。日ごろから「どうしてそう思ったの」と理由を聞く会話を重ねておくと、当日も自分の言葉が出てきます。
ご家庭で学校を実際に見る
説明会や公開行事に足を運び、在校生の様子を見てから判断してください。いまの学校での様子と重ねながら、お子さまが楽しく通えそうかを確かめる。この一歩が、面接で語る言葉の重みにもつながります。開智所沢小学校の説明会の記事もあわせてご覧ください。
【開智所沢小学校】転編入試験についてよくあるご質問
入学試験で不合格だった場合でも受けられますか
過去に受験されたことがあるかどうかで、転編入試験の受験が制限されるという案内は出ていません。募集のある学年であれば、改めて挑戦する道はあります。数年のあいだにお子さまの姿は大きく変わりますので、そのときの力で見てもらうことになります。
私立小学校から転校することはできますか
学校のよくあるご質問の中でも取り上げられている項目です。募集のある学年であることが前提になりますので、まずは公式の案内で募集学年をご確認ください。
英語の経験がないと入学後に苦労しますか
編入試験そのもので英語力が問われるわけではありませんが、入学後は英語に触れる場面が多くあります。合格が決まってからでもかまいませんので、音に慣れるところから少しずつ始めておくと、入学後の負担がやわらぎます。
倍率はどのくらいですか
学校は転編入試験の志願者数や合格者数を公表していません。募集人数も「若干名」と示されるのみですので、倍率を数字で示すことはできません。募集の枠が小さいという前提で準備を進めてください。
いつから準備を始めればよいですか
範囲が現在の学年の3月までですので、少なくとも半年前から、いまの学年の内容をていねいに固めていくのが現実的です。どこから手をつけるとよいか迷われる場合は、オンライン個別相談でご一緒に組み立てていきましょう。学校全体の情報は開智所沢小学校の受験情報まとめもご覧ください。
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